岡山城(岡山市北区)の天守閣や月見櫓(やぐら)(国指定重要文化財)などで、鋭利なものでひっかいたような傷が計30カ所見つかり、城を管理する市が19日、発表した。被害届を受けた県警岡山中央署は文化財保護法違反や建造物損壊などの容疑で捜査している。 傷はいずれも線状で、長さ3センチ~1メートルほど。市などによると18日午前、天守閣を清掃中のスタッフが展示ケースの傷を見つけた。その他の場所も確認したところ、地下1階から地上6階までのすべての階で、柱や壁など計23カ所で傷が見つかった。さらに戦災をくぐり抜けた本丸唯一の建造物である月見櫓でも、扉と壁の3カ所で確認された。スタッフへの聞き取りなどの結果、14日夕方以降につけられたとみられるという。 高知城(高知市)では昨年12月25日以降、松山城(松山市)では今月4日にそれぞれ複数の傷が天守などで見つかった。岡山県警は関連を含めて調べる。 岡山城の月見櫓は第4代城主池田忠雄が江戸初期に建て、創建時の形で残る。天守閣は戦災で焼失し、1966年に再建された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
カジュアルとエレガンスの融合、力強く世界へ エトロ
エトロが2021年秋冬メンズコレクションを、無観客のショー映像で発表した。 ペイズリー柄のハーフパンツや、ベースボールキャップ、スニーカーなど、活動的なスタイル。ただ、カジュアルなだけではない。スポーティーなフード付きのトップスの上に、優美な植物柄のコートを羽織ったり、ベストを重ね着したり。エトロらしいエレガントさを融合させた。茶色やベージュなど落ち着いた色を基調にしつつ、ところどころ黄色やピンクといった鮮やかな色が効果的だった。 モデルたちは影が差す室内を歩いているが、最後に一斉に街へと繰り出す。一人一人の色彩がより鮮やかになり、自由にのびやかに足を踏み出す姿は力強い。いまだ気軽に外に出られない世界的な状況の中で、明るい希望を見せるようだった。(神宮桃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「誘われて梨畑に行った」 182個窃盗容疑の元実習生
埼玉県神川町の畑から梨を盗んだとして、県警は19日、いずれもベトナム国籍の元技能実習生で群馬県伊勢崎市のグエン・ヒュー・トー(28、男)とドー・ティ・ハオ(38、女)=いずれも出入国管理法違反(不法残留)罪で起訴=の両容疑者を窃盗容疑で再逮捕し、発表した。調べに対し、トー容疑者は「今は言えません」、ハオ容疑者は「トー容疑者に誘われて梨畑に行って盗みをした」と述べているという。 捜査3課によると、逮捕容疑は昨年9月4~5日、何者かと共謀して神川町植竹の畑から梨182個(7万2800円相当)を盗んだというもの。ハオ容疑者は、トー容疑者が運転する車で別のベトナム人の男2人とともに現場に向かい、自分と男2人で梨を盗んだと話しているという。 埼玉県や北関東では、果樹の窃盗被害が相次いでいる。埼玉県内では昨年8月以降、神川町など3市町で少なくとも梨計5500個(計約138万円相当)や別の市町でもブドウやイチゴの盗難被害が確認されており、関連を調べる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コンビニで健康ごはん、子ども向けに可能?栄養士に聞く
毎日の食事作りは大変です。コロナ禍でリモートワークが進む中、自分一人の食事ならコンビニエンスストアの弁当や総菜ですませられても、子どもの夕食までとなると考え込むのではないでしょうか。子育て世帯でも、健康に気をつかった「コンビニごはん」は用意できるのか。コンビニ食について発信を続けている東京労災病院の管理栄養士、平澤芳恵さんに聞きました。 共働きの増加や育児、介護の負担から、多くの人にとって、毎日3食を手作りすることは現実的でなくなってきていると感じます。厚生労働省の昨年の調査結果を見ても、20~40代の6割近くが週1回以上、コンビニなどの弁当や総菜を利用しています。 高カロリーなものばかりだったコンビニ弁当も近年はサイズが小型化しています。ミニ弁当やグラタン、ドリアはお子さんにもおすすめです。 最大の課題は、塩分です。減塩に配慮された商品や減塩ドレッシングも売り出されてはいますが、全体として、塩分が特に子どもにとっては多すぎます。また、親としては添加物の量も気になるところでしょう。 そこで、少し目先を変えて、これらをとった後に「いかに体の中から出すか」を考えるのはどうでしょうか。塩分などを排出しやすい栄養素は、大きく分けて二つあり、コンビニの総菜でも十分にとることができます。 まず、カリウムです。多くの野菜や果物に含まれます。主菜に、野菜スティックやゴーヤーチャンプルー、カットトマト、品目の多いサラダを組み合わせるのがおすすめです。ドレッシングは少なめにしましょう。冷凍食品のカット野菜やカットフルーツも、そろえておくと便利です。 もう一つ、食物繊維にも塩分を排出する効果があります。便秘の子どもも多いので、大切です。サツマイモやカボチャが入った総菜、きんぴらごぼう、ひじきがおすすめです。 野菜のかげで忘れられがちな 野菜に加えて忘れがちなのが、子どもの成長には欠かせないたんぱく質です。冷蔵コーナーにあるチルド食品を使ってとれば、忙しい子育て家庭にも時短になります。サラダチキンや厚焼き卵は、一手間加える時にも手軽です。 肉よりも魚が不足しがちだと思うので、チルドタイプのサバのみそ煮や、レジ横のあじフライ、ツナやサケなどの缶詰も、とてもおすすめです。 おでんも、ちくわ、つみれ、卵、はんぺんなどがたんぱく質源として役立ちます。大根や牛すじは、味がしみすぎていることが多く、塩分過多が心配です。つゆも塩分が多いので控えめに。カリウムを多く含む、こんにゃくや昆布巻きも選ぶとよいでしょう。 おすすめのお菓子は ただ、せっかく健康的な組み合わせのごはんを買っても、ついでに菓子パンやスナック菓子を買ってしまっていないでしょうか。 菓子パンは糖分、スナック菓子… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「国道40号ばばばばば…」北海道開発局のツイート暴走
国土交通省北海道開発局の道路情報のツイッターアカウントが19日午後、「通行止のお知らせ」で「ばばばばばばえおうぃおい~……」などと、意味が不明なメッセージを発信した。同局は「作業上のエラー」と説明している。同局はツイートを削除し、同日午後5時ごろには「ツイートに誤作動がありました」と改めて投稿した。 問題のツイートは、「通行止のお知らせ 29日午後4時18分より国道40号ばばばばばばえおうぃおい~べべべべべべべべべえべえええべえべべべえ(9.9km)で通行止を実施しています」というもの。数万件のいいねやリツイートがあった。 国道40号は北海道旭川市と稚内市を結んでいる。同局広報室によると、実際には通行止めは発生していなかったといい、今回の原因については「道路情報のシステムを管理している委託業者の作業上のエラーだった。外部からの攻撃などではない」などと答えた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
リンゴ皮むき18m、妹が姉の記録更新 研究の成果出た
愛知県豊橋市の市立富士見小学校で15日、約390人の全校児童が参加するリンゴの皮むき大会があった。刃物の使い方を学び、集中力を高めよう、と開校した1984年度から続く伝統行事。40分の制限時間内にどれだけ長く皮をむけるかを学年ごとに競い合った。 学年優勝した西岡莉々歩(りりあ)さん(5年)の記録は18・79メートルで、姉の優李さん(6年)が前年度に8年ぶりに塗り替えた校内記録(17・18メートル)を大きく上回った。自宅で研究するなど姉妹で腕を磨き、大会に臨んだ。莉々歩さんは「来年はこの記録を超えたい」と話した。(床並浩一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鼻出しマスク受験生、再三の注意に「どこにも根拠ない」
マスクを鼻上まで上げるよう再三注意されても従わず、成績が無効になった大学入学共通テストの受験生。試験会場で何が起きたのか。同じ教室で受験した男性(18)が朝日新聞の電話取材に応じ、当時の様子を語った。 16日昼、男性が共通テスト試験会場の都内の大学の教室に入ると、近くの席の受験生の男が監督者と言い争っていた。マスクの着用方法についてだった。午前中の地理歴史・公民から受験していたようで、押し問答になっていた。 「鼻までをマスクで覆うように」。そう注意する監督者に対し、男は「マスクの着用方法については試験要項に書いていない」と反論。午後の国語の試験開始後も、監督者は書面で何度も注意をしていたが、男は紙を振り払うなどして、拒否し続けていた。 国語の試験が終わり、休み時間になると、監督者はまた男の元へ行き、着用方法を指導。それでも、「どこにも根拠がない」と言い続けていた。休み時間が終わり、英語(リーディング)の試験でも再三注意されていたが、マスクは鼻下のままだった。 リーディングの試験中に、監督者が不正行為と認定し、試験が継続できないことを通告する紙を示した。リーディングの試験後、移動を求められた男は「絶対に動かない」と話し、退室を拒否。男性を含む他の受験生は別室への移動を余儀なくされた。 この影響で、次の英語(リスニング)のテスト開始は5分ほど遅れた。大学側は、マスクをきちんと着用できないのであれば、別室で受験できることも説明していたが、男は拒否したという。 男性は「鼻上までのマスクは確かに息苦しいが、みんなルールを守って受験した。大学側は正当な対応をしていたと思う」と話した。(阿部朋美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
甲子園Vの元主将、強盗致傷の起訴内容認める 千葉地裁
千葉県八街市で2019年4月、強盗目的で住宅に侵入し、住人にけがをさせたとして、強盗致傷などの罪に問われた無職千丸(ちまる)剛被告(21)=東京都町田市=ら20代の男4人の裁判員裁判の初公判が19日、千葉地裁であった。4人は「間違いない」と強盗致傷の起訴内容を認めた。千丸被告は花咲徳栄高(埼玉)の野球部が2017年夏の甲子園で優勝した時の主将。 起訴状によると、4人は金品を奪う目的で、19年4月26日午後9時40分ごろ、八街市の住宅に侵入。バールで住人夫婦を殴るなどし、夫に頭蓋骨(ずがいこつ)骨折など全治約3カ月の重傷、妻の額に全治約10日の切り傷の軽傷を負わせたなどとされる。妻が大声で助けを求め、周辺住民の声が聞こえたたため、何も取らずに立ち去ったという。 検察側は冒頭陳述で、千丸被告は他の3人と犯行時まで面識がなく、犯行を計画したのは千丸被告ではないとした上で、犯行直前に他の被告らとともに凶器を買い、同じ車で現場に行くなど、計画性を認識していたと指摘。「共犯として責任を負う」とした。 弁護側は「千丸被告は大学の野球部で先輩から受けた理不尽なしごきが原因で退学し、自暴自棄になっていた」と主張。知人から「金を運ぶ仕事がある」と誘われ参加したが、「犯行直前に車内で説明を受けるまで強盗をするとは知らず、現場でも恐怖から手が震えて暴行できなかった」などと述べた。千丸被告の被告人質問は26、27日に行われ、判決は2月4日に言い渡される予定。(福冨旅史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
和洋折衷極めたオンリーワンな銭湯 休業後も人気の理由
ユニークな外観で、銭湯で初めて国の登録有形文化財になった大阪市生野区の源ケ橋(げんがはし)温泉が昨春、約80年の歴史に幕を下ろした。ただ、随所に工夫がこらされた建物の見学希望者は後を絶たず、昨秋は浴室でオンラインライブも開かれた。経営者は建物を守っていく思いを新たにしている。 謎の自由の女神像がお出迎え 大阪市生野区の生野本通商店街から路地に入り、まっすぐ進むと、源ケ橋温泉が姿を現す。 約900平方メートルの敷地に立つ木造2階建ての瓦ぶき建物だ。屋根にはしゃちほこのほか、窓枠に2体の自由の女神像が付いている。窓にはステンドグラスが多用され、玄関前には「源ケ橋」と彫られた石柱も。和洋折衷の外観に誰もが目を奪われる。 脱衣所の高さ約10メートルの天井にはシャンデリアがあり、重厚感と開放感が味わえる。浴室の床は大理石で、オパール石で四方を囲んだ「原石風呂」もある。 2代目経営者の中島弘(ひろむ)さん(78)によると、建物は1937年に地元の地主が建築した。中島さんが生まれた42年に父の貞次さんが借り受け、銭湯として営業を始めた。その後、土地を買い取った。 拡大する源ケ橋温泉の外観。屋根や窓枠にしゃちほこや自由の女神像があしらわれている=2021年1月18日午後2時8分、大阪市生野区林寺1丁目、細見卓司撮影 当時は戦争まっただ中。空襲で焼け残った木材を拾い集め、風呂をたいたこともあったという。終戦後は客足が一気に増え、1日1千人にのぼった。中島さんは「商店街から銭湯前まで二重にも三重にも列ができた」。 営業開始の頃からほとんど変わっていない建物の外観がなぜこうなったかは中島さんも知らない「謎」だ。自由の女神像は「入浴」と「ニューヨーク」をかけただじゃれでは、といわれている。 燃料高騰・銭湯離れ…時代の変化が直撃 好調に陰りが見え始めたのは70年代のオイルショックの頃だ。燃料価格が高騰し、専門業者から卸してもらえなくなる事態に陥った。「泥のような廃油も燃料にしたが、徐々に業績が下降線をたどっていった」と中島さん。 拡大する大理石が敷かれた浴室=2020年12月16日午前11時6分、大阪市生野区林寺1丁目、細見卓司撮影 風呂付きの家が当たり前になっ… 【1/25まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ドコモ口座不正引き出し事件、容疑の中国籍男女を逮捕
NTTドコモの電子決済サービス「d払い」の支払いに使われる「ドコモ口座」に、全国の銀行の口座から不正に預金が移された問題で、警視庁は19日、東京都に住む中国籍の留学生で、20代の男女2人を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。同庁は指示役や共犯者がいるとみている。捜査関係者への取材でわかった。 問題の発覚は昨年9月。ドコモ口座と連携していた地方銀行やゆうちょ銀行、イオン銀行の多数の個人口座から無断で預金が移され、買い物に使われたことが判明した。ドコモ口座を利用したことがない人の銀行口座が被害に遭ったケースもあった。ドコモと銀行のセキュリティー対策の甘さが背景にあり、被害のなかったほかの銀行も次々とドコモ口座へのチャージを止めた。 捜査関係者によると、2人は昨年8月末~9月初旬、岡山県に住む面識のない男女になりすまし、この2人が所有する中国銀行(本店・岡山市)の個人口座とドコモ口座を連携。複数回にわたり、男性の預金約20万円と女性の預金約50万円をドコモ口座に移した疑いがある。被害に遭った男女はドコモ口座の利用者ではなかった。 2人は、約20人分の「d払い」のアカウントで加熱式たばこやiPadを約500万円分購入していたとみられ、同庁が経緯を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル