大山稜2021年11月24日 14時42分 船舶事故の際に使われる信号用の火薬類を無許可で売ったなどとして、警視庁は24日、和歌山県田辺市の船舶用品販売会社「アクアビーチ」社長の男(57)を火薬類取締法違反(無許可販売)の疑いで書類送検した。法人としての同社も送検した。社長は「販売に許可がいると知らなかった」と供述しているという。 生活環境課によると、送検容疑は2019年5月~20年6月、県知事に無許可で、船舶の遭難時に使われる「信号火せん」などの火薬類8点を通販サイトを通じて小型船の所有者や漁業関係者ら6人に売ったというもの。 救命胴衣などの商品と一緒に梱包(こんぽう)し、宅配便で発送したとする同法違反(混包の禁止)容疑でも送検したという。同課は、同社が13年以降にこうした火薬類を全国の約30人の客に売り、計約130万円を売り上げたとみている。 同課によると、同社が売っていた火薬類の威力は自動車用の発炎筒の80~100倍ほどだった。同課は「不適切な管理は重大事故を引き起こす可能性がある」と指摘し、業者に注意を呼びかけている。(大山稜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
郵便配達員、クレカを横領した疑い 「商品券、株主優待券も」供述
2021年11月24日 15時00分 客に配達するクレジットカード入りの封筒を着服したとして、警視庁は24日、赤羽郵便局(東京都北区)課長代理の阿部淳一容疑者(34)=千葉県松戸市=を業務上横領容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、「生活に余裕がなかった」などと話しているという。 赤羽署によると、阿部容疑者は集配担当の課長代理で配達員。署の調べに対し、昨年11月以降、郵便物の仕分けや配達中に封筒を勝手に開き、クレジットカードや商品券、株主優待券などを繰り返し着服したことも認めているという。 逮捕容疑は、郵便物の配達をしていた8月初旬、客に届けるはずのクレジットカードが入った封筒を着服して横領したというもの。 このカードはコンビニや家具店での買い物に約50回使われ、計約20万円分の支払いに充てられていた。阿部容疑者は「本人のサインの必要がない3万円以内の買い物を繰り返した」といった趣旨の説明をしているという。 日本郵便東京支社の広報担当者は「事実であれば詳細を把握し、再発防止に取り組みたい」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
朝まで営業、歌舞伎町の「紹介制」賭博店を摘発 店長や客ら逮捕
2021年11月24日 11時30分 東京・歌舞伎町の雑居ビルで賭博店を開いたとして、警視庁は店長や従業員ら30~40代の男4人を賭博開帳図利容疑などで逮捕し、24日発表した。容疑を認め、「5月に開店し、約2700万円を売り上げた」と話しているという。 同庁は賭博店が暴力団の主要な資金源になっているとみて対策を強化している。都内では今年に入って歌舞伎町や六本木、大田区でタワーマンションや雑居ビルに入った店を摘発してきた。 組織犯罪対策4課によると、逮捕されたのは、店長の塩尻誉征(47)=新宿区大久保1丁目=、吉田泰旭(36)=同区新宿7丁目=の両容疑者ら。23日未明に共謀し、新宿区歌舞伎町2丁目の雑居ビルの一室で複数の客に現金をかけるポーカー賭博をさせた疑いがある。同課が家宅捜索し、現場で取り押さえた。20~50代の客10人も賭博容疑で現行犯逮捕し、証拠品としてポーカー台や現金約500万円、顧客名簿を押収したという。 塩尻容疑者らの店は「ランボ」。看板を掲げ、週に3回、午後8時半から翌午前6時に営業していた。摘発を免れるため、紹介制で集客していたという。 警視庁幹部は「賭博店の摘発は暴力団への打撃となる。客側の摘発も進めていく」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無関係の人の情報取得→保存期限過ぎ容疑者特定できず 大阪府警
大阪府警が、大阪市内の駅改札でのトラブルでけがをしたとの被害届を受けて捜査していた事件で、容疑者とみられる男と間違え、無関係の人の改札機利用データを取得するミスがあったことがわかった。ミスに気づいた時点で改札機の利用データは消えており、容疑者は特定できていない。府警は被害届を出していた男性側に謝罪した。 被害届を出していたのは40代の男性会社員。 男性によると、昨年7月20日朝、大阪市中央区の南海難波駅で改札機にかざそうとしたスマートフォンが横から割り込んできた男のスマホと接触した。改札機から通過音がした直後、エラー音も鳴って扉が閉まった。男はスマホをかざし直して先に改札機を通り抜け、直後に続いた男性にひじ打ちをしたという。 男性は腹部打撲で2週間のけがをし、翌日、府警南署に被害届を出した。 捜査関係者によると、捜査を始めた府警の捜査員は数日後、改札機内に残っていた利用履歴データを調べた。この際、男の直前に改札を通過した人のデータを誤って持ち帰ったという。 府警は昨年11月、事情を聴くため、データの名義人に来署を求めた。11月25日に南署で話を聴き、改札口の防犯カメラ映像も確認したところ、この人は無関係だと判明した。捜査員は履歴を調べ直そうとしたが、保存期限を過ぎていてすでに消去されていたという。 男性によると、捜査員は11… この記事は会員記事です。残り418文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「大量生産」される犬や猫、背景に華やかな店頭 規制が遅れる日本
日本では、繁殖業者やペットショップに対する規制の強化は、過去4回の動物愛護法改正のたびに議論されてきた。業界団体の激しい抵抗で思うように進まなかったが、2019年に可決、成立した改正動物愛護法では、飼育環境に具体的な規制が定められるなど一定の前進が見られた。ただ欧米の先進的な国の水準には至っていない。 繁殖業者を巡っては、長野県松本市で4日、十数年以上前から犬の繁殖場を営んでいた男ら2人が県警に動物愛護法違反(虐待)容疑で逮捕される事件があった。劣悪な環境で衰弱させたり、病気になったのに適切な措置をしなかったりして362匹を虐待した疑いがある。市内2カ所で計約1千匹を飼育していたという。 なぜ、このような繁殖業者が営業を続けてこられたのか。背景には、流通小売業者のペットショップを中心として成長した生体販売ビジネスがある。 生後56日超まで犬猫の販売禁止 衝動買いの抑制へ 日本には現在、数十店から100店前後を展開する大規模ペットショップチェーンが10社以上ある。1社あたり毎年1万~4万匹程度の犬猫を販売しており、新たに飼い始める人のうち犬では53・7%、猫では16・6%がショップで購入している(20年、ペットフード協会調べ)。国内で飼育されている犬猫の数は推計約1813万匹(同)だ。 ペットショップの主な仕入れ… この記事は有料会員記事です。残り1896文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Swallows make themselves at home at Tokyo Dome
Thousands of umbrellas bobbed up and down to the rhythm of “Tokyo Ondo,” creating a glittering canopy in the stands at Tokyo Dome as the stadium lights reflected off plastic umbrella panels while the familiar melody rang out across the stadium before the top of the seventh in Game 3 […]
Shohei Ohtani makes 2021 All-MLB Teams as both hitter and pitcher
New York – Major League Baseball announced its third annual All-MLB teams Tuesday, with Los Angeles Angels two-way star Shohei Ohtani making the first team as a designated hitter and second as a pitcher. The 27-year-old, who won the American League MVP Award unanimously last week, was a top hitter […]
「ぬるそう」「渋そう」と客選別 水回り修理で詐欺容疑、業者の手口
事前の電話で、だましやすいかどうか見極めていたか――。水回りの修理に乗じた詐欺グループのSNSを兵庫県警が調べたところ、依頼者との会話から詐欺のターゲットを選んでいた疑いがあることがわかった。依頼者を二つの言葉で分類していたという。 県警は詐欺の疑いで、水道工事業者「町の水道屋受付センター」社長の男5人を逮捕し、16日発表した。いずれも黙秘しているという。 逮捕容疑は昨年8月、洗面台の配管の水漏れ解消を依頼した福崎町の60代男性に「部品の販売が終わっている」とうそをつき、洗面台全体を交換。さらに床下の排水管を新設したように装って計37万円をだまし取ったなどというもの。 また昨年2月、トイレの詰まり解消を依頼した明石市の70代女性=故人=に対し、排水管が65センチしかないのに6メートルあるとうそをつき、6メートル分の詰まり解消工事などとして約14万円を請求。2万円をだまし取った疑いもある。 生活経済課によると、被害までの流れはこうだ。 被害者側はインターネットで… この記事は会員記事です。残り419文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
4年前の長男殺害容疑、周囲にほのめかしたか 京都府警が母親逮捕
2021年11月24日 6時00分 4年前に当時3歳の長男を水死させたとして、京都府警は、母親で無職の久木山佳代容疑者(37)=京都府宇治田原町銘城台=を殺人容疑で逮捕し、23日発表した。久木山容疑者は当時「子どもがおぼれた」と自ら119番通報していたが、最近になって殺害を周囲にほのめかしたという。 捜査1課によると、久木山容疑者は2017年11月24日午後6時から同6時30分ごろ、当時住んでいた同府木津川市山城町上狛のアパートの一室で、当時3歳の長男永時(ながとき)ちゃんを湯を張った浴槽に沈めて水死させた疑いがある。久木山容疑者は「息子を浴槽の湯に沈めて殺した」と容疑を認めているという。 同課によると、久木山容疑者は当日、午後6時30分ごろ119番通報。救急隊員が駆けつけた時は浴室の洗い場で長男に心臓マッサージをしていた。府警に対して「浴槽の湯がたまる頃に子どもが浮かんでいるのを見つけた」などと説明していたという。永時ちゃんは搬送先の病院で約2時間後に死亡が確認された。 翌日の司法解剖では水死と推定され、継続的な虐待を疑わせるような外傷はなく、事件性の有無は判断できなかった。当時、児童相談所から府警への相談もなかったという。 だが、捜査関係者によると、久木山容疑者はこの1年ほどの間、周囲に永時ちゃんを殺害したことをほのめかし、府警にも情報が寄せられていたという。 久木山容疑者が当時住んでいた近くの住人らによると、久木山容疑者は5人家族で、仲良くそろって歩く姿がよく見られたという。近所の女性(78)は「1歳の頃の永時ちゃんを抱っこしたが、人見知りしないかわいらしい子だった。よくあいさつもしてくれる優しいママさんだったし、信じられない」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ダムカードリニューアルでクラファン 目標150万円、北海道が募る
中野龍三2021年11月24日 8時00分 ダムを訪問した時にもらえるダムカード。北海道は管理するダム18基のカードを配布しているが、配布開始から5年を機にカードをリニューアルするため、経費を賄うための寄付を募っている。ネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)の活用で関心を高め、ダムへの訪問者を増やしたい考えだ。 ダムカードは、ダムの写真や情報が記載されたカード型のパンフレット。国土交通省などが各地のダムで配布しており、全国のダムを訪問する愛好家らの間で人気がある。 道は2016年度から道営の補助ダムのカードを配布しており、これまでに18種類約11万枚を配った。コロナ禍で配布を休止していたが、10月1日から再開した。 今回のカードリニューアルでは、ダムの写真などを新しくする。CFで集めた寄付金を作成費に充て、来年4月からの配布を目指す。目標額は150万円。 道建設部維持管理防災課の担当者は「ダムを訪れる人を増やし、周辺にも足を伸ばしてもらい、地域の活性化につなげたい」と協力を呼びかけている。 寄付は1口1千円以上で、税控除の対象になる(2千円を超える部分)。寄付した人にはお礼状と道内のダムカードマップが贈られる。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」のほか、道庁に郵送やメールで申し込める。募集期間は来年1月20日まで。問い合わせは道建設部維持管理防災課(011・204・5650)。(中野龍三) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル