岸田文雄首相が17日、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)に対して宗教法人法に基づく調査に乗り出すと表明した。解散命令請求につながる可能性もある調査とは一体、どんなものなのか。今後の見通しは? 宗教法人法は解散命令の理由に該当する疑いがある場合、法人の業務や事業の管理運営について報告を求めたり、法人の役員らに質問したりできると定める。それぞれ「報告徴収権」と「質問権」といわれる権限だ。 この規定はオウム真理教の事件が契機となった法改正で盛り込まれた。オウム真理教には当時初めて解散命令が出されたが、所轄庁は解散命令請求に該当する疑いがあると考えても自ら確認する手段がなかった。 報告徴収権は、行政機関が調… この記事は有料記事です。残り682文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 旧統一教会問題 2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
満員電車内でスカート切り女子高校生を触った疑い 23歳男を再逮捕
2022年10月17日 18時39分 電車内で女子高校生のスカートをはさみで切って尻を触ったとして、大阪府警は17日、大阪府門真市野里町の無職加久翔人容疑者(23)を強制わいせつと器物損壊の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認め、同様の行為を「8月ごろから数回した」と供述しているという。 捜査1課によると、加久容疑者は9月下旬の午前、府内を走行していた京阪電車内で、10代の女子高校生のスカートをはさみで切り、手を入れて尻を触った疑いがある。当時車内は満員だったという。府警には8~9月、同じ路線の車内やホーム上で女子高校生が通学途中にスカートを切られたり、尻を触られたりしたという相談が他に7件寄せられているという。 加久容疑者は府内の路上で9月下旬、帰宅途中の女子高校生に後ろから抱きついて尻を触り、転倒させて約2週間のけがを負わせたとして、強制わいせつ致傷容疑で府警に逮捕され、10月13日に同罪で起訴されていた。加久容疑者は「最初はスカートの上から触っていたが、満足できなくなり、スカートをはさみで切って触るようになった」と供述しているという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
1億円芸人「ノンスタ」石田 路上から王道へ 不運をネタに逆転人生
これも石田、あれも石田……。 最近、吉本興業からのプレスリリースを見ては、石田明(42)の名前が目に入る。 M-1元王者のお笑いコンビ「NON STYLE」としての活動はもちろん、漫才の漫画を作ったり、NSC(養成所)では講師を務めたり。 今月はとりわけ忙しそう。 10月23日まで開催中の大阪城夢祭で、自らがプロデュースした企画が封切りされている。「大阪楽市楽座」と名付けたイベントで、大阪城公園を舞台に漫才や芝居などエンタメをめいっぱい見せる。 18日には、自身もコンビで漫才に立つ。 屋外で屋根なしの、ストリート漫才。 20歳のころのように。NSCの出身ではないため、劇場に立つ機会のなかった2人の原点だ。 22年ぶりの披露になる。 記者会見では、こんな質問が出た。 「忙しすぎて、漫才する暇ないのでは?」 答えはノー。「僕ほど漫才を作っている人間はいません」 是が非でも漫才を手放さない執念が伝わってくる。 笑うしかない人生→賞金1千万→1億 そもそも、大阪での生い立ちが漫才のよう。 ド貧乏な家に生まれ、失敗ばかり。 やがて数々の賞レースを勝ち上がり賞金1千万円、さらには1億円のビッグマネーをつかむ「オチ」は、天変地異の衝撃としかいえない。 そこへいきつくまでの半生は、とにかくツイていなかった。 なにもなかった人が、なにかをつかむ。天下取りの道の始まりとは――。 父はケンカと借金が得意で… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本のものづくりの極致は…グミ? 松岡さくらと安部若菜が探る起源
NMB48のレッツ・スタディー!経済編⑩ モノの値段はどう決まる? 人気投資漫画「インベスターZ」にNMB48メンバーが入り込み、経済知識や理解を深める「NMB48のレッツ・スタディー!」経済編。NMB48の安部若菜さん(21)と松岡さくらさん(19)が「インベスターZ」の登場人物たちと一緒に「お金と経済」について考えます。(構成・阪本輝昭) ■松岡さくらさん、グミづくりに挑戦! 味の方は… 松岡さくら:「わかぽん先輩、グミは好きですか?」 安部若菜:「グミ? お菓子のグミ?」 松岡:「そうです」 安部:「うん、たまに買うよ」 松岡:「私、グミが大好きなんですよ」 安部:「そうなん? かわいいね」 松岡:「大好きすぎて、自分でつくってきちゃいました。わかぽん先輩、よければ」 安部:「えっ……」 松岡:「ハート型にしたんですよ。わたし的には、この昆布だし風味がおすすめです。どうぞ」 安部:「あ、ありがとう。でも今日はやめとくね。明日、東京でライブに出るので……」 松岡:「どうして、おなかをこわす前提なんですか!?」 神代圭介(道塾学園「投資部」主将):「なんで自分でつくろうと思ったの?」 松岡:「毎日お店で買っていると、それなりにお高くつくじゃないですか。私ケチなので、自分で安くつくってみようって」 財前孝史(投資部員):「そんな理由!?」 松岡:「調べてみたら、主な材料は水あめ、お砂糖、果汁、ゼラチンだというので。もしかしたら自分好みのグミを低コストで生産できるかな?って」 神代:「で、うまくできた?」 松岡:「いやあ、それがやっぱりというか、難しくて。なかなか好みの硬さにならなかったり、味も薄かったり甘すぎたり……」 安部:「ちょっと、それを私に……!?」 松岡:「違うんです、これは、たまたまうまくできたやつなんですよ!」 財前:「実際、お得だった?」 松岡:「いえ、あんまり。だいぶ失敗作をつくってしまったし。私は果汁のジュレが中に入っているタイプのグミが好きなんですが、それはとても家では再現できなかったし、風味も香りも市販品には遠く及ばないし」 財前:「市販品をさっさと買ったほうがお得だったと……」 安部:「グミって本当に種類豊富で、食感もいろいろだよね。最近は高級志向の商品も出ているし。風味や食感をよくして、安定して生産するためのコストも考えると別に高い値段じゃないよね。商品の値段には、材料費だけじゃなくて、いろいろなものが乗っているからね」 松岡:「改めてそう思いました。付加価値って目に見えないものがありますもんね」 ドイツ発祥の「グミ」…当初は「面白商品」扱い!? 神代:「安部さんは買い物をするときに何を重視するタイプなの?」 安部:「お買い物をするときは、価格よりも自分の感性を大事にする方だよ。いいと思ったものは、どんだけ高くても買うし」 財前:「あれ、意外……」 安部:「アイドル活動においては『コストパフォーマンス』も多少考えるけどね。やみくもに全部頑張ろうとするんじゃなくて、努力の方向性を、自分の能力を生かせる分野に振り向けたいという意味で、だけど」 神代:「グミってもともとは100年ほど前、ドイツ発祥のお菓子といわれているよ」 松岡:「えっ! 日本生まれのお菓子だと思っていました。『ぐみっ』としているし」 神代:「ドイツ語でゴムを意味する『Gummi』が由来だとされていて、その名の通り、子どもの歯を丈夫にする効果もある、硬いゴムのような食感だったみたいだよ」 安部:「それを日本に持ち込んだ人がいるわけね? なかなかの冒険だったんじゃない。ヨーロッパに比べると、日本は硬い食べ物に慣れていないし……」 神代:「菓子大手の『明治』が1980年に発売したコーラ味の『コーラアップ』が日本における初のグミ製品といわれているね」 松岡:「40年以上も前なんですね。それ以前は日本にグミはなかったんですか?」 神代:「1990年9月22日の朝日新聞記事によると、それ以前にも動物などの形をしたグミがわずかに輸入されていたが、『あくまで面白商品のような扱いだった』と。でも、『明治』の担当者が『欧州であれだけ定着しているのだから』と試行錯誤を繰り返し、製品化にこぎつけた……とある」 安部:「日本人好みのやわらかい食感がプラスされたことで、普及の糸口ができたのね」 神代:「でも、当初は子ども向け商品にとどまっていた。『明治』のサイトによると、グミ市場を一気に拡大させたのが『果汁グミ』の登場(88年)。果物のさわやかな風味を再現したことに加え、材料成分の配合の工夫などで、『弾力があるのに歯切れがいい』という絶妙な食感を実現させた、とある」 安部:「子どもだけじゃなく、中高生や若い世代にも広まったんですね。万人に好まれる『かみ心地』に行き着くのって、すごく繊細な作業の積み重ねだったんだろうな。でも、そこで突破口が開けたおかげで、今では様々なメーカーのいろんな種類、多様な食感のグミを私たちは楽しめているのか……。今では、かみごたえのレベルが表示してあるグミなども登場していて、自分の好みの食感を選べるのも便利だよ。グミは現在でも日々進化しているね」 松岡:「わたし、『コロロ』(UHA味覚糖)というシリーズも大好きなんですよ。本物の果物みたいなプルプルした食感で。でも、それは日本のメーカーが長い時間をかけて積み上げてきた技術の結晶だったんですね。それを百数十円というお安い値段で買わせてもらって、すみません……」 海外製品を日本流にアレンジ…ものづくりの源流は鉄砲伝来? 安部:「さくらちゃん、グミを自家製したときの勢いはどこにいったの……」 松岡:「……」 安部:「何、メモしてるの?」 松岡:「私の日本史ノートです。『1980年、グミ伝来』と」 財前:「『1543年、鉄砲伝来』みたいに書くね……。あっ、そういえば」 安部・松岡:「なになに?」 […]
Buffaloes and Swallows prove last season’s success was no fluke
The 2021 Japan Series was one of the most thrilling in history. Last year’s series between the Tokyo Yakult Swallows and Orix Buffaloes featured some of Japan’s brightest rising stars and two success-starved fanbases hanging on every pitch. Every game was a nail-biter, with five of the six decided by […]
Yu Darvish to start for Padres in Game 1 of NLCS
The San Diego Padres announced Sunday that right-hander Yu Darvish will start in Game 1 of the National League Championship Series against the visiting Philadelphia Phillies on Tuesday. It will be the second time in three playoff series that Darvish has started in the opener after kicking off San Diego’s […]
鉄板は「撮り鉄」「うどん」「ミックスジュース」 徳永ゆうきさん
「ががんっ、ががんががんっ」ってリズムよく刻むあの音が心地いい。大阪市内の淀川の鉄橋を渡る電車の音。実家が近くなので、風向きによっては聞こえてくるんですよ。 僕は幼いころ電車を見ると喜んでいたそうで、おとん(父)が自転車に乗せて淀川沿いをよく走ったそうです。JR、阪神、阪急、いろんな電車が淀川を渡っていく。そのたびに電車を見てた。おとんが「はよ帰るぞ。時間や」って言っても、僕は「いやや。まだ」って答えて、その攻防ですよね。冬は寒くて、粉雪舞い散る中、鼻水垂らしながら見てたことを覚えています。 3~4歳の頃、淀川で阪神電車が鉄橋を渡ってきた時です。僕が手を振ると車掌が振り返してくれたんです。「車掌さんかっこいいな」ってあこがれました。そんなこともあって、車掌じゃなくてもメンテナンスとか、鉄道関係の仕事につけたらいいなと思ってました。 小学生の腕ではやっぱりぶれる ところが、大阪府立高校の在学中にNHKのど自慢のグランドチャンピオンになった。卒業してすぐ上京して、演歌歌手としてデビューしました。 趣味は「撮り鉄」。小学生の頃から使い切りカメラで撮り始めました。現像してみないとわからないんですが、小学生の腕なんでやっぱりほとんどぶれてるんですね。高校生になって、小遣いためて5万~6万円のデジタルカメラを買った。今使ってるキヤノンの一眼レフカメラは2代目です。 演歌の時は着物を着てますけど、普段着は洋服に眼鏡にマスクに帽子姿。だから誰にも気づかれません。喜んでいいのか、悲しんだ方がよいのか複雑ですけど。 ある臨時列車を撮りに行った時です。 徳永ゆうきさんが岐阜羽島駅で偶然撮影できた車両の話や阪神尼崎駅でのルーティンなど「撮り鉄」としての秘話や、鉄道への思いをお話ししてもらいました。 ホームで白髪まじりのおばあ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
佐賀の女性殺害事件 元長崎大生、起訴内容認める 「障害特性影響」
佐賀県鳥栖市の民家で昨年9月、大塚千種さん(当時79)が頭部を鈍器で殴られて殺害された事件で、殺人などの罪に問われている元長崎大生の山口鴻志(こうし)被告(26)の裁判員裁判の初公判が17日、佐賀地裁であった。山口被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状などによると、山口被告は昨年9月10日午後1時ごろ、鳥栖市内で大塚さんの頭部をハンマーで複数回殴り、外傷性くも膜下出血による脳機能障害で死亡させたとされる。 また、前日の9日未明、長崎市の自宅アパート近くの民家の玄関脇にあった発泡スチロール製の保冷箱に火を付け、玄関のガラス戸を破損させたほか、同日午後には自宅でベッドや床上の紙片などにライターで火を付けて床面を焦がすなどしたとされる。 検察側は冒頭陳述で、山口被告は当時在学していた長崎大で単位が足りず、留年が確定的になっていたことなどから「現実から逃れたい」と考えたことが事件につながったと指摘。自宅などに火を付けた後、「何年も刑務所に入るような重い罪を犯せば現実から逃れられると考え殺人を決意した」と述べた。 冒頭陳述などによると、山口被告は9日に自宅などに火を付けた後、福岡市内で宿泊し、10日にタクシーで鳥栖市へ移動してから、歩いて襲う相手を捜し、除草作業中の大塚さんを殺害した。その後、新鳥栖駅からいったん福岡市内に戻り、11日に家族旅行に行った思い出のある大分へ特急で向かい、13日に大分中央署に自首したという。 公判で弁護側は、山口被告には、生まれつき相手の気持ちを理解したり想像したりすることが苦手な自閉スペクトラム症の特性があったと説明。「反社会的な現実逃避の手段しか考えられない状態になった。障害特性が事件に強く影響した」と主張し、量刑を判断する際に十分考慮するよう求めた。判決は25日に言い渡される予定。 山口被告は、沖縄県の高校を卒業し、浪人後に長崎大薬学部に進学した。 佐賀県警は10日に変死事案として把握したが、司法解剖は土日をはさんだ13日に実施し、14日未明の逮捕に合わせて初めて事件を公表した。(大村久) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「昭和思い出す観客の多さ」 島根の伝統行事、3年ぶりの山車に拍手
榊原織和2022年10月17日 14時55分 コロナ禍で2年続けて中止になった松江祭鼕(どう)行列が16日、3年ぶりに島根県松江市の中心市街地であった。熱の入った演技に多くの観客が沿道から拍手を送った。 鼕行列は、鼕と呼ぶ大太鼓を打ち鳴らし、山車を引き回す伝統行事。平安時代の正月行事が起源で、大正時代に現在のような形になったとされる。 13町1団体の約1千人が参加。午後1時半ごろ、先頭の「中茶町」から順に県庁前を出発した。それぞれの山車で老若男女が代わる代わるたたきながら進み、1時間ほどかけて市内を練り歩いた。鼕行列保存会の森脇豊幹事長(64)は「昭和を思い出すような観客の多さ」。沿道にも多くの人が詰めかけた。 南寺町の貝原英人さん(51)は「コロナの影響で参加できた人も少なめ。でも今やれる人みんなで楽しくできた」。東片原町の田中優梨奈さん(17)は「来年もがんばってやっていきたい」と笑顔だった。(榊原織和) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
有明海の再生「開門せず、基金で」 野村農水相が佐賀・長崎を訪問
寿柳聡2022年10月17日 11時58分 野村哲郎農水相が15日、就任後初めて佐賀・長崎の有明海沿岸地域を訪問。国営諫早湾干拓事業の中央干拓地(長崎県諫早市)などを視察し、両県関係者とも面談した。佐賀市では開門請求訴訟の原告・弁護団と意見交換。「有明海再生を実感してもらえるよう取り組む」と述べたが、漁業者が求める開門調査については「開門せず基金での再生を」との立場を崩さなかった。 野村農水相は佐賀県小城市の県有明水産振興センターも視察し、タイラギやサルボウなどの二枚貝や県西南部でのノリの不漁の現状と、県が行ったアゲマキの稚貝放流事業の説明をうけた。 意見交換で原告らは、「開門や非開門の前提をなしにした国との話し合いの場を」と要望。昨季のノリが大凶作だった県西南部の漁業者は、県全体の平均値などをもとに有明海・八代海再生特措法による救済が見送られたことにも言及して適用を求めた。 野村農水相は終了後、報道陣に「我々は開門しないで基金による再生が最良と考えている」と述べ、開門の是非抜きでの話し合いにも難色を示した。特措法適用についても「(国の資金も入っている共済などに加え)さらになんとかということになれば、税金を二重に出すことになる」として平等性の観点から難しいとの考えを強調した。(寿柳聡) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル