2022年10月15日 2時43分 14日午後9時45分ごろ、大阪府富田林市北大伴町1丁目の路上でだんじりが横転し、引き手の男性4人が下敷きになった。府警によると、40~60代の男性4人が病院に運ばれ、うち建設作業員の安田建司さん(52)=同市甲田3丁目=の死亡が確認された。3人もけがを負った。 富田林署によると、だんじりを停止させて左右にゆらしていた際、横転。だんじりをかついでいた4人が下敷きになったという。市内では14日夜からだんじり祭りが始まり、16日まで続く予定だった。事故のあった町内では祭りを中止するが、他の町では予定通り開催する予定という。 現場は近鉄富田林駅から南東約1・5キロのバス停付近。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ドローンが侵入? 滑走路閉鎖で飛行機が一時着陸できず 神戸空港
2022年10月14日 21時53分 神戸空港(神戸市)によると、14日夜、空港周辺にドローンが侵入し、安全確認のため一時滑走路を閉鎖した。旅客機が目的地を変えるなどの影響が出た。けが人は確認していないという。 空港によると、パイロットからドローンの目撃情報があり、午後8時過ぎに滑走路を閉鎖した。上空の安全を確認し、午後9時10分ごろ運用を再開した。 神戸空港に乗り入れているスカイマークによると、午後8時20分ごろ、空港側から「周辺でドローンが飛んでいて、危険があるので飛行機が滑走路に降りられない」と連絡があった。神戸空港に向かっていた便が名古屋に向かうなどしたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウクライナでも展開のHIMARS 北海道で米軍が実弾射撃訓練
岡田昇2022年10月14日 22時00分 北海道内で行われている陸上自衛隊と米海兵隊との共同訓練「レゾリュート・ドラゴン22」は14日、最終日を迎えた。矢臼別演習場(別海町など)では、米軍の高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」の実弾射撃訓練が報道公開された。 開けた台地の一角に止まったハイマースの車両。突然、赤い炎が見えたかと思うと、「ジュワッ」という爆音が聞こえ、車両は白煙に包まれた。発射された方向に目を移すと、弾の軌跡をなぞって煙が伸びていくのが見えた。火薬が入っていない演習弾計12発を約13キロ離れた地上目標へ向かって発射した。 ハイマースは、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、米国が軍事支援の一環として提供していることでも知られる。車輪で走行し、空輸可能な機動性が特長。射程が長く、前線から離れた攻撃目標を正確に狙えるため、ウクライナの戦場でも大きな成果を上げているとされる。 ハイマースの報道公開は当初、今月3日の予定だったが10日に延期。10日も演習弾が届かなかったとして、射撃の形だけとり、実弾射撃は中止していた。(岡田昇) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「遊☆戯☆王」作者の高橋和希さん 事故は女の子を助けに向かう最中
角詠之2022年10月14日 22時24分 沖縄県名護市の沖合で今年7月、人気漫画「遊☆戯☆王」の作者、高橋和希(本名・一雅)さん(60)が遺体で見つかった事故で、海上保安庁は14日、高橋さんが人命救助に向かっている最中だったとみられることを明らかにした。 第11管区海上保安本部によると、事故は7月4日に起きた。恩納村の海にいた女の子と両親の3人が流された際、近くにいた米兵を含む3人が救助に飛び込んだ。両親は自力で助かり、少女も米兵に助けられた。その後、米兵と少女が「日本人風の男性が救助に向かうのを見た」と証言したという。 高橋さんは2日後に遺体で発見された。死因は溺死(できし)だったという。高橋さんの当時の服装や特徴、米兵と少女への聞き取りなどから、海保は飛び込んだのが高橋さんと判断したという。 海保はこうした経緯を把握していたが、「少女の心のケアを優先し、高橋さんのご家族ともご相談の上、事実の公表を控えていた」としている。(角詠之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Swallows sweep Tigers to reach second straight Japan Series
The Yakult Swallows completed a sweep of the Hanshin Tigers with a 6-3 victory in Game 3 of the Central League Climax Series’ final stage Friday, earning a second consecutive trip to the Japan Series. The Swallows won the final stage 4-0 after entering the series with a one-win advantage […]
運転免許は廃止しない 「健康保険証との違い」と国家公安委員長
宮野拓也2022年10月14日 20時26分 谷公一国家公安委員長は14日の閣議後会見で、マイナンバーカードとの一体化により運転免許証を廃止することについて「検討していない」と述べた。 マイナンバーカードをめぐっては、一体化に伴い健康保険証を2024年秋に廃止するとの政府方針が13日に示された。谷委員長は14日の会見で、運転免許証については「廃止ということは検討していない」とし、「そこが健康保険証の扱いとの違いになる」と語った。 また、運転免許証の機能を一体化する時期の前倒しを検討すると河野太郎デジタル相が13日に発言したことについては、「システムに障害が起こらないための品質の確保」が必要だとの考えを示した。 免許証の発行は各都道府県公安委員会が担っている。ただ、都道府県警察の運転者管理システムが現在統一されていないため、警察庁が統一に向けた整備を進めていると述べた上で、「来年1月から一部の府県で、警察庁が設置する新システムの運用を開始する」とした。(宮野拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
7月の参院選は「違憲状態」 大阪高裁、格差是正の姿勢「弱まった」
「一票の格差」が最大3・03倍だった7月の参院選は投票価値の平等を定めた憲法に反するとして、弁護士グループが、近畿地方の6選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、大阪高裁(牧賢二裁判長)は14日、「国会の格差是正の姿勢は著しく弱まっている」として、違憲の一歩手前の「違憲状態」と判断した。選挙無効の訴えは退けた。 二つの弁護士グループが全国14高裁・支部に起こした16件の訴訟で、最初の判決。高裁判決は11月中に出そろい、最高裁が来年にも統一判断を示す見通しだ。 一票の格差は、定数1あたりの有権者数が選挙区ごとに異なるために生じる。今回の参院選では、最少の福井選挙区(約31万8千人)と最多の神奈川選挙区(約96万2千人)の間で3・03倍の差があった。 最高裁大法廷は、最大格差が5・00倍、4・77倍だった2010年と13年の参院選を「違憲状態」、3・08倍、3・00倍だった16年と19年の参院選について「合憲」と判断した。ただ、今回の参院選では、3・03倍に格差が広がっていた。 この日の判決で、大阪高裁は… この記事は有料記事です。残り442文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
148年前のSL、修理終え再出発 汽笛が伝える日本の鉄道の夜明け
日本初の鉄道が新橋―横浜で開業した2年後の1874(明治7)年に英国から輸入された蒸気機関車(SL)が14日、愛知県犬山市の博物館明治村を走った。国内最古の動くSLが大規模な修理を終え、約3年ぶりに汽笛を鳴らした。 明治村によると、輸入された後、新橋―横浜間などを走り、1911(明治44)年に尾西鉄道(現名古屋鉄道尾西線)に譲渡された。明治村では「蒸気機関車12号」として、74年から「9号」(12年に米国から輸入)と交互に客車を引いて走ってきた。 2019年9月から約11カ月かけて、ボイラーの煙管84本を取り換えるなど専門業者による修理を済ませたが、その後、車輪付近の部品が破損しているのがわかった。新しい部品の製作に時間を要し、今月に入って交換できたという。 鉄道開業から150年を迎えた14日、12号は車庫前で汽笛を鳴らし黒煙を上げながら試運転を開始。客車とつながずに駅と車庫の間の引き込み線を往復した。 「輸入から148年経った機… この記事は有料記事です。残り176文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
園バス3歳児死亡、運営法人に改善勧告 マニュアル作成、研修を怠る
床並浩一2022年10月14日 16時47分 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で園児(当時3)が送迎バスに取り残され、熱射病で死亡した事件で、県と市は14日、安全管理体制に不備があったとして、運営法人の榛原学園(増田多朗理事長)に改善勧告を出した。死亡した園児の降車や出欠を確認せず、各種マニュアルの作成や見直し、職員研修も怠っていたという。書面による改善報告と現地調査で改善を促す。 県と市は9月の事件後、認定こども園法などに基づく特別監査に入り、職員20人を対象にした聴取や書類調査を実施。運転手の代理でバスを運行した前理事長が亡くなった園児の降車を確認せず、車内に残したままバスを移動、放置したほか、欠席の連絡がないにもかかわらず、園児の不在に気付いていた担任らが保護者に連絡しなかったことを確認したという。 法人は降車確認の徹底を定めるバスの運行マニュアルを作成せず、事故を防ぐための実践的な研修もしていなかったとされる。 事件をめぐっては、静岡県警が業務上過失致死容疑で捜査している。(床並浩一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「少しでも可能性があるなら」 5歳児餓死の控訴審で母親が説明
福岡県篠栗町で2020年4月、三男の碇(いかり)翔士郎ちゃん(当時5)を餓死させたとして保護責任者遺棄致死罪に問われ、一審の福岡地裁で懲役5年の判決を受けた母親の利恵被告(40)の控訴審の初公判が14日、福岡高裁(松田俊哉裁判長)であった。弁護側は量刑不当を訴え、検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は11月9日。 弁護側は、利恵被告が当時、「ママ友」の赤堀恵美子被告(49)=同罪などで懲役15年の判決、控訴中=から精神的に支配され、正常な判断ができなかったと改めて主張。元夫や残された子どもらとの関係を再構築し、なるべく早く社会復帰することが更生につながるとし、減刑を求めた。 検察側から控訴の趣旨を問われた利恵被告は、「罪を受け入れていないわけではないが、あの日以来バラバラになった家族や子どもたちと、一日でも早く会える可能性があるならと思った」と説明した。 利恵被告は、一審判決後に2… この記事は有料記事です。残り232文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル