2022年10月13日 14時14分 静岡県警によると、13日午前11時50分ごろ、静岡県小山町須走の県道で観光バスが横転した。御殿場市・小山町広域行政組合消防本部によると、4人が重傷で、そのうち1人が心肺停止になり、その後死亡が確認された。ほかに32人が軽傷で搬送したという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「丹波大納言」を知ってほしい 小豆が作りにくい時代の霧と光
高級小豆の「丹波大納言」。立派で煮ても皮が破れないところを、切腹を言い渡されないほど高官の大納言に例えたとの説がある。京都の丹波とともに兵庫も産地で、訪ねた兵庫県丹波市には、「大納言小豆発祥之地」との石碑が立っていた。 お米の収穫の真っ最中、赤トンボの飛ぶあぜ道で、中出靖大(やすひろ)さん(43)に話を聞いた。代々続く農家で、地域の小豆生産者のリーダー役だ。 いかに地域全体の生産量を減らさず、逆に増やせるか。高齢の農家が引退していくなかで、産地の道を探っている。 高級小豆として知られる「丹波大納言」。兵庫県丹波市の生産農家らはこのブランド小豆をどう守っていくか、考えをめぐらせています。日本で長く愛されてきた小豆。次の世代にどう引き継ぐかが問われています。 「丹波霧ってご存じですか」… この記事は有料記事です。残り1198文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中川家・礼二さんが語る「鉄道愛」 嫌いじゃ言えない鉄道ネタ
有料記事 聞き手・松永和彦2022年10月13日 14時00分 鉄道って、興味のない人には単なる移動手段やと思うんです。けど、四季を感じられるのはもちろんだし、どこにでも行ける。当たり前のように時間通りに到着して、当たり前のようにミスなく走らせている。こんなん日本だけですよ。 僕が鉄道好きになったきっかけは、小学4年のときに見た景色。これがいまでも忘れられない。 (京都と大阪を結ぶ)京阪電車の先頭車両の一番前に初めて陣取った。目の前にレールがあって、街の景色があって。それまでまったく興味がなかったんですけど、ガーッと一気に好きになった。家帰って「出発進行ー」って、何のためかわからんけどずっと練習してた。普通はちょっとずつ好きになっていくもんやと思うんですけどね。 関西の鉄道は土地柄やキャラがはっきり出てるのが面白い。 阪急だと、車内でべらべらしゃべってる人がおらんなとか、南海と蓬萊(ほうらい)(大阪市)の「551の豚まん」はやっぱり合うなとか。近鉄は営業キロが私鉄で日本一長いし。阪神間やと、阪急、JR西日本、阪神が並行して走ってて珍しい。地下鉄も好きですよ。大阪メトロは見なくても路線図、描けますから。 中川家・礼二さんの話には「鉄道愛」を感じるエピソードが多くありました。今後やってみたいこともお話ししていただきました。 僕の好きな京阪は、ターミナ… この記事は有料記事です。残り1218文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
SUPで世界めざす高校生 伝えたい「水俣の海のすばらしさ」
ボードの上に立ち、パドルをこいで進む海上スポーツの「スタンド・アップ・パドルボード(Stand Up Paddleboard=SUP)」。この競技の世界選手権に熊本県水俣市の高校生が出場する。故郷の海への思いを秘めて競技に賭けている。 県立水俣高校1年の島津成彰(なりあきら)さん(15)は小学生の時からSUPを始めた。高校のカヌー部に所属する傍ら、地元のクラブチームで競技を続けている。 15・16日に水俣市で開催される全日本選手権に出場するほか、28日からプエルトリコで始まる世界選手権の日本代表にも選ばれた。 長距離のロングディスタンス、短距離のスプリント、技術を競うテクニカルなどの種目があり、腕の力やバランス感覚を必要とする。 醍醐(だいご)味はそれだけではない。「潮の流れや風向きを読んでいかに効率的に進めるコースを取れるか。競技ではそうした駆け引きが重要です」と島津さんは話す。 実際、日本代表の座を獲得し… この記事は有料記事です。残り446文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
熱海土石流、市長への告訴を警察が受理 遺族「行政の責任追及する」
静岡県熱海市で昨年7月に発生した大規模土石流をめぐり、県警は12日、同市の斉藤栄市長(59)に対する業務上過失致死容疑での告訴・告発状を受理した。犠牲者の遺族ら4人が今年8月に提出していた。 告訴・告発状によると、斉藤市長は、土石流の起点となった土地に造成された違法な盛り土の存在を知りながら危険を除去する措置を取らず、被災当日も住民を避難させる注意義務を怠り、27人を死亡させた疑いがあるとしている。 自宅が全壊した太田滋さん(66)は「ようやくスタートラインに立てた。原因を作った人が責任を取れるよう、捜査を尽くして欲しい」と語った。土石流で兄を失った小川泉さん(68)は、9月に台風15号の影響で浜松市天竜区の盛り土が崩落してけが人が出たことにふれ「同じような事例が全国である。私たちが先陣を切って行政の責任を追及する」と狙いを話す。 その上で、「このままでは市… この記事は有料記事です。残り169文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小学校の女子トイレに小型カメラ 「外部からの侵入の可能性」
菱山出2022年10月13日 10時55分 大津市教育委員会は12日、市立小学校の女子トイレに小型カメラが設置されていたと発表した。校長が大津署に被害届を出し、捜査中という。 児童生徒支援課によると、小型カメラは4日午前11時50分ごろ、トイレの清掃を委託されている業者が発見した。発見前の清掃は9月30日で、そのときは不審物はなかったという。発見後、市内の全小中学校に点検を指示したが、他では不審物は見つかっていない。 同課の担当者は「警察からは『外部からの侵入による犯行の可能性が高い』と聞いている。カメラが設置されていた小学校にはスクールカウンセラーを派遣して児童のケアに当たっている」と話した。(菱山出) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Buffaloes ace Yoshinobu Yamamoto stops Hawks’ postseason winning streak
Osaka – Yoshinobu Yamamoto struck out 10 over eight innings, pitching the Orix Buffaloes to a 5-0 win over the Fukuoka SoftBank Hawks in Game 1 of the Pacific League Climax Series’ final stage on Wednesday. The victory at Kyocera Dome Osaka, combined with the Buffaloes’ one-win advantage as league […]
魅力度ランキングの検証報告 群馬県知事「かなり効果あった」
川村さくら2022年10月13日 7時00分 今年の「都道府県魅力度ランキング」について群馬県の山本一太知事は12日、報道陣から感想を問われ、「全体的に見てもランキングの報道が去年より大きくない。実際気がつかなかった」と述べた。県がこれまでに昨年の結果を分析し、統計的に疑問が残り信頼性に欠けるなどと指摘し、検証報告書も公表したことなどが「私から見るとかなり効果があった」と話した。 都道府県魅力度ランキングは民間調査会社「ブランド総合研究所」が毎年発表している。今年分は今月8日に発表され、群馬県は昨年に続いて44位だった。 山本知事は「すでに群馬県の主張はしっかり申し上げた。今年あえて強調する必要はない。去年は県民からも色々反応があったが、知事としてしっかり説明させて頂いた」とし、今年については「統計学的にみて根拠の乏しいランキングだと広がっていると思うので、県民の皆さんからの反応もない。群馬県がちゃんと説明したことは、ランキングを理解していただくために良かったのかなと思う」と話した。 山本知事は今年9月末に、昨年のランキングを分析した検証報告書をまとめたと公表。「統計的に意味のない誤差の範囲でのランキング」などと指摘していた。(川村さくら) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
地域の高齢者の言葉をおみくじに 企画者が忘れられない言葉
「わすれてもいいんです、覚えてることだけ覚えてたらいいんです」 「ちょっとしたことでも気持ち」 福岡県福津市津屋崎4丁目の波折神社で、一風変わった「津屋崎みくじ」が販売されている。書かれているのは、神社周辺の70代以上の住民の言葉だ。 福津市在住のイラストレーター、ベノム三浦直子さん(52)らが企画した。 4年半前に引っ越してきた直子さんは、地域に住む高齢者たちを「ユーモラスで哲学的」だと感じていたという。 忘れられない言葉がある。 昨年父が病気になり、広島の… この記事は有料記事です。残り633文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
循環取引100億円か 東証プライム上場子会社の元嘱託職員詐欺容疑
高嶋将之2022年10月13日 7時00分 警視庁は12日、印刷インキ大手「サカタインクス」(大阪市、東証プライム上場)の子会社「阪田産業」(大阪市)の元嘱託社員、吉田英司容疑者(64)=同市北区=と同社の取引先の会社役員、田村昭成(あきのり)容疑者(58)=同市平野区=を詐欺容疑で逮捕し、発表した。同庁は2人の認否を明らかにしていない。 捜査2課によると、2人は昨年8~9月、阪田産業が太陽光発電関連機材などを購入したと偽り、代金として計約2億4500万円を別の取引先2社の口座に振り込ませ、だまし取った疑いがある。振り込ませた金は田村容疑者の会社を通じ、阪田産業に戻す構図だったという。 こうしたお互いの会社の間で架空取引を繰り返す「循環取引」により、阪田産業では2010~21年に計約100億円の不正な売り上げが計上されていた、と同課はみている。 吉田容疑者は阪田産業の営業担当で、取引先が作成した虚偽の請求書などを会社に提出して代金を支払わせていた。田村容疑者からは約4千万円のキックバックを受けていたといい、今年3月に懲戒解雇された。(高嶋将之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル