コンクリート詰めされたドラム缶から愛知県小牧市に住む男性の遺体が見つかった事件で、傷害致死容疑で逮捕された男4人は、男性を自宅で暴行死させるまで、同県や三重県などを車で連れ回していたことが捜査関係者への取材でわかった。愛知県警はこの間に4人が断続的に暴行を加えていたとみており、亡くなるまでの詳しい経緯について調べている。 逮捕されたのは、内装会社代表の勝田茂(51)=小牧市=、同社従業員奥村博(49)=住居不定=、いずれも下請け業者の小枝浩志(62)=名古屋市北区=、横井秀哉(48)=小牧市=の4容疑者。県警によると、4人は2015年2月上旬、同県や三重県などで、平塚崇さん(当時26)に殴る蹴るなどの暴行を加え、死亡させた疑いがある。 捜査関係者によると、暴行は、4人が平塚さんを車で連れ回している間に断続的に行われていたという。その後、当時平塚さんが住んでいた小牧市の集合住宅の一室に戻り、暴行死させたとみられる。 平塚さんは勝田容疑者から内… この記事は有料記事です。残り232文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
カジノなき横浜「ヒントは現場に」 就任2年目の市長が描く未来図は
有料記事 小林直子、足立優心2022年11月20日 7時00分 政治経験のない研究者から377万都市の首長へ――。 昨年夏の横浜市長選で初当選した山中竹春市長が就任2年目に入った。基礎自治体として最大の人口を抱える横浜も昨年、戦後初めて人口がマイナスに転じた。横浜のあすをどう描いていくのか、山中市長に聞いた。 ――8月末に発表した中期計画の素案で「子育てしたいまち」を基本戦略としました。首都圏の他都市とどう差別化を図るのでしょうか。 横浜には子育て世代にとって魅力的なブランド力が元々ある。しかし、給食の供給体制や待機児童・保留児童の対策、郊外部の移動手段など近隣都市に比べて取り組むべき課題がある。 子育て世代への直接的な支援と、安全安心な生活環境を作ることで、都市の魅力をさらに高め、定住人口の増加を図りたい。 高齢者にとって「子育てしたいまち」は? ――子育てしたいまちを掲げたことで、後回しにされたと感じる高齢者もいるのでは。 記事の後半で、昨夏の横浜市長選から取材してきた記者が山中市政の課題を探ります。 自治会の人と話をすると、社… この記事は有料記事です。残り1080文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
帆船バックに迫力の演奏 宮崎市立大淀小が金賞 全日本バンドフェス
19日に大阪市の大阪城ホールであった第41回全日本小学生バンドフェスティバル(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)に、宮崎県内から九州支部代表で出場した宮崎市立大淀小は金賞を受けた。 演奏した曲は「バルバレスク~ウインドオーケストラのために」(片岡寛晶作曲)。「バルバレスク」は海賊を意味する言葉で、背景に海を進む帆船の絵を置き、部員25人が迫力ある演奏を披露した。 打楽器を多用する曲で、打楽… この記事は有料記事です。残り151文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「養鶏王国」宮崎県で鳥インフルの疑い 移動自粛を要請、詳細検査へ
宮崎県は19日、新富(しんとみ)町の養鶏場で数羽の死んだ鶏が見つかり、鳥インフルエンザの簡易検査の結果、陽性が確認されたと発表した。県の家畜保健衛生所でPCR検査をし、国が高病原性と判定すれば殺処分に入る。 この養鶏場では採卵鶏16万羽を飼育している。19日午前9時ごろ、家畜保健衛生所に「死んだ鶏が増えた」と通報があり、午前11時半ごろに現地で陽性を確認した。県は感染拡大の懸念から、この農場からの鶏の持ち出しを禁止し、半径10キロ以内の83農場(飼育数約332万羽)に移動の自粛を要請した。感染が確定した場合、この養鶏場から半径3キロ以内を「移動制限区域」、半径3~10キロ以内を「搬出制限区域」に設定する。 宮崎県は肉用のブロイラー出… この記事は有料記事です。残り142文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
男性の首にハサミ刺した疑い 理美容室経営の女、過去に騒音トラブル
小川崇2022年11月19日 17時17分 男性の首をハサミで刺して殺害しようとしたとして、警視庁は19日、理美容室経営の女(46)=東京都練馬区=を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 練馬署によると、女は19日午前10時35分ごろ、自宅マンション向かいにある同区桜台4丁目の駐車場で、車に乗っていた60代男性の首を車の窓越しにハサミで刺して殺害しようとした疑いがある。女は自宅マンション内で理美容室を経営しており、男性を刺したとされるハサミは仕事道具とみられている。 事件直後に女自身から「男の首を刺した」と110番通報があり、署員が現場にかけつけたところ、男性が首にハサミが刺さったまま血を流して倒れている状態で見つかった。男性は病院への搬送時は意識があったという。 男性は女のマンションの隣に住んでいるとみられる。女は昨年8月以降、男性との間の騒音をめぐる相談を警察に複数回していたといい、署が今回の事件との関連を調べている。(小川崇) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
旭川いじめ問題、市教委が保護者説明会 「まるで釈明会見」の声も
有料記事 三木一哉、奈良山雅俊2022年11月19日 17時30分 北海道旭川市で市立中2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14)が上級生らからいじめを受け、昨年3月に凍死体で見つかった問題で、市教育委員会(野崎幸宏教育長)が18日夜、広瀬さんが通っていた中学校で保護者向け説明会を開いた。市教委は再発防止策などを説明したが、終了後の出席者の受け止め方は様々だった。 説明会は非公開で、保護者は在校生と今年3月に卒業した生徒の親ら50人が出席した。説明会は、文春オンラインでいじめ問題が報じられ、昨年4月に開かれて以来となる。 終了後取材に応じた出席者によると、一部で報じられた教頭による加害生徒を擁護するような発言や、生徒の母親の相談を担任が断ったとされることについて問いただす場面もあったという。ある出席者は「まるで釈明会見だった。なぜ黙禱(もくとう)をしないんだ、という声もあった」と話した。 終了後取材に応じた市教委幹部は「黙禱は説明の後に全員で行った。教頭は自らの言葉で(報道された)発言を否定した。担任は市教委の聞き取りの際に(報道された)内容を否定したことを伝えた」と語った。 別の保護者は「先生方が発言のうわさをはっきり否定してくれてよかった。学校をどうしていくか、納得できる話をしてくれたと思う」と話した。 説明会には野崎教育長ら市教… この記事は有料記事です。残り406文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
寺田総務相の買収報道、報酬受けた市議 「違法ではない」と諭された
有料記事 福冨旅史、能登智彦、東郷隆 榊原一生2022年11月19日 19時00分 岸田文雄首相の側近で、政治資金規正法などを所管する総務省トップの立場でありながら「政治とカネ」を巡る問題が相次いでいる寺田稔総務相(衆院広島5区)。識者からは「政治資金制度への国民の信頼を失いかねない」との厳しい指摘も出ている。 「まだ確認行為をおこなっている最中でございます」 18日の閣議後の記者会見で、寺田氏はこう答えた。 昨年の衆院選で、寺田氏のポ… この記事は有料記事です。残り2729文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
事件当時19歳5カ月の容疑者を実名で発表 福岡県警、匿名に訂正
2022年11月19日 22時26分 福岡県警八幡西署は19日、恐喝容疑で逮捕した自称介護士の女(21)について、事件当時20歳未満であったにもかかわらず、報道機関に誤って実名を公表した。松尾丙午副署長は「確認を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。 同署によると、逮捕容疑は昨年4月27日、北九州市八幡西区のホテルなどで、同市門司区の会社員の男性(22)に「どう責任とるんか」「示談しかない」などと言って金銭を要求し、現金57万円を脅し取ったというもの。女のほかに、同容疑で22~23歳の男女2人が逮捕されている。 県警によると、男性は容疑者の1人とマッチングアプリで知り合い、ホテルに行った後に別の容疑者から脅されたという。男性が警察に相談し、発覚した。 署は当初、女を実名で発表していたが、その後に事件当時は19歳5カ月だったことが判明。発表の約30分後に匿名に切り替えた。年齢の確認が不十分だったという。 国家公安委員会規則では、起訴後の18、19歳の特定少年を除き、報道発表で少年を推定できる情報を出してはいけないと定めている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
春高バレーへ北海道代表決まる 男子は東海大札幌、女子は旭川実など
新春に開かれる高校バレーの全国大会(春高バレー)の北海道代表を決める予選最終日が19日、札幌市豊平区の道立総合体育センター(北海きたえーる)であり、男女各2校の代表校が決まった。男子は優勝の東海大札幌が2年連続、とわの森三愛は7年ぶり、女子優勝の旭川実が2年連続、札幌山の手は2年ぶりの全国出場を決めた。 全国大会は来年1月4日、東京体育館で始まる。(能田英二) 【女子】 ▽準決勝 札幌山の手2―1旭川大 (16―25、25―12、25―14) 旭川実2―0札幌大谷 (25―22、25―18) ▽決勝 旭川実2―1札幌山の手 (25―22、17―25、25―18) 【男子】 ▽準決勝 東海大札幌2―0札幌藻岩 (25―15、25―14) とわの森三愛2―1札幌大谷 (25―21、23―25、25―23) ▽決勝 東海大札幌2―0とわの森三愛 (25―19、25―18) 旭川実、エース笠井が攻守に活躍 旭川実はエースの笠井季璃(… この記事は有料記事です。残り730文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
晩秋の夜空で舞う炎 手筒花火「発祥の地」愛知県豊橋市でイベント
戸村登2022年11月19日 20時30分 手筒花火の発祥の地とされる愛知県豊橋市で19日、観光イベント「炎の祭典~霜月炎の舞~」が始まった。会場の豊橋球場では、市内の神社の氏子らが手筒花火を抱え、晩秋の夜空へ高さ10メートルほどの火柱を一斉に噴き上げ、観客を沸かせた。 豊橋商工会議所や市、三河伝統手筒花火連合会などでつくる実行委員会が主催。コロナ禍で一昨年は無観客で実施、昨年は中止していた。20日も開かれるが、観覧チケット(950席)はすでに売り切れという。(戸村登) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル