エントリーは女性だけ、ステージ上でウェディングドレス――。「女性らしさ」や容姿が評価の中心だった大学のミスコンテストが、変わりつつある。 男子学生や性的マイノリティーの学生らにも門戸を広げ、採点基準も変更。多様性が重視される時代に合わせ、学生らが脱ミスコンに動いている。 採点基準を変更 埼玉大(さいたま市桜区)は今年から応募要件や評価基準を変更し、性別不問で実施することになった。名称も「ミスコンテスト」から「Saidai Contest(埼大コンテスト)」に変えた。 「これまでは『かわいい』というだけで参加できたが、それだとダンスなど特技があって『表現』を追求したい人らは外れてしまうため、基準の幅を広げた」。運営する学生団体の責任者・木本真冬花さん(20)は、こう説明する。 2020年度までコンテスト… この記事は有料記事です。残り1392文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
戦争被害者に寄り添い歌う 五十鈴中が全日本合唱コンへ選んだ曲
第75回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)は29日、青森市で開幕する。30日に中部支部代表として三重県内から中学校部門同声合唱の部に出場する伊勢市立五十鈴中の合唱部を紹介する。 たとえ太陽が輝かないときも、私は太陽(希望)を信じる――。 第2次世界大戦時にドイツにあった強制収容所の壁に書かれていた言葉をもとにした英語の曲「Even When He Is Silent」(たとえ神が沈黙し給(たま)うときも、アルネセン作曲)は、2曲目として選んだ曲だ。 五十鈴中の合唱部を指導して18年目で、現在は部活動指導員として指揮者を務める河俣和子さん(67)が「五十鈴の子たちのたっぷりとした響きに合う曲を」と、今年1月に選んだ。 翌月ロシアがウクライナに侵… この記事は有料記事です。残り450文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
バスケ部を辞めて始めた農業 中学生の心奪った「森のキャビア」
「森のキャビア」と呼ばれる豪州原産の柑橘(かんきつ)系フルーツ「フィンガーライム」の栽培に15歳の少年が挑んでいる。 小さな円筒形の実を割ると、中から粒がいっぱいの実が現れる。高級食材のキャビアに似ていることから、「森のキャビア」とも呼ばれる。欧米で人気に火がつき、国内では和歌山などで数年前から栽培が始まっている。 栽培に取り組むのは、高知県土佐市に住む、県立春野高1年、長尾秀一郎さん。中学1年生だった2020年3月、テレビ番組でフィンガーライムを目にし、すぐに近くの苗木屋で3本ほど購入した。 フィンガーライムの魅力はキラキラと光る果肉だ。白身魚のカルパッチョやケーキに絞ってかけると映える。流通量が少ないので、高い単価での販売も期待できる。 高知県土佐市の市街地を一望できる山を、長尾さんは家族とチェーンソーとのこぎりで2年かけて開墾した。雑木と雑草が生い茂る800平方メートルほどの荒れ地を「果樹園」に変えた。 ちょうど、中学に入って始めたバスケットボール部を半年でやめた時だった。週末を持て余し、山へ通い始めた。 「木を切るのが楽しくて山の… この記事は有料記事です。残り682文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「危機を機会に」 東大未来ビジョン研究センター長・城山英明さん
2022年10月28日 7時00分 国際シンポジウム「朝日地球会議2022」(朝日新聞社主催)では、特別共催者として東京大学未来ビジョン研究センターの城山英明センター長が登壇し、危機を機会としていく大切さについて話した。 朝日地球会議2022の情報はこちらから 今年で7回目を迎えた「朝日地球会議」。「希望と行動が世界を変える」をメインテーマに10月16日から4日間配信しました。ご視聴ありがとうございました。主なプログラムのアーカイブ動画は10月下旬から視聴できます。 気候変動や安全保障などのリスクは複合的で相互に影響しています。ウクライナ戦争で小麦の供給が減ったため食糧価格が上昇しており、気候危機や戦争に対して柔軟な食糧システムをどう作るかが課題となっています。エネルギーでは、化石燃料に回帰する動きがある一方、再生可能エネルギーや省エネを促進して新しいシステム作りにつながる可能性もあります。危機をいかに機会としていくのか――。朝日地球会議を通じて、企業、ビジネスを含め様々な関係者とともに、考えるきっかけにしていただきたいと考えています。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あちこちで分断進む世界に「交流と対話を」 国際交流基金の佐藤理事
2022年10月28日 7時00分 国際シンポジウム「朝日地球会議2022」(朝日新聞社主催)では、特別共催者として国際交流基金の佐藤百合理事が登壇し、世界の人々や文化に関心を持ち理解を深めていくには交流と対話が不可欠だと強調した。 朝日地球会議2022の情報はこちらから 今年で7回目を迎えた「朝日地球会議」。「希望と行動が世界を変える」をメインテーマに10月16日から4日間配信しました。ご視聴ありがとうございました。主なプログラムのアーカイブ動画は10月下旬から視聴できます。 国際交流基金は設立50周年を迎えます。この間、国際社会は大きな変貌(へんぼう)を遂げてきました。テクノロジーの進化により世界は一つになるかと思いきや、地域紛争は後を絶たず、主義・思想の違いや人種、宗教、ジェンダーなどの差別をめぐり、社会の分断があちこちで起きています。 4月に新たに国際対話部を立ち上げました。世界に多種多様な人々がいることを知り、その違いに関心を持ち、相手をリスペクトするには交流と対話が欠かせません。対話を通じてお互いの文化への理解を深めていく活動に、今後も取り組んでいきます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小津安二郎づくし、愛あふれる一冊 世界の巨匠や名優ら21人が寄稿
日本映画に大きな足跡を残した小津安二郎監督(1903~1963)の作品に若い世代も親しんでもらいたい。そんな思いをこめた文庫サイズの本が出版された。世界的監督や日本の名優も文章を寄せた本のタイトルは「小津三昧(ざんまい)」――。 小津監督が暮らした北鎌倉などを舞台に、「東京物語」(1953年)に出演した故・笠智衆さんらにインタビューする「東京画」(85年)も撮ったドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース監督や、小津映画に出演した俳優の香川京子さん、司葉子さんらが寄稿したり、インタビューにこたえたりしている。 与えた影響力は映画界にとどまらず、世界的に活躍する建築家の隈研吾さん、美しい色彩で自然を描く絵本作家の葉祥明さんも登場する。手のひらサイズながら、多様な分野の21人の小津愛が詰まった贅沢(ぜいたく)な1冊だ。 奇跡の映画は「普遍的なもの」「古びない」 本を編集したのは、独立系映画を中心に紹介する活動などに携わる神奈川県藤沢市のNPO法人「湘南遊映坐」。小津映画のプロデューサーを務め、鎌倉在住だった山内(やまのうち)静夫さん(2021年死去)とともに、2013年から小津映画の紹介イベント「みんなの小津会」を北鎌倉で開催。本は10周年企画として出版した。 小津監督を敬愛するヴェンダ… この記事は有料記事です。残り823文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新宿駅近くの金券ショップで「米ドルとユーロ盗まれた」 閉店作業中
多田晃子2022年10月27日 21時49分 27日午後7時10分ごろ、東京都新宿区西新宿1丁目の金券ショップの従業員から、「ガラスを割られて米ドル紙幣とユーロ紙幣を盗まれた」と110番通報があった。警視庁の警察官が駆けつけたところ、店内のショーケースが割られており、100ドル札100枚(計約146万円相当)のほかユーロ紙幣も盗まれていたという。署が窃盗事件として調べている。 新宿署によると、当時は店内で女性従業員2人が閉店作業中だった。何者かが店のシャッターをくぐり、ショーケースをハンマーのようなものでたたき割って中にあった米ドル紙幣やユーロ紙幣を盗んだ、と従業員は説明しているという。防犯カメラには、黒っぽい上下に灰色のニット帽をかぶり、白マスクを着用している不審な人物が映っているといい、署が行方を追っている。 現場はJR新宿駅西口のすぐ近く。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
田中聖被告「薬物覚える前の自分に…」「欲なくなった」 千葉地裁
有料記事 近藤咲子、上保晃平2022年10月27日 22時30分 千葉県柏市内で覚醒剤を所持・使用したとして、覚醒剤取締法違反(所持・使用)の罪で起訴されたアイドルグループ「KAT―TUN」の元メンバーで動画編集業、田中聖(こうき)被告(36)=柏市大井=の第2回公判が27日、千葉地裁松戸支部(本間敏広裁判官)であった。被告人質問で田中被告は「(治療を続けるなかで)自分は薬物中毒者だと再確認し、今は『やめたい』と強く思えている」などと語った。 「自分は薬物中毒者」「治療で手の震え」 自身の状況赤裸々に 起訴状などによると、田中被告は6月29日午後10時半ごろ、柏市内で覚醒剤0・062グラムを所持。その前日の28日ごろには覚醒剤を加熱し、気化させて吸引したとされる。 田中被告はこの日、黒色のスーツ姿で出廷。弁護側の被告人質問では、6月29日に柏駅前で職務質問を受けた際の対応が問われた。所持品検査に長時間応じなかった理由について、「15~20人の警察官に囲まれ、通行人に写真や動画を撮られて、焦りや不安でパニックになった」と語った。当時は自助グループのプログラムを受けた帰りだったという。 弁護側は、田中被告が名古屋地裁で覚醒剤取締法違反(所持・使用)などの罪で懲役1年8カ月執行猶予3年(求刑懲役2年)の有罪判決=控訴中=を受けた翌々日の6月22日ごろから覚醒剤を使用したことについても触れた。「名古屋地裁では再犯しないと誓っていたのに、なぜまた手を出したのか」と問われ、田中被告は「社会復帰を目指していたが、SNSで誹謗(ひぼう)中傷を受け、不安やストレスがあった。自分の弱さや考えの甘さがあった」と説明した。 覚醒剤の入手経路も質問された。 覚醒剤入手経路の供述が変化 弁護側が「当初、『名古屋地裁の判決後に密売人から買った』と供述していたが、その後に供述を変更したのはなぜか」と質問。田中被告は「覚醒剤は判決前に密売人から買ったものの残りで、自宅で保管していた。(元々)家にあったものと答えると家族に迷惑がかかると思い、うそをついていた」と述べた。 検察側の「警察の捜索時に覚… この記事は有料記事です。残り453文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
餃子の王将社長射殺、本格捜査へ 殺人容疑で工藤会系幹部 京都府警
「餃子(ギョーザ)の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東(おおひがし)隆行さん(当時72)が2013年12月、京都市山科区の本社前で射殺された事件で、京都府警は、特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部の男(55)が関与した疑いが強まったとして殺人容疑で本格捜査する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。発生からまもなく9年。上場企業のトップが射殺された事件は、重大局面を迎える。 捜査関係者によると、現場に落ちていたたばこの吸い殻のDNA型鑑定などから15年に男が浮上。ただ、目撃証言はなく、事件は長期化の様相を見せていた。府警は、犯行に使われたとみられる車両などの捜査を進め、集めた状況証拠を改めて精査した結果、事件当時に福岡を拠点とし、別の銃撃事件で受刑している男が関与した疑いが強まったと判断した模様だ。 大東さんの殺害事件は13年12月19日午前5時45分ごろ、王将本社前の駐車場で起きた。大東さんは1人で車を運転して出勤し、車を降りた直後に腹や胸を拳銃で4発撃たれて死亡した。周囲の防犯カメラの映像解析の結果、犯人はオートバイで逃げた可能性が高いことがわかった。 府警は、①事件直後に現場付… この記事は有料記事です。残り447文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道で今季初の鳥インフル疑い事例 食肉養鶏70羽死ぬ
平岡春人2022年10月27日 23時30分 北海道は27日、厚真町の17万羽の食肉用鶏を飼育する養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏が見つかったと発表した。道内での疑い事例は渡り鳥が飛来する秋から翌春までの今季初という。 道によると、午後2時ごろ、約70羽が死んでいると道に通報があった。簡易検査した全13羽からA型インフルエンザの陽性反応が出たという。 28日午前にも確定検査の結果が出る見込み。高病原性インフルエンザと確認されれば、道は対策本部会議を開き、殺処分などについて検討する。(平岡春人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル