高原敦2022年10月23日 9時00分 名古屋市の名古屋国際会議場で22日にあった第70回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の中学校の部で、愛媛県内から四国支部代表として出場した松山市立西と四国中央市立三島東は銅賞を受けた。 松山市立西は自由曲に、グラハム作曲の「巨人の肩にのって」を選んだ。勢いと迫力のあるサウンドを響かせる一方、繊細な音色もしっかりと出し、息の合った演奏を会場に届けた。 今年度のモットーは「天下夢奏 歴史に刻む一音を」。コロナ禍で部員のマスクの下の表情が見えない分、「目を明るく元気に」を意識してきた。栗原愛伊部長(3年)は「部員50人で作り上げてきた音楽。全国の舞台で悔いのない演奏ができた」と語った。 三島東の自由曲は、福島弘和作曲の「吹奏楽のためのエッセイⅡ」。静かなテンポと軽快なテンポを織り交ぜ、息の合った演奏を披露した。 大和田陽愛部長(3年)は「一つ一つの音を丁寧に出せた。みんなが納得できる演奏だった」と語った。 ◇ 全日本吹奏楽コンクールは、全部門を有料でライブ配信する。詳細は特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で。(高原敦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
息子が残したプレゼント まだ開けられない父 誕生日に起きた悲劇
4月23日、千葉県松戸市の男性(65)は自宅にいて、北海道・知床半島沖で観光船が沈んだニュースを知った。 前日、息子の橳島優(ぬでしまゆう)さんは「土産話と映像、楽しみにしててね」と言って、知床に旅立っていた。 まさか事故に巻き込まれているとは思わなかった。 翌24日早朝、自宅に海上保安庁の職員から電話があった。 「乗船名簿に橳島優さんの名前がありました」 男性は血の気が引き、その場に座り込んだ。 家族3人で知床に向かい、その夜、遺体安置所の体育館で優さんと対面した。 優さんは苦しそうな顔をしていた。 「その顔が一日も頭から離れない」と母親(58)は言う。 優さんは大学卒業後に鉄道貨物会社に就職。小型飛行機や小型船舶の免許を取るほど乗り物好きだった。 知床には、優さんと結婚を約束していた彼女も駆けつけた。男性は「翌週も将来も、予定がたくさんあった。それが一瞬にして絶たれてしまった」と語る。 北海道・知床半島沖で4月、観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、犠牲になった千葉県松戸市の会社員男性(当時34)の両親が初めて取材に応じてくれました。乗員・乗客26人のうち20人が死亡し、6人が行方不明になった事故から23日で半年。両親は突然奪われた息子への思いや、事故への関心が薄れていくことへの焦りを語ってくれました。 事故後、家族の生活は大きく… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
上磯、酒井根など5校が金賞 全日本吹奏楽コンクール中学校後半の部
金賞に輝いた北斗市立上磯中(北海道)=2022年10月22日午後6時34分、名古屋国際会議場、瀬戸口翼撮影 [PR] 第70回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が22日、名古屋市の名古屋国際会議場で開幕した。初日は中学校の部があり、後半の部では、出場15校のうち5校が金賞に輝いた。 審査結果は次の通り(各賞内の並びは演奏順) 【金賞】柏市立酒井根(千葉)、小平市立小平三(東京)、生駒市立生駒(奈良)、北上市立上野(岩手)、北斗市立上磯(北海道)【銀賞】朝霞市立朝霞一(埼玉)、習志野市立四(千葉)、南砺市立福野(富山)、さいたま市立土屋、鹿児島市立武岡、天草市立本渡(熊本)【銅賞】長野市立裾花、四国中央市立三島東(愛媛)、山口市立小郡、浜松市立湖東 ◇ 23日は高校前半の部、後半の部が表彰式まで有料でライブ配信されます。申し込みは特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で、演奏当日までできます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
サッカー・ルヴァン杯決勝、事件事故被害者の子ら観戦 警視庁が企画
増山祐史2022年10月22日 20時00分 事件や事故で家族を亡くした子どもたちのための取り組みとして、警視庁は22日、サッカーJリーグのルヴァン杯決勝が行われた国立競技場(東京都新宿区)に、10家族27人を招待した。 同庁犯罪被害者支援室は2015年度から、スポーツの試合や音楽イベントに遺児らを招待している。ルヴァン杯決勝に招くのは5回目で、今回は試合前にグラウンドを見学する機会も設けられた。参加者はピッチを一周しながら芝を触ったり、写真を撮ったりして楽しんだ。 交通事故で家族を亡くし、自身もサッカーを続けている小学6年生の高田暖(はる)さん(12)は初めての国立競技場に「自分がいつも練習している人工芝の感覚とは違った。プロの会場はこんな感じなんだな」と満足した様子だった。 試合はサンフレッチェ広島が試合終了間際に勝ち越し点を挙げ、セレッソ大阪を2―1で破った。高田さんは「迫力がすごかった。自分も将来このピッチに立てるように頑張ります」と話した。(増山祐史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
デジタル・脱炭素人材育成を基金で支援 23年度から文科省
デジタルや脱炭素分野の人材育成を後押しするため、文部科学省は、学部の再編や定員増を行う大学や高等専門学校に対し、財政的な支援を行うことを決めた。2023年度予算の概算要求に100億円を盛り込んでいる。 対象となるのは、既存の学部を理工農情報系の学部に再編したり定員を増やしたりする大学や、情報系の学科やコースを新設する高専など。すでに情報系の学科・コースのある大学院が定員増をするなどの場合にも支援を行う。 当面の運営費や設備投資のた… この記事は有料記事です。残り481文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「思ったより響いた」「音楽って楽しい」 吹奏楽コン、演奏を終えて
音を合わせ、心を一つに、吹奏楽の大海原にこぎ出した――。22日、名古屋国際会議場(名古屋市)で開かれた全日本吹奏楽コンクール中学の部は、後半も15校の熱い演奏が続いた。緊張から解き放たれたばかりの部長らに話を聞いた。 三島東中「一番きれいなハーモニー」 埼玉県朝霞市立朝霞一の代表で大橋瑞嘉(みずか)さん(3年)は「自由曲の『サロメ』は僕たち中学生には難しい曲だけど、妖艶(ようえん)さも含めて大人の雰囲気が出るようにがんばってきた。本番は全員が欠けることなくステージに立つことができてうれしかった」と話した。 長野市立裾花の部長の小林紋寧(あやね)さん(3年)は観客の拍手を聞き、感極まって泣いてしまった。「思ったよりホールが大きく、音もよく響いてびっくりしたけど、楽しく演奏できました」 愛媛県四国中央市立三島東の部長、大和田陽愛(ひめ)さん(3年)は「県大会、支部大会、全国大会と3回演奏したなかで、一番きれいなハーモニー。みんなが納得できる演奏だったと思う」と話す。指揮者の橋詰義久先生は来春、定年退職する。「これまでたくさん怒られたけど、先生を喜ばせられる演奏ができてうれしい」 この記事では、中学校の部後半の部に出場したすべての学校のコメントをまとめました。コンクール直後の熱いコメントが集まりました。 習志野市立四中「30年ぶりの全国で良い経験」 山口市立小郡は県大会と中国… この記事は有料記事です。残り1645文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子どもたちの演奏は驚くべき成熟の極み 吹奏楽コン中学の部を聴いて
有料記事 編集委員・吉田純子2022年10月22日 21時30分 全日本吹奏楽コンクールの中学の部が22日、名古屋市の名古屋国際会議場で3年ぶりに有観客で開かれ、計30校が観客の前で演奏しました。音楽専門記者の吉田純子編集委員が、この日の演奏を総評します。 音楽の本懐に気付かされた 仲間たちと響き合う幸福な感触を、子供たちは確実にその手に取り戻していた。幕開けの越谷市立大相模は一人一人の歌心を際立たせ、夢を見せる音楽の力を改めて私たちに示した。 白眉(はくび)は柏市立酒井根の、抑制の利いた濃密な音色のグラデーション。もはや第一級の芸術であり、別格の存在感だった。 仙台市立向陽台は目眩(めく… この記事は有料記事です。残り989文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
上皇さまが続けてきた慰霊の旅、継ぐ天皇陛下 沖縄で新たな一歩
即位後初めて沖縄を訪れた天皇陛下は22日、皇后さまと共に、沖縄戦の遺族の声に耳を傾けた。遺族の高齢化が進む沖縄に対し、どのような関係を築くのか。新たな道を踏み出した。 「我が国で、唯一の激しい地上戦が行われた沖縄の人々の苦難を思い、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りしました」。糸満市の国立沖縄戦没者墓苑で遺族と対面した天皇、皇后両陛下は、侍従を通じて感想を発表した。 天皇陛下と接した県遺族連合会会長の宮城篤正さん(81)は「上皇さまと同じく沖縄に対する思いは強いと思う。その思いを変わらず持ってほしい」と語った。沖縄戦で父と叔父を失った。 予定時間を10分以上超えて… この記事は有料記事です。残り758文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「パズル解くように」ばらの騎士に挑んだ中学生 全日本吹奏楽コン
管弦楽の大曲に挑戦したり、課題曲の解釈を深めたり。22日にあった全日本吹奏楽コンクール中学の部に出場した学校は、それぞれが立てた目標に向き合い、3年ぶりに観客が入った名古屋国際会議場で、大きな拍手を浴びた。 課題曲、各校の解釈は コンクールでは、課題曲も自由曲と同じくらい大切だ――。全国大会に何度も出場経験のある教諭たちは、そう口をそろえる。 今年は、山形の民謡をモチーフにした曲から、コケティッシュなマーチまで多彩な曲がそろったが、金賞を受賞した東北代表の仙台市立向陽台は、これまで記者が何度となく聴いた課題曲Ⅰ「やまがたふぁんたじぃ」の中で、名演と言える演奏を聴かせた。 曲の冒頭、実際の民謡をイメージして、少しずり上がるような抑揚をつけたフルートのソロが、自由にのびのびと歌い上げる。そこから金管の低音の分厚い響きが、曲の表情に合わせて音量の変化をつけていく。木管のパッセージの正確さと響きの厚さも印象的だった。 自由曲「ドラゴンの年」でも、その技術の高さと表情の豊かさを見せつけた。 ソロを聴かせたイングリッシュホルンの武藤妃音(ひなと)さん(3年)とソプラノサックスの飯野美咲さん(同)は、小学校時代からソロを受け渡してきた。 武藤さんは「曲想をきちんと受け継げるように意識した。落ち着いて、一体感のある演奏ができた」。支えるサックスパートのアンサンブルも丁寧な進行と正確な音程で、美しいハーモニーを作り出した。 管弦楽の重厚な響き思わせた 生駒市立生駒 課題曲Ⅲ「ジェネシス」は、和音の動きなど研究を深めれば深めるほど、新たな発見がある曲だ。 金賞を受賞した北海道代表の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小平三、全日本吹奏楽コン金賞「一丸となって満足いく演奏できた」
名古屋市の名古屋国際会議場で22日にあった第70回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の中学校の部で、東京都内から都代表として出場した小平市立小平三が金賞、羽村市立羽村一が銀賞を受けた。 小平三は、持ち味の繊細さとクリアさで、自由曲「M―Ⅴ(ミューファイブ)ミッション」(松下倫士作曲)をドラマチックに表現した。部長でクラリネットの西尾萌花さん(15)は「緊張したけど、部員が一丸となって演奏できた。大きなミスも防げて満足いく演奏ができた」と振り返った。 羽村一は、部員28人とは思… この記事は有料記事です。残り97文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル