愛知県豊田市にある1Kアパートで、エィミィミィさん(26)は窓際に置かれた写真をじっと見つめていた。 写真の脇には、白いユリと菊の花。「平和が戻るまで、頑張るから」。写真の中にいる母と弟に誓うのが日課になった。 ミャンマー出身のエィミィミィさんは母国の大学で電気工学を学び、2019年1月に技能実習生として来日した。今は、豊田市内の紡織工場で働いている。 日本が好きな父の影響もあり、ミャンマーで2年間日本語を勉強した。 来日して2年が経ち、日本の生活にも慣れてきた昨年2月。生活は大きく変化した。 母国で国軍のクーデターが起きた。抵抗する市民は弾圧された。 現地の様子はフェイスブックで知った。 血を流す市民の写真も見た。「人が苦しんでいるところは見たくない」。大学時代には、食糧や水が不足している村でボランティアをしていたこともある。 「日本にいる自分には何ができるだろう」。模索する日々が始まった。 街頭に立ち訴えた 「助けてください」 クーデター直後、名古屋市内… この記事は有料記事です。残り1145文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪・パブ経営女性殺害 被告に懲役20年 大阪地裁判決
松浦祥子2022年10月20日 15時09分 大阪市北区のカラオケパブで昨年6月、経営者の女性を刺殺したとして、殺人罪に問われた兵庫県西宮市の無職宮本浩志被告(57)の裁判員裁判の判決が20日、大阪地裁であった。大寄淳裁判長は懲役20年(求刑無期懲役)を言い渡した。 宮本被告は昨年6月11日夜、同区天神橋4丁目のビル5階にあるカラオケパブの店内で、経営者の稲田真優子さん(当時25)の首や胸を刃物で複数回刺すなどして殺害したとして起訴された。弁護側は「犯人性を争う」として無罪を主張していた。 検察側は、事件当夜、ビルに出入りする宮本被告の姿が防犯カメラに映っていたうえ、店内で見つかった宮本被告の指輪に稲田さんの皮膚片が残っていたことなどから、犯人性は十分に証明されていると主張。稲田さんへの好意が受け入れられなかったことが動機だとし「計画的で強固な殺意に基づく執拗(しつよう)かつ無慈悲な犯行だ」と指摘していた。 宮本被告は初公判で「死刑判決でお願いします」と述べて以降、一連の公判では裁判員や検察側の質問に対して黙秘した。最終陳述では約50分にわたり、検察の立証が不十分などと主張し、「私は死刑を望んでいます」と改めて述べた。(松浦祥子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Padres rally to get even against Phillies in NLCS
The San Diego Padres erupted for five runs in the fifth inning to erase a two-run deficit on the way to an 8-5 victory over the Philadelphia Phillies that evened the National League Championship Series at 1-1 on Wednesday. The winner of the series will face either the New York […]
神戸連続児童殺傷の事件記録、神戸家裁が廃棄 「適切でなかった」
1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、逮捕された当時14歳の少年をめぐる事件記録を神戸家庭裁判所が廃棄していたことが、家裁への取材でわかった。最高裁は、全国的に社会の耳目を集めた事件などの記録は保存し続けなければならないとしている。今後、事件を検証する手段の一つが失われたことになる。 神戸家裁は「記録保存の運用は適切ではなかった」としている。 家裁によると、廃棄していたとみられるのは、加害少年の審判の処分決定書や、兵庫県警と神戸地検による供述調書、専門家の精神鑑定の結果などの文書一式。廃棄の時期や経緯については「把握できていない」としている。 最高裁は、少年事件の記録の… この記事は有料記事です。残り613文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
染めた残り糸で手袋 老舗織元、きっかけは「染まってない」若手社員
繊維業界では悩みの種になっている、生地や衣類をつくる過程で余ってしまう大量の糸や布。福岡県筑後市の老舗織元「宮田織物」では、毎月大量に出ていた糸くずに光を当て、カラフルな商品に生まれ変わらせた。きっかけは、異業種からやってきた若手デザイナーの「気付き」だった。 同社は1913(大正2)年創業。主力商品の綿入れはんてんや作務衣、甚平などの衣料品を製造・販売し、使う生地は自社の工場で織り上げている。縦じま、千鳥格子、七宝など年間で100種類の柄を織る。使う糸は、年間でおよそ500色に及ぶ。 それだけに、余る糸も大量だ。織り機で使う糸の重さは1本につき約1キロ。織る布の長さは決まっているため、工程の最後には必ず糸が残り、その量は月に60キロになる。生地を織るのに使う糸は染色されたものだ。同じ色でも染めた時期や気候、湿度が異なると色合いも変わるため、余った糸を商品に使うことは難しい。廃棄処分にするのが常だった。 「残った糸をどうにかできないか」。企画課テキスタイルデザイナーの沢田久美子さん(31)は、入社以来、ずっと工場の倉庫に残った糸が気になっていた。2016年に福岡市の映像制作会社から転職してきた。 解決のヒントになったのが、全国のテキスタイルデザイナーが集まる展示会だ。兵庫県の播州織の生産者が、余った糸で編んだ綿織物のサンプルを来場者に配っていた。余った素材を、新たな価値のある製品に生まれ変わらせる「アップサイクル」という手法の一例だ。 沢田さんの提案を元に、隣接する久留米市の軍手メーカーと手袋を開発した。素材は、本来なら廃棄に回す余った綿糸を使った。商品名は、英語で「奇数、奇妙な」の意味がある「odd(オッド)」。同じ系統の4色の糸を一本にして編んでおり、不均一な色の混ざり具合が楽しい。片手が破れても、また両手で使えるよう5枚1組にした。 20年10月に100セット分を発売すると、予想以上に好評で、生産を重ねて860セット以上が売れた。現在ではシリーズ化して、足袋や腕や脚、首に着用できるカバーも商品に仲間入りした。 吉開(よしがい)ひとみ社長(61)は繊維くずの廃棄について「恥ずかしい話だが、感覚が鈍り問題視できていなかった」と振り返る。業界の「当たり前」に染まっていない沢田さんの気づきは「いい形で課題を表面化してくれた」と話す。 沢田さんは「限られた資源の中でも、何かできないかと常に考える。それが『新しいものづくり』だと思う」。今後もラインアップを広げていく予定だ。 「odd」の手袋と足袋は990円、カバーは2420円(すべて税込み)。問い合わせは同社(0942・53・5181)。(横川結香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
特別支援学校のバスで生徒1人が取り残される 車庫に戻る途中で発見
2022年10月20日 12時23分 埼玉県加須市の県立騎西特別支援学校のスクールバス内で18日、知的障害のある中学部の生徒1人が発見までの30分間取り残された。県教育委員会が19日、発表した。 県教委によると、バスの運行業者は生徒の乗降時に氏名を確認し、降車時には教員に引き渡す契約になっていた。だが業者は降車時の氏名確認を怠り、学校側も1人で降車できる生徒を各自教室に向かわせていた。 普段1人で教室に来る生徒が来なかったため、担任がバスに向かったが、運転手と担任は車内を確認しなかった。バスが学校を出て運行業者の車庫に戻る途中、後ろから3列目の座席で眠っていた生徒が発見されたという。 県教委は今後、バス送迎に関する県統一のマニュアルを作り、全県立特別支援学校に周知するとしている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
1個7千円アリ飼育ケースが人気 年1500個製造も売り切れ続出
アリ探究家、アリマスター、アリ捕り名人――。そんな呼び方をされる島田拓さん(40)は高校を中退後、東京の都心でアリ専門の通信販売会社を立ち上げ、今年で21年になる。妻の「アリだけで食べていけるの?」という心配をよそに、今も注文はひっきりなしだ。 東京都内の近所の公園に朝晩通うのが日課だ。首に手製の吸虫管をぶら下げ、草むらに入り込む。接写用のマクロレンズを付けたカメラを手に、地面にはいつくばる。目当てはアリだ。44種のアリの生息を確認した。 「ただの小さな虫と思われているかもしれませんが、巣の中で子育てをしたり、仲間同士で助け合ったり、人間と同じように暮らしているんですよ」と目を輝かせる。 アリの巣は土の中ばかりではない。樹木や地面に落ちた木の実の中にも。地面をじっと観察し、様々な種類を見つけ出す。 アリ探究家、アリマスター、アリ捕り名人――。そんな呼び方をされる。2001年にはアリ専門の通信販売会社「アントルーム」を設立し、撮影した写真の貸し出しや本の執筆、講演活動も引き受ける。 会社では捕った女王アリを扱うが、主力商品は「蟻(あり)マシーン」と名付ける手作りの飼育ケースだ。粘土で大小の巣穴の型を作り、石膏(せっこう)を流して固める。一つずつヤスリで削って丁寧に仕上げる。ガラスをはめ込んであり、巣の中の生活が観察できる。 週30~50個のペースで作り、年間1500個前後売れる。一つ7千円以上するが、サイトに「入荷」と書き込んだ直後に売り切れとなることもしばしば。だが、「商売は得意ではないし、売り上げももっと伸ばそうという気はないんです」と謙遜する。 アリに強い関心を持ったのは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
人恐れないヒグマ、春先の猟を検討 北海道、被害「危機的」
有料記事 平岡春人、新田哲史2022年10月20日 9時00分 ヒグマの市街地への出没や人身被害を減らすため、道が春先のヒグマ猟の本格実施を検討している。春は狩猟期間ではないが、人への警戒心をヒグマに与える機会を増やす狙いだ。かつて道内で「春グマ駆除」が行われていたことも背景にある。ただ、担い手となるハンターの確保や報酬をどうするかなど課題も多い。 道は19日、野生動物管理に詳しい研究者や猟友会の幹部らを招いて有識者会議を開いた。 議題は春のヒグマ猟をどう実施するかだ。鳥獣保護法により、道内ではヒグマの狩猟期間は10月1日~1月31日と定められているが、その後も猟をできるようにするという。 近年、本格的には実施していなかった春のヒグマ猟に踏み切るのは、「危機的だ」と出席者が口をそろえる状況が背景にある。 背景には、30年前の決断 昨年度は札幌市東区で4人が… この記事は有料記事です。残り1114文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
旧統一教会めぐる山際氏、地元の受け止めは 不信感、ポスター撤去も
「確認できない」と言っていたのが「出席したと考えるのは自然」になり、「全て書いた」はずは「速やかに訂正」――。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係をめぐって記録や記憶がないという説明を続ける山際大志郎経済再生相。国会の予算委員会では、自ら「これから何か新しい事実が様々なことで出てくる可能性がある」とも発言した。地元の人たちはどう受け止めているのか。 「必要最小限の資料しか残していないため、外部からの指摘を受けて出席が明らかとなったイベントが複数あった」 17日の衆院予算委員会。教団トップが参加した2018年の会合出席などの公表が遅れたことを野党議員に問われ、山際氏はこう釈明した。 さらに「指摘されるまで忘れていたのか」と追及されると、「(教団トップを)お見かけしたというもの以外は記憶にない」などとの答弁を繰り返した。 19日の参院予算委では別の野党議員から、今後教団側との新たな接点が明らかになる可能性について問われ、こう応じた。 これまでの山際氏の対応について、地元の川崎市の人たちからも、厳しい声が聞こえてきました。記事後半には、山際氏のこれまでの発言もまとめています。 ■支援者らへの説明会、「諸般… この記事は有料記事です。残り1448文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国内感染者は4万3989人、死者は71人
2022年10月19日 20時02分 新型コロナウイルスの国内感染者は19日午後7時半現在、新たに4万3989人が確認された。前週の同じ曜日(12日)より2369人少なく、8日ぶりに前週を下回った。死者は71人だった。 新規感染者を都道府県別にみると、最多の東京都は4204人で前週より586人少なかった。19日までの1週間平均の感染者数は1日あたり3398・7人で、前週(2729・9人)の124・5%となった。2番目に多かったのは北海道の3912人、3番目は大阪府の2876人だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル