2022年10月17日 9時10分 SNSで自殺願望をほのめかした横浜市の女子中学生を車で山中に連れていき、中学生の自殺を助けたとして、神奈川県警が埼玉県の男を17日、自殺幇助(ほうじょ)の疑いで再逮捕する方針を決めたことがわかった。生徒は先月、自殺したとみられ、家族から県警に行方不明の届けが出ていた。 捜査関係者によると、生徒がSNS上で自殺願望をほのめかす内容の書き込みを投稿。それをきっかけに知り合った男が先月、生徒と一緒に行動していたことがわかり、県警が未成年者誘拐の疑いで男を逮捕した。 その後の捜査で、生徒を車で相模原市の山中に連れて行き、降ろしていたことが判明。現場周辺を捜索したところ先月末、河川から生徒の遺体が見つかったという。 ◇ 悩みの相談窓口は以下の通り。 「いのちの電話」 0570・783・556(午前10時~午後10時) 「NPO法人 あなたのいばしょ」チャット https://talkme.jp/別ウインドウで開きます(24時間対応) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
答えなき問いに迫る「探究入試」 大学の負担大、高校のレベル差も?
自ら課題を見つけ、仮説を立て、解決策を模索する――。そんな「探究力」を評価する大学入試が広がっている。高校では、探究に重きを置いた新学習指導要領が今年の1年生から実施されている。大学入試は変わっていくのか。(狩野浩平) 書類審査、教職員の意見分かれる 9月中旬、桜美林大学(本部・東京都町田市)の教職員が会議を開いた。議題は、受験生が9月上旬に提出した出願書類の評価。教職員の間で評価が分かれた点について、意見が交わされた。 ある受験生は部活動で学んだことを出願書類に書いた。多くが「課題を設定する力(1~5点)」に高得点をつけたが、1人は2点とした。 「解決のための取り組みが足… この記事は有料記事です。残り2292文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オリパラレガシーに客室基準見直し 車いす利用者向けに都条例改正へ
車いす利用者でも使いやすい客室をホテルや旅館で増やそうと、東京都が基準の見直しをしている。注目するのは客室の一部の幅。東京パラリンピックを開催した「レガシー」となるよう普及をめざす。 都が新たに基準を設けようとしているのは、客室にある浴室の前の通路幅。15平方メートル以上の部屋なら幅を1メートル以上、15平方メートル未満なら幅80センチ以上――という案を考えている。また、15平方メートル以上の部屋の場合、浴室の出入り口も、これまでより5センチ広い幅75センチとする案を検討している。 都には2006年施行の建築物バリアフリー条例があり、19年の改正で床面積1千平方メートル以上の新たな宿泊施設には、車いすが通りやすい出入り口を備えた客室を設けるよう義務づける規定を設けた。全国初の試みだった。今回は、この条例に基づく基準をさらに拡充しようと考えている。 都によると、19年の改正条… この記事は有料記事です。残り580文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
約束を忘れた母、泣きそうな4歳の娘 窮地を救った郵便局員のひと言
6月下旬、大阪府在住の志水恵美さん(38)は、4歳だった次女と郵便局に向かった。 イラストレーターの仕事のために友人から借りた本を返すべく、レターパックの封筒を購入しようと思ったからだ。 次女に目的を伝えると、「私がレターパックくださいって言うね」と提案された。 自宅でも食器洗いなどのお手伝いを積極的に買って出る年頃の次女。 「ありがとう」「上手だね」と褒められたいようなので、OKを出した。 ◇ いつも利用している郵便局に到着すると、お客さんは誰もいなかった。 カウンターにいたのは、20代くらいの男性局員。 誰も並んでいなくてラッキーと思ったのか、初対面の局員に気をとられたのか。 理由はわからないが、約束をすっかり忘れて「レターパックください」と言ってしまった。 発した瞬間に「しまった」と思って次女の顔を見たが、時すでに遅し。 なんで約束を破ったのか、と言いたげな表情で「私が言いたかった」とつぶやいた。 「ご、ごめん、ママ間違えちゃった。もう1回言ってくれる?」 慌てて頼んだが、「もう無理……」と機嫌を損ねてしまった。 何度も謝ったが、復調の気配はない。 すると、様子を見ていた局員が娘に声をかけてくれた。 「あーーーっ、お兄さんさっ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
人間だったら75歳以上 雄のベンガルトラのルパン、安らかに
東孝司2022年10月16日 13時21分 とくしま動物園北島建設の森(徳島市)は14日夜、飼育していたベンガルトラのルパン(雄、16歳)が死んだと発表した。人間でいえば75歳以上の後期高齢者に該当する高齢だった。 ルパンは2006年に山口県の秋吉台自然動物公園サファリランドで生まれ、08年3月に徳島にやってきた。園によると、後ろ脚の調子が悪くなるなどしたために今年2月から屋外展示はせず、療養していた。4~5日前から食欲が落ち、この日午後、動かなくなったという。獣医師が治療を施したが、午後5時45分に死んだことが確認された。お別れ会などは未定。 ルパンの死で、園で飼育するトラはいなくなった。(東孝司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
それでも根強い、札幌五輪「有力」説 素っ気ないバッハ氏の真意は…
東京オリンピック(五輪)・パラリンピックを巡る汚職事件が、札幌市がめざす2030年冬季五輪の招致に暗い影を投げかける。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が日本側と距離を置く動きが最近目立つ。 トップ選手と約1万5千人の市民ランナーが朝の国立競技場を駆けた。 東京大会の開催1周年を記念するイベント「Thank you Tokyo!」が16日、東京・国立競技場であった。午前8時、レガシーハーフマラソンのスタートを、東京大会に携わった関係者が見守る。しかし来日する予定だったIOCのバッハ会長の姿は、なかった。 IOCに質問すると、「スケジュールの都合」とし、「代わりに日本のIOC委員が出席する」との素っ気ない返答だった。 バッハ会長は9月中旬にも、秋元克広・札幌市長とスイス・ローザンヌのIOC本部で面会する予定を直前にキャンセルした。 表向きは「日程の調整がつかなかった」。だが、調整は済んでいた。バッハ会長が「東京大会の汚職事件が騒がれているタイミングで会うのはマイナスでしかない」との側近の助言を受け翻意したのが真相だ。 それでもIOC関係者の間では「札幌有力」説は根強い。 一見、疎遠にも映るバッハ氏の行動は、IOC、そして札幌招致へのダメージを少なくするためのリスクマネジメントのようにもみえる。9月下旬に来日して関係者と会った際の様子が、それを物語っている。 「バッハ氏、五輪疑惑の捜査に強い関心」 9月27日の国葬で来日したバッハ会長はIOC委員でもある日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長、さらには札幌招致でもカギを握る一人である北海道出身で、東京大会組織委員会会長だった橋本聖子・参院議員らと会った。汚職事件の行方や世論の反発について、バッハ会長は感触を聞いている。 2030年大会の招致を目指… この記事は有料記事です。残り2222文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本赤軍・重信房子元最高幹部が京都の集会に登壇 出所後、初の講演
2022年10月16日 20時30分 今年5月に出所した過激派グループ「日本赤軍」の重信房子・元最高幹部(77)が16日、京都市東山区の円山公園野外音楽堂で開かれた集会「変えよう! 日本と世界」に登壇し、数百人を前にあいさつした。 集会は学生運動に関わった市民などでつくる実行委員会が主催した。関係者によると、重信元幹部が出所後、多くの市民を前に講演するのは初めてという。 重信元幹部は「新しく社会に参加するにあたって」と題し、10分ほどあいさつした。自らの経験について「多くの戦いの中で過ちもあったし、いいこともあった」と話した。いまの社会について、「異議がある人たちと対話し、そこからみんなで一緒に語り合って、日本を、世界を変えていきたい」と締めくくった。 重信元幹部は組織の解散を宣言しているが、現在もメンバー7人が国際指名手配中で、警察当局が動向を注視している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋の夕日に包まれて 黄金色のススキ畑もうすぐ見頃 奈良・曽爾高原
林敏行2022年10月16日 20時30分 奈良県曽爾村の曽爾高原で、なだらかな草原を覆うススキが白い穂を開き始め、本格的な秋の訪れを告げている。 好天の夕暮れ時には、ススキ畑が夕日で黄金色に輝く風景をお目当てに、多くの観光客が訪れる。最近はコスプレや結婚式の前撮りの撮影地としても知られ、事前申請をした上で訪れる人も増えている。 一方、近年はススキの生育不良が目立ち、村は2019年から「曽爾高原再生プロジェクト」を進める。今年も、5~6月にかけて、一部区域で肥料散布を実施。獣害ネットの設置、植え替えなども行った。立ち入り禁止の場所に入らないよう巡視員が声をかけるなど、観光客にもススキの保護を呼びかけている。 村観光協会は、今週から来週にかけてススキの穂がさらに育ち、茎の色が茶色くなって、見頃を迎えると予想。来月中旬ごろまで見頃が続くという。(林敏行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小さなJ2クラブの偉大な下克上 サッカー天皇杯でVF甲府が初栄冠
サッカーJ2のヴァンフォーレ(VF)甲府が16日の天皇杯決勝に臨み、延長そしてPK戦の末、サンフレッチェ広島に勝利した。J1の格上クラブを次々と撃破し、「完全下克上」で成し遂げた初の栄冠。サポーターらが詰めかけた日産スタジアム(横浜市)は歓喜に包まれた。 日産スタジアムを埋めた2万人の甲府サポーター 日産スタジアムには、約3万8千人の観客が詰めかけた。VF甲府によると、甲府のサポーターは応援バスツアーの利用者も含めて2万人以上にのぼったといい、広島の猛攻を耐え続ける選手たちのプレーを後押しした。 「PRIDE of 山梨」「アジアへ行こう」。午後2時のキックオフ前からゴール裏に応援幕を掲げたサポーター。その応援を受け、開始直後から押し込む広島に対し、複数の選手が取り囲んで攻撃のリズムを整えていった。 そして、前半26分。コーナーキックをきっかけに主将のMF荒木翔からボールを受けたFW三平和司がゴール前で合わせ、貴重な先制点を挙げた。何度も繰り返してきた練習が実った瞬間、声出しが認められたエリアで見守っていたサポーターから大きな歓声が上がった。 攻め続ける広島、はね返し続ける甲府――。逃げ切れそうなムードが漂い始めた後半39分、ついに同点に追いつかれた。だが、サポーターの落胆は一瞬だけ。必死の応援で選手たちの背中を押し、試合は1―1のまま延長へもつれ込んだ。 奇跡的なセーブに歓声 サポーターの熱い思いが届いたのは延長後半12分。広島が得たPKをGK河田晃兵が奇跡的なセーブで止めると、再びスタジアムが割れんばかりの歓声に覆われた。 30分の延長でも決着がつかず、PK戦に。互いに3人目まで決め、迎えた広島の4人目。ここでGK河田が再びセーブ。歓声とどよめきの中、甲府の5人目が決めて優勝を手にすると、サポーターの中には涙を流す人も見られた。 甲府市から駆けつけた自営業の男性(52)は「こんな日がくるとは。勝てるとは思っていませんでした。選手が頼もしく、感謝しかありません」と喜びを爆発させていた。 記事後半では、優勝を決めた後の吉田達磨監督や選手たちの談話を紹介。「ヴァンフォーレの生き証人」も喜びを語っています。 危機と苦しみを乗り越えた先の歴史的な勝利 30回目の出場で初優勝を果… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
だんじりと接触し見物の女性が重傷 2日前には死亡事故、大阪
新谷千布美、松浦祥子2022年10月16日 21時53分 16日午後1時半ごろ、大阪府富田林市で開かれていた秋祭りで、だんじりが見物客の20代女性に接触した。府警によると、女性は胸の骨が折れるなどの重傷を負って病院に運ばれた。命に別条は無いという。 富田林署によると、だんじりは同市桜井町1丁目の交差点を勢いよく左折し、美具久留御魂(みぐくるみたま)神社へ宮入りしようとしていた。女性は交差点で巻き込まれたとみられる。署は、だんじりをひいていた町会の関係者に話を聞くなどして、詳しい状況を調べている。 現場は近鉄富田林駅から北東に約2キロ。この地域の秋祭りは14日夜に始まり、16日が最終日だった。 美具久留御魂神社の宮司によると、新型コロナウイルスの影響でだんじりの宮入りは3年ぶりだった。宮司は取材に、「事故が起きたことについては、神社としても残念に思います。けがをされた方にお見舞い申し上げます」と話した。 14日には市内の別の地域の秋祭りでだんじりが横転し、ひき手の男性1人が死亡、3人がけがを負う事故が起きた。事故を起こした町会はだんじりの曳行(えいこう)を中止していたが、ほかの町会は続け、市内各地でも秋祭りは続いていた。(新谷千布美、松浦祥子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル