テレビで野球観戦をしていると、大手メーカーのものではない、独特のロゴが刺繡(ししゅう)されたグラブを目にすることがある。 今年の全国高校野球選手権大会決勝。甲子園の先発マウンドに立った仙台育英の左腕斎藤蓉(よう)投手は、左利き専用グラブのみを製造する「チアキ」というメーカーのグラブを使っていた。 プロ野球ヤクルトの山田哲人選手は「ドナイヤ」という大阪のメーカーのグラブだ。 4人で立ち上げた「メジャーステージ」 ムラタ(相模原市中央区)もそんなオリジナルの野球用品を製造するメーカーのひとつ。 社長の村田淳さん(64)は1998年、社員4人の会社で「メジャーステージ」という野球用品ブランドを立ち上げた。 今年、夏の甲子園に初出場した社(やしろ)高(兵庫県)の勝又優太選手(18)によると「収まりが良く、落球しにくい」のが特徴だ。 村田さん自身も野球選手として活躍した経歴を持つ。 桜美林(東京都町田市)の1番ライトとして甲子園に出場し、チームを全国制覇へ導いた。「優勝後、東京駅からオープンカーに乗ってパレード。約4時間かけて町田に着いた」と振り返る。 その後、日体大に進学。4年では明治神宮大会に2番レフトで出場し、日本一に輝いた。 卒業後はプロの道には進まず、父が経営する産業資材会社の関連会社に入社した。それでも「スポーツにかかわる仕事をしたい」と父の会社にスポーツ部門を新設した。 一つでも多くの球を拾ってほしい 当時の野球用品市場は大手メーカーが席巻していた。そんななか、あえて自社ブランドにこだわったのは理由があった。 高校1年のころ。金属バット… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
もんじゅ、核燃料取り出しが完了 廃炉の第1段階の主要作業
佐藤常敬2022年10月16日 8時20分 日本原子力研究開発機構は14日、廃炉作業中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉などから核燃料を取り出す作業を終えたと発表した。廃炉の第1段階の主要作業だった核燃料530体の取り出しが終わった。 原子力機構によると、13日夜、原子炉と隣接する炉外燃料貯蔵槽から核燃料124体を水の入ったプールに移す作業が終わった。 もんじゅの廃炉工程は約30年で4段階ある。第1段階の核燃料取り出しは2018年8月に開始。原子炉と貯蔵槽で冷却材のナトリウムに漬かっている計530体の核燃料を洗浄し、水の入ったプールに移した。原子力規制委員会の審査を経て、取り扱いの難しいナトリウムの抜き出しをする第2段階は、23年度開始の見込みだ。 14日、同機構と文部科学省の担当者が市役所を訪れ、池澤俊之副市長に作業完了を報告した。(佐藤常敬) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ママになりたい」卵子凍結へ 始まった抗がん剤治療
会社員 遠藤将一さん 2018年8月、まだ恋人だった和(のどか)に大腸がんが見つかり、僕は治すために調べ始めました。インターネットや本はもちろん、知り合いに「どこか良い病院はないか」「若い人のがんに詳しい人はいないか」と聞いて回りました。 まずは、青森県立中央病院で抗がん剤治療を始めることにしました。しかしそのとき、和が予想もできなかったことを言い始めたのです。 「ママになるのが夢だから、万が一のことを考えて卵子凍結をしたい」 抗がん剤治療を始めると、不… この記事は有料記事です。残り881文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京王線事件から1年、増える列車の防犯カメラ あなたが使う路線は?
有料記事 小川崇、角詠之、高絢実、松永和彦、板倉大地2022年10月15日 15時00分 鉄道車両への防犯カメラの設置状況について、朝日新聞が全国の主な26鉄道事業者にアンケートしたところ、この1年間で設置車両が少なくとも17事業者で計約1130両増えていたことがわかった。近年、乗客が無差別に刃物などで襲われる事件が相次ぎ、鉄道各社は対策を強化している。国はカメラの設置を義務化する方向で議論を進めている。(小川崇、角詠之、高絢実、松永和彦、板倉大地) 京王電鉄は13日、東京都内の車両基地で、安全対策のため導入した設備を報道陣に公開した。昨年10月、京王線を走行中の車両内で男が刃物を振り回して火を放つ事件が発生し、17人が重軽傷を負った。 事件を機に、京王電鉄は映像をリアルタイムで指令所などから見られる新型のカメラの導入を決めた。8月から全約860両のうち180両に取り付け、2023年度末までに全車両に整備する予定という。現場と本社などを音声や映像でつなぐコミュニケーションシステムも導入した。 京王の鉄道テロ・災害対策担当課の重岡剛雄課長は「昨年の事件の一番の課題だった、早期に車内状況を把握する設備を整備させていただいた」と話す。 鉄道開業から14日で150年の節目を迎えるのを機に、朝日新聞は安全性が一層問われている鉄道の主要26事業者に防犯カメラの設置状況を尋ねた。その結果、昨年秋に少なくとも2907両だった設置車両が、4034両となり、急速に増えていることがわかった。 最近、通勤車両でもよく見かける防犯カメラ。主な26鉄道事業者にアンケートをすると、様々な事情や導入理由があることがわかりました。導入のきっかけは「つり革の窃盗」と答えた社も。記事後半では、設置状況をまとめた26事業者分の回答結果を掲載しています。 事件受け、配備計画を6年前倒し 東京メトロは京王線での事件… この記事は有料記事です。残り2783文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ツイッター「いいね」きっかけか、9月にも接触 札幌・死体遺棄事件
有料記事 角拓哉、平岡春人、石垣明真2022年10月15日 18時00分 札幌市のアパートで8日、北海道小樽市に住む大学生の女性(22)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された無職小野勇容疑者(53)が9月27日に女性とJR札幌駅で会っていたことが、道警への取材でわかった。事件は15日で発覚から1週間。道警は、容疑者のものとみられるツイッターの投稿などを解析し、女性が死亡した経緯を慎重に調べている。 道警によると、小野容疑者は「女性とは事件前に1度会った」と供述。道警は、2人が9月27日昼に札幌駅の改札口で会っているのを防犯カメラ映像で確認した。 捜査関係者によると、2人が知り合ったきっかけは、被害女性のツイッターの投稿に小野容疑者が「いいね」をすると、女性からメッセージが届いたことだったという。 女性は札幌の駅で下車、容疑者と合流 その後は 女性は10月3日午前10時… この記事は有料記事です。残り1254文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍元首相の県民葬、山口県内各地で反対集会「弔意の強制にあたる」
安倍晋三元首相の県民葬に反対する市民団体の集会が15日、山口県内の8地区で開かれ、計336人(主催者発表)が参加した。「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動やまぐち実行委員会」が呼びかけた。 県民葬の主会場がある下関市では、市役所前に約80人が集まり、「県民葬に反対」と書かれたプラカードや横断幕を掲げた。 「私たちの税金が原資である公金を使って県民葬を行うことは、それを望まない県民にとっては弔意の強制にあたる」とする集会宣言を拍手で採択した。 主催した「総がかり行動しも… この記事は有料記事です。残り229文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
祭りの山車がUターン中に突然後退、ひかれた男性死亡 愛知県豊田
2022年10月15日 18時25分 15日午前9時50分ごろ、愛知県豊田市十塚町1丁目の市道交差点で、同市喜多町3丁目、自営業河合武さん(48)が挙母祭りでひき回し中の山車にひかれ、搬送先の病院で死亡した。 豊田署によると、河合さんは山車後方の棒で方向などを調整する8人の担当の1人。山車をUターンさせる最中に山車が突然後退し、ひかれたという。 主催の保存会のホームページなどによると、江戸時代初期にさかのぼる同市中心部の伝統の祭り。8両の山車のうち、事故を起こしたのは西町の山車だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3基の神輿が激突 「灘のけんか祭り」で最大の見せ場の神輿合わせ
2022年10月15日 18時30分 「灘のけんか祭り」として知られる松原八幡神社(兵庫県姫路市)の秋季例大祭の本宮が15日にあった。 最大の見せ場は、神社から800メートルほど離れた御旅山(おたびやま)のふもとの練り場で、3基の神輿(みこし)をぶつけ合う「神輿合わせ」。締め込み姿の担ぎ手たちが「ヨーイヤサー」のかけ声で神輿を激しくぶつけ合った。 新型コロナウイルスの影響で、昨年と一昨年は神輿合わせなどが中止された。3年ぶりの通常開催となった「けんか祭り」に、多くの観客が集まった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋晴れに信長、秀吉、家康が勢ぞろい 名古屋まつり、3年ぶりの盛況
三宅梨紗子2022年10月15日 18時30分 名古屋の秋を彩る「名古屋まつり」が15日から始まった。コロナ禍で2年連続で中止となっており、3年ぶりの開催となる。秋晴れのもと、多くの観客が詰めかけ、パレードなどに見入っていた。16日まで。 まつりの見せ場は、愛知ゆかりの織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑と三姫らによる「郷土英傑行列」。沿道では観客が行列に手を振っていた。 初めて訪れたという名古屋市守山区の中世古純子さん(34)は「祭り自体も久しぶり。日常が戻りつつあってよかった」。息子の光騎君(4)は行列が通ると手を振り、「おもしろかった」と笑顔だった。 感染防止策として、一部イベントは中止。行列の様子などは公式ウェブサイト(https://www.nagoya-festival.jp)で視聴できる。(三宅梨紗子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
曽我さん「めぐみさんと歌いたい」 拉致被害者それぞれの帰国20年
拉致被害者5人が2002年に北朝鮮から帰国して、15日で20年。新たな被害者の帰国が実現しないなか、帰国した被害者たちは心境を語り、政府に対し積極的な取り組みを求めた。 新潟県佐渡市の曽我ひとみさん(63)は15日、新潟市中央区で開かれたコンサートに参加し、北朝鮮で一時期、一緒に暮らした横田めぐみさん(拉致当時13)について「笑顔が素敵で、妹のようでした」などと思い出を語った。曽我さんは1978年8月に佐渡市で母ミヨシさんと一緒にいたとき拉致された。北朝鮮到着直後から80年ごろまで通算1年ほど、めぐみさんと同じ招待所で暮らしたという。 コンサートは、めぐみさんが77年11月に拉致されるまで新潟市の小中学校で同級生だった友人らが、めぐみさんとの再会を願って2010年から開いてきた。同級生らからめぐみさんとの思い出を聞かれた曽我さんは「めぐみさんと私の共通点は、学校の合唱部ではソプラノで、スポーツはバドミントンをしていたことです。北朝鮮では2人だけに聞こえる小さな声で一緒に日本の歌を歌いました。めぐみさんが帰ってきたら、手をつないで大きな声で合唱したい」と語った。 曽我さんは朝日新聞の取材に… この記事は有料記事です。残り1249文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル