「一票の格差」が最大3・03倍だった7月の参院選は投票価値の平等を定めた憲法に反するとして、弁護士グループが、近畿地方の6選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決で、大阪高裁(牧賢二裁判長)は14日、「国会の格差是正の姿勢は著しく弱まっている」として、違憲の一歩手前の「違憲状態」と判断した。選挙無効の訴えは退けた。 二つの弁護士グループが全国14高裁・支部に起こした16件の訴訟で、最初の判決。高裁判決は11月中に出そろい、最高裁が来年にも統一判断を示す見通しだ。 一票の格差は、定数1あたりの有権者数が選挙区ごとに異なるために生じる。今回の参院選では、最少の福井選挙区(約31万8千人)と最多の神奈川選挙区(約96万2千人)の間で3・03倍の差があった。 最高裁大法廷は、最大格差が5・00倍、4・77倍だった2010年と13年の参院選を「違憲状態」、3・08倍、3・00倍だった16年と19年の参院選について「合憲」と判断した。ただ、今回の参院選では、3・03倍に格差が広がっていた。 この日の判決で、大阪高裁は… この記事は有料記事です。残り442文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
148年前のSL、修理終え再出発 汽笛が伝える日本の鉄道の夜明け
日本初の鉄道が新橋―横浜で開業した2年後の1874(明治7)年に英国から輸入された蒸気機関車(SL)が14日、愛知県犬山市の博物館明治村を走った。国内最古の動くSLが大規模な修理を終え、約3年ぶりに汽笛を鳴らした。 明治村によると、輸入された後、新橋―横浜間などを走り、1911(明治44)年に尾西鉄道(現名古屋鉄道尾西線)に譲渡された。明治村では「蒸気機関車12号」として、74年から「9号」(12年に米国から輸入)と交互に客車を引いて走ってきた。 2019年9月から約11カ月かけて、ボイラーの煙管84本を取り換えるなど専門業者による修理を済ませたが、その後、車輪付近の部品が破損しているのがわかった。新しい部品の製作に時間を要し、今月に入って交換できたという。 鉄道開業から150年を迎えた14日、12号は車庫前で汽笛を鳴らし黒煙を上げながら試運転を開始。客車とつながずに駅と車庫の間の引き込み線を往復した。 「輸入から148年経った機… この記事は有料記事です。残り176文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
園バス3歳児死亡、運営法人に改善勧告 マニュアル作成、研修を怠る
床並浩一2022年10月14日 16時47分 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で園児(当時3)が送迎バスに取り残され、熱射病で死亡した事件で、県と市は14日、安全管理体制に不備があったとして、運営法人の榛原学園(増田多朗理事長)に改善勧告を出した。死亡した園児の降車や出欠を確認せず、各種マニュアルの作成や見直し、職員研修も怠っていたという。書面による改善報告と現地調査で改善を促す。 県と市は9月の事件後、認定こども園法などに基づく特別監査に入り、職員20人を対象にした聴取や書類調査を実施。運転手の代理でバスを運行した前理事長が亡くなった園児の降車を確認せず、車内に残したままバスを移動、放置したほか、欠席の連絡がないにもかかわらず、園児の不在に気付いていた担任らが保護者に連絡しなかったことを確認したという。 法人は降車確認の徹底を定めるバスの運行マニュアルを作成せず、事故を防ぐための実践的な研修もしていなかったとされる。 事件をめぐっては、静岡県警が業務上過失致死容疑で捜査している。(床並浩一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「少しでも可能性があるなら」 5歳児餓死の控訴審で母親が説明
福岡県篠栗町で2020年4月、三男の碇(いかり)翔士郎ちゃん(当時5)を餓死させたとして保護責任者遺棄致死罪に問われ、一審の福岡地裁で懲役5年の判決を受けた母親の利恵被告(40)の控訴審の初公判が14日、福岡高裁(松田俊哉裁判長)であった。弁護側は量刑不当を訴え、検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は11月9日。 弁護側は、利恵被告が当時、「ママ友」の赤堀恵美子被告(49)=同罪などで懲役15年の判決、控訴中=から精神的に支配され、正常な判断ができなかったと改めて主張。元夫や残された子どもらとの関係を再構築し、なるべく早く社会復帰することが更生につながるとし、減刑を求めた。 検察側から控訴の趣旨を問われた利恵被告は、「罪を受け入れていないわけではないが、あの日以来バラバラになった家族や子どもたちと、一日でも早く会える可能性があるならと思った」と説明した。 利恵被告は、一審判決後に2… この記事は有料記事です。残り232文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国の民事裁判の判決、データベース化へ 法務省が検討会を設置
田内康介2022年10月14日 17時35分 全国の民事裁判の判決を一括管理してデータベース化する仕組みづくりに向け、法務省は14日、有識者らによる検討会を設置した。民事裁判が全面IT化される2025年度の導入を目指しており、紛争や解決方法の傾向分析などの形で民間に活用してもらう。 全国の地裁、高裁などで出される判決は年に約20万件あり、閲覧するには原則として裁判所に出向く必要がある。全判決のうち数%は、民間のデータベース会社や判例雑誌の会社に、各裁判所から便宜供与という形で提供されている。最高裁のホームページなどでも一部は公開されている。 ただ、これらはごく一部にすぎず、公共財である判決情報が十分に活用されていない。データベース社や雑誌社も、それぞれの基準で人手と費用をかけて匿名処理をしており、非効率な運用にもなっていた。 そこで、民事裁判がIT化される25年度に合わせ、全国の裁判所の判決を特定の機関に集約し、データベース化する。機関は公益性の高い「情報管理機関」と位置づけ、AIを活用して匿名処理を実施。データベース社、雑誌社のほか、研究者らに有償で情報提供することが想定されている。 法務省の検討会には、憲法や民法の専門家らが参加し、一つの機関に判決を一元化する法的根拠や必要な法整備、匿名化すべき情報の範囲などを議論する。(田内康介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
そしてお菓子は残った 手から手へ、京都の老舗で「あんこ」のリレー
最後は、あんこが守られ、次につながったお話を伝えたい。場所は京都。今年1月末に「京華堂利保(としやす)」は120年続いたのれんをおろした。最後の数日は、黒を基調に趣のある町家の店が、名残惜しむ人からの花束いっぱいに彩られた。 引退を決める時、主人の内藤正さん(74)には、そのままにできないことがあった。祖父の代に、茶道の武者小路千家の家元に銘をいただいたお菓子「濤々(とうとう)」の行く末だ。「濤」は波の音で、釜の湯のたぎる音を表している。家元お好みとして広く親しまれ、店だけのお菓子ではないと考えていた。 託したいと伝えたのが、祇園町で15代続く「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」の今西善也さん(49)だった。 今西さんとは、古くからの菓子店の集まりで気心が知れている。新しい世代への期待もある。何より今西さんの店のお菓子が、自分の大事にしてきたことに近く思えた。内藤さんは「はんなりといいますが、お菓子には京都らしい華があってほしい。茶味(ちゃみ)は持たせたい。私はそう心がけてきました」。 京都で家元お好みの銘菓「濤々」をつくっていた和菓子店が今年、のれんをおろしました。その「濤々」を引き継いだのが同じ京都の老舗和菓子店です。独特の味の世界をどう守っていったのでしょうか。 「濤々」は、特徴のあるお菓… この記事は有料記事です。残り908文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
簡易宿泊所殺人事件 容疑の男「訴えないと言ってたのに訴えられた」
2022年10月14日 14時22分 東京都新宿区の簡易宿泊所で入所者の男性を殺害したとして殺人容疑で逮捕された男が、男性に対する過去の傷害事件に絡み「(男性が)訴えないと言っていたのに訴えられて罰金を取られたので頭にきた」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。 住居不詳、無職の石野彰容疑者(57)は12日午前3時ごろ、新宿区百人町1丁目の簡易宿泊所で、この宿泊所の住人で、管理人でもあった韓国人の任元珍さん(76)の胸を包丁で複数回突き刺して失血死させた疑いがある。前日の11日午後7時ごろに宿泊所内に侵入し、任さんを待ち伏せして襲ったとみられるという。 捜査関係者によると、石野容疑者はこの宿泊所で暮らしていた今年1月、任さんに熱湯をかけてけがを負わせた。この際、任さんからは「退所すれば訴えない」と言われたため退所した、と説明。だが、任さんが被害届を出して9月に傷害罪で30万円の罰金刑を受けたため、同庁は石野容疑者が腹を立てたとみている。 任さんを殺害した容疑で逮捕された際、石野容疑者は「以前から殺そうと思っており、用意していた包丁で刺した」と供述したという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無戸籍者の救済「限定的」との指摘 嫡出推定見直す民放改正案
離婚後に生まれた子どもの法的な父親を決める「嫡出(ちゃくしゅつ)推定」を見直す民法改正案が14日、閣議決定された。無戸籍の子どもらをなくすための措置だが、専門家は「救済は限定的」と指摘しており、課題も残る。 現行の民法の規定では、離婚後300日以内に生まれた子は、血縁がなくても戸籍上は前夫の子と扱われるため、母親が出生届を出さない場合がある。法務省によると、戸籍がない人は8月時点で793人いるが、7割はこの嫡出推定の規定が原因だという。 無戸籍で生活する支障は大きい。当事者らの活動もあり、児童手当など一部の行政サービスは受けられるようになってきたが、就職やパスポート発行などには困難が伴う。 今回の法改正がなされれば… この記事は有料記事です。残り1152文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani runner-up to Aaron Judge in Baseball Digest MVP award
New York Yankees slugger Aaron Judge was named the MLB Player of the Year by influential publication Baseball Digest on Thursday, finishing ahead of reigning American League MVP Shohei Ohtani. Judge, who belted an AL record 62 home runs during the regular season, received 18 first-place votes from the 22-member […]
MLB’s playoff series set to swap cities in drama packed weekend
The MLB Division Series head into the weekend with each matchup, aside from the delayed Yankees-Cleveland series, flipping to the wildcard winners’ respective cities to continue what has been a drama packed round of playoff baseball. The Philadelphia Phillies’ long wait for a home game ends Friday when they play […]