性的マイノリティーのカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」が11月から東京都でも開始となるのを前に、制度適用の申請が11日に始まった。渋谷区と世田谷区でスタートした制度が、7年を経て都でも始まることになった。 都によると、同日午後6時までに18組の申請があった。その一組、都内の会社員で「東京都にパートナーシップ制度を求める会」代表として都議会に請願を出していた山本そよかさん(37)とヨリコさん(36)=通称名=は、新宿区内で記者会見し、その場でそれぞれのスマートフォンからオンラインで申請した。山本さんは「社会の中で夫婦として認められ、周りの方とも一緒に人生を歩んでいけることをうれしく思う」と涙ながらに話した。 都道府県では10番目 認められれば何が変わる? 山本さんは1年前、自宅で倒れ、意識不明で病院へ搬送された経験があるという。同居していたヨリコさんは付き添おうとしたが、病院からは「親御さんに連絡して」と言われたという。関係性を説明するのが難しかったといい、「(パートナーの)証明書があれば緊急時にも助かる」と喜んだ。 3人で申請したのは、子ども… この記事は有料記事です。残り749文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
奈良・御所市議「県外は外してええやん」 応募条件の変更に関与か
奈良県御所市発注の火葬場の新設事業を巡る汚職事件で、大阪地検特捜部は11日、同市議の小松久展(ひさのぶ)容疑者(70)を加重収賄罪で起訴した。計7500万円の賄賂を渡したとして、事業を受注した共同企業体(JV)で代表企業を務めた建設会社「ゴセケン」の西本登美雄・元会長(73)と中本喜則・元社長(57)を贈賄罪で在宅起訴した。 一方、特捜部は、加重収賄容疑で逮捕していた小松容疑者のおいで会社役員の小松隆浩容疑者(47)については不起訴とした。起訴した3人の認否と、隆浩容疑者を不起訴とした理由はいずれも明らかにしていない。 発表によると、小松容疑者は火葬場事業を巡り、西本元会長と中本元社長が別の建設会社の役員との間で受注調整を行っていたことを知りながら、2020年7月の市議会定例会で関連議案に異議を唱えず賛成。その謝礼などの名目で、21年6月に中本元社長から3千万円、同年12月に西本元会長から4500万円の現金を受け取ったとされる。 関係者への取材によると、市… この記事は有料記事です。残り539文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府・市などの万博パビリオン建設費115億円 想定の1・5倍に
2025年大阪・関西万博で大阪府や大阪市などが出展する「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」の建設費用が、当初想定の74億円から約1・5倍(41億円)増の115億円になることがわかった。一般会計補正予算案が11日、府議会に提出された。 府市合同部局の万博推進局によると、5月の建設事業者の公募では参考額を74億円としたが、9月に第一優先交渉権者に選ばれた竹中工務店(大阪市中央区)の提案額は195億円だった。府・市はコスト削減のため、屋根素材の一部をガラスから透明な膜に変えたり、木材から鉄骨に変えたりする。来場者に見えない部分の形状変更も検討している。 当初の想定との差額分41億円のうち36億円は、資材価格の高騰に加え、公募の際の参考額が、ガラスを使った特殊な形状の屋根にかかる費用などを考慮できていなかったことが要因という。残りの5億円は展示内容が具体化してきたことに伴い、メインの本館棟の延べ床面積を約6300平方メートルから約6700平方メートルに増やすことによるものという。 市議会から再公募すべきだと… この記事は有料記事です。残り136文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
熱海土石流の残留盛り土、行政代執行で除去開始 費用4億円以上
床並浩一2022年10月11日 17時55分 静岡県熱海市で昨年7月に起きた土石流災害をめぐり、県は11日、起点付近で崩れずに残る盛り土を撤去する行政代執行を始めた。県条例に基づく撤去命令に前土地所有者が応じないと判断し、県費を投入する。崩落する危険性が高い約1万6千立方メートルの撤去を来年5月末までに終え、来夏の警戒区域の解除をめざす。 行政代執行による土砂の撤去に約4億円がかかるほか、処分場への運搬などに多額の費用が見込まれる。県は今年8月に即時撤去を求める措置命令を出した前所有者の「新幹線ビルディング」(神奈川県小田原市)に全額を求償するが、同社は撤去命令を拒否後、処分の取り消し訴訟を起こすなど支払い請求に応じる姿勢を見せていない。 熱海市の土石流災害では、災害関連死を含め27人が死亡、1人が行方不明になった。被災地では災害対策基本法に基づく警戒区域が設定され、区域内の約200人が避難している。(床並浩一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大学生女性の遺体を遺棄容疑 逮捕の男「SNSで知り合った」
角拓哉、平岡春人2022年10月11日 18時30分 札幌市のアパートの一室で大学生の女性の遺体が見つかり、北海道警は10日、この部屋に住む同市東区北45条東15丁目、無職小野勇容疑者(53)を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。道警は、遺体の状態などから大学生は今月4日ごろに殺害されたとみて、小野容疑者の関与について慎重に調べている。 道警によると、遺体で見つかったのは北海道小樽市に住む大学生の瀬川結菜さん(22)。小野容疑者の逮捕容疑は、8日午後2時ごろ、瀬川の遺体を自室に遺棄したというもの。司法解剖の結果、首を圧迫されたことによる窒息死と判明。小野容疑者は調べに「SNSで被害者と知り合った」と説明し、瀬川さんの殺害について関与を認める供述をしているという。 瀬川さんは3日昼に自宅を出たあと連絡が取れなくなり、家族が7日に行方不明者届を出した。瀬川さんのスマートフォンの電波状況などから、小野容疑者宅周辺を捜査。8日に監禁容疑で家宅捜索し、室内で瀬川さんの遺体を発見した。 小野容疑者とみられる人物のツイッターアカウントで3~8日、瀬川さんとみられる人と会い、その人が死亡したことをにおわせる内容が複数回投稿されていた。道警は小野容疑者のスマホを解析するなどして裏付けを進めている。(角拓哉、平岡春人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
« Au Japon, la mécanique infernale de l’inflation, qui voit prix et salaires s’envoler de concert, ne semble pas avoir de prise »
Autres lieux, autres mœurs. Alors que les opérateurs français de raffinerie, dont le salaire moyen dépasse allégrement 3 000 euros, se battent – avec de bonnes chances de gagner – pour une augmentation substantielle, en réponse à la hausse des prix, à l’autre bout du monde, il est hors de question d’y […]
「甘ぇあんこ」に私がこめる思い 和菓子はドラマ、よみがえる記憶
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」での「あんこ」の存在は、印象的だった。 「小豆の声をきけ」「時計に頼るな」「食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべぇ」「おいしゅうなれ」「おいしゅうなれ」 鍋がコトコト煮立つ火の前で、おまじないが何世代にもわたって唱えられていく。漂う甘い香りと味の記憶に、それぞれの人生が支えられていた。 おばあちゃんのおはぎ、大好きだったあの店のもなか、お祝いで食べたおまんじゅう……。いつも身近にいて、あのときを思い出させてくれるあんこの味。長沢美津子編集委員がそんなあんこの今と、次世代に引き継ごうとする人たちを取材しました。 あんこの現場をいま歩きたい… この記事は有料記事です。残り1211文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
改装まもない旅館に濁流、再開見通せず 静岡の台風被災地で相談会も
【動画】台風15号で大量の土砂や雨水が流れ込んだ静岡市葵区の油山温泉元湯館=海野博揮さん提供 台風15号による記録的大雨で静岡市葵区の中山間地、油山(ゆやま)地区は土砂災害で甚大な被害を受けた。コロナ禍を機に改装したばかりだった旅館には濁流が流れ込み、再開の見通しが立たない。罹災(りさい)証明書の発行や土砂の撤去はどうすればいいのか。悩みを抱える被災者に相談会も開かれた。(小山裕一) 静岡市葵区の中心部から北へ10キロほどの山あいにある油山地区。旅館「油山温泉元湯館」には9月24日未明、裏山から流れ出た雨水や油山川からの大量の土砂が1階に流れ込んだ。濁流が館内をのみ込んでいく光景を撮影し、SNSに投稿した。 旅館には当時、2組4人の客が宿泊しており、海野博揮さん(40)は「とにかく必死でお客様を安全に避難させることで頭がいっぱいだった。お客様の救助を求めるため、現状を積極的に投稿した」と振り返る。 そんなとき、鎖でつないであったガスボンベが外れて旅館内に流れ込んだ。濁流で足を滑らせる危険もあったが、火災の恐れがあるため、妻の加奈子さん(41)といっしょになんとか外に運び出した。その後、客4人と飼い犬3匹は24日午前、無事にヘリで脱出してもらった。 旅館はコロナ禍を機に改装を続け、昨年11月からは犬を連れて泊まる専用旅館として再スタートしたばかりだった。だが、旅館の1階は広範囲で被害を受け、2メートルも土砂が積もった場所もあり、重機でなければ撤去できない。宿泊客の車も土砂に埋まったままだ。まとまった雨による二次災害が心配という。 海野さんは「今後のことは見通しが全く立っていない。お客様の車もどうしたらいいのか。安全ならここで営業を再開したいが、1年や2年でできる話ではなく、はっきりとは分からない」と漏らす。ただ、旅館の再開に向けて一歩を踏み出し、クラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/view/630834)で再建資金を集め始めた。11月30日まで受け付ける。 油山地区に住む小柳岳人さん(56)は自宅が床上浸水した。外に設けられたボイラーは水につかり、風呂が使えなくなった。母は藤枝市に住む親類の家に行って、風呂を使わせてもらっているという。また、自宅前の道路に泥がたまっており、自身だけでは撤去が難しいという。「雨が降った時に滑って転び、足をすりむいたこともある。一刻も早く復旧して欲しい」 油山地区では3日夜、弁護士や災害ボランティアによる相談会があった。復旧に必要な知識を具体的にアドバイスした。 災害ボランティアは床上・床下浸水した家屋の清掃の方法を動画を交えて伝えた。「ぬれた家をそのまま放っておくと、後からカビや悪臭が発生し、生活に支障が出る場合がある」という。そのため、床下の状態をしっかり確認し、最低でも1カ月かけて乾燥させるように指導した。 県弁護士会の災害対策委員会副委員長でもある植松真樹弁護士は、行政から支援を受ける際に必要となる罹災証明書の申請方法を解説した。被害の様子を残すために、家の内外の写真や動画をたくさん残すことを求めた。また、家の外はなるべく4方向から撮影し、「浸水の深さが分かるようにして欲しい」と話した。 一方で県弁護士会が電話相談を受け付けていることも紹介し、「親戚の人に相談するぐらいの気持ちで、気軽に利用して欲しい」と呼びかけた。弁護士たちは今後も現地で相談会を開く予定という。 弁護士会や区役所が相談窓口 台風15号の被災者向けの相談窓口が次々と開設されている。県弁護士会の相談窓口では、平日の午前10時~正午か午後1~4時に電話(054・204・1999)で申し込むと、弁護士から折り返しの連絡が来る。 弁護士や司法書士、建築士などの県災害対策士業連絡会(事務局は県弁護士会=054・252・0008)は31日まで、静岡市内の3区役所で生活再建の相談を受け付けている。時間は午前10時~午後4時。葵、駿河区役所は平日のみで、清水区役所は毎日対応している。 葵区災害ボランティアセンター(080・5071・9507または080・5071・9520)は午前10時~午後4時、ボランティア派遣の相談を受け付けている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「駐車場転貸事業」で詐欺被害、1.3億円か 3年前に自首の男逮捕
高嶋将之2022年10月11日 14時28分 駐車場を転貸するとの架空の事業をかたり、地主への支払金の名目で現金約1300万円を払わせて詐取したとして、警視庁は、甲府市の清掃業の男(46)を詐欺容疑で逮捕し、11日発表した。男は調べに対し、容疑を認めているという。 玉川署によると、男は2018年1月~19年1月ごろ、大阪府内の40代女性に「建築業者が建物を建てる時に職人が車を止める駐車場が少ない。月決め駐車場を地主から借りて工務店に転貸する」と虚偽の投資話を持ちかけ、「一時的に地主らに支払う金が必要」とだまして十数回にわたり現金計約1300万円を詐取した疑いがある。女性とは知人を介して知り合い、「5~10%の配当がある」と説明していたという。 署は、関西圏を中心とした約20人が同様の投資話を男から持ちかけられ、17~19年に計約1億3千万円の被害に遭った可能性があるとみている。 19年2月に男が「集めた金を配当に充てる自転車操業を繰り返していたが行き詰まった」と自首していたことから、裏付けを進めていた。(高嶋将之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
羽田空港のそばに「限界集落」 23区で一番高齢化が進む町で、いま
川向こうの羽田空港を行き交う飛行機のジェット音が響く。 この町の「中心部」は、都営団地「東糀谷六丁目アパート」。5~12階建ての全5棟からなる。 団地のある大田区東糀谷6丁目は、東京23区内で最も高齢化が進む「限界集落」だ。 限界集落とは、65歳以上の高齢者が人口の半数を超えた地域のこと。20年に実施された国勢調査では、東糀谷6丁目は64%で、約3千ある23区の町丁目の中で最高だった。 パン屋、八百屋、文房具屋。かつて10軒ほど並んでいた1階の店はいずれも閉店し、「シャッター街」になっていた。 その中で、ちょうど真ん中辺りだけ、シャッターが開いていた。 コンビニチェーンの看板の上から貼られた「水戸屋天海(あまがい)酒店」の文字。「水戸屋」と呼ばれて親しまれる団地唯一の商店だ。 店内の商品はまばら。棚にあるのはレトルトカレーや缶飲料など、常温で日持ちするものだけ。奥の冷蔵庫は、「電気代が10万円を超え、売り上げ以上の負担だから」と、1年以上前から切ったままだ。 店を訪れた高齢女性が、店番をしていた店主の天海和則さん(55)に「お米を届けてほしいのだけど」と頼んだ。 店に米は置いていない。それでも、女性に代わって買いに行き、部屋まで届けているのだという。 「常連さんは父の代からで、自分の親のような存在。助けてあげたい、という思いがある」 最寄りの京急穴守稲荷駅からは、高齢者の足で徒歩で20分ほど。周囲はめっきやスクラップなどの町工場が軒を連ねる。 鉄道のどの駅からも徒歩20分以上かかるこの地を、住民たちは「離れ小島」と呼ぶ。 食料品を扱うスーパーまで1キロほどあり、高齢の住人は、バスに乗って行くか、ヘルパーさんに買い物をお願いするしかない。 一時期、野菜や魚の移動販売が来ていたが、買い支えることができず、次第に売りに来なくなった。 隣近所で、買いに行ける人に頼んでまとめて買って来てもらうこともあるが、トラブルの原因にもなっているという。 そんな住人たちの頼みの綱が、水戸屋なのだ。 配達員の仕事と掛け持ち、それでも「頼りにしてくれるから」 閉店時間は午後2時。だが… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル