2022年12月23日 21時57分 クリスマスを迎える23日から26日にかけて、全国的に広範囲で大雪となる恐れがあるとして、気象庁と国土交通省が、大雪に関する緊急発表を行いました。 北海道から九州北部にかけて、冬型の気圧配置が強まり、警報級の雪が降る可能性がありクリスマスの時期の市民生活が大混乱となる可能性があります。 全国各地の23日の雪の様子を写真でご覧下さい。 【動画】クリスマス寒波襲来で雪が降る博多駅を行き交う人々=吉本美奈子撮影 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道紋別市の全域停電、原因は鉄塔の倒壊 復旧のめど立たず
2022年12月23日 21時59分 北海道紋別市全域、約1万3350戸の停電について、北海道電力は23日夜、同市元紋別にある鉄塔(高さ約22メートル)が倒壊しているのを確認した。鉄塔は紋別市と周辺の雄武町、興部町、遠軽町、湧別町に電気を供給する送電線を支えている。倒壊の原因は不明で、午後9時時点で復旧のめどは立っていない。 北電によると、2012年11月に室蘭市で鉄塔が暴風雪のため倒れたケースがあり、復旧には約3日間かかったという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
札幌五輪、市長はなぜ再度の意向調査を表明? 背景に「選挙対策」
札幌市の2030年冬季五輪・パラリンピック招致をめぐり、市民らに是非を問う意向調査が再度行われることになった。3月の調査では賛成派が過半数だったが東京五輪汚職で状況は一変。市は招致機運を盛り上げる活動を休止せざるを得なくなった。秋元克広市長は反対が多数の場合は「前には進めない」と撤退の可能性に初めて言及。方針転換の背景にあるとみられるのが、来春に迫った市長選と市議選だ。 秋元氏は20日、日本オリンピック委員会(JOC)と行った会見で意向調査の再実施を表明。23日、年内最後の定例会見では調査手法について「できる限り多くの方にご意見をいただけるような手法を検討したい」と語った。 3月の調査は市民と道民が対象だったが、「国を挙げて(のオリパラ)ということになるので、国民の調査もしなければいけない」とし、対象を全国に広げたい意向も示した。 ただ調査時期は「23年度の早期に大会概要の見直し案をまとめた後」ということ以外は決まっていない。市幹部は「調査を賛否の二択にするのかどうかすら決まっていない。最後は、複数の調査をしたうえで総合的に判断することになるだろう」という。 時期や手法が未定の再調査に言及したのはなぜか。多くの関係者は「市長選対策」を指摘する。 すでに市長選には五輪反対を… この記事は有料記事です。残り1409文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道紋別市が自衛隊の災害派遣を要請 鉄塔倒壊で市内全域が停電
2022年12月24日 0時06分 市内全域が停電している北海道紋別市は、自衛隊の災害派遣要請をするよう北海道に求めた。これを受けて道は国に対して午後10時半過ぎ、自衛隊法に基づき災害派遣を要請した。要請内容は、厳寒の避難所で暖を取るためのストーブや発電機、燃料の貸与など。 紋別市内では午後3時32分ごろから、北海道電力の送電線の鉄塔が倒壊したため、全域にわたる約1万3350戸が停電している。 北海道電力は23日夜、市内全域で停電が続く紋別市のほか、周辺の雄武町、興部町、遠軽町、湧別町への送電のため、移動式発電機車や他の送電線への切り替えを検討していると明らかにした。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大雪で頻発する車の立ち往生 切り札の「同時通行止め」決断難しく
有料記事 古城博隆、宮野拓也2022年12月23日 22時00分 新潟県内の国道で19日に起きた車の立ち往生は解消まで2日近くを要した。大雪による立ち往生は近年、繰り返し起きており、国土交通省は事前に取るべき対策をまとめていたが、対応が難しかったという。 18日午後4時すぎ、気象庁は、新潟県柏崎市や長岡市などに大雪警報を発表。東日本高速道路は事故処理と除雪のため、付近の北陸道と関越道を通行止めにした。そのため並行する国道8号と17号に車が集中して渋滞が起き、さらに19日朝には立ち往生が発生して国道も通行止めとなった。21日朝に解除されたが、消防によると、気分が悪くなったなどとして7人が救急搬送されたという。 一連の経緯は、国交省の有識者委員会が昨年3月にまとめた大雪対策の一節と重なる。 「高速道路の早期の通行止めに伴い、並行する国道等に車両が流れ込むことによって、大規模な滞留につながる」 予防策も示されている。 「並行する国道等もあわせて通行止め予測を発表し、繰り返し、外出の自粛や広域的な迂回(うかい)を呼びかけるべき」 立ち往生「徹底的に回避する」はずが… 実際に昨年1月の大雪で、九… この記事は有料記事です。残り1152文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道紋別で市内全域が停電 吹雪の中、電池式ストーブ要請相次ぐ
北海道内は23日、発達した低気圧の影響で暴風雪に見舞われた。オホーツクや十勝地方では記録的な積雪となり、降雪や強風の影響で停電が多発。23日午後8時30分現在、全道で約2万6080戸が停電し、特に紋別市では市内の全域の約1万3350戸が停電。住民は厳しい寒さの中で夜を過ごした。(奈良山雅俊、中沢滋人、新田哲史、岡田昇) 紋別市は災害救助法に基づき、自衛隊への災害派遣要請を検討。北海道と調整している。 北海道電力によると、23日午後3時32分ごろ、オホーツク地方の紋別市、湧別町、雄武町、興部町、遠軽町などで大規模な停電が発生した。午後8時30分現在の停電戸数は紋別市が全域の約1万3350戸で最も多く、湧別町が約5060戸、雄武町が約2960戸、興部町が約2510戸など。 北電は23日夜、紋別市元紋別にある鉄塔(高22㍍)が倒壊しているのを確認した。鉄塔は紋別市と周辺の雄武町、興部町、遠軽町、湧別町に電気を供給する送電線を支えている。倒壊の原因は不明で、午後9時時点で復旧のめどは立っていない。 北電によると、2012年11月に室蘭市で鉄塔が暴風雪のため倒れたケースがあり、復旧には約3日間かかったという。 北電は全社を挙げた対応が必要と判断し、午後5時に非常災害対策本部を設置した。設置は低気圧の影響で停電が相次いだ昨年12月以来。 十勝地方では電線の断線や電柱の倒壊などが相次ぎ、最大3400戸(午前10時ごろ)が停電した。帯広支店の担当者は「(気温の影響で)今日の雪は湿って電線にはりつきやすく、重みで断線しやすくなっているのでは」と話した。 えりも町では22日午後10時半過ぎ、強風による倒木で付近の送電線が切れ、町内全域で停電が発生。復旧に時間がかかり、町内の停電が全て解消されたのは23日午後7時ごろだった。 全域停電の紋別、避難所設置 市内全域で停電した紋別市では住民が対応に追われた。 紋別港に近い道立オホーツク… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】クリスマスにかけて広い範囲で大雪 道路の通行止め相次ぐ
【動画】クリスマス寒波襲来で雪が降る博多駅を行き交う人々=吉本美奈子撮影 クリスマスを迎える23日から週末にかけて、国内の広い範囲で大雪や猛吹雪の恐れがあります。交通機関への影響や最新の気象予報、市民生活への影響など。大雪をめぐる状況をタイムラインでお伝えします。 22:30 北海道紋別市への自衛隊の災害派遣を要請 市内全域が停電している北海道紋別市は自衛隊の災害派遣要請をするよう北海道に求めた。これを受けて道は午後10時半過ぎ、国に災害派遣を要請した。市内では午後3時32分ごろから、北海道電力の送電線の鉄塔が倒壊したため、約1万3350戸が停電している。 22:00 北海道が2市8町に災害救助法を適用 北海道オホーツク地方の大雪で広範囲に停電していることを受けて、道は23日夜、2市8町(北見市、紋別市、枝幸町、美幌町、斜里町、清里町、遠軽町、湧別町、興部町、雄武町)への災害救助法の適用を決めた。停電の影響が拡大、長期化する恐れがあるとして23日午後10時、災害対策本部も設置した。 20:40 山形県の国道112号と国道344号が全面通行止め 山形県内では国道112号(月山道路、山形県西川町月山沢―同県鶴岡市大網)と国道344号(同県真室川町差首鍋―同県酒田市北青沢)が全面通行止めに。国土交通省山形河川国道事務所などによると、除雪や安全確保が理由という。通行止めは112号は24日午前5時まで、344号は解除時間は未定となっている。 19:00 山形県が対策会議 県民に呼びかけ 山形県は大雪に関する危機管理対策会議を開き、県民に向け、①不要不急の外出を控えること②食料の備蓄③暖房器具の準備の3点について、改めて呼びかけていくことを決めた。 また、最上、西村山、西置賜の各地域で、交通への影響が出る可能性が高いとして、関係機関と連携し、被害状況の把握を図っていくという。 18:30 市内全域が停電の紋別市、電池式ストーブの要請相次ぐ 市内全域が停電している北海道・オホーツク地方の紋別市。午後6時25分現在の停電戸数は約1万3350戸に上る。原因は調査中だが、湿った雪が送電線に降り積もった影響や、強風の被害などが考えられるという。 紋別港に近い道立オホーツク流氷科学センター「GIZA」の学芸員桑原尚司さん(47)は、午後から暴風雪で休館になり、自宅に戻った後に停電になった。 日没後は真っ暗で信号機も点灯せず、光は車のライトだけ。吹雪で外にも出られない。「(2018年の)胆振東部地震のブラックアウト(全域停電)後に買った電池式ストーブがあるので安心だが、ない世帯は大変だ」と話した。 市は午後6時から内陸部の上渚滑支所と渚滑市民センター、紋別港に近いスポーツセンターの3カ所に避難所を開設。その後市内全域の6カ所(潮見小学校、紋別小学校、小向生活改善センター、沼の上生活改善センター、宇津々担い手研修センター、中渚滑多目的研修センター)にも順次開設することを決めた。 市役所には自力で避難所に行けない市民から電池式ストーブの要請が相次ぎ、職員が可能な範囲で届けて回った。あるグループホームは入所者全員が新型コロナウイルスに感染し、「避難所に行けない」と連絡があったという。 17:25 山形でも記録的な降雪 山形地方気象台は、顕著な大雪に関する山形県気象情報を発表した。午後5時までの6時間に、西川町大井沢で38センチ、金山町で36センチなどの記録的な降雪が観測された。 17:00 熊本と鹿児島県境の積雪の立ち往生は解消 熊本県水俣市と鹿児島県伊佐市を結ぶ国道268号では23日早朝から、トラックなどが積雪で走行できなくなり、計49台の車が一時立ち往生した。午後2時にはすべての車が移動し、立ち往生は解消されたが、同日午後5時現在、水俣市と伊佐市の間で通行止めが続いている。 熊本県道路保全課によると、現場付近では22日午後5時から「チェーン必要」との表示を始めていたが、ノーマルタイヤのトラックなどが立ち往生し、23日午前8時15分から全面通行止めとなった。同県は24日正午の通行再開を目指し、除雪作業などを進めている。 17:00 奈良の京奈和自動車道で事故5件相次ぎ、通行止め 奈良県警によると、京奈和自動車道の県内区間では午前6時~8時半、積雪や凍結が原因の交通事故が少なくとも5件相次いだ。このうち午前6時20分ごろに発生したトラック2台が絡む事故で、それぞれの車両の運転手2人が軽傷を負ったという。23日午後5時現在も御所南IC―橋本東IC間の上下線で通行止めが続いている。奈良国道事務所によると、通行止め解除の見通しは立っていないという。 16:00 クリスマスに向けて配達が大幅に遅れる地域も クリスマスに向けて宅配がピークを迎える中、配達が大幅に遅れる地域が出ている。 ヤマト運輸は大雪の影響で配送が大幅に遅れている地域を発表。新潟、富山、石川各県全域のほか、広島、山口、鳥取、島根、愛媛、高知各県全域を宛先とする荷物は大幅な遅延が発生している。このほか海上の悪天候の影響で、北海道や一部の島嶼(とうしょ)部で遅れが発生している。どれほどの遅れになるかは現時点では見通せないという。窓口では、広島県の一部で休止し、荷物の預かりや引き取りをしていない。 佐川急便でも、広島、岡山、山口、島根、鳥取各県の全域のほか、新潟、石川、富山、奈良、和歌山、徳島、高知、長崎、鹿児島各県の一部地域で遅れている。 15:32 北海道で停電 紋別市では1万3000戸以上 北海道電力ネットワークによると、23日午後3時32分ごろから、北海道オホーツク地方の紋別市、枝幸町、湧別町、滝上町、興部町、遠軽町で停電が発生。午後4時20分現在の停電戸数は紋別市の約1万3350戸が最も多く、雄武町が約2960戸、興部町が約2510戸など。北電ネットワークが原因などを調べ、復旧を急いでいる。遠軽町白滝では午後3時までの24時間降雪量が12月としては観測史上最多の89センチを記録した。 13:50 金沢の兼六園は人影がまばら 金沢市の兼六園は人影がまばら。京都から来たカップルは入り口で記念撮影し、「風情があるけど、降りすぎですよね」。 13:00 金沢市長が緊急会見「1人で除雪作業しないで」 金沢市の村山卓市長が緊急の記者会見を開き、「1人で除雪作業をしないで」「外出時には十分に注意して」などと呼びかけた。金沢地方気象台は23日午前8時16分、同市を含む石川県に「顕著な大雪に関する気象情報」を出した。 馳浩知事も午後3時半からの県災害対策本部会議で「(水道管の凍結を防ぐため)蛇口の水をちょろちょろと出して」などと県民に注意を促した。 12:00 積雪で車50台が立ち往生 熊本・鹿児島県境 熊本、鹿児島県境の国道268号で23日、積雪による立ち往生が発生し、上下線でトラックなど約50台が動けなくなった。23日正午現在、熊本県水俣市―鹿児島県伊佐市間の約13キロが通行止めになっている。 […]
旧優生保護法の弁護団「事実上の強制」 北海道の福祉施設の不妊提示
村上友里2022年12月23日 20時14分 北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」が運営する知的障害者施設で、結婚や同居を望んだ利用者に不妊処置を提示していた問題をめぐり、旧優生保護法(1948~96年)の下で強制不妊手術を受けた人たちを支援する全国被害弁護団が23日、声明を発表した。「どんな理由があっても、子どもを持つという選択肢を奪うことはあってはならない」と同会の対応を批判した。 声明は、同会が地域最大の福祉法人であり、一帯で暮らす障害者が支援を希望した場合は「ほぼ唯一の選択肢だった」とし、不妊処置は「事実上強制されていた」と指摘した。国による同種事案の調査も求めた。 弁護団共同代表の新里宏二弁護士は、東京都内で開いた会見で、「不良な子孫の出生防止」を目的に掲げた旧優生保護法に触れ、「この考えがまだ色濃く残っていると痛感した。強制不妊手術に正面から向き合ってこなかった国の姿勢に原因がある」と話した。(村上友里) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「出世払い」型奨学金、年収300万から納付へ 修士で24年秋から
山本知佳2022年12月23日 20時17分 授業料を在学中は支払わず、卒業後の所得に応じて納付する「出世払い」型の奨学金制度に関し、文部科学省は23日、制度の方向性をまとめた有識者会議の報告書を公表した。政府は本格的な納付が始まる年収について、300万円を軸に検討する。 制度は2024年度秋入学から導入する予定。今後は財源をみながら、納付が始まる年収を最終的に決める。 「出世払い」型の奨学金の対象は、大学院修士課程の学生。在学中の授業料は国が肩代わりし、学生は卒業後の年収に応じて納付する。報告書では、納付が始まる目安の年収として、「例えば単身世帯で年収300万円」と記載。以降は年収に応じた納付額とすることとした。年収300万円未満の場合は、月2千円程度の納付になる見込みだ。(山本知佳) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ごみ拾いでメリークリスマス 清掃サンタが丸の内で「おもてなし」
西岡臣2022年12月23日 20時30分 クリスマスムードが高まる中、東京・丸の内周辺で23日、サンタクロースに扮した参加者たちがごみ拾いをする催しがあった。 周辺企業などでつくる一般社団法人「大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会」などが主催し、周辺企業で働く210人が参加した。赤い帽子と上着を身につけ、ごみを拾いながら東京駅周辺を歩いて、街を訪れる人たちを「おもてなし」した。 催しは2008年に始まり、歌や踊りを披露するパレードとして続けられてきたが、2020年はコロナ禍で中止になった。近年の環境問題への関心の高まりなども鑑み、昨年からごみ拾いで街をきれいにするイベントとして再開した。 参加した会社員中村真希さん(45)は「サンタの格好をしていたので子どもが手を振ってくれて、楽しくごみ拾い出来た」と話した。(西岡臣) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル