快速電車が脱線して乗客106人と運転士が死亡し、乗客562人が重軽傷を負ったJR宝塚線(福知山線)脱線事故から25日で17年たった。現場の追悼施設「祈りの杜(もり)」では3年ぶりに追悼慰霊式が営まれ、遺族らが祈りをささげた。 107人が死亡したJR宝塚線脱線事故から25日で17年。JR西日本は事故車両を保存する施設を新設する計画を進めている。公共交通を担う企業として事故とどう向き合い、安全を保証していくのか。車両保存のあり方はその姿勢を示すメッセージになる。17年後に語られた「言葉」は。 17年前の事故では、7両編成の快速電車が兵庫県尼崎市のカーブで脱線してマンションに激突し、乗客106人と運転士が死亡した。 事故車両は捜査の証拠品として預かってきた神戸地検から2011年にJR西に返還された。JR西は大阪市と兵庫県高砂市の施設で保管しており、24年秋、大阪府吹田市の研修施設の隣に保存施設を建てる。 事故、災害、戦争……。教訓を伝える負の遺産を、私たちはどう生かしていくべきなのでしょうか。JR宝塚線脱線事故や日航機墜落事故での遺族の思いや、企業の取り組みとともに考えました。 JR西によると、1~4両目… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「でくっこつば」 女将を救ったお国言葉 今は故郷に帰れなくても
先日、久しぶりに友人の結婚式に参列した。新郎新婦の父親が熊本出身で高校の同級生。同窓会での再会が縁で、両家は結ばれたという。コロナ禍で、2度の延期を余儀なくされた披露宴。心温まるひとときの余韻に浸り、ふと熊本の味に触れたくなった。 東京・目黒駅から徒歩2分。和モダンな造りの「そま莉」は、熊本県小国町出身の河津幸恵(さちえ)さん(46)が2014年に開業した和食店だ。 いただいたのは、名物の桜肉しゃぶしゃぶ。熊本から直送された馬肉の肩ロースの薄切りを、カツオと昆布の合わせだしに、サッとさらすと、きれいな桜色になった。ポン酢につけて、まずは一口。うまみがふわりと広がる。たっぷりのネギと一緒に食べるのがお勧めという。 今度はそばつゆにつけ、もう一口。馬肉の甘みとの相性がいい。球磨(くま)焼酎をソーダ割りにし、レモンを垂らした特製のレモンサワーが、つい進んでしまう。 馬肉は熊本が国内生産量1位を誇る。なぜか。豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、兵糧が底をついた加藤清正は、軍馬の肉を食べて飢えをしのいだという。清正はその肉のおいしさが忘れられず、熊本に帰った後に馬肉食を広めたと語りつがれている。 馬刺しも有名だが、苦手な人もいるという。誰もが抵抗なく食べられ、メインとなる料理ができないか。そんな思いから、看板メニューが生まれたという。 熊本の味でもてなしたいと願う河津さんには、転機があった。 地元・小国の中学を卒業後… この記事は有料会員記事です。残り1852文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ほっとできる いじめを受けた「俺」が作った「まちのほけんしつ」
頼れる大人なんていない。大人は助けてくれない。悲しみに暮れたあの日々が、間々田(ままだ)久渚(ひさな)さん(30)のいまの活動の原動力になっている。 群馬県太田市出身。子どものころ、自分のことを「俺」と呼ぶと「女の子でしょ」と親に叱られた。スカートは嫌いだった。男の子と仲が良く、転校生の女の子にドキドキした。好きになる相手は女の子だった。 中学生の時、いじめにあった。無視、仲間はずれ。理由は、好きだった子に気持ちを知られていたことかもしれない。親や先生に相談しても、いじめはやまなかった。 どうしたら楽になれるか考えていた。図書室で友人が自殺についての本をすっと差し出した。「性同一性障害の人は自殺率が高い」と書いてあった。 「あんた、これなんじゃない? でも、死ぬことないよ」 まっすぐなその言葉が、うれしかった。 のちに自分は「LGBTQ(性的少数者)」の「T(トランスジェンダー)」、心身の性が異なる人なのだとわかった。体は女性で、心は男性だった。 群馬大で美術を学んだ。病院… この記事は有料会員記事です。残り499文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani collects two hits as Angels edge Orioles
Anaheim – Shohei Ohtani went 2-for-4 with a walk and sparked two rallies for the Los Angeles Angels in a 7-6 win over the Baltimore Orioles on Sunday. Sporting a new look with knee-high red socks and minus the usual long sleeves under his jersey, the two-way superstar shook out […]
東京・国分寺で乗用車が通行人2人にぶつかる アクセル踏み間違えか
比嘉展玖2022年4月25日 13時24分 25日午前9時40分ごろ、東京都国分寺市戸倉1丁目の多摩信用金庫恋ケ窪支店前で、乗用車が通行人2人と相次いでぶつかる事故があった。警視庁によると、この事故で、通行人の女性2人と車を運転していた60代男性の計3人が病院に運ばれた。いずれも意識はあるという。 小金井署によると、乗用車は支店を出て右折した後、前方にいた50代女性の自転車と衝突。そのままさらに進んで歩行者の80代女性にもぶつかった。自転車の女性は胸を打ち、歩行者の女性は左足を負傷した。 その後、車は近くの縁石に乗り上げて横転し、停止。運転手の男性も頭を打った。男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。 現場は西武国分寺線恋ケ窪駅近く。(比嘉展玖) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
すぐそばで爆撃「遠くに逃げたかった」 逃れて思う母国の行く末
ロシアのウクライナ侵攻が始まって2カ月となった24日、戦火を逃れて東海地方にやってきたウクライナの人たち34人が名古屋市に集まった。母国の行く末を案じながらも、異国の地での新たな生活に向け、日本語を学んだり仕事を見つけたりするための情報を交換し合っていた。 名古屋市中村区の名古屋国際センターで開かれた、避難してきた人たちの「つどいの場」(市主催)。3回目のこの日は交通ルールの説明や、外国人向けの雇用支援、日本語教室の紹介があった。参加者はしきりにメモをとるなど、真剣な面持ちで耳を傾けていた。 北東部ハルキウから母と避難してきたボルジフ・マリアさん(26)は、同市内のアパートで暮らす。ロシア軍の攻撃が激しく、1週間ほどシェルターで過ごして先月1日にハルキウを発った。その前日には、隣のビルに爆弾が落ちたという。「たくさんの人が死んだ。朝まで生きていられないと思った。できるだけ遠くに逃げたかった」 その後は親戚を頼ってイタリアに逃れ、今月16日に日本へ来た。3年前に名古屋の日本語学校に通っていたこともあり、友人の助けを借りて市内のアパートを見つけた。 いとこたちは、ハルキウに残る。母は毎日泣いている。「私たちには普通の生活があった。なぜ戦争をしなければならないのか、本当に分からない」。今は少しでも早く仕事を見つけ、生活を安定させたいという。 午後には市民有志の呼びかけで、抗議集会が開かれた。避難者を含む約100人が同市内の久屋大通公園に集まり、「ウクライナに平和を」などと声をあげた。(三宅梨紗子) 「ことば」で支えたい 名大のウクライナ留学生 ウクライナから日本に逃れてきた人々が直面するのが言葉の壁だ。 母国と日本を言葉でつなごう… この記事は有料会員記事です。残り663文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
歌わなくても楽しめる札幌のカラオケ店、全国の落語ファンの聖地に
新型コロナウイルスの感染拡大で逆風を受けているのがカラオケ業界だ。そんななか、「歌わなくても楽しめる」という部屋が人気のカラオケ店が、札幌市に現れた。しかも、いつのまにやら全国の落語ファンの聖地になってしまったのだという。 その部屋があるのが、札幌市厚別区のカラオケボックス「ピロス」だ。部屋番号「25」の室内からカラオケ機材を撤去して「演芸ルーム」にしてしまった。 部屋に入るとまず目に付くの… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Imperfect Roki Sasaki gets win as Marines battle past Buffaloes
Osaka – Roki Sasaki allowed his first base runner and runs in three weeks, and worked just five innings, but the Chiba Lotte Marines held on to get him the win in Sunday’s 6-3 Pacific League victory over the Orix Buffaloes. On the heels of eight perfect innings but no […]
「一瞬で体温奪われる」低体温症の怖さ、知床の観光船事故 識者語る
北海道・知床半島沖で起きた観光船の水難事故。札幌管区気象台によると、4月23日の事故発生当時、周辺の海水温は5度以下だったとみられる。船内から海に投げ出された場合、急速に体温を奪われて低体温症に陥る懸念を複数の専門家らが指摘した。 「これだけ水温が低いと低体温症になり、おぼれてしまう可能性もある」。一般社団法人水難学会の会長を務める長岡技術科学大学の斎藤秀俊教授はそう語る。 低体温症は、体から逃げる熱が体内で生みだす熱を上回った場合に起きる。一般的に、直腸などで計る深部体温が35度以下になれば体が震えて思考力が低下しはじめ、32度以下で呼吸や脈拍が弱くなり、28度以下になると意識が混濁して危険な状態に陥るとされる。 札幌医科大学の當瀬規嗣(と… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「緊張しながら食うカツ丼」再び 警察署地下食堂の味、そのままに
カツ丼が人気だった。隠し味は警察署ならではの緊張感。「高知で一番安全な店」とも言われた。 高知警察署の旧庁舎の「地下食堂」で約10年にわたり調理場に立ち、県警本部長から感謝状をもらった女性がいる。高知市の田内千鶴さん(61)。昨年暮れに営業を終えたが、評判のメニューでもう一度勝負しようと、署の近くに新店をオープンした。 高知署時代と同じ味で提供されているカツ丼。みそ汁、漬けもの付きで700円=2022年4月15日午後2時、高知市駅前町、蜷川大介撮影 高知署はJR高知駅前にあり、繁華街や官庁街をエリアにもつ県内最大の所轄署だ。4月まで使った築50年のコンクリート5階建ての旧庁舎は、外壁の塗装がはがれ、廊下の床はつぎはぎだらけ。この老朽化したビルの地下1階に「高知警察署地下食堂」はあった。 50年間使用されて老朽化し、4月24日に役目を終えた高知署の旧庁舎=2022年4月12日午前11時41分、高知市北本町1丁目、蜷川大介撮影 焼き魚定食550円、肉うどん500円、唐揚げカレー650円。30種類を超えるメニューの中でもカツ丼600円が人気だった。やわらかい豚肉を衣に包んでカリッと揚げ、卵とタマネギでとじる、つゆ多めの一品だ。 田内さんは人気の理由を、「おいしくて食べやすかった。それとやっぱり刑事ドラマの影響やろか」。 高知署にかつてあった地下食堂。2019年2月には「高知のグルメスポット」として高知県の公式サイトで紹介された=県提供 制服姿で外食できない警察官が昼食を取ったり、夜勤前の署員が利用したりしていた。簡素なテーブルと椅子を並べた50席ほどの食堂。営業は午前9時~午後2時、午後4時半~午後6時半。近隣住民や観光客も訪れる穴場で、計100人ほどが1日に訪れた。 安くてうまい、高知の名所 「高知署の食堂をやらないか… この記事は有料会員記事です。残り1259文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル