小学校の20代の教員が、出身大学の入学難易度を「難しくない」と答える割合が、他の年代より高いことがわかった。文部科学省の委託で、どんな人が教員になっているかを探った初の全国調査。分析した龍谷大の松岡亮二准教授(教育社会学)は、小学校教員免許を取れる私立大が増えたことや教員採用試験の倍率低下を背景に「かつてなら採用されなかった人が教員になっている可能性がある」と指摘しつつ、「難関大卒の教員が子どもにとってよいかどうか分からず、さらに調査する必要がある」と話す。 調査は「教員の資質能力の育成等に関する調査研究」。その中で、出身大の「一般的な入学の難しさ」について「難しい」「まあ難しい」「ふつう」「あまり難しくない」「難しくない」「わからない」の6択で質問した。 結果、「あまり難しくない」「難しくない」と解答した正規教員の割合は、小学校では20代が26・7%と30代(14・8%)の倍近くに。40代(11・6%)、50代(11・5%)の倍以上になるなど高かった。 自分の出身大が難しくないと考える小学校若手教員が増えています。なぜなのでしょう.龍谷大の松岡亮二准教授が考えた理由は・・・。 中学3年の時の成績の自己評… この記事は有料記事です。残り1037文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京都立大キャンパスで大学職員が切りつけられ負傷 男が逃走中
2022年11月29日 17時24分 29日午後4時15分ごろ、東京都八王子市南大沢1丁目の都立大南大沢キャンパスで、「男の人が切りつけられた」と目撃者の男性から110番通報があった。 警視庁によると、同大学職員の男性が男に刃物で首付近を切りつけられた。男性に意識はあり、命に別条はないとみられるという。同庁が傷害事件として男の行方を追っている。 南大沢署によると、男はキャンパス内の路上で男性の頭を後ろから殴った後、刃物で首付近を切りつけ、駆け足で逃走したという。 男は身長180センチ前後で黒っぽいジャンパーとズボン姿。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
クリスマス彩るポインセチア、出番待ちずらり 熊本県山鹿市
2022年11月29日 17時30分 クリスマスを彩る観葉植物ポインセチアの出荷が、最盛期を迎えている。熊本県山鹿市のチブサン洋花園のビニールハウスでは、出番を待つポインセチアがずらりと並び、赤と緑のクリスマスカラーで埋め尽くされている。 同洋花園では、10月下旬から12月中旬まで、4種類、約1万3千鉢を九州各地に出荷する。「室内に真っ赤な植物を飾り、暖かい冬を迎えてもらえれば」と話している。12月9~11日には直売会を開催予定。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
結婚相手は似た人になりました 中井美穂さんが語る父への思い
10年前、がんで79歳で亡くなりました。私に知識があれば、治療選びや痛みへの対処をもっとやってあげられたのに、との悔いがあります。今、がんの啓発に関わるのは、父へのそんな思いもあってのことですね。 日本航空の社員でした。仕事で米国にいたときに私が生まれました。パイロットなどではなく、ごく普通の会社員。東京の健康管理室で働いたり、モスクワ支店長を務めたりしました。 幼い頃は、よく公園に連れていってくれました。優しくてかっこよくて、大好きでした。母よりも私のことの方がきっと好き、なんて思っていました。 父は、父の伯母の養子に入り、私にとっては祖母となったその伯母と私、弟、母の計5人で暮らしていました。祖母はしつけに厳しく、昔の価値観が強い人。専業主婦の母は細かく言われて大変そうで、私はよく祖母に反発していました。 例えばお風呂は「家長」の父が最初。六つ下の弟が生まれたとき、祖母たちが「男の子だ」と喜ぶ様子に、「私は?」と違和感を抱いたこともあります。 ただ、父は単身赴任の経験もあり、洋服の片付けや料理など、何でも自分でできました。結果から言うと、似たタイプの人(元プロ野球選手の古田敦也さん)と結婚しましたね。 「好きなようにやりなさい」と私の進路に口出しすることはありませんでした。ただ、アナウンサーとしてテレビに出たり、プロ野球ニュースを担当したりというのは思いもよらないことで、驚いていました。「顔と名前が出るから責任があるよ」「組織の一員なんだから」なんて言っていたのは、会社員経験からの助言でしょう。 私は30歳で結婚するまでず… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「循環」から生まれる牛乳とチーズ 地域でエサをつくり、堆肥で戻す
有料記事 編集委員・大村美香2022年11月29日 14時00分 ナカシマファームは、佐賀県嬉野(うれしの)市の田園地帯にある。市内でただ1戸の酪農牧場だ。搾乳中の牛40頭を含め、約90頭の牛を飼う。 午前6時すぎ、牛舎を訪ねると、すでに朝の作業が始まっていた。搾乳スペースに牛を呼び込み、乳房の状態を確かめ、消毒して搾乳機を装着する。乳を搾り終えた牛は自ら歩いて移動し、エサをモリモリと食べ始めた。 牛のエサには、主食にあたる牧草類の粗飼料と、トウモロコシなどの濃厚飼料がある。ここの牛たちが食べる粗飼料は、稲や麦。周囲の水田で栽培し飼料用に発酵させたものだ。 「飼料を作るノウハウの蓄積… この記事は有料記事です。残り1044文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナで共通テスト未受験→個別試験で合否、来年は求めず 文科省
2022年11月29日 14時08分 文部科学省は29日、新型コロナウイルスの影響で、大学入学共通テストの本試験も追試験も欠席せざるをえなかった受験生について、来年1月の共通テストでは、各大学に個別試験での合否判定を求めないことを決めた。永岡桂子文科相が記者会見で明らかにした。 文科省は今年1月、当時の感染拡大を受け、共通テストの本試験も追試験も受けられなかった受験生について、個別試験や追試で合否判定を行うことや、再追試を新たに設けることなどを求める通知を各大学に出していた。 共通テストの本試験と追試験は2週間空いている。今秋、発症者の療養期間が7日に短縮されたことなどを受け、永岡文科相は同様の措置を利用する受験生は「通常想定しにくい」と話した。 同省によると、今年1月の共通テストの本試験も追試験も受けられずに個別試験に臨んだ受験生はのべ24人。また、大学の個別試験が受けられず、共通テストで合否判定されたのがのべ5人いた。共通テストの本試験と追試験に加えて個別試験の本試験と追試験も受けられなかった受験生はのべ19人いた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「農家の漬物」が道の駅から消える? 規制の影響、避けられない事情
【動画】法改正を担当する厚生労働省の三木朗課長 漬物の製造・販売を許可制とするなどの規制強化を盛り込んだ改正食品衛生法は昨年6月に施行された。現在は3年間の経過措置の期間中だ。これまでに上がった法改正への懸念に厚生労働省はどう向き合っているのか。(文中敬称略) 担当の食品監視安全課長、三木朗に取材を申し込むと、動画撮影も含めたインタビューに応じた。 三木は、改正法の施行を受けていぶりがっこなどの漬物を作る農家が廃業も検討する状況になっていることは耳にしているという。「小規模な事業者に対しては自治体が柔軟な対応をできるよう助言をしていきたい」という。 食品衛生法によると、国のルールを参考にして各都道府県が条例で独自の施設基準を作ることができる。これを踏まえて三木は「柔軟な対応を促す」としたのだ。 漬物を製造販売する農家が改正法に適合する施設に改修するために必要な費用については「厚労省では資金的な補助金には対応できないが、農林水産省など必要な部局と連携して取り組みたい」と述べた。 浅漬けとその他の漬物で規制を区別することはできないのか、という点についても重ねて聞いた。 答えはこうだった。「漬物の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ぼけ、土人が」発言のあった沖縄・高江 反基地訴え続け15年
内灘闘争70年③ 1952年、日本海に面した石川県内灘村(現内灘町)で、米軍基地をめぐる反対運動が巻き起こった。「内灘闘争」と呼ばれ、戦後日本で起きた反基地運動の先駆けとされる。当時、何が起きていたのか、教訓がどのように伝わっているのか。闘争に参加した住民や、沖縄で反基地運動に関わる男性らを取り上げる。 9月中旬の朝、沖縄本島北部の東(ひがし)村高江地区。米軍北部訓練場のゲート前に警備員の姿が見える。県道を挟んだ向かい側の白いテントには、横断幕が掲げられていた。「高江に静かな暮らしを返して」。ここで反基地運動を15年続ける男性がいる。 訓練場は東村と国頭(くにがみ)村にまたがり、周囲は世界自然遺産にも登録された「やんばるの森」が広がる。鳥やセミの鳴き声が絶え間なく響き、空を見上げると、米軍ヘリとみられる機体が音を立てて横切っていく。 高江周辺には、米軍ヘリや輸送機オスプレイが発着する「ヘリパッド」が6カ所移設された。約7800ヘクタールあった訓練場の半分以上を返還する条件として、返還区域にあったヘリパッドを移すことになったのだ。 2007年7月に始まった工事は、抗議活動でたびたび中断したが、16年末までに6カ所すべてが移設された。 朝9時、1人の男性がテントに現れた。「『ヘリパッドいらない』住民の会」の清水暁さん(52)だ。椅子に腰掛けると、ノートを見せてくれた。抗議の参加者が日付ごとに記されている。 「最近は1人になってしまいましたね」 県内外から応援に来る人も時々はいるが、朝から夕方まで常にテント内に座って抗議しているのは、地元住民ら数人だけになったという。 清水さんは金沢市出身だ。東… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「死んでもいい」村民700人夜通し決死の座り込み 70年前の闘争
内灘闘争70年② 1952年、日本海に面した石川県内灘村(現内灘町)で、米軍基地をめぐる反対運動が巻き起こった。「内灘闘争」と呼ばれ、戦後日本で起きた反基地運動の先駆けとされる。当時、何が起きていたのか、教訓がどのように伝わっているのか。闘争に参加した住民や、沖縄で反基地運動に関わる男性らを取り上げる。 内灘闘争のあった1952年の内灘村(現内灘町)の人口は約7千人。働き盛りの男たちは遠方へ出稼ぎ漁に出かけ、村に残るのは主に、おかか(女性)、子ども、お年寄りだった。当時の参加者の脳裏には、鮮明な記憶が刻まれている。 当時20歳で、村の青年団員だった杉村竹子さん(90)=同町=も参加していた1人。「みんな命は考えなんだ。もう死んでもいいわというような感じでやっとったわ。きれいな砂浜が穴ぼこになって無残やったね」と振り返る。 住民の怒りが最高潮に達したのは53年6月。日本政府は当初、米軍砲弾試射場の使用を「53年1月~4月」の期間限定としていた。だが、試射が開始されたのは同年3月と遅れ、4月末をもって試射をいったん中止したものの、6月に継続使用を閣議決定。同月中の試射再開も決めた。 村民らは試射場付近に座り込み小屋を設置。試射再開前、約700人の村民らが夜通し座り込んだ。 そうしたなか、同月15日午前8時すぎ、試射が再開。砂浜には何度も砲弾が着弾した。付近で座り込む杉村さんやおかからの腹の底に轟音(ごうおん)が響き、前方に砂煙が上がったという。 「金は一年 土地は万年」「接収絶対反対」 小屋の上には、村民らが訴えをつづった「むしろ(イグサやわらで編んだ敷物)旗」が風になびいた。 大丸文枝さん(84)=同町… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Angels’ Shohei Ohtani named top DH for second straight season
Los Angeles Angels star Shohei Ohtani was named winner of the Outstanding Designated Hitter Award for the second consecutive year. Ohtani outdistanced Houston Astros standout Yordan Alvarez while becoming the first player to win the award in consecutive seasons since David Ortiz won it five straight years from 2003-07. The […]