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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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samedi janvier 14, 2023

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Jour : 14 janvier 2023

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地理B、代ゼミ問題分析 大学入学共通テスト

14 janvier 2023
Japonologie
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地理B  図表の分析等は、正確な知識があれば正解できる。とはいえ、前年よりも工夫されたグラフや地図が多いので、注意して取り組み、失点を防ぎたい。 ―概評― 地理の全分野について満遍なく学習することが求められている。図表の分析等は正確な知識があれば正解できる問題が多いので、手堅く解答したい。前年より解答に手間取る問題が見られるものの、比較的練られた良問が目についた。 【大問数・設問数・解答数】 ・5で昨年から変更はない。 ・30で昨年から変更はない。 ・31で昨年から変更はない。 【問題量】 ・大問の問題文、小問の図、表、写真、選択肢表などの文字を除いた、設問文および選択肢の文字数は約1万字強で、昨年と同程度であった。問題文を迅速に読み、判断することが求められる。 【出題分野・出題内容】 ・出題分野は、自然環境と自然災害、資源と産業、人口・都市、世界地誌、地域調査の5分野である。 ・出題内容は、第1問は「自然環境と自然災害」、第2問は「資源と産業」、第3問は「日本の人口や都市をめぐる諸問題」、第4問は「インドと中国の地誌」、第5問は「利根川下流域の地域調査」で、大問の設問数は、各6である。解答数は第1問に1設問で二つ解答する設問があり、解答数は7であるが、第2問以下は各6である。 【出題形式】 ・四つの文の4択正誤判定問題は1問、文の下線部の4択正誤判定問題は3問、2項目4択の組み合わせ問題は8問、2項目6択の組み合わせ問題は3問、3項目6択の組み合わせは7問、表中の4択問題は2問、図中の4択問題は5問であった。また、今年度は新たに図中の5択中の異なる選択肢を一つずつ選ぶ問題が第1問に2問あり、以上小問計31であった。 ―難易度(全体)― 初見の図表類、読み取りに時間のかかる図表類が散見されるが、全体としては昨年並みの難易度である。 ―設問別分析― 第1問 ・自然環境と自然災害 難易度:標準  自然環境と自然災害に関する問題。問1は気候や気象に関する現象の時間、空間スケールに注目した問題で目新しい。問2はサンゴ礁とマングローブの分布を暖流、寒流という観点から考察する。問3は月別・時間別の気温分布を等値線で示した見慣れない図であるが、日較差、年較差に注目すればよい。問4は五つの同一の選択肢から二つの問いに答える形式で、火山分布やハリケーンの襲来地域という基本的な知識で解ける。問5は海溝の位置や日本の直下型地震を想起する必要がありやや難しい。問6は森林や田畑の治水機能を想起すればよい。 第2問 ・資源と産業 難易度:標準  資源と産業に関する問題。問1は初見の図をよく見つつ、三圃式農業の知識で解く。問2は降水量、灌漑(かんがい)設備にかかる費用、土地生産性などから考察する。問3は遺伝子組み換え作物に関する知識をもとに図中の栽培地域、栽培作物を読み取る。問4はアフリカ諸国の羊肉生産、タイの鶏肉生産などに注目する。問5はポルトガルがユーラシア大陸の西端に位置することや、航空輸送では軽量で高価格な製品を輸送する傾向にあることから判断する。問6は環境意識の高まりが特に進んでいるドイツで古紙の再生利用が進んでいると判断する。 第3問 ・日本の人口や都市をめぐる諸問題 難易度:標準  日本の人口や都市をめぐる諸問題に関する問題。問1は東京への一極集中と九州、四国の位置の違いから考える。問2は東京都区部の指標の変化で、バブル景気の影響で地価が高騰したことが分かれば容易。問3は地方都市の3地点の様子を会話文から類推する問題で頻出。問4は都道府県別の割合に関する正誤判定で、会話文をよく読めば容易。問5は図の4カ国のうち、特に少子高齢化が進んだ日本の従属人口指数の割合が高いことに注目する。問6はイギリスの旧植民地であったインドと、EU加盟によるポーランドからの移民の増加に注目する。 第4問 ・インドと中国 難易度:標準  インドと中国の比較地誌の問題。問1は2カ国各地の自然環境についての細かい知識。問2は2カ国における小麦、米の単作地帯と二毛作地帯の区別がついているかが問われた。問3は2カ国の経済成長と人口についてで、問題文をよく読めば容易。問4は2カ国の経済構造の変化についてで、中国の方がサービス業の割合が高いことに注目する。問5はオーストラリアから中国への輸出が盛んで、2カ国ともオーストラリアへの移民が多いことに注目する。問6は1月に中国の大都市部でPM2.5の濃度が高いことが分かれば容易。 第5問 ・利根川下流域の地域調査 難易度:標準  利根川下流域の地域調査。問1は図をもとにした集水域の読み取りと簡単な計算問題で、落ち着いて解けば容易である。問2は鉄道の沿線で、市役所を範囲に含むFが最も建物用地が多いと考える。問3は1931年の地形図から古くから中心地であった場所を、会話文のヒントや渡船または橋の間隔から1981年の橋の分布を判断する。問4は水害の年表と対象地域、「大きな河川の下流域」に着目して解答する。問5は国外からの輸入量の方が養殖生産量よりも変化が激しいと判断する。問6は探究課題に対する適切な調査方法を考える力が問われた。(代々木ゼミナール提供) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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倫理、代ゼミ問題分析 大学入学共通テスト

14 janvier 2023
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倫理  前年までの路線に試行調査型の問題形式の一部などを取り入れた出題であった。写真と絵画資料が消えて原典資料が増加し、文章読解力重視にシフトした。 ―概評― レイアウト面での変化として、例えば、試行調査にのみ見られた「黒板」のイラストを用いた出題があったが、これは視覚的な工夫の一つにすぎず、難易度や時間配分に影響はない。グラフは前年に引き続き、従来多くみられる意識調査が出題された。各大問のコンセプトも変わらず高校生がテーマの認識を深めるもので、全体を通して読解力が求められた。 【大問数・設問数・解答数】 ・4で前年から変更はない。 ・33で前年から変更はない。 ・33で前年から変更はない。 【問題量】 ・原典資料が12で前年から四つ増加、図版はグラフ一つとオリジナルの図一つで二つ収録され、前年より三つ減少した。資料読解問題や会話文は、前年と同じくらい多かった。 【出題分野・出題内容】 ・第1問(東西源流思想)、第2問(日本思想)、第3問(西洋近現代思想)、第4問(現代社会・青年期・心理学など)と、前年改められた問題編成と同じ出題であった。 ・第1問に原典資料が六つと多かった。 ・グラフ問題は前年に引き続き意識調査の考察問題であるが、グラフの調査年は2013年とやや古いものであった。 ・テーマは「正義」「問い」「自由」「格差社会における運と努力」であり、おおむね典型的な出題。 ・第4問では「格差社会における運と努力」を扱う中で、「マシュマロ実験」と呼ばれる子どもの社会的成功に関する追跡実験の結果とその因果関係の真偽に関する考察も出題された。 ・三木清の『読書と人生』や、シェリングの『人間的自由の本質』などが資料として登場した。ほか、サリヴァンやラファエロに関する問題など、厳密に各記述の内容を検討すると、受験生には解きにくいであろう出題も見られた。また、「自由」についてまとめたオリジナルのスライド資料が登場した。オーソドックスな思想家からの出題が多かった。 【出題形式】 ・形式面では、前年の路線を踏襲しつつ一部に試行調査型の問題が取り入れられたほか、写真や絵画は見られなくなった。また、選択肢が九つある設問や、空欄がaからdまで四つある設問などがみられたのは珍しかった。 ―難易度(全体)―  過剰に読解要素のある問題が散見される上、2ページの問題を解く際にページをめくる必要があるなど、時間を要するつくりとなっている。また、単純な2行の4択問題も、内容が細かく、受験生には最終的な正誤を確定させられないものが目立つ。よって全体の難易度はやや難化。 ―設問別分析― 第1問 ・さまざまな「正義」の考え方(東西源流思想) 難易度:やや難  さまざまな「正義」の考え方をテーマとした、東西源流思想分野からの出題。問1は正しいとされる事柄についての地域横断的な出題。問2は様々な宗教・思想のあり方についての出題でジャイナ教やパリサイ派などやや細かい内容。問3はイスラームに関する出題で、『クルアーン』から抜粋した文章の標準的な読解問題。問4は「共存」や「共生」をめぐる様々な宗教や思想からの出題。問5は『スッタニパータ』『新約聖書』を用いた9択の読解問題。問6は『荀子』を用いた標準的な読解問題。問7は、プラトン『国家』に収録されたソフィストの主張とキケロの『義務について』を用いた標準的な空欄補充問題。問8は正義に関する会話の標準的な空欄補充であり、文脈を読む力が必要。 第2問 ・小問Ⅰ 「問い」について(日本思想その1) 難易度:やや難 ・小問Ⅱ 「問い」について(日本思想その2) 難易度:標準 ・小問Ⅲ 「問い」について(日本思想その3) 難易度:やや難  「問い」をテーマとした日本思想史分野からの出題。問1は最澄と空也を扱った標準的な知識問題。問2は日本の神々についてのやや細かい出題。問3は黒板のイラストを用いた出題で、文脈に沿って解ける部分は平易であるが、法然と一遍の区別は難。問4は伊藤仁斎の「仁」に関する易しい読解問題。問5は吉田松陰の『講孟余話』を用いた読解問題で、吉田松陰の思想について扱われることは珍しいが、消去法で解答可能。問6は明六社の一員に関する知識問題で、西村茂樹など頻出ではない人物について扱われ、やや難。問7は西田幾多郎の哲学に関する踏み込んだ問題であり、難。問8はやや長い生徒の日記と三木清の『読書と人生』を両方読む必要があり、内容は難しくないが読解量が多くなっている。 第3問 ・小問Ⅰ 自由について(西洋近現代思想その1) 難易度:標準 ・小問Ⅱ 自由について(西洋近現代思想その2) 難易度:標準  ⅠとⅡで会話は区分されているが、テーマは一貫している。問1はルネサンスに関する出題であるが、ラファエロがメディチ家の庇護(ひご)を受けていたかどうかなど、普段はあまり出題されない細かい内容が見られた。問2はアダム・スミスに関する標準的な出題。問3は規範や法を考察した思想家についての標準的な出題。問4はカントに関してまとめた「読書ノート」を使った問題で、基本的な内容。問5はパスカルの『パンセ』に関する読解問題であり、標準~やや難。問6は、レヴィナスの思想についての基本的な知識問題。問7は会話文とシェリングの『人間的自由の本質』を両方読んで答える問題で、難易度は標準的。問8は、全体のまとめとしてのレポートの空欄補充問題。それほど難しいわけではないが、ここまでに把握、読解する分量を考えると、骨が折れるだろう。 第4問 ・社会的格差における運と努力 難易度:やや難  社会的格差における運と努力をテーマにした、引き続き読解量の多い大問。問1は現代の家族に関する語句を問うやや細かい知識問題。問2は個人の自立を論じた人物をそれぞれ特定する標準的な問題。問3は「マシュマロ実験」を扱った易しい資料読解問題。問4は貧富の差に関わる思想や問題についての標準的な正誤問題だが、「倫理」の教科書で学ぶ知識というよりは、社会的な教養も求められた。問5は文化や宗教に関する知識問題で、文化相対主義について高校での茶道教育を例にとるなどやや応用的だが、難易度は高くない。問6は、ロールズの『正義論』に関する資料読解問題で、読解量は多めだが、内容は易しめ。問7は努力に関する二つのグラフをもとにした会話文の空欄補充問題で、難易度は標準的。問8はボードリヤールなど、受験生にとっては盲点的になりやすい20世紀の思想家に関する問題であり、内容も難。問9は長い会話文のaからdまでが空欄になっている珍しいパターンの問題であり、選択肢の文章も長く、手がかりもややこしいので、解きにくかったと思われる。(代々木ゼミナール提供) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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冬も観光客来て 世界遺産の広島・厳島神社で「週末花火」

14 janvier 2023
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上田潤2023年1月14日 21時00分  世界遺産・厳島神社(広島県廿日市市)がある宮島で14日夜、大鳥居の改修工事完了を記念した「冬の週末花火」があった。  沖合の台船から打ち上げられた約300発の花火が夜空を彩り、ライトアップされた大鳥居と競演した。  警備の難しさやコロナ禍の影響などで2021年4月、半世紀近く続いた夏の「宮島水中花火大会」の打ち切りが決定。コロナ前は5万人以上が訪れる人気イベントで、観光客の分散化が課題となっていた。このため、冬場の閑散期に観光客を呼び込もうと、同市などが企画した。  21、28日にも午後6時から打ち上げられる。問い合わせは同市観光課(0829・30・9141)へ。悪天候の場合は中止となる。  「週末花火」がある日の午後3~8時には、宮島桟橋前広場で「みやじま冬夜市」も開催。飲食や雑貨、工芸品の販売や体験ブースなど30店以上が出店する。2月12日(日)午後6時からは対岸の宮浜温泉沖で花火を打ち上げる。(上田潤) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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倫理、政治・経済 代ゼミ問題分析 大学入学共通テスト

14 janvier 2023
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倫理、政治・経済  倫理分野では従来の傾向通り、原典資料などを多く用いた読解問題を中心に出題された。政治分野では、過去2年は少なかった国際政治の出題が増えたほか、2021年少年法改正の出題が特筆される。経済分野では、実際の統計数値や模式的なデータを分析する設問が目立ち、数量的理解力が問われた。 ―概評― 第1~4問が「倫理」からの抜粋、第5~7問が「政治・経済」からの抜粋という構成は例年通り。第1~4問の倫理分野では資料文や会話文の趣旨を踏まえて正解を選ぶ読解問題が多く出題された。第5~7問では、第5問の問4(リサイクル率)のように、学習の機会がなさそうな話題について、設問文の誘導に従って答える設問が多用された。政治分野では知識問題もバランスよく配され、少数だが裁判の判例集など専門的な資料の出題も見られた。 【大問数・設問数・解答数】 ・前年と同じ7。 ・前年と同じ32。 ・前年と同じ32。 【問題量】 ・倫理分野では写真・絵画・グラフの掲載がなく、原典資料は六つ収録、それ以外にもレポートや会話などの長い文章があり、読み解くのに時間がかかる構成。政経分野の設問数・資料読解量は前年並み。 【出題分野・出題内容】 ・前年と同じく、全設問が「倫理」および「政治・経済」と共通。 ・第1問(東西源流思想)、第2問(日本思想)、第3問(西洋近代思想)、第4問(現代の倫理・青年期・心理学)は、いずれも「倫理」からの抜粋で、それぞれ「正義」「問い」「自由」「格差社会における運と努力」がテーマになっている。資料文は三木清『読書と人生』、シェリング『人間的自由の本質』、ロールズ『正義論』からの抜粋など。 ・政経分野の第5問(経済分野の総合問題)、第6問(政治分野の総合問題)、第7問(SDGs:持続可能な開発目標)は、いずれも「政治・経済」からの抜粋。 【出題形式】 ・倫理分野では、読解力を駆使しながら、「メモ」「読書ノート」「レポート」「会話」などの空欄を埋める形式の設問が目立つ。空欄が「a」から「d」まで四つある設問も見られた。 ・政経分野では、正文か誤文を選ぶだけの単純な正誤判定問題は前年の2から5に、該当するものをすべて選ぶ組み合わせ問題は前年の1から3にそれぞれ増えたほか、センター試験から見られた年代順の問題の設問数が前年と同じ1であった。 ―難易度(全体)― 倫理分野ではページをめくる必要のある読解問題が多く、また2行の選択肢や記述がある問題でも受験生には最終的な正誤を確定させられない内容が目立つため、やや難化。政治分野では、少年法などの知識問題が目立つほか、前年にいったんなくなった最高裁判決文の出題が復活したが、「倫理、政治・経済」の受験者にとっては難しくないだろう。経済分野でも、リサイクル率や国内総生産など細かな数量的把握が必要な設問が目立つが、難易度としては前年並み。以上のトータルで、やや難化している。 ―設問別分析― 第1問 ・さまざまな「正義」の考え方(東西源流思想) 難易度:やや難  さまざまな「正義」の考え方をテーマとした、東西源流思想分野からの出題。問1は横断的な内容の出題だがいずれの記述も細かく、在家信者と出家信者の扱いの違いなども盲点的。問2のパリサイ派やジャイナ教などもやや細かい。問3は『荀子』を用いた読解問題で「性と偽の区別」がポイント。問4はプラトン『国家』中のソフィストの主張とキケロ『義務について』を用いた空欄補充問題で、特に後者の読解は応用的。 第2問 ・小問Ⅰ 「問い」について(日本思想その1) 難易度:標準 ・小問Ⅱ 「問い」について(日本思想その2) 難易度:やや易 ・小問Ⅲ 「問い」について(日本思想その3) 難易度:標準  「問い」をテーマとした日本思想史分野からの出題。問1は最澄の一乗思想と空也の事績を扱った知識問題だが正誤判定するにしては内容が細かい。問2は日本の神々やその解釈をめぐるやや細かい出題。問3は伊藤仁斎の「仁」の説明を選ぶ問題で、前年の本居宣長の「真心」の問題に通じる。問4はやや長い生徒の日記と三木清『読書と人生』を両方読む必要があり、内容は難しくないが読解量が多く、またページをめくる必要があるので解きにくい。 第3問 ・小問Ⅰ 自由について(西洋近代思想その1) 難易度:やや易 ・小問Ⅱ 自由について(西洋近代思想その2) 難易度:標準  ⅠとⅡで会話は区分されているが、テーマは一貫している。問1は規範や法を考察した思想家についての出題だが、ウが本当にグロティウスでないのかは迷うだろう。問2はカントに関してまとめた「読書ノート」を使った問題で、基本的な内容。問3は会話文とシェリング『人間的自由の本質』の両方を読んで答える問題で、ページをめくりながら解く必要がある。問4は、全体のまとめとしてのレポートの空欄補充問題。やはりページをさかのぼりながら解く必要があり、該当箇所を探す手間などを考えると骨が折れる。 第4問 ・社会的格差における運と努力 難易度:やや難  社会的格差における運と努力をテーマにした、引き続き読解量の多い大問。問1のアの記述内容も、イのサリヴァンも細かい。問2は貧富の差に関わる思想や問題をめぐる設問だが、社会的な教養も求められ、受験生が断定的に正誤判定するのは困難だろう。問3はロールズの思想の理解と『正義論』読解の両方が求められた設問で、素早く正確に各選択肢の記述内容を把握する必要がある。問4は長い会話文のaからdまでが空欄になっている珍しいパターンの問題であり、ページをめくる必要がある上に選択肢の文章も長く、手がかりもややこしい。 第5問 ・経済分野の総合問題 難易度:標準  「政治・経済」第2問から6設問を抜粋。問1~3は地方自治にかかわる設問で、共通テストでは地方自治が頻出分野になっている。問4のリサイクル率は目新しい話題だ。問5(日本国債の保有者の構成比)は時事問題。問6(国内総生産の構成)も新傾向の出題に見えるが、記述をよく読めば易しい。 第6問 ・政治分野の総合問題 難易度:標準  「政治・経済」第3問から6設問を抜粋。共通テストでは、2021年度(両日程)・2022年度(本試験)とも国際政治の出題がわずかであったが、今回は問1・2が国際政治の設問で、問3も防衛問題。また、問5では2021年少年法改正が扱われ、特定少年などが出題された。 第7問 ・SDGs(持続可能な開発目標) 難易度:標準  「政治・経済」第4問から4設問を抜粋。問1・2の地球環境問題のうち、京都議定書・パリ協定の問2は単に正文を選ぶだけの単純な正誤判定問題だが、「政治・経済」分野としては珍しく、各選択肢の記述が4~5行と長く、集中力が必要。問3の人権理事会は出題例がまれだが、消去法で解くのは難しくない。問4(新興国の対外債務)も出題例がまれだが、表に関する記述の正誤の判断は易しい。(代々木ゼミナール提供) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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近所の男性切りつけ容疑、55歳男逮捕 「盗聴している」と因縁か

14 janvier 2023
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高嶋将之2023年1月14日 21時58分  包丁で近所の男性の顔などを切りつけたとして、警視庁は14日、東京都豊島区上池袋1丁目、無職川野敏昇容疑者(55)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、発表した。川野容疑者は「殺すつもりで切りつけた」と容疑を認めているという。  被害者の男性は今年に入り、川野容疑者から「盗聴しているだろ」といった因縁を付けられているとして複数回、巣鴨署に通報をしていたという。  署によると、川野容疑者は14日午前11時半ごろ、近所の会社員の男性(58)宅の玄関先で、男性のほおや左腕などを包丁で切りつけ、1~2週間のけがを負わせた疑いがある。直前に男性の妻から「近所の人が侵入してきた」と110番通報があり、駆けつけた署員が川野容疑者の身柄を確保した。  この約45分前にも男性の妻から「(川野容疑者に)『盗聴しているだろ』と言われている」という内容の110番通報があり、署員が川野容疑者に対し盗聴の事実などはないことを説明していたという。  男性宅の1階リビングの掃き出し窓のガラスが割られていたといい、署は川野容疑者が割って室内に侵入したとみている。(高嶋将之) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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大学入学共通テスト 大きなトラブルなく、1日目の全日程が終了

14 janvier 2023
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山本知佳2023年1月14日 22時06分  大学入試センターは、大学入学共通テスト1日目の全日程が終了したと発表した。  1日目は地理歴史・公民、国語、外国語の試験が行われ、例年最も受験者が多い外国語は46万5043人が受けた。昨年は1日目の朝に、東京大前の路上で受験生らが刺される事件があったが、14日は大きなトラブルはなかった。2日目の15日は、理科と数学がある。  大学入試センターによると、志願者は51万2581人で、昨年より1万7786人(3・4%)減った。  センターによると、名古屋市の愛知県立明和高校と、大阪教育大柏原キャンパスの2試験会場では、地理歴史・公民で、監督者が時間の確認を怠り、試験時間がそれぞれ5秒、1分短くなった。両会場の計119人は、希望すれば28日の再試験を受験できる。  試験時間の繰り下げもあった。山口大工学部では、国語の試験前に火災報知機が鳴った影響で、試験開始が30分繰り下げられた。  同大などによると、試験会場ではない別の建物内にある研究室の実験器具などから煙が出て、試験を行う建物の火災報知機が鳴った。安全を確認し、試験が開始された。約550人に影響があった。  英語のリスニングでは、機器のトラブルなどで、全国の受験者計41人が、試験を途中からやり直す「再開テスト」を受けた。(山本知佳) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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共通テスト、「親ガチャ」想起させる出題も 歴史ではジェンダー扱う

14 janvier 2023
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 14日に始まった、3回目となる大学入学共通テスト。「地理歴史・公民」では、世界史Bについて、各予備校ともに、昨年の問題より難化したと分析した。昨年、平均点が過去最低だった日本史Bの難易度については、ベネッセコーポレーションと駿台予備学校が運営する「データネット」と、河合塾は昨年並みとみる。地理Bについても、いずれも昨年並みとする。  SNSへの書き込みなどをみると、資料や会話文など、問題の分量の多さにとまどう受験生が多かったようだ。「(国語の)現代文並に長い文章で普通に動揺した」といったツイートもあった。  世界史Bについて、代々木ゼミナールは「今回はとりわけ文字史料が多く、リード文も読解しなければならない文章が長かった。読み進めるのに苦労した受験生が多かったのではないか」とみる。  昨年より問題が4ページ増えた点に触れた河合塾も「資料や会話文など複数の材料から必要な情報を読み取り、総合的に判断する問題が多い」と分析し、「難易度は昨年より高い」とした。  データネットも「昨年より難化」と総括。「会話文や資料の分量が増加した。これまで以上に学習した知識をもとに資料を読解し、吟味・検討する力が求められた」とした。  時事的な話題からの出題は、今年も目立った。  現代社会には、昨年に引き続き、成人年齢が高校3年生も含む18歳に引き下げられたことを意識した問題があった。高校生が校外学習で裁判員裁判を傍聴、その後に書いた感想文を素材に出題された。今年からは18、19歳も裁判員裁判に参加するため、すでに最高裁は昨年11月、裁判員の候補者に通知を送っている。  政治・経済は、成人年齢引き下げにともなって少年法が改正され、18、19歳の少年が「特定少年」と位置づけられた点も取り上げた。事件を起こして起訴された場合は実名報道が可能になったことなどを学ぶ、大学の模擬授業が素材となった。  親の資力で将来が決まると嘆く「親ガチャ」を想起させる問題も、2科目で出された。  倫理は、豪邸を前に高校生が… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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共通テスト国語「実用的な文章」また出題なし 難易度は判断分かれる

14 janvier 2023
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2023年1月14日 22時11分  14日に始まった、3回目となる大学入学共通テスト。「国語」では、法律の条文や広告といった「実用的な文章」を読み解いて答える問題は、今年も出されなかった。3年連続で出題されなかったことになる。  難易度については、予備校によって判断が異なった。河合塾は「少し易しくなった」と分析、ベネッセコーポレーションと駿台予備学校が運営する「データネット」は「昨年よりやや難化」したとみる。  現代文では、作家の文章を題材にしつつ、授業で教員から提示された資料をもとに生徒が構想メモを作る場面が出題された。資料として、1945年に発行された雑誌に載った広告が示されたが、各予備校とも「実用的な文章」とみなしていない。  代々木ゼミナールの担当者は「出題された広告は歴史的な資料。生活に直結した、実用的な文章ではないと考えて判断した」と説明する。  実用的な文章は試行調査で出題され、共通テストの象徴の一つとして注目された。昨年11月に公表された2025年からの共通テストの試作問題には、大問の一つに実用的な文章を読ませる問題が盛り込まれていた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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英語(リスニング)、代ゼミ問題分析 大学入学共通テスト

14 janvier 2023
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英語(リスニング)   昨年同様、第3問から第6問は1回読みの出題であり、またイギリス英語などの読み上げも含まれた。 ―概評― 全体の大問構成や読み上げの方式は昨年とほぼ同様であった。後半では専門的な内容や、複数人の発言内容の整理が必要な問題等、1回で聞き取って解答するにはやや難しい問題も含まれた。 【大問数・設問数・解答数】 ・昨年と同じく6。 ・昨年と同じく37。 ・昨年と同じく37。 【問題量】 ・問題部分のスクリプトの総語数は昨年とほぼ同じで約1600語。設問および選択肢等の総語数は昨年から約100語減少し、約700語であった。 【出題分野・出題内容】 ・前半では短文の聞き取りや日常会話といった比較的平易な内容が出題された。一方、後半では第5問の講義など、やや専門的な内容が出題された。 ・一部の問題で、イギリス英語や英語を母語としない話者による読み上げを意識した音声が含まれた。 【出題形式】 ・昨年同様、4択問題が中心であるが、ワークシートを埋める問題や、4人の話者のうち特定の意見をもつ人物を答える問題なども出題された。 ―難易度(全体)― 全体の問題構成は昨年とほぼ同じであり、音声も昨年に続いて比較的聞き取りやすかった。昨年は平均正答率が低かった第5問と第6問で、講義や会話の内容が身近で理解しやすくなったことで、全体として昨年よりやや易化した。 ―設問別分析― 第1問 ・小問A 短文(本文49語/設問139語)(2回読み) 難易度:やや易 ・小問B 短文(本文31語/設問0語)(2回読み) 難易度:やや易  A・Bともに去年と同様の形式・設問数で、Aは1~2文の英文を聞き、その内容に最も近い英文の選択肢を選ぶ問題(4問)、Bは1~2文の英文を聞き、その内容に最も近いイラストを選ぶ問題(3問)であった。Bは4種類のイラストの差異が明確で、放送される内容が推測しやすい。いずれの英文も短く、仮定法等の紛らわしい表現が含まれなかった。 第2問 ・短い対話(本文108語/設問27語)(2回読み) 難易度:標準  2人の人物の対話を聞き、その内容に合致するイラストを選ぶ問題。昨年と同様の問題形式で、設問数も変わらず4問であった。昨年は本文に対し問われている内容が間接的に表現されている設問も見受けられたが、本年は比較的ストレートに表現されている設問も多い。全体としては標準的な問題が多いが、問9は正答に関係する単語が直接言及されず、消去法で解く必要があり難度が高い。 第3問 ・短い対話(本文294語/設問153語)(1回読み) 難易度:標準  短い対話を聞き、問題冊子に書かれた設問の答えとして最も適切なものを選ぶ問題である。出題形式と設問数は昨年と同様であった。設問については、素直に解答にたどり着けるものも多い。問15と問17は、イギリス英語話者による発話であったと思われる。特に目立って難しい設問はなく、難易度は昨年同様、標準である。 第4問 ・小問A モノローグ(本文159語/設問60語)(1回読み) 難易度:標準 ・小問B 複数人による演説(本文170語/設問24語)(1回読み) 難易度:標準  Aの一つ目の設問は、棒グラフの各項目に当てはまるものを選択肢の中から選ぶ問題であった。二つ目の設問は、大会の順位表をもとに、贈られる賞品を選ぶ問題。いずれも英文自体は平易だが、1回しか音声が流れないため、注意深く聞く必要がある。Bは、4人の演説を聞き、条件に合う候補者を選ぶ問題。4人の中には、日本語が母語であると思われる話者や、イギリス英語の話者が含まれる。 第5問 ・講義(本文386語/設問152語)(1回読み) 難易度:標準  「アジアゾウ」についての講義が題材となっている。昨年同様、講義の概要をまとめたワークシートの空所を埋める問題、講義の内容に一致する英文を選ぶ問題、グラフおよび講義全体の内容と一致する英文を選ぶ問題が出題された。音声のスピードはそれほど速くなく、比較的聞き取りやすいものであった。パラグラフごとの内容を把握できれば解答できる設問は多いが、最後まで集中して聞き取ることは容易ではない。 第6問 ・小問A 対話(本文161語/設問72語)(1回読み) 難易度:標準 ・小問B 会話(本文222語/設問55語)(1回読み) 難易度:標準  Aは「ソロハイキング」に関する2人の対話、Bは「就職後に住む場所」についての4人の会話が題材であった。設問数は昨年同様、各2問である。Aでは昨年まで出題されていた発言の要点を問う問題がなくなり、話者が賛同する記述を選ぶ問題と、会話終了時の話者の意見を問う問題になった。Bの設問形式は昨年から変化はなかった。A・Bともに音声のスピードはそれほど速くないが、Bに関しては4人の発話を整理しながらおのおのの意見を把握するのは難易度が高い。また、英語を母語としない話者と思われる発話が含まれていた。(代々木ゼミナール提供) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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ミッションは「宇宙人」の招集? 「UFO研究所」職員に極秘指令書

14 janvier 2023
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 任務は、宇宙人も地球人も集まるまちづくり。こんな極秘指令書が昨年、「UFO研究所」職員の近野哲さん(62)に交付された。過疎化する「UFOの里」、福島市飯野地区で、独自の「地域資源」を生かした活性化が加速している。  JR福島駅から車で約20分。同市飯野町北部の「千貫森」(標高462メートル)周辺では、昔からUFO(未確認飛行物体)の目撃情報がある。千貫森は「飯野のピラミッド」と呼ばれ、山中に磁針が定まらない場所があることから、地下の強力な磁場がUFOを集めるとされてきた。これが「UFOの里」の由来だ。  地域の人によると、飯野町はかつて養蚕業や絹織物業が盛んだったが、安価な海外産の絹に押されて衰退の道をたどった。人口も1955年の昭和の大合併時の9485人をピークに減っていった。  だが、飯野町にはUFOという地域資源があった。  町は92年、竹下登内閣が「ふるさと創生」の名目で全国の市町村に配った1億円を使い、千貫森中腹に「UFOふれあい館」を開館させた。UFOや宇宙人に関連する書籍など計3千点を収集し、宇宙人の石像を配した千貫森の登山道を整備するなど、マニアの間で人気を集めた。  一方、同館は町中心部から約3キロ離れた山中にあるためか、UFOに熱心ではない町民にとって「山の方で何かやっているな」程度の受け止めだったという。  飯野町の人口減は止まらず、08年に福島市に編入合併。22年11月末現在の町の人口は5052人とピーク時から半減した。町中心部で井戸端会議をしていた女性(75)は「本屋がやめ、自転車屋がやめ、どんどん寂しくなるね」と嘆く。  ふれあい館の30周年を前に近年、「いよいよ地元も行政も本気になった」。地域の人たちでつくる「UFOの里いいの聖地化プロジェクト」を率いる阿曽隆一さん(53)はそう話す。  21年6月には、ふれあい館を拠点とする国際未確認飛行物体研究所(通称・UFO研究所)を開所。初代所長には、超常現象を扱う「月刊ムー」編集長の三上丈晴氏を迎えた。世界中からUFO目撃情報を募集し、これまでに500件以上が寄せられている。  30周年を迎えた22年は官… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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