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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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dimanche mai 7, 2023

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Mois : mai 2023

ニュース 社会
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5割超が高齢者の地で 震度6強の揺れと強い雨、避難指示に住民は

7 mai 2023
Japonologie
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 震度6強の揺れが襲った石川県珠洲(すず)市では6日から強い雨となった。地震で緩んだ地盤が崩れて土砂災害の危険があるとして市は同日、1630人に避難指示を出した。高齢者が多いへき地で住民はどう対応したのか。  能登半島の先端にある珠洲市は人口1万2795人(4月末時点)。65歳以上の割合が52・8%(昨年10月1日時点)と県内の自治体で最も高い。  市は6日午後5時すぎ、崖崩れや土石流が起きる恐れがある「土砂災害警戒区域」の約740世帯1630人に避難指示を発令した。だが、7日朝までに20カ所ある避難所を使ったのは最も多い時で計80人。地震で自宅が被害に遭った住民が多かったとみられる。  259世帯が対象の大谷地区で避難したのは2人だった。  「もっと指示が早ければね」。夫と2人暮らしの角和永さん(78)はそう振り返った。大雨で裏山の岩が崩れた経験があり、危険を感じたら徒歩5分ほどの避難所に逃げることにしている。  だが、避難指示は夕方で、家を出るのは夜になりそうだった。辺りに街灯は少なく懐中電灯が必要。出歩く方が危険と判断して避難を諦めた。  同じ地区の男性(71)も徒歩3分の避難所に向かわなかった。自宅のそばに斜面はあるが「角度もなだらか。今まで崩れると感じたことがない」。近くの40代女性は「地震が続いて慣れてしまった。避難指示と言われても、どれほどの人が従うのか」と話した。  一方、119世帯が対象の日置地区で、大野富美子さんは80代の母を連れて避難した。  自宅は山を削った土地にある。体調が悪い母は「自宅で過ごしたい」と訴えた。当初は「家に被害はないし、大丈夫かな」と思ったが、県外の親戚に「絶対に逃げた方がいい」と勧められ、避難を決めた。  市は防災無線などで避難指示を周知したが、戸別に働きかけたり、車で送迎したりはしていない。泉谷満寿裕(ますひろ)市長は6日の発令に際し、高齢者の避難は「隣近所や地域の皆さんにご協力いただけると思う」としていた。7日、避難者の少なさについて「(他人に)迷惑をかけたくないという遠慮がちな地域性があるのでは」と述べた。  災害時の避難に詳しい岐阜大の小山真紀准教授は「避難所以外に上階への移動といった安全確保策もある」と指摘。その上で、自宅がハザードマップ上で危ない場所にないかを把握し、土砂災害に備えた行動計画を作っておくといった点について、「平時から住民が認識するよう自治体などが促す必要がある」と話す。(小島弘之、岡純太郎、菅原普) 能登地方 8日午前まで雨  最大震度6強の地震があった石川県能登地方では7日午後7時までに、震度1以上の地震を78回観測した。気象庁は6日午後9時すぎ、同県珠洲市と能登町に大雨警報を出した。雨による目立った被害は確認されていないが、大きな揺れへの警戒とともに、土砂災害への注意を呼びかけている。  珠洲市は6日夕、約740世帯1630人に避難指示を出したが、7日午後には避難所を14カ所に減らした。今回の地震では珠洲市で1人が亡くなり、32人が負傷。能登町と富山県高岡市でも1人ずつが負傷している。気象庁によると、能登地方では8日午前中まで雨となる見通しだ。(樫村伸哉) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

ニュース 社会
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「裏にヤクザ」闇バイトに縛られた少女 真の被害者は私じゃなかった

7 mai 2023
Japonologie
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 法改正により18、19歳が成人になってから4月で1年。新制度で「成人の非行少女」の立ち直りは、どうなっているのか。ユウカの「居場所探し」を追います。  たった1通のダイレクトメッセージ(DM)で、こんなことになるとは思っていなかった。  特殊詐欺グループの現金を受け取る「受け子」を引き受けたら、抜け出せなくなった。  ユウカ(仮名、19)は顔も名前も知らない指示役に脅され、苦しんだ。逮捕されても、自分のことを「被害者」だと感じていた。  広島県東広島市の女子少年院「貴船原少女苑」で新しい教育を受け、本当の被害者の存在を知るまでは。 彼氏のため特殊詐欺に加担したユウカ。指示役に利用されたという「被害者意識」が変わるきっかけは、女子少年院で見たある動画でした。今春に仮退院したユウカが大人として歩む道とは。記事の後半でお伝えします。  「ツイッターで『闇バイト』… この記事は有料記事です。残り1813文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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両親探し見つけたなきがら 語って逝った友…伝え続ける原動力に

7 mai 2023
Japonologie
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 広島への原爆投下の後の「黒い雨」を経験したという迫田勲さんは、85歳になって「被爆体験証言者」として踏み出した。これまでは証言者が話した内容をそのまま語り継ぐ「伝承者」として活動してきたが、今月からは自分自身の体験を伝える。突き動かすのは、ある親友の死だ。  広島平和文化センターから委嘱される「証言者」は平和記念資料館などで体験を語っている。迫田さんは今年度、その一員に加わった。爆心地から20キロ近く離れた旧安佐町(現・広島市安佐北区)の山間部の集落で育った。  1945年は国民学校の1年生だった。8月6日、屋外で作業をしていると、南の山が光った。やがて、爆音とともに風が吹いた。麦わら帽子が飛んだ人もいたという。  その日、雨が降った。迫田さ… この記事は有料記事です。残り1104文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「ごめん」が言えない夫たち 妻をうつ状態にしないために必要なこと

7 mai 2023
Japonologie
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 定年退職は男性にとっては「ロマン」でも、女性は「フマン」を抱いている――。キャリアコンサルタントでシニアライフアドバイザーの原沢修一さん(72)=埼玉県=の言葉です。夫婦関係を円滑にするためのヒントを聞きました。  ――定年を機に右往左往する男性と、ぎくしゃくしがちな夫婦関係を見つめてきました。  夫の定年を機に、うつ状態になった2人の女性を知っています。1人は外出しようとする度、夫から「どこへいくんだ」「おれの夕飯は」と質問攻めに遭っていました。もう1人は「時計が遅れている」「トイレの紙がない」と夫から延々ダメ出しをされました。でも、夫は自分では何もしないのです。  そうした言動が女性たちを「亭主在宅ストレス症候群」に追い込むのだと思います。特にサラリーマンと専業主婦の世帯の場合、夫が定年で在宅することは、妻の心に雑音をもたらします。  ――男性はなぜそのような言動に及ぶのでしょうか。  外で働いてきた男性たちは、家事や育児の大変さを理解せず、妻を長く下に見てきたと思います。  特に象徴的なのは「ありがとう」「ごめんなさい」を妻や家族に素直に言えないことです。上司には抵抗なく謝罪できても、妻にはプライドが許さないのです。  男性は「見え・意地・プライド・嫉妬」の「心の4大生活習慣病」を患いがち。シニア男性はこの病のために何かを犠牲にしていないか、よくよく考えてみましょう。  ――どうすればよいのでしょうか。  私は妻とは良い距離感を保ち、食器洗い、洗面所とお風呂の掃除は毎日しています。トイレットペーパーの交換など、「名もなき家事」は気付いたらなるべくやっています。  人生100年時代、夫婦関係を定年後もサステイナブルなものにしていくには関係性のリフォームが必要です。  定年退職は社会だけでなく家庭からも居場所をなくす危機になりかねません。必要なのは男性の自覚と変革です。(聞き手・机美鈴) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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小倉智昭さんに聞く吃音「今も治っていません」 苦手が生んだ司会術

7 mai 2023
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 タレントの小倉智昭さんは、小さい頃から吃音(きつおん)に悩んできました。それでも「吃音がなかったら、今の小倉智昭はなかったと思います」といいます。これまでの歩みを振り返ってもらいました。 「吃音は治っていません」  ――小さい頃、吃音があったと聞きました。  吃音がなかったら、今の小倉智昭はなかったと思いますよ。吃音は常に頭の中にあって、忘れたことがない。皆さん信じてくれないんですけど、僕はね、今も吃音があって、身構えていないと話せないんです。  吃音は治っていませんが、自分が意識すると吃音を出さずにすむ方法があるんです。  でも、ずっとやってると精神的に参っちゃうから、時には忘れてね。気を許して話すときには平気でどもってますよ。どもったっていいじゃない。  親にもよく「もっとゆっくり話せば」って言われました。ゆっくり話しても駄目なんですよ。周りの人が「こうやったらいい」ということは、本当に、効果があったためしがない。 「見返してやりたいから、話す仕事をやりたい」  ――子ども時代のお話を。  小学2年生で、秋田から新宿… この記事は有料記事です。残り2688文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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不要パーティションをパスケースに 「コロナ世代こその贈り物を」

7 mai 2023
Japonologie
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 政府は8日から、新型コロナウイルスについて感染症法上の類型を季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げる。感染対策として導入したアクリル板のパーティションを取り外す動きもあるが、再利用の取り組みも始まった。  「あんなに活躍してくれたけど、今や邪魔でね」。東京・上野の飲食店の一角に、アクリル板のパーティション10枚が乱雑に置かれていた。  2年前、飛沫(ひまつ)防止対策として導入したが、今は客から求められることはない。店主(45)は「店も狭い。倉庫もない。だからといって、捨てるにも業者に頼まないといけない」とぼやく。  アクリル板は産業廃棄物のため、自治体によっては一般ゴミとして処理することはできない。それぞれの自治体に確認して、業者に処分を頼んだり、リサイクルに回したりする必要がある。  アクリル板の卸やリサイクルを担う緑川化成工業(東京都)は昨年末から、不要になったパーティションの買い取りを始めた。  同社には古いアクリル板を砕き、熱で溶かし、再生アクリル板としてリサイクルする技術がある。新製品を作るのに比べ、二酸化炭素を71%削減でき、廃棄されるアクリル板も大幅に減る。リサイクル後は駅の案内板のカバーなどに使われている。  コロナ下ではアクリル板の出荷が追いつかないほど需要が高まり、社内では「いつか社会問題になるのではないだろうか」と不安視されていた。環境を整え、今年10月から、リサイクルを本格的に始めるという。中村剛課長補佐は「社会の持続可能性を大切にするSDGsが浸透している。3年間使ったものだからこそ、リサイクルも考えて欲しい」。 「コロナ世代の自分たちにしかできない方法で」  リユースの動きもある。  今年3月、近畿大学の3年生が卒業生26人に、手作りのパスケースを贈った。少し傷が付いていたり、黄ばんでいたり。材料となったのは、教室に置いてあったパーティションだ。現在4年の奥野拓斗さん(21)らが企画した。  学生生活は常にパーティションと一緒だった。食堂にも教室にも。友人との間に壁となって立ちふさがる。奥野さんは「もったいない2年を過ごしたなぁと思っていました」と振り返る。それは先輩も同じだ。  1年前から、対面授業も増え、通常の生活に戻り始めた。一方、壊れて廃棄されたパーティションが気になるようになったという。「コロナ世代の自分たちにしかできない方法で、廃棄問題に取り組めないか」  ゼミの松本誠一准教授の指導のもと、近所にあるプラスチック開発メーカーと協力。ペット樹脂でできている軟らかい部分を加工し、縫ってつなぎ合わせ、パスケースにした。  4月中旬、卒業生から松本准教授のもとに連絡があった。「仕事も大変で、友達もまだできない。でも、このパスケースを持っているだけで力強く思う。私にとっては大事なお守りです」  近畿大学では5月8日の5類移行後はパーティションを撤去する方針。壊れたものは、学生たちがキーホルダーにしたり、飲食店のテーブルに置くメニュー表などに加工したりするアイデアも出ているという。(江戸川夏樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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小倉智昭さん、吃音と歩んだテレビ人生 「とくダネ!」で心がけた事

7 mai 2023
Japonologie
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 20年以上朝の情報番組の司会を務め、立て板に水のような語り口調で知られるタレントの小倉智昭さん(75)は、言葉が詰まってうまく話せない吃音(きつおん)に苦しんできた。そして今も、吃音があるという。「吃音がなかったら、今の小倉智昭はなかった」という半生とは――。  テレビ局のアナウンサー就職試験。志望動機を聞かれ、小倉さんはこう答えたという。  「どもりだからです」  アナウンサーや役者、政治家など話す仕事を夢見ていた。それは「周りを見返したい」という思いからだった。  物心ついたころから吃音があり、「吃音っていうことは常に頭の中にあって忘れたことがない」という。  幼稚園のときから周囲に話し方をマネされ、小学3年ぐらいからは、馬鹿にされるようになった。  小学1年のときのことが忘れられない。両親に「学芸会で演劇をやるから、ぜひ見に来てほしい」と大見えを切った。  仕事を休んで演劇を見に来た父親は出番を待ったが、息子の姿を見つけられなかった。足だけしか見えない木の役だったのだ。  「先生が気遣って、セリフがあるとみんなに笑われるだろうからって、木の役にしたんだろうと思います」  劇で一言のセリフが出てこず、悔しくて、泣きながら家に帰ったこともあった。  「人には絶対負けたくない」。そんな思いで話すことを一生懸命練習した。本や演劇のシナリオ集を読み込んだ。  アナウンサーの就職試験で吃音を明かすと、驚かれた。  「家に帰るとどもりますが、マイクの前では絶対にどもりません」と続けた。  東京12チャンネル(現テレビ東京)のアナウンサーになった。  人と話すときは身構えて吃音を隠すが、そんな状態が続くと精神的にまいってしまう。だから、気を許せる人の前では、「堂々と」どもっているという。  朝の人気情報番組「とくダネ!」の司会を22年続けた。守り続けた信念がある。「僕はその人が話し始めたら、最後まで聞くことにしていた。CMになっても、その後、続けて聞いた」  その理由とは。  「それってね、おそらく裏返しかもね。これまで、吃音の僕の話を最後まで聞いてもらえなかったから。言おうと思うんだけど、最後まで言えずに終わったことが度々あったから」(編集委員・沢伸也)      ◇  おぐら・ともあき 1947年生まれ。東京12チャンネル(現テレビ東京)のアナウンサー出身。76年からフリーになり、「世界まるごとHOWマッチ」(TBS)などで独特のナレーションで注目される。99年4月から21年3月までの22年間、朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ)の司会を務めた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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戴冠式には行けなくても 福島県の村に「パスポートのいらない英国」

7 mai 2023
Japonologie
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 新緑が映える高原に設けられた黒い鉄門をくぐり抜けると、ユニオンジャックがはためく。道路標識はどれも英語表記。さらに進むと、重厚な洋館が建っている。「ハロー」。気さくに声をかけてきたのは外国人だ。ここでは英語が「公用語」なのだという。  オックスフォード大学の食堂をイメージしたレストラン、優雅なアフタヌーンティーを楽しめる喫茶室もある。異国情緒あふれるこの場所は、福島県南部の天栄村にある「ブリティッシュヒルズ」。俳優の松本潤さん出演のTVドラマ「花より男子」や、吉沢亮さんや橋本環奈さんが出演した映画「ブラックナイトパレード」などのロケ地としても知られる。「パスポートのいらない英国」のキャッチフレーズに誘われ、足を踏み入れた。  施設はリゾートホテルと英語研修施設を兼ね、1994年開設。7万3千坪の敷地には、時代考証に基づき再現された中世英国の荘園領主の邸宅や、9棟の宿泊棟などが点在する。  建築資材や室内の調度品はどれも英国から輸入した本物。年季の入ったテーブルやベッドは触ったり、座ったりすることもできる。  施設を開設したのは、神田外語大(千葉市)などを運営する学校法人・佐野学園(東京)。「英語を学ぶということは、英国文化に親しむこと」との考えから、英国が栄えた中世にこだわった施設にした。標高1千メートルにあり、朝晩の霧に包まれる景色もスコットランドのハイランド地方に重なったという。  施設内のあいさつや飲食店での注文は基本的に英語だ。スタッフ約120人のうち、約40人が外国人。出身地は英国、カナダ、南アフリカ、アルゼンチンなど10カ国以上におよぶ。  96年からは英語習得をめざす企業・個人の研修を受け入れており、中高を中心に全国から年間約450校が利用する。コロナ下で海外との行き来ができなかった際は、「海外留学の代わりの研修先」として訪れる学校も増えたという。  宿泊のほか、食事や喫茶だけの利用もできる。英語講師とブレンドティーやスコーンを作る講座や、名探偵シャーロック・ホームズからの手紙を元になぞ解きに挑む脱出ゲームなど、様々なイベントも楽しめる。  「英語はちょっと……」と苦手意識がある人もご心配なく。来場者の語学レベルに合わせてくれて、日本人スタッフもいるので日本語でも大丈夫だ。  広報・オペレーション部の主任星知恵美さん(48)は「ビザもパスポートも不要で、円安も関係ありません。気軽に英国気分を味わえる施設にお越しください」。6日、ロンドン中心部はチャールズ国王の戴冠(たいかん)式に沸いた。(力丸祥子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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安田菜津紀さん、ウトロ平和祈念館は「記憶を刻み、語り合う場」

7 mai 2023
Japonologie
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有料記事 聞き手・富永鈴香2023年5月7日 12時00分  京都府宇治市に在日コリアンが集まって暮らす「ウトロ地区」があります。地区の歩みを伝える交流施設「ウトロ平和祈念館」が2022年4月30日に開館し、1年が過ぎました。開館前の21年8月には、地区内で放火事件が起きました。逮捕、起訴された男は法廷で「韓国人に対して敵対感情があった」「祈念館の開館を阻止することが目的だった」と語りました。放火事件の前から地区を訪れていたフォトジャーナリストの安田菜津紀さんに、祈念館の存在意義について聞きました。  ――初めてウトロを訪れたときの話を聞かせて下さい  「ウトロに出会ったきっかけは、家族のルーツを巡る旅でした。中学2年のときに父が亡くなり、戸籍を見て初めて、父が在日コリアン2世であると知りました。『語れなかった理由があるのではないか』。古い証拠を集め、家族の生きた痕跡をたどるようになったのがこの2~3年ほど。その中で父が京都で生まれたことがわかりました」  「祖父母や父が直接暮らしていたわけではないけれど、京都で在日コリアンの人たちがどうやって生きてきたのか知りたいと思い、ウトロ地区を訪れ、金秀煥(キム・スファン)さん(現・ウトロ平和祈念館副館長)に話を伺ったのが2020年9月でした」  ――放火事件の約1年前ですね。現場で印象に残っていることは 歴史の一端に触れ、背筋伸びる思いに  「旅でたどった地では、必ず… この記事は有料記事です。残り2360文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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船上で会ったのはビールを飲むムスリム 運命を感じた私が目指す共生

7 mai 2023
Japonologie
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 2001年9月11日朝。米国の世界貿易センタービルに、航空機2機が相次いで突っ込んだ。  米同時多発テロ。  「なんでこんなことが起こるのか」  大阪外国語大学の1年生だった桂悠介さん(40)は、映画のワンシーンのようなその映像をテレビで見ていた。  大学ではフランス語を専攻し、国際関係を学んでいた。でも、「国と国との関係だけでは解決しない、全く説明のつかないことだ」と思った。  思い返せば、これがイスラム教を考えるきっかけだった。でも、あのころ自分がムスリムになるとは想像もしていなかった。  大学を卒業して、一度は大阪の企業に就職した。その後、福岡に移り住み、農業を始めた。  ある日、福岡から実家のある大阪へ向かう船上のことだった。  西アフリカのセネガルから来た音楽家の男性と出会った。  世界三大宗教の一つ、イスラム教。世界の人口の4分の1はムスリム(イスラム教徒)と言われています。日本でも年々増え、研究者は「婚姻に伴うもののほか、自ら入信する日本人も増加しているようだ」と話します。日本で生まれ育ち、ムスリムとして生きることを選んだ日本人を取材しました。  フランス語で語り合い、一緒にビールを飲んだ。潮風を浴びながら、その男性はアラビア語の歌を口ずさんでいた。  歌詞は「アラーのほかに神なし」という一節だろうか。不思議なそのメロディーに心がひかれるのを感じた。  イスラム教ではアルコールは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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