いま48歳。釣りにキャンプ、鉄道模型などと比較的趣味は多く、夫婦の関係も良好と思っていた。だから定年後の暮らしをそれほど心配したことはなかった。 だが、定年後の男性らの苦悩を取り上げた連載「定年クライシス 居場所はどこに」の取材をするうちに思い始めた。「果たしてこのままでいいのか?」 定年後を取り上げた本は多い。取材前に当事者をイメージしようと、小説も新書本も読んだ。第二の人生で孤独や生きづらさを抱える人の姿が描かれていた。実際に取材をすると、「危機」がひとごとに思えなくなった。 「昼ご飯、作りたくない」「週に3日は外に出て」。滋賀県の70代男性は退職直後に妻に言われた。求められるままに外出し、電車で琵琶湖を1周して時間をつぶした。鉄道模型が趣味の私は電車に乗るのも好きだ。「電車でそんな過ごし方をしている人がいたのか」と驚いた。 「定年クライシス」記者が語るイベント開催 朝日新聞デジタルでよく読まれた記事を書いた記者が、取材でのこぼれ話などを語る「朝デジ×記者サロン 記者だけが知っている」に「定年クライシス」を取材した記者たちが出演します。6月26日午後9時配信開始、7月24日まで何度でもご覧いただけます。申し込みは募集ページ(https://ciy.digital.asahi.com/ciy/11011080)から。 連載を読んだ妻の言葉に… 男性は言った。「瀬戸口さん… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
バス席2列目、突然の衝撃「運転手が足もとに」 北海道5人死亡事故
北海道の地域交通網を支える都市間高速バスと、養豚事業者のトラックが衝突し、5人の命が奪われた。バスの車体は大きくえぐれ、路上には破片が散乱。破損したトラックの荷台からは豚がはじき出され、周辺へ逃げ出した。見通しが良い国道で一体、何が起きたのか。 北海道八雲町の国道で事故に遭ったバスの前から2列目の座席に乗っていた札幌市の女性(79)は、うとうと眠っていたところ、「ガガガッ!」というものすごい音と衝撃で起こされた。荷物やガラス状のものが上からたくさん落ち、足もとには運転手が倒れ込んできた。「とにかく驚いて、怖かった」と振り返った。女性は衝撃で額をぶつけて打撲傷を負い、病院で手当てを受けた。函館観光に行く途中だったという。 バスを運行する北都交通によると、病院に運ばれた乗客は大型タクシーに乗り換えて札幌や函館方面に向かったが、なかには「もう車には恐ろしくて乗りたくない」と、列車で帰った人もいたという。 北海道函館市の会社員の男性(46)は、渋滞に巻き込まれた際、他のドライバーから「バスが大変なことになっている」と聞いた。停車して現場を見に行くと、前部が大破したバスが目に入った。運転手は頭を入り口の方に向けて倒れていた。救急隊員と警察官が「大丈夫か、わかるか」と何度も声をかけていたが、反応はなかったという。 男性によると、トラックの近… この記事は有料記事です。残り1875文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トラックが車線をはみ出したか バスと衝突、5人死亡 北海道八雲町
2023年6月18日 21時55分(2023年6月18日 22時04分更新) 【動画】北海道八雲町でトラックと都市間高速バスが衝突=熊倉隆広撮影 18日正午ごろ、北海道八雲町野田生の国道5号で、15人の乗客が乗った都市間高速バスと豚を運ぶトラックが衝突した。道警と消防によると、双方の運転手を含む17人が病院に運ばれ、トラックの60代男性運転手、バスの60代男性運転手、バスの乗客の男性1人と女性2人の計5人が死亡した。ほかの乗客12人もけがを負ったという。 道警は、トラックが対向車線にはみ出したとみて調べている。 バスを運行する北都交通(本社・札幌市)によると、事故に遭ったのは「都市間高速バス高速はこだて号」で、死亡した運転手は興膳(こうぜん)孝幸さん(64)。札幌駅を18日午前7時50分に出発し、函館市に午後1時45分に到着する予定だった。出発当時の乗客は18人で、道央道を八雲インターチェンジで降りた後、事故前に八雲停留所で3人が降車したという。 トラックは、食肉大手日本ハムの子会社で、養豚を行う日本クリーンファーム(本社・青森県おいらせ町)のものとみられ、豚を運んでいた。対向車線のバスの運転席側に突っ込んで停車した。 現場は函館市から北西へ約60キロ。片側1車線の緩やかなカーブで、景観の美しさで知られる内浦湾(噴火湾)沿い。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トラックと都市間高速バスが衝突、5人死亡 北海道八雲町
2023年6月18日 14時55分(2023年6月18日 18時04分更新) 【動画】北海道八雲町でトラックと都市間高速バスが衝突=熊倉隆広撮影 18日正午ごろ、北海道八雲町野田生の国道5号で、都市間高速バスと豚を運ぶトラックが衝突した。道警によると、5人の死亡が確認された。バス会社によると、運転手の興膳孝幸さん(64)と乗客15人が乗っており、興膳さんの死亡が確認されたという。 バスを運行する北都交通(本社・札幌市)によると、事故に遭ったのは「都市間高速バス高速はこだて号」。札幌駅を18日午前7時50分に出発し、函館市に午後1時45分に到着する予定だった。乗客18人と運転手の興膳さんが乗っていたが、うち乗客3人が事故前に八雲停留所で降りた。興膳さんには出発前に呼気検査を実施して異常はなかったという。 トラックは豚を多数積んでいた。事故で豚が周囲に逃げ出した。 現場は函館市から北西へ約60キロ。片側1車線の緩やかなカーブで、景観の美しさで知られる内浦湾(噴火湾)沿い。近くには町立野田生中学校がある。道警は付近の国道約10キロを通行止めにした。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
陸自ヘリ事故の葬送式、岸田首相ら290人参列 10人悼み「無念」
森北喜久馬2023年6月18日 18時22分 沖縄・宮古島の沖合で起きた陸上自衛隊のヘリコプター事故で、亡くなった第8師団の坂本雄一・前師団長ら10人の葬送式が18日、陸自健軍駐屯地(熊本市東区)で営まれた。遺族のほか、岸田文雄首相や防衛省・自衛隊の幹部、蒲島郁夫・熊本県知事ら関係自治体の首長、国会議員ら約290人が参列した。 岸田首相は「職務の遂行に全身全霊を捧げていた隊員を失ったことは大きな痛手であり、無念でならない。ご遺族の深い悲しみを思うと胸塞がる思いを禁じ得ない」と弔辞を述べた。 式の執行者である山根寿一・陸自西部方面総監は「ご家族には、これからもできる限りの支援をさせていただくと同時に、航空事故の絶無を期していくことをお誓い申し上げる」とあいさつした。 式典終了後、蒲島知事は取材に「遺族には小さな子もいて、痛ましかった」と話した。 陸自ヘリは4月6日、第8師団(熊本市北区)の坂本師団長ら10人を乗せて南西諸島を視察中、宮古島沖に墜落。坂本氏ら6人の遺体が引き揚げられ、残る4人も5月末に死亡と判断された。(森北喜久馬) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
インドネシア訪問中の天皇陛下 日本が支援した排水機場などを視察
インドネシアを訪問中の天皇陛下は18日、日本が経済協力をしたプロジェクトの現場を視察した。ライフワークとして研究する水問題の関連施設では、熱心に説明に耳を傾けるなどしていた。皇后さまは体調を考慮し、ホテルで過ごした。 首都ジャカルタ北部にある洪水被害を防ぐための雨水排水施設「プルイット排水機場」は、一部が老朽化で機能不全に陥っていたことから、日本の無償資金協力により2012~14年に緊急改修などを実施。洪水被害の軽減に貢献した。 ジャカルタは、地形的条件から洪水被害が繰り返し発生。地下水の過度なくみ上げによる地盤沈下や、治水・排水対策の遅れなどにより甚大な被害を受けてきた。水問題を研究する陛下は、貯水池が果たす役割などを質問。地下水のくみ上げによって地盤沈下が進んで海水面より低い場所と、海水面の高さを見比べるなどしていた。日本の支援で改修された施設を見て「いいプロジェクトをやっていますね」という趣旨の話をしたという。 陛下はこれに先立ち、交通渋… この記事は有料記事です。残り198文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
水問題研究の陛下、即位後も増す熱意 「世界の課題に目を向けて」
インドネシアを皇后さまとともに訪問中の天皇陛下は、水問題への取り組みをライフワークにしている。18日には首都ジャカルタ北部のプルイット排水機場を、20日にはジャカルタ中部の国立博物館で治水工事をたたえる石碑を、21日にはジョクジャカルタに移動して砂防技術事務所を視察する。 現場に足を運んで 5月22日、東京都江戸川区にある閘門(こうもん)「荒川ロックゲート」。赤いライフジャケットを着用した陛下は船で閘門内に入り、ゲートの開閉によって水位を調節する様子をカメラで撮影。一定になった水面を船で通過した。 水問題に特化した視察や関連施設への訪問は、即位後初めてで、2018年以来約5年ぶり。側近によると、陛下は、ゲートの開閉方式が巻き上げ方式であることを知り、「(留学先の)イギリスでは観音開きでした」と話したり、鎖で係留された船を見て「テムズ川のロックではナローボートを綱で係留していました」と懐かしそうに話したりしていたという。 その後、江東区にある中川船番所資料館も視察した陛下は「非常にいい視察でした」と感想を語ったという。 「世界の課題を俯瞰」 水運から始まった陛下の研究は、今や気候変動や災害、環境問題、貧困などのテーマにも言及するなど広がりを見せている。 陛下の研究のアドバイザー… この記事は有料記事です。残り1504文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大破したバスはえぐれ、路上には豚が倒れる 北海道八雲町の衝突事故
武田遼 鶴信吾2023年6月18日 17時11分 北海道八雲町の国道5号で18日、都市間高速バスとトラックが衝突し、17人がけがをし、3人が心肺停止となった。現場を通りかかった人らが、事故の衝撃を語った。 八雲町内に住む男性(42)は、車で買い物に行く際に、発生直後の現場を通りかかった。警察官が拡声機を使って迂回(うかい)するよう誘導し、渋滞が発生していたという。 男性は普段から現場の国道を利用するといい、「片側1車線で比較的広いが、緩やかにカーブしており、昔から事故が多い」という。「バスの損傷が激しく、乗客の方が心配です」と話した。 函館市の女性(37)は、八雲町内を家族5人で観光した帰り道に、事故から間もない現場を通過した。 バスの運転席付近にトラックが正面から衝突し、バスの車体は大きくえぐれていた。バスの車内では、運転席の後ろ付近で心臓マッサージをしているような様子が見えた。 路上にはトラックが積んでいた豚が5、6匹倒れ、近くの田んぼに逃げていく豚もいたという。 ドクターヘリや救急車、警察車両が多く集まっており、「見通しは良い道路。乗客が心配」と語った。 札幌市の50代の男性は、旅行の帰り道に現場を通りかかった。路上にはバスの破片が散らばり、豚が倒れていた。「ひどい事故で驚いた」と話した。(武田遼、鶴信吾) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トラックと都市間高速バスが衝突、3人心肺停止 北海道八雲町
2023年6月18日 17時20分 18日正午ごろ、北海道八雲町野田生の国道5号で、都市間高速バスと豚を運ぶトラックが衝突した。八雲町消防本部と道警八雲署によると、17人がけがをして病院に運ばれ、うち3人が心肺停止。この3人はバスとトラックの運転手、バス乗客の女性という。バス会社によると、バスを運転していた興膳孝幸さん(64)の死亡が確認されたという。 バスを運行する北都交通(本社・札幌市)によると、事故に遭ったのは「都市間高速バス高速はこだて号」。札幌駅を18日午前7時50分に出発し、函館市に午後1時45分に到着する予定だった。乗客18人と運転手の興膳さんが乗っていたが、うち乗客3人が事故前に八雲停留所で降りた。興膳さんには出発前に呼気検査を実施して異常はなかったという。 トラックは豚を多数積んでいた。事故で豚が周囲に逃げ出した。 現場は函館市から北西へ約60キロ。片側1車線の直線道路で、景観の美しさで知られる内浦湾(噴火湾)沿い。近くには町立野田生中学校がある。道警は付近の国道約10キロを通行止めにした。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Former Hiroshima Carp ace Manabu Kitabeppu dies at 65
Manabu Kitabeppu, baseball commentator and former ace pitcher for the Hiroshima Carp, died at a hospital in Hiroshima on Friday. He was 65. Kitabeppu joined the Carp in 1976. He secured double-digit wins for 11 consecutive seasons from 1978 thanks to his outstanding control, helping the team clinch back-to-back Japan […]