ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、西村康稔経済産業相は2日の閣議後会見で、中小企業庁が政策PRで起用している「TOKIO」のリーダー・城島茂さんについて、「契約の範囲で引き続きお願いをしようと思っている。城島さんは中小企業施策に熱心に取り組んでいるので評価をしている」と述べた。 城島氏は、ジャニーズ事務所の関連会社「株式会社TOKIO」で活動し、社長も務めている。 中企庁は中小企業が会社の経営を後継者に引き継ぐ「事業承継」政策のPRで城島氏を起用。テレビ番組「社長・城島茂と学ぶ 事業承継」の制作に協力し、BSフジで昨年8月から今年3月まで計4回にわたって放映した。 同庁のホームページでは「株式会社TOKIOの新米社長・城島茂が事業承継に取り組む中小企業の経営者や後継者、専門家を迎え、課題の解決策等を学びます」と紹介している。 今後の対応を問われた西村氏… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
シカ急増の伊吹山、花畑が荒れ土砂も流出 大型わなを設置した成果は
滋賀・岐阜県境にある日本百名山の一つ、伊吹山(1377メートル)。急増したニホンジカによる食害が深刻化しており、滋賀県米原市は貴重な生態系を再生させようと、プロジェクトを進めている。その一環で今月、山頂と5合目にシカ駆除のための大型のわなを設置。本格的な作戦に乗り出した。 伊吹山は、山頂部の積雪が多く、冬に日本海からの強い季節風が吹くことなどから、日本では数少ない山地草原が発達。ルリトラノオやイブキレイジンソウなどの固有植物が分布する。 山頂部には、2003年に天然記念物に指定された「伊吹山頂草原植物群落(通称・お花畑)」があり、約600種が群生している。 だが、米原市によると、温暖化で積雪が減り、猟をするハンターが高齢化したことで、ニホンジカが急増した。植物群が食べつくされて荒廃するなど、植生に大きな被害が出ている。 ニホンジカはどれだけ増えているのか。県の調査では、米原市と隣の長浜市に、20年の時点で約1万8千頭がいると推定。生息密度調査(糞塊〈ふんかい〉調査)の数字は、03年から21年にかけて10倍になっていた。 最近の米原市による目視調査では、伊吹山の山頂で約100頭、5~7合目で約200頭が確認されている。 食害の影響は植物だけではな… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「災害で住民がパニック」は神話 エリート・パニックにこそ注意を
災害が起きると住民がパニックを起こす――そんな思い込みをまだ引きずっていませんかと、社会心理学者の吉川肇子さんは言う。問題は住民によるパニックではなく、むしろ「エリート・パニック」なのだ、とも。災害時に行政責任者などのエリートは、なぜ、「住民がパニックを起こすのではないか」と恐れるのだろう。そして、エリート・パニックによる弊害を防ぐにはどうすればいいのか。吉川さんに聞いた。 ――災害時には住民はパニックを起こすものだ、という人々の認識に警鐘を鳴らしておられますね。 「ええ。災害時には住民がパニックを起こすと信じている人は少なくありません。しかし災害で住民がパニックを起こすという説は、心理学や社会学の研究でこれまで繰り返し否定されてきています」 ――試しに「パニック」という言葉を辞書で引いたら、災害などに遭ったとき起こる群衆の混乱、といった説明がなされていました。 「そうした説は、日本を含めて世界的に歴史を検証したうえで否定されているのですが、それでも信じる人々がいなくならないため、『パニック神話』という言葉もあるほどです。パニック映画によって描かれた幻想が広がっているのだという説明もあります」 ――確かに私の意識の中にも、危機に住民がパニックを起こすというイメージは刷り込まれています。 「現実に災害で重要なのは、むしろ、危機的な状況に直面しているにもかかわらず住民が『大変な事態ではない』と認識してしまう問題です。通常時と同じだと考えてしまう傾向があり、被害拡大につながりかねないので、『大変な事態だ』と認識することこそが実際の課題なのです」 ――では、災害とパニックの関係に注意を払う必要はないのでしょうか。 「答えはノーです。災害時に… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
障害者作業所で職員が暴行や暴言 横浜市が2件を虐待認定
堅島敢太郎 増田勇介2023年10月3日 8時35分 知的障害や行動障害のある人の支援施設を運営する社会福祉法人「同愛会」(横浜市保土ケ谷区)の作業所で職員が利用者を暴行したとして、横浜市が2件を虐待と認定していたことがわかった。同愛会は、虐待事案が発覚した県直営の障害者施設「中井やまゆり園」(中井町)の改革に職員が携わっている。 市や同愛会によると、昨年11月、市内の作業所で40代の男性職員が、暴力を振るった利用者を制止しようと、床に押し倒して首の付近を腕で圧迫し、「手を出すな」と暴言を発したという。 また、今年8月には別の作業所で、段ボール箱を破ろうとした利用者を40代の男性職員が押し倒し、馬乗り状態で頭や背中を複数回ひざ蹴りしたという。いずれも利用者にけがはなかったという。市は聞き取り調査や実地指導をしたという。 今年5月には同愛会が運営する入所施設で入所者の所持金数十万円がなくなり、警察に被害届を出したという。 同愛会は横浜市や川崎市、東京都などで知的障害者らの入所施設や作業所約120カ所を運営。2016年に殺傷事件が起きた県立障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)の利用者を受け入れ、今年4月からは県立「芹が谷やまゆり園」(横浜市港南区)の指定管理者を務めている。 同愛会は利用者や職員にアンケートを実施し、他に虐待がなかったか調べているという。取材に「被害にあった利用者には申し訳ない気持ち。職員教育を含めて、法人内の事業所を利用する当事者らと話し合いながら、改善に努めていく」とコメントした。(堅島敢太郎、増田勇介) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本学術会議の新会長に光石衛・東大名誉教授 課題山積の中
日本学術会議は2日、総会を開いて会長選を行い、独立行政法人・大学改革支援・学位授与機構理事で東京大名誉教授の光石衛氏(67)=機械工学=を新会長に選んだ。3日に副会長ら新執行部の顔ぶれが決まる。学術会議の「あり方」や任命拒否問題など課題が山積するなか、難しいかじ取りを迫られる。 今回の会長選は、梶田隆章・前会長の任期が先月末に切れたことを受けたもの。午前中に政府から辞令を受けた新会員105人を含む203人の会員のうち、出席した160人が投票した。 1回目の投票で光石氏が最多票だったものの、過半数に及ばなかった。2回目の投票で光石氏が半数を上回る83票を得た後、本人が新会長に就任することを受諾した。任期は3年。 光石氏は岡山県の生まれ。専門はロボット工学で、最先端のロボット技術を医療に応用し、各種の手術支援ロボットなどの開発に力を注いだ。東京大では工学部長、副学長を歴任した。 学術会議をめぐっては3年前… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
プロレス技で「詐欺はこりごり」? 警視庁久松署が特殊詐欺防止劇
特殊詐欺の手口を知って警戒してもらおうと、警視庁久松署は2日、地域の高齢者に手口を説明する「プロレス劇」を上演した。 東京都中央区が拠点のプロレス団体「OSW」に所属するレスラーが出演。息子をかたる特殊詐欺グループのメンバー役が「会社の大切な書類を無くした」と母親役に助けを求めると、母親は現金を「会社の後輩」という人物に渡してしまう。偶然通りかかった息子役がプロレス技で犯人を撃退し、「もう詐欺はこりごりだぁ~!」。技が決まると、観客約20人が拍手を送った。 署によると8月末時点の都内の特殊詐欺被害総額は約50億円で、昨年を上回る勢いという。黒木泰介署長は「少しでもおかしいと思ったら警察へ相談を」と呼びかけた。(御船紗子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女児の住所投稿「リアルに感じて」 元講師盗撮、四谷大塚は閲覧権限
大手中学受験塾「四谷大塚」の元講師が教え子の女子児童への強制わいせつ容疑などで逮捕された事件で、警視庁は別の教え子を盗撮したとして森崇翔(そうしょう)容疑者(24)=東京都日野市=を性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで再逮捕し、共謀容疑で元同僚の男で元講師の中村成美(なるみ)容疑者(26)=東京都あきる野市=を逮捕した。2日に発表した。 森容疑者は、盗撮した教え子の画像などを住所や名前、保護者の携帯電話番号と共にSNSのグループチャットに投稿していた。女児に興味がある人物ら十数人が参加しており、森容疑者は女児に危害を加えることを誘うような書き込みをすることもあったという。投稿について、「よりリアルに感じてもらい妄想コメントが欲しいと思った」と説明したという。 セキュリティー研修「まじめに視聴していなかった」 少年育成課は、こうした行為… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「信じられない」記録ずくめの暑い9月 真夏日はのべ1万地点超え
平均気温が観測史上最高となった9月について、1カ月間の真夏日(30度以上)の観測地点数も、のべ1万地点を超えたことが気象庁のまとめで分かった。同庁気候情報課の池田友紀子・予報班長は「予報を大きく超えた信じられないような高温。日本全体で記録的な暑さになったのも非常に珍しい」と話した。 2日の同庁の発表によると、都市化の影響が少ない全国15の観測地点を基準に1991~2020年の9月の平均気温と今年を比べると、東日本で3・1度、西日本で2・3度高く、ともに過去最高だった。北日本では3・1度高く、過去2番目の暑さだ。 9月1~30日に全国914地点で観測した真夏日は、のべ1万1801地点で前年の2倍弱になった。 他にも記録ずくめだ。鹿児島市で30日間すべてが真夏日となったのも観測史上初で、東京都心では今年の真夏日が90回目に達し、記録更新中だ。 気象庁は、10月は中旬にかけておおむね平年並みの過ごしやすい気温に落ち着くとみている。(大山稜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広島の強殺未遂事件を指示した疑い 詐欺グループ幹部3人を再逮捕へ
増山祐史 遠藤美波 長妻昭明2023年10月3日 0時00分 全国で相次いだ強盗事件のうち、昨年12月に広島市西区の店舗兼住宅で男性が意識不明になった事件を指示したとして、警視庁は3日にも、フィリピン拠点の特殊詐欺グループトップの渡辺優樹被告(39)=強盗予備罪などで起訴=ら幹部3人を強盗殺人未遂と住居侵入の疑いで再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。 他に再逮捕されるのは「ルフィ」などと名乗っていた今村磨人(きよと)(39)=強盗致傷罪などで起訴=、藤田聖也(としや)(39)=強盗予備罪などで起訴=の両被告。今年1月に東京都狛江市の住宅で女性が死亡した事件で、3被告は強盗殺人などの疑いで9月に再逮捕された。 捜査関係者によると、3被告は実行犯らと共謀して昨年12月21日午後7時半ごろ、広島市西区の店舗兼住宅に宅配業者を装って侵入し、住人の50~80代の男女3人に暴行を加え、現金約250万円や腕時計など(時価2439万円相当)を強奪。うち50代男性には殺意を持って工具で頭を殴り、脳挫傷などの大けがを負わせた疑いがある。 3被告は事件時、フィリピンの収容所におり、スマートフォンなどを通じ現場に指示を出したと警視庁はみている。広島県警はこれまでに実行役ら男9人を逮捕した。狛江事件の実行役として逮捕・起訴された永田陸人被告(22)=強盗殺人未遂などの罪で起訴=らも含まれている。 警視庁によると、一連の広域強盗では、指示役が「ルフィ」や「キム」などと名乗っていた。 捜査関係者によると、永田被告は広島の事件で「ミツハシ」や「キム」と名乗る人物からイヤホンなどを通じて指示を受けていたという。事件で使われたレンタカーを広島駅で借りた30代の男2人=いずれも強盗傷人罪などで起訴=は、「ルフィ」と名乗る人物から指示を受けていた。警視庁は、渡辺被告や今村被告らが「キム」「ルフィ」などと名乗って指示したとみている。(増山祐史、遠藤美波、長妻昭明) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
人工衛星が「1等星」に 太陽を反射して輝く光跡、天文学に悪影響も
昨年打ち上げられた米企業の人工衛星が、夜空で最も明るい「天体」の一つになったと、米国やチリなどの研究者が英科学誌ネイチャーに発表した(https://doi.org/10.1038/s41586-023-06672-7)。「1等星」と同じ明るさで太陽光を反射しているといい、地上の望遠鏡観測などの邪魔になる恐れがあると懸念を示している。 地球を周回する人工衛星は、太陽光を反射して明るく見えることがあるが、これまで最大でも2等星ほどの明るさだった。 今回の人工衛星は、昨年9月に高度約500キロに打ち上げられた「ブルーウォーカー3」。米企業ASTスペースモバイルが、携帯電話の通信基地局網をつくるためのテストとして打ち上げた。約64平方メートルの巨大アンテナを持ち、低軌道を周回する人工衛星としては最大級の大きさを誇る。 チリや米国、メキシコ、ニュージーランドなどの望遠鏡が昨秋~今春、この人工衛星を観測したところ、明るさは最大で0・4等級だった。 「冬の大三角」を構成するプロキオン(こいぬ座)やアケルナル(エリダヌス座)といった1等星と同じ明るさで、肉眼でもはっきり見える。全天で21個ある1等星の中では、最も明るいシリウスから数えて9番目くらいにあたる。 ■明るすぎる衛星「肉眼で太陽… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル