松田昌也 佐々木洋輔2023年9月28日 21時00分 北海道医療大学(当別町)を運営する学校法人東日本学園の鈴木英二理事長が28日、当別町役場を訪れ、2028年度をめどに北広島市にある複合施設「北海道ボールパークFビレッジ」へ移転する意向を正式に伝えた。27日夜に開いた理事会で移転の可否を審議し、可決していた。 鈴木理事長らは後藤正洋町長と面会し、移転に至った経緯を説明した。前日の理事会で決議された内容について、「北広島市への新キャンパスの増設を決めた。当別町にも一部を残すかもしれないので『増設』という表現になった」と説明。全学部を移転するのが基本線だが、一部の機能を当別町に残すことにも含みを持たせた。 会場には、町長のほか、移転に強く反対する「要望書」に名前を連ねた町議会の議長、町教育長、北石狩農協組合、町商工会などの関係者ら約20人も出席。学園側が町に対して、事前に移転を打診しなかったことに不信感を表明する場面もあった。「大学が移転するという突然の報道が出て、住民の不安が増幅された。これから先は、当別町、大学とともに協議して解決しないといけない課題も出てくる。協議をする場を設けてもらいたい」との要望に対し、鈴木理事長は「私も同じ考えだ」と応じた。 移転問題をめぐっては、9月22日に大学が北広島市への移転を検討しているとの報道が流れ、同日のうちに後藤町長が大学を訪問し、鈴木理事長へ事態を照会した。さらに26日に鈴木町長から移転に反対する内容の要望書が大学側へ提出された。 ◇ 一方、移転先に浮上した北広島市の上野正三市長は28日の定例記者会見で、北海道医療大学の移転について、「(鈴木)理事長が近く説明に来られる。具体的な協議はそれから」と述べるにとどめた。(松田昌也、佐々木洋輔) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
都外中学に通う生徒の都立高受験、要件見直し 家庭の事情の差を解消
2024年春の東京都立高入試で、在籍する中学校や家庭の事情によって異なる点があった応募資格や必要な手続きが、見直されることになった。 これまでは、都内在住で都外の中学に通い、都立高を受験する場合、父母の一方のみと同居している場合には公的な証明書類の提出が求められていた。また、両方と同居しない場合は、受験資格が得られなかった。来春からは、都内中学に通う生徒と同じ条件で受験できる。 都教育委員会によると、応募資格については、在籍する中学校長が確認するか、書類提出による資格審査をしてきた。都内の中学に通う場合、同居するのが父母の一方のみでも、校長による確認で受験ができた。両方と同居していない場合は、校長が理由などを書いた「具申書」を願書と一緒に提出していた。 家庭の事情や私立中への進学などで神奈川県や千葉県など都外の中学に通う生徒は、単身赴任などで父母のどちらかが同居していない場合、応募資格審査を受ける必要があった。たとえば離婚調停中での別居であれば、「事件係属証明書」などの提出を求めていた。 こうした状況について、中高… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中学校長、女子生徒への準強姦致傷容疑で再逮捕へ 押収カメラに動画
勤務する中学校の校長室で少女の裸の画像を所持したとして、中学校長の男が児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された事件で、警視庁は、以前に勤務していた中学校の女子生徒に性的暴行を加えてけがを負わせたとして、男を準強姦(ごうかん)致傷の疑いで29日にも再逮捕する。捜査関係者への取材で分かった。 再逮捕されるのは、東京都練馬区立中学校校長の北村比左嘉(ひさよし)容疑者(55)=練馬区中村南3丁目。捜査関係者によると、以前に別の中学校に勤務していた際、学校内の一室で同校の10代の女子生徒に性的暴行を加え、けがを負わせた疑いがある。警視庁は、心理的に抵抗できない状態にさせたとみている。 北村容疑者は、少女の裸の画像を記録したビデオカメラ1台を校長室内で今月10日に所持した疑いで同日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された。押収したカメラを精査し、女子生徒に性的暴行を加える様子を撮影した動画が残っているのを見つけたという。(増山祐史、遠藤美波、長妻昭明) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「しつけのため」3歳児を布団で巻き付け死亡させた疑い 母親を逮捕
3歳の息子に暴行を加えて死なせたとして、千葉県警は28日、千葉県我孫子市若松、自称動画編集業の永沼楓月(ふづき)容疑者(27)を傷害致死の疑いで逮捕し、発表した。「しつけのために布団で巻き付けた」などと容疑を認めているという。 捜査1課によると、永沼容疑者は昨年2月4日午後11時10分ごろ、同市南新木4丁目の自宅アパートで、同居していた息子の清水奏良(そら)さん(当時3)を布団で巻くなどして暴行を加え、死亡させた疑いがある。当時は元夫と3人暮らしだった。布団で巻き付けたのは「息子が泣き叫ぶのをやめさせるため」などと説明し、死亡する1カ月以上前から繰り返していたと話しているという。 県警は同月、奏良さんの遺体を司法解剖して窒息死の疑いがあると判断。目立った外傷などはなかったという。また、この家族に関して児童相談所への虐待などの相談は確認されていないという。県警は虐待の可能性について慎重に捜査を進め、容疑が固まったとして永沼容疑者を逮捕した。(宮坂奈津) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「赤ちゃんポスト」設置を表明 東京・墨田の病院 都「連携が必要」
東京都墨田区の賛育会病院(高本真一院長)が28日、親が育てられない子どもを匿名で預かる「赤ちゃんポスト」を来年度から始めると明らかにした。病院の担当者だけに身元を明かして出産する「内密出産」も始めるという。東京都福祉局は「法人だけでは完結しない話。まだ詳しい事業計画を聞いておらず、行政側との情報共有、連携が必要」(担当者)としている。 病院を運営する社会福祉法人賛育会は、病院のホームページ(HP)に載せた「『赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト』の開始について」で、予期しない妊娠や孤立出産に悩む女性の増加、乳児の遺棄事件の背景にある貧困や虐待などの社会課題解決のため、プロジェクトを開始すると説明。「妊娠SOS相談」にも取り組むという。 同局によると、病院側からは5月に初めて連絡があり、これまでに複数回、病院側と都と区で打ち合わせをしてきたという。 赤ちゃんポストや内密出産について法令に定められた手続きはない一方、子どもの戸籍を区市町村が作成したり、都などが設置する児童相談所で後に保護したりすることが考えられるため、担当者は「事業計画が提出されれば、内容を勘案し、都としての対応を考えていく」としている。 このほかに、病院の建物を改… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【そもそも解説】日本初のカジノが大阪に 狙いは訪日客、課題は?
大阪府・市は28日、カジノを含む統合型リゾート(IR)について、事業者と実施協定を結び、日本初のカジノが出来ることとなりました。経済効果への期待がある一方、依存症などの問題を懸念する声も上がります。開業予定まで7年。どんな課題があるのでしょうか? Q 日本初のカジノが大阪にできることになった。 A 2030年秋ごろの開業予定で、ホテルや劇場、展示場、国際会議場などを設け、訪日外国人客(インバウンド)をさらに呼び込(こ)む狙(ねら)いがある。カジノの営業区域はIRの延べ床(ゆか)面積の3%以下だが、想定する収益の8割を占(し)める。スロットマシンなどの電子ゲーム約6400台やポーカーなどのテーブルゲーム約470台を置く計画だ。 Q ギャンブル依存症(いぞんしょう)など懸念(けねん)が多いようだ。 A 国は4月にIR計画を認… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宇宙ごみ除去の会社と連携協定を締結 東京・墨田区、次世代育成で
東京都墨田区と、宇宙ごみの除去サービスを開発する民間会社アストロスケールは28日、地域の活性化や次世代の育成などをめざす連携協定を締結した。 同区の錦糸町に本社と工場を構えるアストロスケールホールディングスは、宇宙ごみを取り除いて持続可能な宇宙環境をめざし、除去作業用の人工衛星を開発している。 同社の見学施設の活用や経営陣の講演などを通じて、子どもたちや次世代の起業家の育成に貢献していくことを計画中という。 締結式で岡田光信・創業者兼… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「弱い立場の派遣社員を利用」 手にした営業秘密 逮捕の双日元社員
直前まで勤務していた総合商社「兼松」(本店・神戸市)から不正に営業秘密を持ち出したとして、警視庁は大手総合商社「双日」(東京都千代田区)の元社員で職業不詳の真鍋昌奨(しょうすけ)容疑者(32)=東京都江東区豊洲3丁目=を不正競争防止法違反(管理侵害行為)の疑いで逮捕し、28日発表した。容疑を否認しているという。 「個人的にまとめていた出張国での飲食店リストがほしい」。双日で働き始めていた2022年7月16日。警視庁によると、真鍋容疑者はこう言い、兼松の派遣社員の40代女性から同社のサーバーのIDとパスワードを聞き出したという。 真鍋容疑者は兼松にいた時にこの女性と同じ職場で、女性はログインに必要な確認コードも伝えた。容疑者は警視庁の任意聴取に、「弱い立場の派遣社員を利用した」と説明したという。リストは存在せず、うそだったと警視庁はみている。 営業秘密の持ち出しで立件される例は増えています。防ぐにはどうしたらいいのか。記事の後半では識者の見方も紹介します。 自宅のパソコンにダウンロードしたファイルの中身は 真鍋容疑者は、その7月16… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
IR「闇カジノのゲートウェーに」 依存症問題に取り組む識者が懸念
大阪府・市が28日、カジノを含む統合型リゾート(IR)開業に向けた工程を定めた実施協定などを事業者と締結し、日本初のカジノ施設の建設が本格的に始まることになった。だが、カジノの存在がギャンブル依存症の患者をさらに増やすとの懸念は大きい。どう向き合えば良いのか、「ギャンブル依存症問題を考える会」(東京都)の田中紀子代表に聞いた。 家族がギャンブル依存症で苦しんでいるのに、入院できるのは2カ月後。その間に犯罪や自傷行為に走らないよう、家族全員が心身をすり減らす日々を過ごしている――。 これは現実に、私たちが大阪で相談に乗ってきた患者のケースです。IRが開業する7年後の話ではありません。 では7年後、日本はどうなる… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
時効1カ月前に容疑者逮捕、決め手は 10年前のひき逃げ死事件
千葉県警千葉北署は28日、千葉県印西市の自称無職、戸田昌宏容疑者(37)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで逮捕し、発表した。「まったく身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。 署によると、戸田容疑者は2013年11月5日午後8時25分ごろ、千葉市花見川区犢橋町の市道交差点で乗用車を運転中、同区千種町の会社員舘下敬子さん(当時47)の原付きバイクと衝突し、搬送先の病院で死亡させた疑いがある。 県警は発生後からひき逃げ事件として捜査。13年11月下旬に匿名で「現場付近を白い乗用車が走っているのを見た」との情報が寄せられた。捜査を進める中で浮上した戸田容疑者に任意で事情を聴くと容疑を否認。当時は物的証拠も足りなかったという。 過失運転致死罪の公訴時効は10年で、11月に成立するまであと1カ月ほどに迫っていた。現場には遺留物やブレーキ痕がなく、捜査は関係者の証言が軸になった。逮捕の決め手は戸田容疑者の関係者からの情報提供だった。近くの防犯カメラには、戸田容疑者が当時乗っていたとされる白い乗用車が映っていたが、車自体は見つかっていない。(宮坂奈津) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル