災害にあって気持ちが落ち込んでいる時に、食べたいものは何ですか。おにぎりや菓子パン、コンビニの弁当……。災害時に配られる食べ物は冷たいものが多いというイメージがありますが、「温かくておいしい非常食」をつくる試みが始まっています。 9月1日、防災の日。東京・銀座の商業施設「GINZA SIX」で、飲み物を注文した客に50食限定で非常食を提供するイベントが開かれた。 アルファ米を使った本格的なチキンライスを食べた都内の会社員男性(32)は、「おいしい。これも非常食なんですか」と驚いた。 チキンライスのコロッケ、コブサラダ、野菜スープの3品の献立。近くにあるレストラン「資生堂パーラー」総調理長の倉林龍助さん(52)が、災害後2日目の冷蔵庫をテーマに、短時間の加熱で燃料を節約できるレシピを考えた。 2日間=48時間は、一般社団法人「避難所・避難生活学会」が2017年から提唱する「TKB48」に由来する。 「TKB48」はトイレ(T… この記事は有料記事です。残り977文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
組事務所にワゴン車突っ込む バットを持った男らの姿 東京都足立区
2023年9月12日 13時57分 11日午後10時25分ごろ、東京都足立区谷在家2丁目で、「車が住宅の外壁にぶつかっている」と110番通報があった。警視庁によると、ワンボックスカーが戸建て住宅に突っ込んだ状態で乗り捨てられていた。警視庁は意図的に衝突させたとみて、建造物損壊事件として立ち去った男たちの行方を追っている。 捜査関係者によると、この住宅は指定暴力団住吉会系傘下組織の事務所という。複数の男たちはバットのようなものを持っていたという情報があり、警視庁が確認している。けが人の情報は入っていないという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
降車ボタン押すと「モッテコーイ」 おくんちづくしバス、音でもPR
動画】4年ぶりに開催される長崎くんちを盛り上げようと長崎バスが「おくんちづくし」のバスをお披露目した=岡田真実撮影 本番まで1カ月を切った「長崎くんち」を盛り上げようと、長崎バスが車体全面に演(だ)し物をあしらったラッピングバスを12日から運行する。そのこだわりは内部にまで貫かれている。 「モッテコーイ、モッテコーイ」。太鼓や笛などシャギリの音色を背景に、力強いかけ声が車内に響いた。 くんちバスで降車ボタンを押すと、聞き慣れた「次停車します」のアナウンスの後に、くんちでアンコールを求めるかけ声「モッテコーイ」が流れる仕様になっている。 車体全面には、今年のくんち… この記事は有料記事です。残り482文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「スリル満点」森林に響く絶叫 水たまり、大カーブ…バギーでGO
森の中に参加者の絶叫が響いた。三重県多気町の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」のバギーパークに今年7月、森林を走る新コースが加わり、好評だ。 アップダウンがあるコースは約700メートルで、水たまりや大きなカーブがある。時速15~20キロで、悪路の山道をバギーで疾走する。 8月は一日30台前後の利用があり、一年前の約2倍だった。利用者は家族連れや女性グループを中心に、東海や関西方面だけではなく、関東からも訪れる。コース途中で写真を撮影できる時間があり、SNSでも広まったという。 パークの店長の山本晴瑠奈さん(27)は「大自然の中で、非日常の体験が味わえ、スリル満点です」と話した。(長島一浩) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「もうひとつのWBC」日本が4度目のV 藤川泰行投手に優秀選手賞
上山浩也2023年9月12日 10時30分 第5回世界身体障害者野球大会が9、10の両日、名古屋市東区のバンテリンドームナゴヤであり、日本代表が4戦全勝で2大会連続4度目の優勝を果たした。名古屋ビクトリーからは、藤川泰行投手(27)が優秀選手賞に選ばれた。 「もうひとつのWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」と呼ばれる大会には米国、プエルトリコ、韓国、台湾の計5チームが参加。大会は、これまでは兵庫県内で開かれてきた。初の名古屋開催は2日間で計8800人が訪れた。 左腕の藤川投手は韓国戦で4回1失点、台湾戦は3回無失点だった。愛知・東邦高校の野球部出身。大学3年のときにバイク事故で左ひざから下を失い義足生活になったが、その後に知った障害者野球で日本代表と世界一をめざしてきた。 地元であった大会には事故時の執刀医も観戦に来てくれたという。「退院後は会っていなかったけれど、わざわざ見に来てくれた。いい報告ができました」。高3の夏にチームは甲子園に出場したが、ベンチ入りはかなわずスタンドから応援した。今回は大声援を受けて好投した。「これだけ応援してもらい、最初にあった緊張より楽しさが出て、うれしさを感じた。次の目標をつくっていきたい」と話した。 名古屋ビクトリーからは、田中清成選手(34)が殊勲賞、飼沼寛之選手(28)が敢闘賞に選ばれた。(上山浩也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
工藤会ナンバー2、控訴審で主張変更か 一審死刑のトップ守る狙い?
四つの市民襲撃事件で殺人罪や組織犯罪処罰法違反罪などに問われた特定危険指定暴力団工藤会のトップで総裁の野村悟被告(76)=一審死刑判決=と、ナンバー2で会長の田上(たのうえ)不美夫被告(67)=同無期懲役判決=の控訴審が13日、福岡高裁で始まる。裁判では、田上被告が一審から一転して一部の関与を認める方針であることが、関係者への取材でわかった。 北九州市を拠点とする工藤会は全国に25ある指定暴力団のうち唯一、市民や企業を襲う恐れがあるとして「特定危険指定」を受けている。 両被告が起訴されているのは、1998年の元漁協組合長射殺事件、2012年の元福岡県警警部銃撃事件、13年の看護師刺傷事件と14年の歯科医師刺傷事件。 両被告は一審で、全事件への… この記事は有料記事です。残り369文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
体重計・隠れ家…動物園の「ほしい物」アマゾンで 広がる新たな支援
動物園で暮らす動物たちに必要な物を、市民が代わりに購入する――。ネット通販大手アマゾンのサービス「ほしい物リスト」を活用した、動物園支援の取り組みが各地で広がっている。予算の限られた動物園を支え、飼育環境を向上させる新たな手法として注目を集める。(宮坂知樹) 「31・5キロ。少し増えちゃったね」。大阪市の天王寺動物園の一画で、飼育員が牛肉や笛の音でチュウゴクオオカミの気を引き、体重を量っていた。使用する体重計は、アマゾンのほしい物リストを通じて市民が購入したものだ。 以前使っていた体重計は大型で、オオカミが警戒して乗らないことがあった。飼育員の坪谷理紗さん(31)は「今の薄い体重計なら、すっと乗ってくれる」と喜ぶ。 過去の寄付、ニーズ一致しないことも 園では年3回、必要な物品やエサのリストをホームページなどで公開し、購入してくれる人を募っている。扇風機、骨付き肉、小動物の隠れ家、鳥の観察に使う望遠鏡――。リストに掲載したものは、すべて寄付が集まったという。 アマゾンの「ほしい物リスト」を活用した、動物園支援の取り組みが広がっています。後半では、先駆けとなった園の取り組みや専門家の話を紹介します。 以前からエサや遊具を寄付してくれる人はいた。ただ、高カロリーな食品だったり、遊具もペット用だったりと、できるだけ野生に近い暮らしをさせているなかでは「ニーズ」が一致しないものも少なくなかった。飼育展示課リーダーの中島野恵さん(45)は「ありがたいが、無駄になってしまうこともあった」と明かす。 そんななか、各地の動物園で… この記事は有料記事です。残り1450文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
焼け跡で父が拾った溶けたコイン 関東大震災の記憶を記者がたどった
見せてもらった硬貨は表面が黒ずみ、火災の熱で溶けたのか、何枚かがくっついていた。 今年6月、関東大震災にまつわる情報を募っていた朝日新聞横浜総局に1本の電話があった。横浜市旭区に住む女性(65)からだった。 「亡くなった父が持っていた硬貨をどこかに寄付したいのですが」 硬貨は、女性の父が関東大震災で全焼した当時の自宅近くで拾ったものだという。 当時3歳だった父が家に戻ると 女性によると、その「いわれ」はこうだ。 父は1919年、東京・人形町で反物や作業服を百貨店に卸す呉服店の次男として生まれた。 関東大震災の当時は3歳。自… この記事は有料記事です。残り1355文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
同性パートナー扶養手当訴訟 「やれることは全部やった」原告の願い
有料記事 上保晃平 石垣明真2023年9月11日 20時30分 当事者の切実な訴えに、裁判所は棄却という判断を下した。パートナーが同性であることを理由に扶養手当などを支給しなかったのは憲法違反だとして、元北海道職員の佐々木カヲルさん(54)が道などを訴えた訴訟。札幌地裁は11日、佐々木さんが求めた損害賠償を退け、違憲かどうかの判断は示さなかった。 「とことんやった。自分がやれることは全部やった」。道などに損害賠償を求める訴えを札幌地裁が退けると、佐々木さんは時折、涙声になりながら語った。原告側は控訴しない方針という。 佐々木さんが道などに扶養手当を申請したのは約5年前。支給認定を2度不可とされ、2021年6月に提訴した。 原告側「空疎で血が通っていない不当判決」 裁判では、道職員の給与条例が定める「事実上婚姻関係と同様の事情にある者」に、同性パートナーが含まれるかどうかが争点となった。 判決は、条例上の「配偶者」や「婚姻関係」の考え方について「民法上の婚姻に関する概念を前提としている」と指摘。事実婚関係に同性カップルを含まないとする道の解釈について、「民法の定める婚姻法秩序と整合する一般的な解釈だ」と結論づけた。道などが同性カップルも含むと解釈する義務を認めず、憲法判断も示さなかった。 原告側の高橋友佑弁護士は、判決後の会見で「憲法判断に一切立ち入らず、安易に適法と決めつけるもの。空疎で血が通っていない不当な判決だ」と指摘。佐々木さんも「裁判を起こしたのは、福利厚生制度を他の職員と同様に同性カップルにも認めてほしい、排除しないでほしいとの願いからだった」と述べた。 判決に無念さをにじませた佐… この記事は有料記事です。残り553文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 ※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「自分は大丈夫」と過信、8割が安全対策取らず 子供の車内置き去り
岡山県津山市で9日に2歳児の孫が車内に置き去りにされて死亡し、祖母が過失致死容疑で逮捕された事件。孫を保育園に送り届けるはずだったが、県警の調べに祖母は「考え事をしていて、孫を乗せているのを忘れた」と供述。保育園側は登園していないことに気づいていたが、家族に連絡していなかった。全国各地で置き去りが起きるなか、事故防止に取り組む団体は「ヒューマンエラーは誰にでも起こりうる」と指摘。貴重品を子どもの近くに置いておくことや、マイカーへの安全装置の設置を呼びかける。 新潟市では昨年5月、1歳5カ月の男児が車内に放置され、熱中症の疑いで死亡した。父親が出勤の際に保育園に送り忘れ、車に置いたまま出勤していたという。 今年8月には北九州市の大型商業施設の駐車場で0歳男児が車内に放置され死亡。両親は互いに相手が男児を連れていると思い込み、結果的に置き去りにしてしまったという。 なぜ、同様の事故は後を絶たないのか。ドライバーを対象にした意識調査からは、置き去り事故自体は認識しているものの、8割近くが特に対策をとらず「自分は大丈夫」と過信している姿が浮かび上がる。 自動車部品などを扱う三洋貿易(東京)は5~6月、小学生以下の子どもを乗せて車を運転するドライバー3377人を対象に、オンラインで子どもの車内置き去りに関する実態調査を行った。 ドライバーの91・6%が子どもを車内放置したことで熱中症になる事案が発生していることを「知っている」と回答した。一方で「1年以内に子どもを残したまま車を離れたことがある」と回答したのは20・4%にも上った。このうちの1・9%は子どもを残していることさえ認識していなかった。 子どもを残して車を離れたことがある人のうち、5・1%が子どもにめまいや顔のほてり、頭痛や吐き気などの症状が出た、と答えた。 子どもだけが車内に残される理由(複数回答可)について「保護者の意識が低いから」が最も多く60・5%。「他のことに気を取られて子どもが車内に居ることを忘れてしまうから」は22・3%あり、5人に1人以上が選んだ。 今回の事故で、逮捕された祖母は、県警の調べに孫を乗せているのを失念したと説明しているが、意識調査からは決して特異な例ではないことが分かる。 無意識に車内に子どもを残さないような対策(複数回答可)について、78・9%が特に対策をしたことはないと回答した。 亡くなった2歳児が通っていた保育園によると、9日は土曜日のため園児約80人のうち、登園していた園児は平日の3分の1程度だった。園側は2歳児が登園していないことには気づいていたが、家族に電話などで確認していなかった。 園長は「思い込みもあって連絡していなかった。確認していれば、大切な命がなくならなくて済んだと思う」とチェック不足を認めた。保育園は10日夜、緊急の保護者説明会を開き、電話確認していなかったことなどを謝罪したという。 再発防止策として、保育園は連絡がなく園児が登園しなかった場合、必ず電話で確認することや、登園を知らせるアプリの導入などを挙げている。 今回の事件を受け、津山市は10日から市内の保育園や幼稚園などに園児の出欠確認の実施状況を緊急調査。市こども保育課によると、亡くなった2歳児を預かっていた保育園とは別の園で一部の園児しか出欠確認をしていなかったことがわかり、市は出欠確認の徹底を求めた。 子どもの事故予防に取り組むNPO法人「Safe Kids Japan(セーフキッズジャパン)」(東京)は、子どもが後部座席に座る場合、近くに財布やスマホ、バッグなどの貴重品を置いておく対策を提案する。 北村光司理事は「置き去り事故は世界共通の課題。欧州では新車の安全性を評価する項目に置き去り検知機能を追加する動きがあると聞く」と話す。「人の注意力には限界があるので、安全装置をマイカーにも取り付けるなど技術でカバーする組み合わせが必要では」と指摘している。(上山崎雅泰、礒部修作) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル