有料記事 聞き手・長野佑介2023年5月16日 16時00分 マイナンバーカードのトラブルが相次いでいます。コンビニの証明書取得サービスで他人の住民票の写しなどが交付されたり、「マイナ保険証」に他人の情報がひもづけられていたり。一連のトラブルを、法政大大学院の白鳥浩教授(現代政治分析)は「制度の信頼を揺るがす事態」と指摘します。政府が信頼を取り戻すにはどんな対応を取るべきなのか。詳しく聞きました。 マイナンバーカードのトラブル コンビニの証明書取得サービスの誤交付は計14件起きている。横浜市で3月に初めて確認され、その後、東京都足立区、川崎市、徳島市でも発覚。河野太郎デジタル相がシステムを提供する富士通Japanに対し、運用の一時停止と再点検を要請する事態となった。 マイナンバーカードと一体化された健康保険証「マイナ保険証」に別人の情報がひもづけられていた問題は、加藤勝信厚労相が12日の会見で認めた。厚労省によると、本人とは違う情報が登録されていた事例は2021年12月~22年11月で、7279件起きていた。 ――一連のトラブルをどうみましたか。 ちょっとしたシステムエラーや人為的ミスで個人情報が簡単に漏洩(ろうえい)してしまう――。一連のトラブルで制度の危うさの一端が明らかになったと言えます。 制度の根幹を揺るがすトラブルであることは間違いありません。でも、わたしは起きてしまったトラブル以上に、そもそもの政府の個人情報保護に対する姿勢に強い危機感を持っています。 漏れた情報のリスク、重大性は ――どういうことですか。 政府は、国民ひとりひとりの… この記事は有料記事です。残り1700文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
迷惑行為の多発で「憩いの場」閉鎖に 諦め・怒り・不安…見えぬ出口
「市民の憩いの場」として設けられた一角が、閉鎖される事態が1カ月以上続いている。札幌中心部に広がる地下空間だ。迷惑行為の多発が理由で、逮捕者も出ている。何が起きているのか。札幌にゴールデンウィーク明けに赴任した記者2人が現場を取材した。 「終日閉鎖」 「防犯カメラ作動中」 5月12日、札幌中心部にある市営地下鉄「大通駅」のコンコースの一角は、この日もベルトパーティションで囲まれていた。内側には四つのテーブルやイスが備えられているようだが、全てカーテンで覆われている。 付近は警備員や駅係員らがかわるがわる行き交い、「飲酒・喫煙・大声禁止」を訴えるポスター類が貼られていた。 数えるとざっと40枚超。「物々しい……」。札幌に転勤したての記者2人には、異様な光景に映った。 大通駅は3路線が乗り入れ、「時計台」「テレビ塔」の名所も近い交通の要所だ。閉鎖された一角は、休憩や待ち合わせができる「憩いの場」として2015年に誕生した。 市によると、一角を含めコンコースの整備には約22億円かけており、混雑解消や見通しの確保など、安全上の目的もあるという。 ところが、この地下広場で迷惑行為が相次ぐようになった。▽大声で騒ぐ▽通行人に声をかける▽喫煙といったものだ。 閉鎖後もトラブルは絶えず、付近ではナタを持った男がベンチを壊す事件も発生。記者の取材中にも女性がトラブルに巻き込まれました。市民の受け止め、今後の見通しを紹介します。 車いすの乗降補助に影響も…警備費用は月300万 市によると、昨年12月下旬… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
建設現場でクレーン車横転、1人死亡1人重傷 東京都品川区
2023年5月16日 16時16分 16日午前10時ごろ、東京都品川区大井7丁目の工事現場で「クレーン車が倒れた」と119番通報があった。警視庁大井署によると、20トンクレーン車が倒れ、乗用車2台と軽トラックの計3台がアームの部分の下敷きになった。トラックに乗っていた50代とみられる男性が死亡し、乗用車に乗っていた50代男性が足をはさまれ重傷を負った。いずれも工事関係者という。 現場はJR大森駅の北約800メートルの住宅街。署によると、老人ホームの建設作業中だった。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani pitches seven innings, goes one hit short of cycle
Baltimore, Maryland – Los Angeles Angels two-way star Shohei Ohtani earned his fifth win after he struggled on the mound but went 4-for-5 with a three-run homer in a 9-5 victory over the Baltimore Orioles on Monday. Ohtani (5-1) gave up five runs on four hits, three of them homers, […]
テロ事件の報道規制論と「愚民観」 私たちの「共感」は暴走しない
有料記事 聞き手・真田香菜子2023年5月16日 12時00分 和歌山市の選挙演説会場で岸田文雄首相の近くに爆発物が投げ込まれた事件から1カ月。この間ネットを中心に、「テロ事件の容疑者の動機や生い立ちは報じるべきではない」「模倣犯を生みかねない」といった意見が飛び交った。政治思想史が専門の犬塚元・法政大学教授は、「こうした議論は『愚民観』に基づくもので、リベラルデモクラシー(自由民主主義体制)の崩壊につながる」と指摘する。 犬塚元・法政大学教授に聞く ――先月の事件以降、自民党の細野豪志衆院議員の「テロを起こした時点でその人間の主張や背景を一顧だにしない」というツイートをはじめ、「テロ事件の容疑者の背景は論じるべきではない」という意見をインターネットやSNSでよく見かけました。 リベラルデモクラシーの原則が軽んじられる社会になってしまったと感じました。 それは二つの意味においてです。第一に、おぞましいテロ行為が起きてしまいました。力ではなく言葉で共存を目指すのがリベラルデモクラシーや政治という営みの大原則ですが、それが揺るがされました。なお、こうした事件をテロと呼ぶべきか、政治的な事件のみをテロと呼ぶべきではないか、という議論もあるわけですが、何が「政治的」なのか自体が非常に論争的で、その意味は狭くも広くもなります。安倍晋三元首相の銃撃事件も、岸田首相の事件も、容疑者の行為の意図や動機だけでなく、行為の帰結や社会的意味まで考慮すれば、テロと呼ぶことは誤りとは言えないでしょう。2001年にアメリカで起きた9・11の事件の場合と同じように、宗教的な動機に基づいたとしてもテロとみなすことは可能です。 第二に、「報道規制」を安易に説く主張が登場しました。社会全体で解決すべき問題が起きたときは、各人が十分な情報を持ち、考え、個人の自由を尊重した上で、みんなで物事を決めるのがリベラルデモクラシーの大原則です。報道を規制すべきである、情報を統制したらいいという議論がすぐに出てくることは、デモクラシーの社会にはそぐわない。非常に恐ろしく感じました。 後半では、「愚民観」を警戒するべき理由のほか、「容疑者の背景を物語化してはいけない」「容疑者への共感が暴力の容認や模倣犯につながる」といった意見について、さらに考えていきます。 「容疑者の英雄視につながる… この記事は有料記事です。残り3937文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「在宅ワーク」か「出社」か 決定時に「一番やってはいけないこと」
有料記事 聞き手・吉田純哉2023年5月16日 12時15分 新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に引き下げられました。日常が戻りつつあるなか、コロナ下で導入された「在宅ワーク」は定着するのか。それとも「対面」に戻るのか。「在宅ワークは仕事場と家庭を強制接続した」と指摘する、立教大学経営学部の中原淳教授に聞きました。 勤務形態は、対面がいいのか、在宅ワークがいいのか。まず、二分法で考えるのはやめた方がいい。会社は成果を出すのが一番大事で、働き方は手段に過ぎません。会社ごと、仕事ごと、マネジャーごとで決めればいいことです。 コロナ下で始まった在宅ワークが、そのまま定着した会社もあります。専門スキルのあるIT企業のエンジニア職や、知識産業系のコンサル会社などがそうです。仕事の生産性の判断は業種・業態により異なるため、出社と在宅で一概に比べられません。ただリモート勤務では、社員が自分で健康を管理し、仕事を組み立て振り返る必要がある。個人が、主体的に仕事に取り組む姿勢が不可欠です。 在宅認める会社と出社強いる会社、双方の未来は… 組織開発論が専門の中原教授。働き方の多様化は「人材確保の重要なファクター」を言います。より幅広い働き方を認める会社と、揺り戻しのように出社を強いる会社。選ぶ側からはどう見えるのでしょうか。解説しました。 僕もこうやって偉そうに話し… この記事は有料記事です。残り1232文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
都医師会長にカッターナイフ送った疑い 「感染症対策に疑問」男逮捕
増山祐史2023年5月16日 12時36分 東京都医師会の尾崎治夫会長(71)の勤務先にカッターナイフの刃を送ったとして、警視庁は無職の男(51)=長野県小布施町=を脅迫容疑で逮捕し、16日発表した。容疑を認め、「私がやったことだと思う。医師会の感染症対策に疑問を持っていて、私の気持ちを伝えたかった」と供述しているという。 捜査1課によると、男は2021年1月12日ごろ、尾崎会長が経営する東京都東久留米市内のクリニック宛てに、「オザキハシケイ」と手書きした紙とカッターナイフの刃を入れた封筒1通を送って脅迫した疑い。都医師会関係者からの相談で捜査し、封筒の捜査で男が浮上したという。 男は、西村康稔・経済産業相や吉村洋文・大阪府知事らにも同様の行為をしたとして、大阪府警などに脅迫容疑で逮捕されていた。都内でも他に同様の被害が数件あり、同課が関連を調べている。(増山祐史) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Le Japon confronté au risque d’agressions de personnalités politiques par des « loups solitaires »
Des policiers se préparent pour le G7 aux abords du site Toki Messe à Niigata (Japon), le 11 mai 2023. YUKI KUROSE / THE YOMIURI SHIMBUN VIA AFP Une certaine fébrilité règne à Hiroshima et à Tokyo. Un nombre accru de policiers patrouille dans les aéroports et les gares, dont des unités […]
釘など計1350本、杉並の学校など43施設に 児童けがで緊急点検
笠原真2023年5月16日 8時16分 東京都杉並区立荻窪小で、児童が転倒した際に校庭の釘が原因でひざに大けがをした問題を受け、区教委が区内の公立小中など70施設に緊急点検を求めたところ、荻窪小を含む43施設で計1350本の釘やフックが見つかったことがわかった。区教委は、発見された釘などは全て除去し、今後も点検を続けると説明している。 区教委が12日に公表した調査結果によると、これまで釘やフックが見つかったのは、こども園は3園で計33本▽小学校は29校で計1122本▽中学校は10校で179本▽小中一貫校は1校で16本、だった。このうち荻窪小では544本が見つかり、井草中(82本)、松庵小(69本)、三谷小(60本)が続いた。 区教委によると、荻窪小以外の各施設に安全確認を求めたところ、教職員らが目視で園庭や校庭を調べたという。荻窪小では業者を呼び金属探知機でも調べた。区教委によると、各施設では校庭の地中にまだ埋まっている可能性があるといい、担当者は「5月下旬からは各学校で運動会が始まる。さらなる安全調査を早急に検討する」と説明している。 問題発覚の契機となった荻窪小の事故は、4月13日に発生。同小によると、体育の授業で鬼ごっこをしていた児童が転んだ際に、左ひざを地面の釘に打ち付け、10針以上を縫う大けがを負った。釘などは運動会や体育の授業で使う目印を固定するために打ち込まれたもの。長さが約12・5センチ、頭部の直径が約1センチという。(笠原真) 釘やフックが見つかった杉並区内のこども園と学校 園・学校名 本数 下高井戸子供園 1 高円寺北子供園 23 西荻北子供園 9 杉並第三小 20 杉並第六小 1 杉並第九小 8 杉並第十小 6 東田小 1 馬橋小 28 桃井第一小 22 桃井第二小 15 桃井第三小 30 桃井第四小 1 四宮小 42 荻窪小 544 井荻小 30 高井戸第二小 14 高井戸第三小 3 高井戸第四小 10 松庵小 69 浜田山小 10 富士見丘小 24 大宮小 5 堀之内小 2 方南小 48 済美小 6 八成小 10 三谷小 60 高井戸東小 30 久我山小 30 天沼小 3 永福小 50 高南中 10 天沼中 3 井荻中 18 井草中 82 荻窪中 32 神明中 10 向陽中 1 松ノ木中 10 泉南中 11 和田中 2 […]
浦安のマンション駐輪場で不審火相次ぐ 3棟で車両30台以上焼ける
鳥尾祐太 田辺詩織2023年5月16日 8時59分 千葉県浦安市内のマンション敷地内にある3棟の駐輪場で、夜間にバイクや自転車が計30台以上焼ける不審火が3件相次いでいる。いずれも火の気がないことなどから、県警浦安署は放火の可能性が高いとみて調べている。 同署や消防によると、14日午後8時40分ごろ、浦安市日の出1丁目のこのマンションに住む男性から「バイク置き場で火災。煙が出ている」と119番通報があった。バイク1台の一部が焼けたが、けが人はいなかったという。消防車両7台が出動し、火は約20分後に消し止められた。 3日午後11時40分ごろと13日午前1時10分ごろにも、同じマンションの別棟の駐輪場で不審火があり、バイク計9台と26台以上の自転車が焼けたという。けが人はいなかった。 県警などによると、不審火は半径100メートルの範囲で発生。駐輪場はいずれも誰でも入ることができるという。焼け跡からガス缶やオイル缶のようなものが見つかり、県警が関連を調べている。 マンション別棟に住む無職女性(80)は「いつ火事が起こるか分からなくて怖い。自分の棟も燃えてしまうんじゃないか」と声を震わせた。マンション前を通った会社員女性(40)は「エスカレートしないか心配」と不安そうな表情で話した。 現場はJR京葉線の新浦安駅から南東に約1キロのマンションなどが立ち並ぶ住宅街。(鳥尾祐太、田辺詩織) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル