2023年3月17日 19時11分 乗用車内で死亡しているのが見つかった男性に生前、暴行を繰り返し、骨折ややけどを負わせたとして、大阪府警は17日、大阪府和泉市幸1丁目の旅館経営、池内佑樹容疑者(45)を傷害の疑いで再逮捕し、発表した。「骨折させるような暴力は振るっていない。いたずらの範疇(はんちゅう)です」と容疑を否認しているという。 捜査1課によると、死亡したのは、容疑者の旅館の住み込みのアルバイトだった佐藤新悟さん(59)。池内容疑者は2月の中旬から25日ごろに、自身の旅館などで佐藤さんを殴る蹴るなどしたほか、全身に水を、背中には高温の湯をかけるなどし、肋骨(ろっこつ)の多発骨折や全身の皮下出血、やけどなどを負わせた疑いがある。 佐藤さんは2月25日、乗用車内で死亡しているのが見つかり、死因は低体温症だった。池内容疑者が佐藤さんを乗せた車で近くの消防分署に向かい、「知人に意識がない」と申告。府警は翌26日、衰弱した佐藤さんを放置していたとして、池内容疑者を保護責任者遺棄容疑で逮捕していた。 池内容疑者は逮捕当初、佐藤さんが車の中で亡くなっていたと府警に説明。その後の調べに、「旅館で佐藤さんが座り込んだので、水やお湯をかけてほったらかして寝た。起きると同じ位置で動かなくなっていた」と供述しており、府警は傷害致死容疑も視野に調べている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
袴田さん再審、特別抗告「断念を」 オンライン署名3万件
村上友里2023年3月17日 19時13分 1966年に静岡県のみそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして死刑が確定した袴田巌さん(87)=釈放=の再審開始を認めた東京高裁の決定について、弁護団は17日、最高裁への特別抗告をしないように求める申入書を、東京高検に提出した。期限が20日に迫る中、断念を求める声は広がりを見せている。 13日の高裁決定は、犯行時の着衣とされた「5点の衣類」に付着した血痕の色の変化を検討し、衣類は捜査機関による捏造(ねつぞう)証拠の可能性が高いと認定。袴田さんを有罪とした確定判決には「合理的な疑いが生じた」と判断した。 弁護団「合理的な抗告理由ない」 弁護団は、袴田さんの年齢などをふまえ、「さらに審理を継続させることは無用の負担と苦痛を与える」として、抗告断念を求める活動を連日続ける。この日の申入書では、特別抗告ができる憲法違反や最高裁判例違反にはあたらないと改めて指摘し、「検察官は過去の過ちを認めて正していくべきだ」と訴えた。 再審請求では、最高裁が血痕の色の変化に争点を絞って審理を高裁に差し戻した経緯がある。弁護団の小川秀世弁護士は会見で、「最高裁の宿題に応えた決定で、特別抗告しても最高裁が判断を変えるにはハードルがある。検察側には衣類が袴田さんの犯行着衣だと裏付ける証拠はなく、合理的な抗告理由を書くことはできない」と強調した。 ボクシング協会も支援 弁護団がウェブサイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で始めたオンライン署名では、17日現在で断念を求める署名が約3万件集まった。 元プロボクサーの袴田さんを支援する日本プロボクシング協会の袴田巌支援委員会も「ツイッターデモ」を展開し、「検察は特別抗告を断念して下さい」などのハッシュタグを使って拡散を呼びかける。 超党派の国会議員の連盟も15日に法務省に申し入れを行うなど、多方面で運動が広がっている。(村上友里) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
拘束具使用で死亡のネパール人男性 東京都に賠償命じる判決
警視庁に逮捕されたネパール国籍の男性(当時39)が死亡したのは、拘束具による身体拘束が原因だとして、遺族が国と東京都に約6182万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、東京地裁(福田千恵子裁判長)であった。判決は「拘束で虚血が起きたのは外見上明らかで、病院に搬送していれば死亡は回避できた」と述べ、都に約100万円の賠償を命じた。 死亡「回避できた」と認定 判決によると、男性は2017年3月14日、他人のクレジットカードを所持した占有離脱物横領の疑いで警視庁新宿署で逮捕された。翌朝、外に出ようとしたため保護室に入れられ、約2時間、ナイロン製のベルト手錠などで両手首、両足を固定された。金属製の手錠に付け替えられて東京地検の取調室に移された後に意識を失い、その後死亡した。 判決は、拘束具などが原因で、長時間強い圧迫を受けた末に腎不全などに至るクラッシュ症候群が起きて男性が死亡した、と認定。警察官は両手が赤黒く膨張していたのを見ており、「すぐに搬送・措置をしていれば死亡は回避できた」と認めた。一方、男性が強く抵抗していたことから、拘束具の使用自体は違法ではなかったとした。 死亡でも100万円、賠償金が低い理由は 賠償額について判決は、日本… この記事は有料記事です。残り204文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
フィリピン詐欺事件、「かけ子」容疑の女逮捕 他4人も現地で拘束
2023年3月17日 19時25分 60億円以上の被害を出した特殊詐欺事件で、フィリピンを拠点に「かけ子」役を担ったとして、警視庁は17日、住居・職業不詳の山田李沙容疑者(26)を日本へ移送した上で窃盗容疑で逮捕し、発表した。同国では他にも同じ詐欺グループでかけ子だったとみられる24~59歳の男女4人が拘束されており、警視庁が身柄の引き渡しを求めている。 捜査2課によると、山田容疑者は2019年11月、東京都内の60代女性が警察官などを名乗る人物から電話を受け、キャッシュカード5枚をだまし取られた特殊詐欺事件で、うその電話をかけるかけ子役だった疑いがある。同課は認否は明らかにしていない。 フィリピン当局は19年11月、グループの拠点となったマニラの廃ホテルでかけ子役ら36人を摘発。山田容疑者はこの際に拘束を免れたメンバーの1人だったとみられる。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
25~26日ごろから見頃の予想、東京・昭和記念公園のソメイヨシノ
森治文2023年3月17日 20時30分 735本のソメイヨシノをはじめ、31品種計約1500本のサクラが見られる国営昭和記念公園(東京都立川市、昭島市)では、ソメイヨシノが17日に開花した。25~26日ごろに見頃を迎えると予想される。 昨年までのコロナ禍の期間は感染対策として、道沿いにロープを張るなどして宴会やアルコール類の持ち込みは禁止していた。歩きながらの観賞も、大木が集まる「桜の園」などでは、入場を規制した。 今年は、屋外でのマスクの着用は求めず、宴会もコロナ禍前と同様に自由となる。ただし、混雑する屋内ではマスク着用を強制はしないが、「推奨する」としており、スタッフもマスクを着けて対応するという。 同公園の広報担当者は「感染のリスクがなくなったわけではないので、宴会も出来るだけ短い時間でお願いしたい」と話す。 同公園はサクラ以外の花も次々と見ごろとなる3月18日から5月28日まで「フラワーフェスティバル」を開催する。期間中の有料区域内の入場者数を、コロナ禍前に近い約83万人と見込んでいる。昨年の同時期の入場者数は約65万人だった。(森治文) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
五ノ井さん「報われる思い」 性暴力めぐり元自衛官3人、一転起訴で
2023年3月17日 21時14分 元自衛官の五ノ井里奈さん(23)が自衛隊の訓練中に性暴力を受けた問題で、福島地検は17日、陸上自衛隊郡山駐屯地の部隊に所属していた男性の元自衛官3人を強制わいせつの罪で在宅起訴し、発表した。 3人の起訴を受け、五ノ井さんはコメントを発表した。 本日3名が、私に対する強制わいせつにより、起訴されました。一時は全員不起訴になり、私がされたことを考えると何故そうなるのか到底納得できないまま、長い時間が経ちました。しかし、今回こうして3名が起訴されたことにより、ようやく報われるような思いです。本当に毎日苦しかったです。関係した方には自分たちのやったことは犯罪なのだということをしっかり認識し、きちんと反省し、罪を償って頂きたいと思います。このような犯罪が二度と繰り返されないように願うばかりです。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
車にGPS付けようと住居侵入容疑、男を逮捕 窃盗狙いで行動監視か
2023年3月17日 19時27分 窃盗の標的とした住宅の敷地内に侵入したとして、大阪府警は17日、大阪市淀川区塚本6丁目、無職の山岡響太容疑者(21)を住居侵入の疑いで逮捕し、発表した。府警は、容疑者らが敷地内の車2台にGPS端末を取り付け、留守中に侵入できるよう住人の行動を監視していたとみている。容疑者は「実際に取り付けたのは私ではない」と容疑を否認しているという。 捜査1課によると、山岡容疑者は他の男らと共謀して2月中旬ごろ、府内の男性方の駐車場に侵入した疑いがある。容疑者らは男性方に窃盗や強盗に入る狙いがあり、GPSで行動を監視していたとみられる。実際の被害はなかったという。 今回の事件は、昨年10月に守口市の女性(76)方で起きた強盗致傷事件などで起訴された原田凌司被告(27)が供述。「車の位置情報はスマホで確認できた」と話したという。 山岡容疑者は原田被告からの指示だったと説明し、「受け取ったGPSは別の人物に渡した」と述べたという。同課は、押収した原田被告のスマホから山岡容疑者と犯行に関するやり取りや車の位置情報を示した画像を確認。犯行を計画した先の複数の住所や財産状況を記したとみられるメモもあったという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ぼったくりレッカー」に要注意!数千円のはずが…10万円超被害も
車の修理を巡り、「クーリングオフはしません」と依頼者に記入させた上で契約書を渡したとして、愛知県警は17日、自営業斉藤竜也容疑者(42)=同県清須市=を特定商取引法違反(不備書面の交付)の疑いで逮捕し、発表した。認否を明らかにしていない。 斉藤容疑者は名古屋市内でロードサービス会社を経営。インターネットでレッカー移動などを安価で行うとうたいながら、基本料金以外に「緊急対応費」や「出張費」などを上乗せし、相場より高額の料金を請求していたとみられる。 生活経済課によると、斉藤容疑者は昨年6月11日ごろ、車のバッテリー交換を依頼してきた大学生の女性(20)にクーリングオフについて記載されていない契約書を渡していた疑いがある。バッテリー交換後、女性は相場の6倍程度の10万4500円を支払ったという。 ホームページ(HP)で安さ… この記事は有料記事です。残り483文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
焼却炉から出た金属部品を換金 清掃工場勤務の職員 佐賀市
佐賀市は17日、市清掃工場(同市高木瀬町)に勤務する会計年度任用の男性職員(69)=福岡県在住=が、焼却炉の古い金属部品を福岡県内の廃棄物処理業者に勝手に売り払い、売却金額の一部を受け取ったとして、同日付で懲戒免職処分とし、発表した。市は金属部品が職員に盗まれた疑いがあるとして16日、佐賀北署に被害届を出した。 市によると、この職員は2019年10月~21年12月の間、焼却炉の定期修繕の際に取り出される劣化した金属部品を、福岡県小郡市の廃棄物処理業者に回収させ、売却代金の15%にあたる現金20万1千円を受け取っていたという。 市によると、3基の焼却炉を順番に休止し、熱で劣化した鉄やアルミニウムの板やパイプを取り換えており、出た部品は工場内で保管し、市の委託業者が「有価物」として買い取る形で回収・処分している。職員は金属がたまったころを見計らって処理業者に連絡していた。 市の調査で、清掃工場内の工… この記事は有料記事です。残り256文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
河井事件の爪痕、サミットがかき消す?高まる機運に「潮目変わった」
2019年参院選をめぐる買収事件の舞台・広島に異例の統一地方選が迫る。現金を受け取って正式起訴された議員たちが、判決を待つ間に選挙で民意の審判を受ける。そんな事件の爪痕を、主要7カ国首脳会議(G7サミット)の歓迎ムードがかき消そうとしている。 「『河井さん』の名前に、今… この記事は有料記事です。残り1424文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル