渡辺丘2023年3月12日 18時04分 離島奪還を想定した日米共同訓練「アイアン・フィスト」(鉄の拳)の終了式が12日、米海軍ホワイトビーチ(沖縄県うるま市)に停泊した海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」の艦上であった。訓練は敵に占拠された離島を奪還する想定で、九州や沖縄で2月中旬から約1カ月間行われ、沖縄本島でも日米共同の着上陸訓練などが実施された。 訓練は2005年度に始まり、今回で17回目。これまで米国内で行われ、日本国内での開催は初めてとなった。陸自と海自計約700人、米海兵隊と海軍約800人が参加したという。 終了式には自衛隊と米軍の計約90人が参加。陸自の梨木信吾・水陸機動団長(陸将補)は「互いの知見を共有し、切磋琢磨(せっさたくま)し、より運用に直結する実際的な日米共同での水陸両用作戦の実効性を向上させることができた。これまでにない生きた成果だ。日米水陸両用部隊の鉄の拳を磨き上げる決意を固くした」と訓示した。 第3海兵機動展開旅団のフレドリック・フリデリクソン司令官(准将)は「訓練は日米間の運用性を高める機会となった。危機や紛争が起きれば、陸自と海自が共に対処するのは第3海兵遠征軍と第7艦隊。今後、訓練の機会を広げ、侵略を抑止し、地域の危機に対応する能力や準備態勢を強化することを期待する」と述べた。(渡辺丘) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
近畿地方で「春一番」 2年ぶり観測 4月下旬~5月中旬の暖かさ
2023年3月12日 19時00分 大阪管区気象台は12日、近畿地方で「春一番」が吹いたと発表した。同気象台によると、各地で南よりの風が強まり、4月下旬~5月中旬並みの暖かさになった。昨年は吹かなかったため、2年ぶりの観測となる。 近畿地方における「春一番」は、立春から春分の間に吹く、最大風速8メートル以上などを目安とする南よりの風。 同日午後2時までに観測された最大瞬間風速は京都府舞鶴市で13・8メートル、和歌山市で13・9メートル、滋賀県彦根市で11・6メートルなど。気温も各地で上昇し、同日午後2時までの最高気温は京都市で23・2度、大阪市で22・3度、神戸市で20・3度を記録した。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
畑の一軒家が高層マンションに 台湾のTSMC工場周辺で地価高騰
TSMCが本社を構える「新竹サイエンスパーク(科学園区)」の最寄り駅、高速鉄道(高鉄)新竹駅に着いて驚いたのが、高層マンションの林立ぶりだった。駅前に広がる緑地を取り囲むように高層の建物がニョキニョキと伸びる。 建設中の建物も多い。周辺には「竹科(新竹科学園区)」、「新世代」などと書かれた不動産広告も目立った。新竹市内を車で走ると、川沿いにも競うように高層ビルが並んでいるのが見えた。 科学園区管理局のホームページによれば、中で働く人は約17万人。台湾の不動産事情に詳しいエイブル台湾店の担当者によると、新竹の不動産価格は近年高騰しているという。「2年前は2LDKで家賃3万5千台湾ドル(約15万4千円)だった物件が今は6万台湾ドル(約26万4千円)まで上がっている」 原因は科学園区に勤務するエンジニアの給与の高さだ。「最近は投資目的の購入も多い。台北並みの価格の物件もある」という。 科学園区内の半導体メーカーに勤務する男性によると「業界全体の給与もいいが、なかでもTSMCは別格。飛び抜けている」という。 台湾の総務省に相当する内政… この記事は有料記事です。残り968文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子育て支援は女性支援?格差施策にだまされるな 阿部彩教授に聞く
男女雇用機会均等法施行から37年。企業の総合職や一般職で男性と同様に働いてきた女性たち、民間や公務員の世界で非正規で働く女性たち、中小企業やスタートアップを率いる女性たち……。立場は違えど、あらゆる場で女性たちは理不尽な男女格差に直面しています。なぜ、いまだに、この差がなくならないのか。格差をなくすために何をすべきなのか。東京都立大学の阿部彩教授(貧困・格差論)に聞きました。 ――様々なデータにあらわれる根強い男女格差をどう見ていますか。 私が大学を卒業したのは男女雇用機会均等法が施行された1986年。当時は、「私たち均等法第一世代が管理職になるくらいの時には、男女格差の問題はなくなっているだろう」と思っていました。それから30~40年経ち、キャリア終盤となるのに、変わっていません。 一部の人はそれでも、「初の女性」というものを背負って上にのぼっていきましたが、ほんの一握り。その道すらなかった以前よりはいいとは思いますが、進むペースがあまりにも遅すぎる。子どものいない、シングルでバリバリのキャリアの人であっても格差がある。もっと画期的に動かしていかなければならないと思います。 男女間の賃金格差は正社員同士でもまだ大きく、日本は先進国の中でも差が開いています。そのうえ、女性は当初は正社員として就労しても非正規に移ってしまう。この両輪の問題があります。 このため、高齢期の貧困率は女性が高く、その男女格差はむしろ広がっています。厚生労働省の国民生活基礎調査をもとに年齢別・男女別で相対的貧困率をはじくと顕著です。 記事後半、阿部教授は若い世代の女性たちに向けて「だまされるな」と強いメッセージを送ります。格差が縮まらない現状を変えるため、思い切った施策が必要だと提言します。 ――なぜこうした状況が放置されているのでしょうか。 女性施策の多くが「子育て支… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
春の訪れ告げる「日本一早い」山開き 宮崎県諸塚村の諸塚山
森田博志2023年3月12日 15時49分 「日本一早い山開き」とうたう宮崎県諸塚村の諸塚山(1341・6メートル)の山開き(諸塚村など主催、朝日新聞社など共催)が12日にあり、約200人が早春の山歩きを楽しんだ。 村が朝日森林文化賞を受賞した翌年から始まり、今年は第38回。新型コロナウイルスの影響などで5年ぶりの通常開催となった。 飯干緑地広場での神事などの後、集まった登山愛好家らが西登山口から山頂をめざした。好天に恵まれ、山口市からグループで訪れた開地成久さん(79)は「今日は暑かった」と気持ち良さそうに汗をぬぐった。参加は6回目といい、仲間たちが祝賀飛行で訪れたヘリコプターに向かって、持参した日の丸の旗を振っていた。 全国的には元日から山開きをする山もあり、実際には日本一早くはない。九州中央部の豊かな自然を、春の訪れとともに感じてほしいと、長くキャッチコピーを使い続けている。(森田博志) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Samurai Japan books spot in World Baseball Classic quarterfinals
Samurai Japan advanced to the quarterfinals of the World Baseball Classic courtesy of South Korea’s 7-3 victory over the Czech Republic at Tokyo Dome on Sunday afternoon. Japan defeated Pool B rivals China, South Korea and the Czech Republic in its first three games and will earn one of the […]
Czech players revel in WBC experience after facing Shohei Ohtani and Samurai Japan
Marek Minarik led the Czech Republic’s Extraliga with 139 strikeouts in 2021. Minarik, a big man at 201 cm and 102 kg, also hit 14 home runs that season, the most in the league. Naturally, he’s often referred to as the “Czech Shohei Ohtani.” In a time of both misinformation […]
引き揚げ待つ日々、銃剣を突きつけられた 戦時の性暴力を考える
ロシアのウクライナ侵攻から1年。現地ではロシア兵による性暴力の被害が相次ぎ報告されています。個人の尊厳を深く傷つける行為は、いつ、どこでも起こりえます。朝日新聞「声」欄には、太平洋戦争後の混乱期の被害を打ち明ける投稿が届きました。「戦時には女性が『コミュニティーの所有物』という意識が強化されることがある」と、ジェンダー研究者の秋林こずえ・同志社大学教授は語ります。性暴力被害をなくすために何ができるのか。2人の読者の肉声とともに考えます。 ポッドキャストで聞けます 番組では、投稿を寄せてくださった2人の女性のインタビュー音声とともに、秋林こずえ教授をスタジオに迎えて、戦時の性暴力の根底にあるものを考えます。 1945年8月15日の敗戦後、外地から引き揚げてきたのは約629万人。中国からは約154万人、旧満州(中国東北部)からは約127万人が日本の地を踏みました。引き揚げるまでの避難生活で起きた出来事、「一生、言わないつもりだった」という被害をつづった手紙が「声」編集部に届きました。 東京都の清水久枝さん(88)の投稿「伝える 生きながらえた証し」(2022年7月18日掲載)をご紹介します。 ◇ 1945(昭和20)年8月15日、国民学校5年生の私は、中国・西安の叔母の家で敗戦を知った。9月初旬には「日本人を皆殺しにせよ」と暴動が起きた。ゴボウ畑の中に隠れて難を逃れたが、母は捕らえられ、腰巻き姿で解放された。 1カ月後、母の使いで外に出たら突然、八路軍兵士に銃剣を突きつけられ、廃屋まで歩かされた。兵士は私の周囲をゆっくりと歩き、銃剣でスカートをめくった。直立不動、泣き叫ぶことも抵抗もできない。兵士は127センチの小娘の私に「歩け」とあごで合図。私はゆっくりと歩いて外へ出て、脱兎(だっと)のごとく走った。 12月初旬には、日本軍の元兵士が「お手伝いしてほしい」とやってきた。彼の後に従って行くと、体育館についた。戸を開けると、元兵士にいきなり押し倒され、両手を押さえつけられた。「何するんだ! 離せ!」と両足をばたつかせ暴れた。すると、パッと自由になり、裸足で一目散に逃げた。元兵士は股間を押さえて走っていった。 数々の危険な体験は生涯、秘密にするつもりだった。しかし、軍国時代を生きながらえた証しを残したく、ペンをとった。 ◇ 清水さんに、当時の様子や思いをさらに伺いました。 ■震える体 母にも言えなかっ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「政治がやるべき」だけれど… 阿部彩教授が若い女性に伝えたいこと
男女雇用機会均等法施行から37年。企業の総合職や一般職で男性と同様に働いてきた女性たち、民間や公務員の世界で非正規で働く女性たち、中小企業やスタートアップを率いる女性たち……。立場は違えど、あらゆる場で女性たちは理不尽な男女格差に直面しています。なぜ、いまだに、この差がなくならないのか。格差をなくすために何をすべきなのか。東京都立大学の阿部彩教授(貧困・格差論)に聞きました。 ――様々なデータにあらわれる根強い男女格差をどう見ていますか。 私が大学を卒業したのは男女雇用機会均等法が施行された1986年。当時は、「私たち均等法第一世代が管理職になるくらいの時には、男女格差の問題はなくなっているだろう」と思っていました。それから30~40年経ち、キャリア終盤となるのに、変わっていません。 一部の人はそれでも、「初の女性」というものを背負って上にのぼっていきましたが、ほんの一握り。その道すらなかった以前よりはいいとは思いますが、進むペースがあまりにも遅すぎる。子どものいない、シングルでバリバリのキャリアの人であっても格差がある。もっと画期的に動かしていかなければならないと思います。 男女間の賃金格差は正社員同士でもまだ大きく、日本は先進国の中でも差が開いています。そのうえ、女性は当初は正社員として就労しても非正規に移ってしまう。この両輪の問題があります。 このため、高齢期の貧困率は女性が高く、その男女格差はむしろ広がっています。厚生労働省の国民生活基礎調査をもとに年齢別・男女別で相対的貧困率をはじくと顕著です。 記事後半、阿部教授は若い世代の女性たちに向けて「だまされるな」と強いメッセージを送ります。格差が縮まらない現状を変えるため、思い切った施策が必要だと提言します。 ――なぜこうした状況が放置されているのでしょうか。 女性施策の多くが「子育て支… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
地方にも広がるタワマン開発 三大都市圏以外で16棟が今年完成予定
タワーマンション(タワマン)開発が地方にも広がっている。タワマンは一般に20階以上の超高層マンションを指す。不動産調査会社の東京カンテイによれば、今年完成予定のタワマンは東京・名古屋・大阪の三大都市圏以外で16棟2698戸にのぼる。三大都市圏(31棟1万1164戸)に比べれば市場は小さいものの、昨年に完成した12棟1805戸を上回る。 今年完成予定のタワマンのひとつ、JR札幌駅にほど近い「ONE札幌ステーションタワー」は地上48階建て全624戸で、北海道では最高層・最大となる。最高価格5億円にもかかわらず、販売分の9割以上がすでに売れた。販売する大和ハウス工業は「投資目的の購入は3割ほど。あとは実需で、既存の住宅を売らずにセカンドハウスなどとして購入する『買い増し』のほか、リタイア世代を中心に札幌市内など郊外の戸建て住宅から住み替える需要も一定数見られます」と説明する。 地方での活況について、東京カンテイの高橋雅之主任研究員は背景を二つ挙げる。 一つ目は、土地の高度利用が… この記事は有料記事です。残り471文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル