Japan outfielder Seiya Suzuki of the Chicago Cubs has been ruled out of the March 8-21 World Baseball Classic, Nippon Professional Baseball said Tuesday. The 28-year-old missed the Cubs’ spring training game with the San Francisco Giants on Saturday due to tightness in his left oblique and also the club’s […]
手放せない田畑、続ける「試験栽培」 でも…1人の食卓で揺れる思い
ほとんど住民が戻らない夜の町に、消防車がサイレンを鳴らして通り過ぎた。 昨年6月に避難指示が解除された福島県大熊町の自宅で、兼業農家だった高野一郎さん(73)が、1人で夕食の支度をしていた。 妻が手作りして容器に詰めてくれたのは、肉じゃが、切り干し大根、春雨サラダ。それらを電子レンジで温めている間に、油揚げとネギを入れたみそ汁を作る。煮込みすぎてクタクタになってしまったネギを見て高野さんは、「本当は半生ぐらいが一番おいしい。昔は台所に男が立つなんて考えられなかったが、生きるためには仕方がない」とぼやいた。 高野さんは、避難先のいわき市と大熊町の自宅を行き来する生活を送っている。庭の手入れや、家の中を片付けるためだ。1、2週間に1度のペースで訪れる。月に1度は自宅に泊まるが、その時はいつも1人だけ。妻はあまり町に戻りたくないと漏らす。近所の顔見知りは誰一人戻っておらず、寂しいのだという。近くにスーパーはなく、買い物は約10キロ離れた隣町まで車を走らせなければいけない。 「戻りたい」「戻りたくない」…夫婦で割れる思い 夫は戻りたくても、妻が戻り… この記事は有料記事です。残り941文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
比拠点詐欺グループ幹部ら2人再逮捕 カードで580万円引き出しか
2023年2月28日 12時00分 フィリピンなどを拠点として60億円以上の被害を出した特殊詐欺グループの幹部などとされる今村磨人(きよと)(38)と藤田聖也(としや)(38)の両容疑者について、警視庁は28日、日本国内の女性2人からキャッシュカードをだまし取ったとする窃盗の容疑で再逮捕し、発表した。2人は2月7日にフィリピンから移送され、別の被害者に対する同様の窃盗容疑で逮捕されていた。 捜査2課によると、今村、藤田両容疑者の再逮捕容疑は、2019年4~11月、警察官や金融庁職員を名乗って東京都の60代女性と埼玉県の80代女性にうその電話をかけ、キャッシュカード計8枚をだまし取った上で、そのカードから計約580万円を引き出したというもの。 今村容疑者はうその電話をかける「かけ子」のまとめ役、藤田容疑者はかけ子やカードを詐取する「受け子」役のリクルーターを統括する立場だったとみられている。 捜査2課は、この詐欺グループのトップとされる渡辺優樹容疑者(38)ら2人についても3月1日に再逮捕する方針を固めている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
4人死傷事故、100㌔で走行か 女子高校生を危険運転容疑で逮捕
宮坂奈津2023年2月28日 12時27分 千葉県富津市で2022年11月、軽乗用車が横転し、いずれも10代の男女4人が死傷した事故で、県警が28日、運転していた高校3年の女子生徒(18)を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死)の疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かった。 軽乗用車、カーブ曲がりきれずガードレールに衝突し横転 県警によると、女子生徒は22年11月29日午前0時半ごろ、富津市小久保の国道465号にある丁字路交差点付近で、50キロの制限速度を上回るスピードで走行。カーブを曲がりきれずに対向車線のガードレールに衝突し、同乗の木更津市の男子高校生(当時17)と女子高校生(当時17)、とび職の少年(当時18)を死亡させた疑いがある。女子生徒も意識不明で病院に搬送された。 現場は片側1車線の緩いカーブ。富津署が現場検証したところ、ブレーキの痕跡は無く、ドライブレコーダーの解析や車両の破損状況などから事故当時は時速約100キロで走行していた疑いがあることが判明したという。この事故の衝撃で、女子生徒を含む3人は車外で、1人は車内で見つかった。(宮坂奈津) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
担任が叱責、別室に立たされ2時間超 児童「死にたい」訴え不登校に
荒海謙一2023年2月28日 7時58分 福島市内の小学校で、当時担任だった教諭から再三の叱責(しっせき)を受けるなどして不登校になったとして、児童の保護者らが市教育委員会に事実関係の究明を求めている。元担任と校長は今月下旬、「児童に不快な思いをさせた」などと保護者に謝罪したが、保護者は「不信感は消えず納得できない」と話している。市教委は「児童が安心して登校できるように学校の取り組みを支援する」としている。 保護者によると、児童は2年生だった2020年の2学期ごろから、度々、担任から叱責され、「学校に行きたくない」「死にたい」と言うようになった。3年生になった21年5月には、宿題の範囲を間違えた際に別室で2時間以上立たされ、「なぜ間違えたのか」などと叱られたという。保護者は翌6月には担任がマスクをずらし、児童の目の前でせきや、くしゃみをしたこともあったと主張している。 その後、児童は学校を休みがちになったという。4年生になって担任が代わり、1学期は登校できていたが、2学期から再び休みがちになり、3学期は数日しか登校できていないとしている。 市教委や学校の聞き取りに対し、元担任は別室で長時間立たせたことや、児童の前でせきなどをしたとの指摘について、「よく覚えていない」と話したという。 保護者は昨年10月、元担任の行為が「体罰」にあたるとして、市教委などに事実関係を究明するための第三者委員会の設置などを求めた。市教委からは「いじめではないため、第三者委の設置要件に該当しない」などと説明されたという。 市教委は取材に対し、「プライバシーに関わるため詳細は明らかにできないが、継続的に学校を指導する。児童の登校に向けた家庭訪問やオンライン授業などの学校の取り組みを支援していく」としている。関係者によると、元担任と校長は市教委から厳重注意を受けたという。(荒海謙一) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京都内で火災相次ぐ 死者2人、重体1人
2023年2月28日 9時17分 27日夜から28日朝にかけて東京都内で火災が相次ぎ、2人が死亡し、1人が意識不明となっている。 27日午後11時55分ごろ、新宿区百人町4丁目の13階建て集合住宅から出火、6階の一室約15平方メートルが焼けた。警視庁によると、焼け跡から性別不明の遺体が見つかった。この部屋に住む50代男性と連絡が取れていないという。 東久留米市滝山1丁目の3階建てマンションでも28日午前0時50分ごろ出火、1階部分の一室約20平方メートルが焼け、1人が死亡した。 また同日午前7時ごろには北区西ケ原3丁目の住宅から出火、周辺の5棟にも延焼した。出火した住宅で見つかった高齢とみられる女性が病院に運ばれた。意識不明の重体という。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「家康と戦った」本證寺 ドラマ制作陣が反映させた現住職の答え
NHKの大河ドラマ「どうする家康」がいま取り上げるのが、愛知県西三河地方が舞台の一向一揆。浄土真宗の門徒らが徳川家康と戦い、家康の人生の中で最大の苦境の一つとされる。一揆の拠点となった安城市の本證(ほんしょう)寺は、多くの観光客らでにぎわっている。 三河一向一揆は、租税免除と治外法権といった寺の不入権が侵害されたことが発端となり、1563(永禄6)年に起こった。一揆側に加担する家臣が続出したことなどから、家康は苦戦を強いられた。 ドラマでは「三河一向一揆編」が19日放送の第7回から計3回予定される。 舞台の一つとして登場するのが本證寺だ。住職の空誓が説法で民衆を引きつけるシーンなどが丁寧に描かれている。 本證寺住職の小山興圓(こうえん)さん(50)によると、プロデューサーら制作関係者が寺を訪れたことがあったという。ドラマの制作発表から間もない2年ほど前のことだ。その際、空誓はどんな人物だったかと聞かれた。 当時、家康も空誓も19歳… この記事は有料記事です。残り533文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウッチャン映画「夏空ダンス」完成 故郷で試写会、後輩にエール
熊本県人吉市出身のタレント、内村光良(てるよし)さん(58)が豪雨で被災したふるさとを舞台に撮影した短編映画「夏空ダンス」(47分)が完成し、27日夜、人吉市で試写会が開かれた。撮影に参加した地元の住民や内村さんの母校・人吉高校の3年生ら約250人が映画の完成を喜んだ。 作品は、ダンサーを夢見る女子高校生が恋や進路に悩みながらも、ひと夏を通じて成長していく青春物語。内村さんは市役所に勤める父親役で出演する。 全編人吉球磨地方で撮影。仮設住宅がある市内の公園や、橋桁が流されたJR肥薩線の第二球磨川橋梁(きょうりょう)など被災の現場が随所に登場する。 内村さんがふるさとで撮影したいとの思いを強くもったのは2020年7月の豪雨がきっかけという。実家が床上浸水し、両親は屋根裏への避難を余儀なくされた。 復興に向けた動きは少しずつ進み始めている。だが中心街でもまだ荒れ地が目立ち、かつてのにぎわいにはほど遠い。そんな風景を「なんとか残したい」と思ったという。 試写後には、会場の高校3年… この記事は有料記事です。残り386文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「処分の手続きは違法」元教諭が審査請求 体罰や暴言で懲戒免職
2019年に熊本市立中学1年の男子生徒が自殺した問題で、小学6年のときの担任で、この生徒を含む複数の児童らに体罰や暴言を繰り返したとして懲戒免職処分を受けた元教諭の男性(60)が27日、処分を不服として市人事委員会に審査請求したと明らかにした。 元教諭をめぐっては、市の第三者調査委員会が昨年10月、不適切な指導が男子生徒の精神的な変調につながった可能性が高いと指摘し、自殺との関連性を認めた。そのうえで市教育委員会は昨年12月、14~18年度に複数の児童や教職員らへの体罰や暴言などが42件確認されたとして、懲戒免職処分にした。 この処分に元教諭は、42件が具体的にどのような行為のことなのか知らされず、弁明の機会もなかったとして、手続きが違法であると主張。記者会見で「個性に応じて厳しく指導をする子どもはいたが、気に入らない子どもはいなかった」とし、「懲戒免職処分を受けなければならない不適切な行為は一切なかった」と話した。退職金を全額不支給とした処分についても、市長あてに審査請求したという。 記者会見に同席した代理人弁… この記事は有料記事です。残り286文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
息子の自死「高校の指導で」、両親が都に再調査求める 学校側は反論
有料記事 笠原真 本多由佳2023年2月28日 6時30分 東京都内の私立高2年の男子生徒が2018年に自死する事案があり、遺族が27日、学校法人が設置した第三者委員会の調査が不十分だとして、都に再調査の要望書を出した。 学校法人は取材に「調査に不十分な点はないと考えている。都の指導があれば従う」と答えた。都は「法の規定がなく、都主体の調査はできない」としている。 亡くなったのは高橋勁至(けいし)さん(当時16)。18年11月24日朝、自宅で自死した。担任の暴言などにより精神的に追い詰められた「指導死」の可能性があるとした遺族の要望を受け、学校側は文部科学省の指針に基づいて第三者委を設置。20年3月に報告書をまとめた。 報告書によると、教師が、腹痛が理由の遅刻で頭ごなしに高橋さんを叱責(しっせき)したり、小テストで不合格者が出ると「裏切り者」と呼んでクラスに連帯責任を科したりした指導を「不適切」としたが、自死との因果関係は認めなかった。 遺族側は、体調不良でも登校を強要する学校風土を調べず、対象を教諭5人だけとした調査は「不十分」と指摘。学校側代理人と調査委員が別の訴訟で同じ弁護団を組むなど密接な関係にあり公平・中立性に欠ける――などとして都に再調査を求めた。 高橋さんの両親が27日に記… この記事は有料記事です。残り570文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル