東京大学は14日、2023年春に入学する学校推薦型選抜の合格者を発表した。合格者における女子受験生の割合は、一般選抜よりは高いものの、6年前以来の4割を切る結果となった。 例年と同じ全学部合計で「100人前後」の募集に対し、昨年より13人多い253人が志願し、合格者は88人だった。女子の割合は志願者が111人と全体の43・9%、合格者は35人で全体の39・8%だった。東大は7年前から、書類と面接、大学入学共通テストの結果で合否判定する学校推薦型選抜を続けてきたが、女子の合格者割合が4割を切ったのは最初の2年のみ。最も高かったのは2年前の45・7%だった。 この結果について東大は「大きく下がったという認識はない。もう少し様子を見たい。確かに少し気になる傾向ではある」として今後、分析するとした。 合格者の地域別では、東京が… この記事は有料記事です。残り446文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
豊田章一郎さん死去 愛知・大村知事「トヨタを愛し、世界一に」
佐藤瑞季2023年2月14日 22時00分 トヨタ自動車名誉会長で経団連会長を務めた豊田章一郎さんが死去したことを受け、トヨタの本社がある愛知県の大村秀章知事は14日、「誠に痛恨の極み。世界に名立たる『トヨタ』を築き上げ、日本一の『ものづくり県愛知』の名声を得るに至った本県産業経済の発展に真に顕著な貢献を成されました」とする談話を出した。 談話では、「2005年日本国際博覧会協会会長として愛知万博を成功に導き、『愛知』の名を国内外に轟(とどろ)かすなど、幅広い分野を通じ、本県の発展に卓絶した功績を挙げていただきました」としている。 大村氏は14日夜、臨時の記者会見を開き、愛知万博の誘致の際にモナコのホテルに陣取って、最終的な「票固め」をした際の思い出などを振り返った。また、「(豊田氏は)自動車とトヨタをこよなく愛された。トヨタ自動車を世界一の自動車メーカーに育てた」と述べた。豊田氏は2011年に愛知県の「名誉県民」に選ばれている。 名古屋市の河村たかし市長もコメントを発表し、「トヨタ自動車が世界トップの自動車メーカーとなる礎を築き、この地域の発展に貢献し続けた豊田章一郎様の数多くのご功績に対して心から敬意を表します。名古屋が誇る偉大な実業家を失ったことは誠に残念です」と悼んだ。 また、愛知県豊田市の太田稔彦市長も14日、「豊田市の『ものづくり』の偉大なる先達の訃報(ふほう)は、本市にとりまして計り知れない大きな損失であり、痛惜の念に堪えません」との談話を発表した。(佐藤瑞季) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
作戦名は「スクランブルピンポイント」 3Eの原則で死亡事故防げ
福岡県警は今年から、交通事故を防止する新しい対策「スクランブルピンポイント作戦」を始めた。これまで事故が起きた現場で違反の取り締まりを強化することはあったが、周辺で歩行者らへの安全教育を組み合わせることで、事故の再発を防ぐ狙いという。 事故が起きた現場に署員を派遣し、速度違反を見逃さない移動式オービスを用いるなどして交通違反を取り締まる。さらに、現場付近のスーパーなど人が集まる場所で、早めのライト点灯やハイビームへの切り替え、夜間でも目立つ服装や反射材の利用などを呼びかけ、チラシも配る。 県内は今年に入って交通死亡… この記事は有料記事です。残り375文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
テーマは「LAST SNOW」 札幌国際芸術祭が6年半ぶり開催へ
来年初めに開かれる「札幌国際芸術祭2024」の開催概要が14日、発表された。期間は来年1月20日~2月25日で、テーマは「LAST SNOW」、サブテーマは「はじまりの雪」。ディレクターには、オーストリア・リンツ市を拠点に国際的なアートプロジェクトを手がける芸術家の小川秀明さんを迎える。 札幌国際芸術祭(SIAF)は、市内に世界的なアート作品を集めたイベントとして、2014年から3年に1度開催されてきた。しかし3回目となる20年はコロナ禍で中止された。 6年半ぶりの開催となる今回は冬季に会期を移した。メイン会場を札幌市中央区の「東1丁目劇場施設」(旧・北海道四季劇場)とし、道立近代美術館やモエレ沼公園、札幌芸術の森美術館など市内6カ所を中心に会場を設ける。会期が重なる「さっぽろ雪まつり」とも連携し、大通2丁目会場にも音や光を使った大型作品を展示する。 会場ごとにコンセプトを設け… この記事は有料記事です。残り220文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あのとき、声を上げていれば 震災遺族の記録映画を撮った監督の後悔
ガシャン、と勢いよく門扉を閉める音が、耳に残っていた。今から30年以上前の記憶になる。 1990年、兵庫県立神戸高塚高校で遅刻指導で教諭が閉めた門扉に頭を挟まれ、女子生徒が亡くなる事件が起きた。テレビディレクターの寺田和弘さん(51)が卒業してから4カ月後のできごとだった。 在学中から感じていた恐れ 校門指導は寺田さんの在学中からあった。 教諭らが門扉を閉めた力は事件の検証でヘルメットを破損するほどの強さだとわかった。怖いと思っていたはずなのに、誰も「やめて」と言わなかった。3年後、教諭は業務上過失致死罪で有罪となり、事件は管理教育を問い直すきっかけになった。 寺田さんは高卒後、カーレーサーになり、阪神大震災当時はトラック運転手として働いていた。25歳から番組制作会社のディレクターとして、テレビの報道番組に携わるようになり、改めて事件を振り返った。 「もし僕らが声を上げていれば、彼女は死ななかった。黙っているのは加害者になることだ」 以来、異議を唱える人がいれば、小さな声でも社会に届けることが自分の仕事と心がけるようになった。 ビラ配りで逮捕された人から言論の自由について考えたり、DNA鑑定を捜査機関が独占していることに警鐘を鳴らしたり。最近はアイヌの先住権問題に取り組む。 東日本大震災による津波で多くの児童が犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校の遺族らのドキュメンタリー映画「生きる」が18日に公開されます。寺田さんが初めて監督を務めた映画です。学校で子どもが命を落とすとはどういうことか? 遺族と向き会いながら撮影した思いを聞きました。 その心がけは、映画制作にも… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
一般家庭で250円 九州電力が値上げ、4月から託送料金を反映
2023年2月14日 20時20分 九州電力は14日、託送料金(送電線の使用料)の引き上げを反映させた新たな電気料金を発表した。一般家庭のモデル料金として月5526円が5776円と250円値上がりする。4月1日から。 今回の値上げは、九州電力の子会社「九州電力送配電」による託送料の上昇分を転嫁したという。九州電力送配電は昨年12月に設備の更新などを理由に料金の見直しを経済産業省に申請。今年1月下旬に認められていた。 電力の自由化に伴う送配電分離で2020年4月に九州電力は送配電部門を分離していた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
竪穴住居、建てませんか 2分の1模型を組み立てる体験の参加者募集
深津慶造2023年2月14日 12時07分 埼玉県狭山市立博物館(同市稲荷山)は、19日に開く体験学習「竪穴住居を建てよう」の参加者を募集している。 竪穴住居は縄文・弥生時代の一般的な住居として知られる。しかし同博物館によると、市内で発見される奈良・平安時代の住居のほとんどは竪穴住居だったという。当時の同市付近は耕作を主体とする開拓地域だったため、高価な材料を使わず造りやすい家にしたようだ。半分は住居で半分は作業場のような家だったと考えられるという。 今回は当時の竪穴住居の2分の1サイズの骨組み模型(縦横2・3メートル、高さ1・7メートル)を組み立てる。差し込み式の木材を組み、ひもで縛る。空間確保の工夫や当時の生活についての解説もある。 対象は小学5年生以上。大人150円、高校・大学生は100円の入館料が必要。中学生以下は無料。事前申し込みは不要で、参加希望者は当日午後1時半までに同博物館1階まいまいホールへ。(深津慶造) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全日制0.98倍、当初から変わらず 北海道の公立高、変更後倍率
佐々木洋輔2023年2月14日 15時30分 今春の公立高校入試について、北海道教育委員会は13日、出願変更後の倍率を発表した。出願先を変更したのは全日制1127人、定時制2人の計1129人だった。平均倍率は、1月25日公表の当初出願状況から変わりなく全日制が0・98倍、定時制が0・48倍だった。 全日制・定時制を合わせた総募集人員3万2100人に対し、3万440人が出願。当初に比べると、保護者の転勤に伴い道外から出願した6人が増えた。 出願者数が30人以上変わった学校は札幌南(普通)1校のみ。42人減り、倍率は1・3倍(当初から0・1ポイント減)に変わった。 倍率が1・5倍を超えたのは普通科では4校。札幌国際情報の1・8倍、市立札幌旭丘、市立札幌平岸(普通・デザインアート)、市立函館の各1・6倍だった。 2月10日に実施した推薦・連携型入試の合格内定は17日までに通知され、20~22日正午まで再出願を受け付ける。最終出願状況は2月28日に発表する。 ◇ 各校の出願状況は道教委のホームページ=QRコード=で公開しています。(佐々木洋輔) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北洋銀、70歳以上の一部ATM引き出し20万円以下に 詐欺対策で
日浦統2023年2月14日 16時00分 北洋銀行(札幌市)は、特殊詐欺の被害を防止するため、道内に約860あるATMで、70歳以上の一部顧客の利用制限を始めた。キャッシュカードで1日に引き出せる現金を20万円以下にした。北海道警の指導を受けたもので、1月のシステム共同化を機に始めた。15日は初の年金支給日となるため、混乱しないよう注意を呼びかけている。 引き出し額が制限されるのは過去1年間、ATMで一度に20万円を引き出していない顧客。制限の解除は窓口で受け付けており、カードと健康保険証などの本人確認書類が必要となる。 同行はすでに被害防止のため、過去3年間、カードを使ったATMでの振り込み実績がない70歳以上の顧客の現金振り込みを停止している。しかし、最近の特殊詐欺は口座への振り込みでなく、現金を引き出させる被害が増えていることから、利用制限の網を広げた。現在、現金の引き出し限度額はキャッシュカードの種類によって1日50万~100万円に設定されている。 道内の金融機関では、北海道銀行(札幌市)が、過去1年間、カードを使ったATMでの振り込み実績がない70歳以上の顧客の現金振り込みを停止しており、現金の引き出しは1日100万円を上限としている。 道警によれば、2022年の特殊詐欺事件の認知件数は308件、被害金額は12億3970万円となり、ともに前年の2倍を超えている(暫定値)。(日浦統) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「わたしも食べて てまえどり」 食品ロス減、小学生の絵で呼びかけ
すぐ食べるなら手前取り――。食品ロスを減らす買い方を呼びかける小学生の啓発広告(4センチ×20センチ)が、京都府宇治市内のコンビニに掲示されている。描いた市内の小学4年生13人が10日、セブン―イレブンJR宇治駅前店に集まり、自作を商品棚に挟んだ。 市がごみ収集車を持ち込んで小学校を訪れる環境教育の一環で夏休みにデザインを募り、応募167作品から15点を選んだ。セブン系列の協力店で2月いっぱいをめどに置く。 おにぎりやサンドイッチは消費期限の近い品が手前に並ぶ。客が奥の品ばかりを取ると、手前の品が捨てられる可能性が高まる。 作品は〈みんなよろこぶ手前取り〉〈手前どりをすれば宇治市のヒーロー〉などの直筆コピーや「手前鳥」と名づけた絵もあって客の目を引く。 おにぎりの絵に〈わたしも食べて てまえどり〉と描いた大久保小学校の中村さちさん(10)は、「手前に並ぶおにぎりの気持ちを表した。奥の品を選ぶより、てまえどりで食品ロスを減らしたい」と話した。 子どもたちにはエコバッグが贈られた。セブン―イレブン・ジャパンの担当者は「若い世代から活動することで食品ロスが減る。児童の広告を使わせてもらい、地域貢献にもなる」と話した。 国の推計では、本来なら食べられる食品ロスは2020年に全国で522万トン(食品関連事業者から275万トン▽家庭から247万トン)。国民1人あたり1日約113グラムで、茶わん1杯のご飯を毎日捨てるのに近い量だ。政府は食品ロスを30年度に00年度の半分にする目標を掲げる。 民間の取り組みから行政へ広がった「てまえどり」は、2022ユーキャン新語・流行語大賞のトップ10に選ばれた。(小西良昭) ◇ 食品ロスを減らすために ・買い物は必要な分だけ ・できるだけ手前陳列の食品を選ぶ ・消費期限と賞味期限を正しく理解 (賞味期限後すぐ食べられなくなるのではない) ・食材を上手に使いきる ・外食は食べきれるメニューを選ぶ ・食べられない物は抜いてもらうように注文時に伝える ※京都府の啓発資料から Source : 社会 – 朝日新聞デジタル