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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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jeudi mars 28, 2024

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Mois : mars 2024

ニュース 社会
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名古屋市で桜開花、平年より4日遅く 週末の暖かさで開花進む見込み

28 mars 2024
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 名古屋地方気象台は28日、名古屋市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。開花は平年より4日遅く、最速タイだった昨年より11日遅かった。  同気象台によると、2月の平均気温は8.1度と、1891年の統計開始以来2番目に高かった。ただ、3月上旬に気温が低い日が続いたことなどで、開花が遅くなったという。今週末は気温が高くなる見込みで、開花が一気に進みそうだ。  市内では、鶴舞公園や名古屋城内で桜のライトアップが始まっている。(小原智恵) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

ニュース 社会
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坂本龍一さんの「先生」 李禹煥さんが語る晩年 けがれなき音

28 mars 2024
Japonologie
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 坂本龍一さんが晩年に「先生」と呼んだ人がいる。最後のアルバム「12」のジャケットの絵も描いた韓国出身の美術家、李禹煥(リウファン)さん(87)。芸術家として坂本さんがどんな境地に到達したと考えられるのか伺った。  ――今の心境をお聞かせください。  僕は弟を失ったような気持ちでいます。決して長い付き合いではなかったのに、本当に古い付き合いのような感じでした。  7年ほど前、飛行機の中で映画「レヴェナント」を見ました。坂本龍一さんが中咽頭(いんとう)がんの治療直後に音楽を担当した作品です。極限状態に置かれた人間が描かれていて、音の使われ方がちょっと普通じゃなかった。  特に厳しい寒さの中の風の音が気になりました。帰国後にDVDを買って自宅でじっくり見直すと、やはり手が入っていた。どこに手を入れたか分からないくらい、ほんのわずかに。自然を呼び寄せたり、介入したりしていた。面白い。見事だなと思いました。  その頃、坂本さんの展覧会があって足を運びました。「レヴェナント見ましたよ」と会場のノートに書き残した。するとすぐに坂本さんから自宅に電話がかかってきた。びっくりしました。それからパリで開かれた僕の展覧会で流す音楽を作ってくれたり、アトリエに遊びに来たりと付き合いが始まりました。 教授は、僕を先生と呼んだ  彼は僕を「先生」と呼びました。なぜ?と聞くと「先生としか呼べない」と。僕は絵や彫刻が専門です。韓国で生まれ、人文学や物理学、東西の思想などを書物などから学び、そういうところから発想してきました。「教授」と呼ばれていた彼は、同じ匂いを感じたのかもしれませんね。  僕のアトリエの茶室で彼は録音しようとしたこともあります。「何も音はないのに」と言うと「音はあるんですよ」とうれしそうに返した。1、2時間、録音するようなことをしていました。彼には音が聞こえたのでしょうね。  ――李さんと坂本さんとの表現にも共通点があったのですか?  はい。僕は若い頃に日本に渡り、東西の哲学を学び、表現の世界に飛び込みました。表現は決して逃避の場ではなく、もっと次元の高い政治性や社会性というか、普遍性を持ったものになると思えたのです。  私の解釈では、思想家の吉本隆明は表現とは自己表現だと主張しました。近代的な考え方です。でも僕はそうは思いません。表現するほどの自分があるかどうかは分からないし、仮にあるとしても支配者的だったり、押しつけがましかったりする。  芸術家がキャンバスに自分の考えを描いてしまうのは面白くない。それを一度壊して、自分とそうでないもの、内と外にあるものが出会ったり、対話したりしなければならないという考えで1970年代以降ずっと作品をつくってきた。石や鉄板、ガラスを使い、破壊と組み立てることが一緒になった作品が多い。国際的にも評価され、「もの派」と呼ばれています。  坂本さんと話したり、彼が書いたものを読んだりすると、彼は「もの派」のことをしきりと気にしていました。  「自分の言葉の拡大だけでは大したことはない。それは了解事項に過ぎない。了解できない部分、届かない部分とぶつかる時に出てくる音の方がもっとすごいと気がついた」と語っていました。 晩年の演奏「手とピアノの間で起こった出来事」  僕は韓国から日本に来たのでやっぱり日本は異国です。その後、米国や欧州に行っても、常に「他者」と出会い続けて表現が組み立てられてきた。「他者」に敏感です。よく「自然と一体となる」といいますが、それは言葉のあやで、なかなか一体化するものではありません。自然の音がどんなに良くても、自然そのものには入り込めない。引き寄せたり、遠のかせたり、一種の駆け引きがそこに起こるのだと思うのです。  「自分でないものがある」ことに気づくと、とても面白くなる。そして自分よりもっと大きなものがあることを知ると謙虚になります。表現が色々なものとぶつかり合い、出会い、作用し合い、気流が電流が流れるようなことが起こる。そこがAI(人工知能)やハイテクで開発したロボットの考えとの違いです。  日常生活に役立つし、便利だから使いこなせばいいのですが、AIの根は人間です。でも人間の根は、計り知れない自然にある。だからAIにばかり注目し、傾倒していくことは危うい。アートも人間に根を持つようにすべきではなく、自然に根を持つようにしなければならない。それは坂本さんと同じ考えでした。  彼の晩年のコンサートを聴いたとき、もうほとんどその音は音符通りの演奏ではなくて「自分の手とピアノとの間で起こっている出来事」のような感じでしたね。  ――2度目のがん闘病に入って、坂本さんに贈ったものがあるそうですね。  昨年の国立新美術館での僕の回顧展にも、坂本さんは来てくれました。休館日に僕が案内して、作品を前にゆっくり語り合い、1枚のドローイングを贈りました。ぐるぐる円を描いているようなものです。坂本さんが病と闘うのに、僕がいてもたってもいられなくて、何か力になりたいと力を込めて描いたものです。  オカルトでも何でもなく、絵は描き方によってはパワーを持つように描くことができるのですよ。描かれていないものと描かれているものがそこで闘うような張り合いがパワーになるのです。世界や宇宙はすべてそういう風にできていると思いますね。  人間は記号ではないし、絵も作品も生き物です。それと対峙(たいじ)するときに、吸い込まれたり、何かが立ちはだかったりする。「見たり、ぐるぐる描かれた方向へ手でなぞったりすると力がわいてくるはずだよ」と言って渡しました。少しでも彼の力になっていればと願っていました。 レクイエムのよう 「12」は唯一無二だった  ――最後のアルバム「12」のジャケットは坂本さんから依頼されたのですね。  はい。2022年の春を過ぎ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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柏崎刈羽原発周辺の放射線量測定器、一時機能せず 能登地震の停電で

28 mars 2024
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 能登半島地震による停電で、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)周辺に県が設置した放射線量測定のためのモニタリングポスト1カ所が一時機能していなかったことが27日、分かった。原発周辺の放射線量に異常は確認されていないが、事故時の備えとして問題視する声も上がった。  この日の県原子力発電所周辺環境監視評価会議で県が報告した。モニタリングポストは、事故時の避難の判断に必要な放射線量を測定するため、原発から30キロ圏内に県が固定型28カ所と緊急用126カ所を設置している。県によると、欠測したのは柏崎市荒浜4丁目にある固定型。昨年11月に非常用電源を点検した際にブレーカーが落ちたため、元日の地震による停電で電源が確保できず、約2時間にわたって欠測した。停電が解消すると同時に復旧した。出席した有識者の1人は「重要なことだ。ご注意願いたい」と求めた。県の担当者は取材に「ブレーカーが落ちていることに気づかなかった。確認を徹底したい」と話した。(井上充昌) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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サルとの戦い「怒りだけでは続かない」 京都府で長続きするひけつは

28 mars 2024
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 かつてニホンザルは遠い存在だった。それが25年ほど前から目に付くようになり、鍵のかかっていない窓を開けて家に入りこみ、仏壇の供物を取るようになった。農作物もやられた。子どもや高齢者が威嚇された。「これはいかん」。住民が立ち上がり、10年超にわたってサル対策を続けている。長続きのひけつは「楽しみながらやる」ことだという。  京都府福知山市三和町の川合地区。市の南東部にある中山間地域で川合川沿いに集落が点在する。  川合ふれあいセンター(同市三和町上川合)には、かわいいサルの看板があった。サルの下には「かわいサルアラート さるの接近をお知らせします!」とある。サルの足の部分には「京丹波町大簾、和知」と書かれた小さな札があった。  「サルはいま、川合にはいないのです。きょうは京丹波町にいます」。サル対策の中心人物で、川合地域農場づくり協議会代表の土佐祐司さん(70)が解説してくれた。  続けて見せてもらったのがスマホの通信アプリ「LINE」(ライン)の画面。地図に赤い点があるが、これは発信器を付けたサルの位置。通信技術を利用してサルの位置を伝えるシステム「サルイチ」を利用し、ライングループで共有している。 群れの行動、年単位のサイクルが明らかに  先ほどのサルの看板は、ライ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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定点写真でたどる東京の今昔 同じ場所と構図、451枚の「写真集」

28 mars 2024
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 震災や空襲、高度成長期などを経て移り変わってきた東京の街並みを、同じ場所から撮った同じ構図の写真で振り返る「定点写真で見る東京今昔」(光文社新書)が3月、発売された。  浅草仲見世、銀座煉瓦(れんが)街、新宿歌舞伎町、皇居前広場……など、収録された写真は計451枚。古くは江戸時代から昭和後期にかけて撮影された写真と、2020年以降に同じ場所、同じ構図で撮影された写真が並んで配置されている。  たとえば、1945年撮影の写真と、2023年撮影の写真が並ぶ銀座4丁目交差点のページ。旧・和光本館(現・セイコーハウス銀座)のたたずまいは変わらないが、前者には、空襲で壊された道路や復旧作業にあたる人らの姿がある一方、後者には歩きスマホをする通行人らが写り、シンボルの時計には、キャンペーン中だったのか、米・ディズニーのミッキーマウスがあしらわれている。 「東京は定点写真にもってこい」  著者で写真家の鷹野晃さん(64)は「東京は、良くも悪くも変化が激しい街。だからこそ定点写真にもってこい。空間の変化は一目瞭然だが、時間的な因果関係も見て取れるのが面白い」と話す。  ライフワークとして東京の写… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「いつか、この桜が見られるころに」 珠洲の小学校、校庭に苗木

28 mars 2024
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 「この桜が見られるころには、また全員で集まれるかな」  卒業式を終えたばかりの木挽(こびき)美空(みく)さん(12)はそう思いながら、桜の苗木に丁寧に土をかけた。  ほかの卒業生5人も一緒に苗木を囲み、代わる代わるスコップで根元に土をかぶせていく。  皆口和寛さん(72)はその様子を見守りつつ、こう言った。「この桜はほかよりちょっと目立つ色。ここを目印に、また見に来てね」  地震と津波で大きな被害が出た石川県珠洲市。市立正院小学校では15日の卒業式のあと、仮設住宅が並ぶ校庭のわきで、卒業生らが2本の桜の苗木を植えた。  苗木は、地域で野菜などの農園を営む皆口さんが贈ったもの。ソメイヨシノよりもピンクの色彩が強いのが特徴だ。  能登半島の先端にある珠洲市は、農業などの一次産業がなりわいの中心だ。だが、人口減少が進み、農業関係の仕事に就く人がこの40年で7分の1に減った。今では500人ほどだ。  就業人口の減少に伴って、地域には耕作放棄地が増えた。田畑だった場所がススキで埋め尽くされ、イノシシなどの害獣が増えた。  地域の課題になっている耕作放棄地に桜の木を植えたら、みんなで楽しめないか――。  そんな思いつきで、皆口さんが育成を始めたのは21年。最初は試行錯誤が続いたが、翌年、知人の紹介で県農林総合研究センターが育成した桜の譲渡に応募した。桜はセンターの近くで偶然見つかった「未登録」の系統で、これを各地で実験的に育てる取り組みだ。  譲り受けた桜を、さくらんぼの「台木」に接ぎ木したところ、40本ほど苗木ができた。昨春からは約100本育成でき、「これならもっと桜を育てられる」と希望を抱いた。  地震が起きたのは、その矢先だ。  地区は家屋の倒壊が激しく、皆口さんも発災直後はビニールハウスで過ごした。土砂崩れで、今年は田んぼに水が引けないかも知れない。  「こんな状況のなか、桜を使って何かできないか」と地域で相談し、卒業式後の植樹につながった。  卒業生6人のうち2人は、地震の影響で市外の中学校に進む。桜が花を咲かせるまで4~5年。5~6メートルまで成長し、見頃を迎えるまでは10年ほどかかるという。  皆口さんは「珠洲を離れても、どこかで桜を見たとき、珠洲にはこんな目立つ桜があったなと思い出すきっかけになってほしい」と話す。  被災した珠洲のまち全体を鮮やかなピンクで彩りたい。そのために、皆口さんはこの春もまた苗木を育てる。(古畑航希) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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定年後の日課は登校見守り 「3人のおっさん」が7年越しで得たもの

28 mars 2024
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 平日の朝、7時25分から30分間、大阪府枚方市の住宅街に、声がひびく。  「おはようございます」  「行ってらっしゃい」  声の主は、おそろいの黄色い帽子をかぶった3人の男性。登校中の子どもたちへ、通勤を急ぐ大人たちへ声を掛ける。  みな70歳代。3人いっしょに近くの小学校がある日に登校を見守るのは、もう7年になる。  昨年12月半ばの早朝。  この日は、いつもと少しだけ違うことがあった。  後部座席に保育園児と思われる男の子を乗せた母親の自転車が通った。毎朝、通りすがりに大きな声であいさつしてくれる子だ。  「おはようございます!」  通り過ぎるはずの自転車を止めると、母親が言った。  「今年はいつまで立っていらっしゃいますか?」  3人は、小学校の2学期の終業式がある22日だと答えた。  迎えた22日の朝は、いつにもまして寒かった。  午前7時20分ごろ、あの自転車が来て、止まった。いつもよりちょっと早い、何かあったんか? 「仏壇に供えました」  後ろの座席にいる男の子が… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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知事や職員を中傷する文書流布か 退職間際の兵庫県幹部、処分を検討

27 mars 2024
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高木智也2024年3月28日 6時00分  兵庫県は27日、3月31日付の人事異動を一部取りやめたことを明かした。退職予定者の中に懲戒処分の可能性が高い不適切行為が確認されたためだという。  県によると、退職取りやめとなったのは26日まで西播磨県民局長だった、総務部付の男性(部長級)。斎藤元彦知事や複数の県職員を誹謗(ひぼう)中傷するような内容の文書を職務中に職場のパソコンで作り、流布した疑いがある。  県関係者によると、文書は今月18日ごろ、県警や一部報道機関に送られた。2021年の県知事選をめぐり、4人の県職員の名前を挙げ、斎藤氏の当選に向けて知人らに投票依頼などの事前運動をしたとし、その論功行賞で4人は「人事のルール無視でトントン拍子に昇任」などと書かれていた。  「とにかく斎藤氏は井戸(※前知事)嫌い、年長者嫌い、文化学術系嫌いで有名」「出張先での飲食は原則ゴチのタカリ体質、お土産必須。出張大好きな理由はこれ。現場主義が聞いてあきれる」などの記述もあった。  男性は人事課に対し、行為についておおむね認めているという。31日付で退職予定だったが、県は懲戒処分を見越して退職をいったん取りやめて役職定年とした。  斎藤知事は27日の記者会見で「事実無根の内容が多々含まれ、職員の信用失墜や名誉毀損(きそん)など法的課題がある」と話した。被害届や告訴を含めて法的手続きを進めているという。  また、文書の作成や流布に関わった疑いがあるとして、自己都合退職の予定だった産業労働部次長の女性の退職も取りやめた。県は女性についても調べを進めているという。(高木智也) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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再婚後に生まれた子の父は「現夫」 改正民法、4月1日施行

27 mars 2024
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久保田一道2024年3月28日 6時00分  離婚後300日以内に生まれた子の父を「前夫」とする規定を見直し、再婚後に生まれた子の父を「現夫」とする改正民法が4月1日に施行される。離婚した前夫の子になるのを避けたい母が出生届を出さず、子が無戸籍となる問題を解消する狙い。同日以降に生まれた子に適用される。  現行の規定では、離婚後300日以内に生まれた子は実際には別の男性の子であっても、法律上の父を前夫と推定する。前夫以外を父とする出生届は原則、受理されない。父を早く確定させることが子の利益につながるとの考え方に基づく。  法務省が把握する無戸籍者は、3月10日時点で771人。うち7割にあたる568人は、この規定を理由に出生届を出していないという。無戸籍の場合、選挙権を行使できず、運転免許証やパスポートが取れないといった制約がある。  改正民法は、母が再婚した後に生まれた子については、再婚後の現夫の子とする例外規定を設けた。ただ、離婚後300日以内に生まれた子の父を前夫とする原則は維持されるため、母が再婚しなければ、この例外規定は適用されない。  また、法律上の父と子の関係を解消する手続きも見直す。これまで、父だけに認められていた家庭裁判所への申し立ての権利を母や子にも拡大する。出生を知った時から1年以内に限られていた申し立ての期間も3年間に延長する。  施行日以前に生まれた子については、施行から1年間に限り、母か子から家裁に対し、元夫の子ではないと申し立てることができるようにした。  女性だけに限り、離婚後100日間、再婚を禁止していた規定も廃止する。4月1日以降の婚姻に適用される。(久保田一道) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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日本一の「三角ビル」50歳に 「脱建て替え」を選んだ新宿住友ビル

27 mars 2024
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 「日本一」の高さを誇り、「三角ビル」の愛称で親しまれてきた新宿住友ビルが今月、開業50年を迎えた。老朽化で取り壊されたり建て替えられたりする名建築もある中、51年目の歴史を刻み始めるビルの歩みを、リノベーションに携わったエンジニアに聞いた。  新宿住友ビルは1974年3月31日、開発が進んでいた新宿新都心の中心に誕生した。三角柱のかたちをしていることから「三角ビル」との愛称で呼ばれ、約210メートルの高さは当時日本一だった。  超高層ビル自体が珍しかった時代。複数の展望レストランを備え、足元の「三角広場」では冬にアイススケートリンク場が設けられたことも。さまざまなイベントが催され、オフィスビルながら、多くの人でにぎわった。管理する住友不動産によると、週末は1日で2万人ほどが押し寄せる時期もあったという。  しかし、次第に超高層ビルは珍しいものではなくなり、老朽化も進んだ。建て替えも検討されたが、リノベーション工事のうえ、再始動することになった。 どうすれば「生きた広場」に戻せるか  「私は、駅伝でいう1区と最終10区を走った人間です」。そう話すのは、住友不動産ビル事業本部のチーフエンジニア、山田武仁さん(65)。約25年間にわたったリニューアル計画で、最初と最後の担当を務めたという。  山田さんによると、96年か… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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