新型コロナウイルスの影響で、東京の繁華街では夜の人出が激減し、昼の人出のほうが多くなっている。そんな実態が、東京都医学総合研究所の分析でわかった。
携帯電話の位置情報をもとに、東京大発のベンチャー企業「ロケーションマインド」が集めたデータを同研究所が分析。都内の7カ所の繁華街(歌舞伎町、六本木、渋谷、銀座、上野、池袋、新宿2丁目)の特定の地点を選び、500メートル四方の人出を調べた。
行動パターンから通勤者や居住者とみられる人たちを除き、飲食など「レジャー」目的で来ている人だけを、分析対象とした。
昨年1月以降の1週間ごとの時間帯別(2時間単位)の人出をみると、感染者数が少なかった3月下旬までは、年始の週を除き、午後6時~8時が最も多かった。
この時間帯では、7カ所の繁華…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル