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大阪府教委は2日、府立高校に転入した後、必修科目を履修しないまま卒業した生徒が平成29、30年度に、堺工科高校(定時制)、和泉総合高校(定時制)など8校で51人いたと発表した。府教委は全員に謝罪と説明の文書を送付。卒業生が希望する場合は補習を行う。すでに認めた卒業認定の取り消しは行わない。
府教委によると、教育課程の違いから、転入前と転入先で必修科目を学ぶ年次が異なることがある。府教委は28年度末、「必修科目が未履修にならないよう学習の機会を提供しなければならない」と各学校に通知したが、必要な補習などが行われなかったという。
今年4月に、1校からの問い合わせで履修漏れが判明。全府立高校を調査した結果、51人になった。補習を徹底するなどして再発防止に努めるとしている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース