真宗大谷派の本山・東本願寺(京都市下京区)で4日、僧侶になるための得度式があった。同派は宗祖の親鸞が9歳で得度したことにちなみ、同じ年齢から得度を認めており、夏休み中の小学生も「お坊さん」になった。
全国から式に参加した男女123人のうち、9歳は58人。大谷暢顕(ちょうけん)門主(89)から、かみそりを頭にあてる「剃刀(ていとう)の儀」を受けた後、僧侶がつける「墨袈裟(すみげさ)」と法名を授かった。
この日、京都市は最高気温が37・5度と7日連続の猛暑日。式のあった御影堂には、暑さ対策として扇風機10台、移動式クーラー4台が用意された。(佐藤美千代)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル