将棋の王座戦五番勝負第3局が10月1日、兵庫県神戸市の「ホテルオークラ神戸」で午前9時から始まった。同シリーズはここまで挑戦者の永瀬拓矢叡王(27)が2連勝で、王座奪取に王手をかけている。初防衛を目指す斎藤慎太郎王座(26)は、初勝利で巻き返せるか。
同シリーズは第1局、千日手を経て、後手番に回った永瀬叡王が勝利。第2局も後手番の永瀬叡王が終盤、逆転で勝利を収めている。現在の将棋界で、タイトルを複数保持しているのは渡辺明三冠(棋王・王将・棋聖、35)だけで、本局に永瀬叡王が勝利すれば、2人目の複数冠となる。
持ち時間は各5時間。先手は永瀬叡王。
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