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教育ジャーナリストのおおたとしまささん(46)は中学受験や大学入試改革について多くの見識を持ち、発信を続けています。上智大学英文学科を卒業後、新卒でリクルートに入社しましたが、2005年に独立。フリーのライター、編集者に転身しました。きっかけは、何だったのでしょう。おおたさんが当時の心境を語ります。
あの日、僕は泣いた
リクルートを退社したのは、あまりに残業が多かったから。仕事を終えて帰宅しても、会えるのは眠っている息子です。子どもが「パパー」と言って抱きついてくれるのなんてほんの数年間。子どもとの時間を取りたくて、会社を辞めました。
独立したからにはしっかり仕事をして、稼がなければなりません。
子どもがいる人ならわかるかもしれないけれど、家で仕事するのって、すごく大変ですよね。子どもは「パパー」とか、「これ見て」とか言って寄ってくる。
ある日、あまりにも仕事で余裕…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル