大阪府吹田市で16日早朝、交番勤務の男性巡査(26)が刺され、実弾入りの拳銃を奪われた事件で、事件の直前に、この交番管内で窃盗事件が起きたとの110通報があったことが、大阪府警への取材で分かった。通報は後に虚偽の内容だったと判明。男性巡査はこの通報を受けて出動する際に被害に遭ったとみられ、大阪府警が関連を調べている。
府警によると、警察官襲撃事件発生約10分前の同日午前5時半ごろ、交番管内の集合住宅の住人を名乗る人物から「家に帰ったら室内が荒らされていた」と110番通報があった。
当時、交番には3人が勤務しており、通報を受けて先に2人が出動。最後に古瀬鈴之佑(こせ・すずのすけ)巡査が現場に向かおうと、外に出たところを襲われたとみられる。
通報は、交番のある阪急千里線千里山駅の隣の関大前駅ホームにある公衆電話からだった。被害にあったとされた家に別の警察官が確認したところ、窃盗被害の事実はなかったことが分かったという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース