東京、京都、奈良、九州の国立博物館が4月から平常展の観覧料金を一斉に値上げする。中でも東京国立博物館(東博)の一般料金はいまの1・6倍の1千円に。文化財は国民の財産なのに、触れる機会が遠のくと懸念の声もあがる。なぜいま、値上げなのか。
ランニングコストすら…
「値上げ幅が大きすぎ」「見に行く機会は減るかな」「映画やスポーツ観戦に比べたらこれでも激安」「1千円を高いとみるか安いとみるか」……。運営する独立行政法人・国立文化財機構が先月、東博などの一般と大学生の観覧料値上げを発表すると、ネット上に様々な反響があふれた。
機構の杉野剛理事は値上げの理…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル