23日(月)から24日(火)は寒の戻りとなりますが、週の後半は気温がグンと上昇。最高気温は5月並みも。27日(金)から広く曇りや雨。28日(土)にかけて、雨脚が強まることも。
23日(月)~24日(火) 寒気流入 霜がおりるほどの冷え込み
この先、日本付近に寒気と暖気が短い周期で流れ込むでしょう。上空1500メートル付近の寒気や暖気の流入は、地上の気温に影響を及ぼします。
23日(月)夜から24日(火)朝にかけて、日本付近は冬型の気圧配置になり、上空1500メートル付近でマイナス6度以下の寒気が、東海や関東付近まで流れ込むでしょう。降水があれば、平地で雪の目安とされる寒気です。北海道と東北の日本海側、北陸を中心に雪や雨が降るでしょう。北陸付近では、23日(月)は夕方以降、所々でカミナリが鳴り、雪や雨の降り方が強まる見込みです。
23日(月)の最高気温は、きょう(22日)との差が特に関東で大きく、10度くらいも低くなる所が多いでしょう。24日(火)は、さらに気温が低くなる見込みです。最低気温は、関東でも内陸を中心に4度以下と、霜がおりるくらいの冷え込みになる所が多いでしょう。最高気温は、関東から近畿でも15度に届く所は少ない予想です。ほぼ平年並みになる所が多いでしょう。
25日(水)~26日(木) 暖気流入へ
25日(水)から26日(木)にかけて、本州付近を高気圧が東へ移動する見込みです。25日(水)は、晴れる所が多いでしょう。26日(木)は、西から天気は下り坂へ向かい、九州では雨が降り出す見込みです。
26日(木)にかけて、上空1500メートル付近で3度以上の暖気が、北海道付近まで流れ込むでしょう。5月上旬並みの暖気です。25日(水)の最高気温は平年並みの所が多いですが、26日(木)は4月中旬から下旬並みになる所が多い予想です。
27日(金) 広く曇りや雨 最高気温5月上旬並みも
27日(金)は、本州付近にこの時期としては非常に暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。広く曇りや雨でしょう。傘をさしていても濡れてしまうくらいの雨が降ることもありそうです。
27日(金)の最高気温は、4月下旬から5月上旬並みの所が多い見込みです。東北南部でも20度を超える所が多いでしょう。夜も冷え込みはなく、28日(土)の最低気温は、関東から九州で10度を下回る所は少ない見込みです。
28日(土) 暖気と寒気が本州付近でせめぎ合う 雨雲発達
28日(土)も、広く雨雲がかかるでしょう。次第に北海道付近に寒気が流れ込む見込みです。本州付近で暖かい空気と冷たい空気がぶつかり合うため、雲が発達しやすくなります。雨脚が強まる所があるでしょう。北海道から北陸の雨は、次第に雪に変わる所が多くなりそうです。
28日(土)の最高気温は、北海道や東北北部で、平年並みに戻る所が多いでしょう。
日本気象協会 本社 白石 圭子
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