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北朝鮮による拉致被害者で新潟県佐渡市在住の曽我ひとみさん(60)が31日、同市職員を定年退職した。2002年に帰国し、翌年に旧真野町(現佐渡市)に就職。その後、市の正職員として市老人福祉施設で介護業務にあたってきた。
この日、市役所で退職辞令交付式に出席した曽我さんは「この日を迎えてほっとしています。拉致された24年の間も故郷の佐渡をひとときも忘れたことはなく、周囲の方々に支えられながら働けたことは大変うれしいことです」と述べた。引き続き再任用され、同じ施設で働くという。
曽我さんと母親のミヨシさん(…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル