新型コロナウイルス禍による緊急事態宣言下、ゴールデンウィークも外出を我慢している読者は多いだろう。出かけることはできないが、せめて“GW気分”だけでも―。「紙上でお出かけ」と題し、各地の人気スポットを写真で紹介する。休園中の札幌・円山動物園では、ゾウやサルなど動物たちも“ステイホーム”のごとくまったり。無観客の中で、のどかな時間を過ごしていた。
例年なら家族連れやカップルでにぎわう円山動物園も新型コロナウイルス拡大防止で4月14日から臨時休園中。遠くにいる動物の声も聞こてくるほど、静かで穏やかな時間が流れている。
昨年3月から一般公開されたアジアゾウは仲良く順番待ちをしながら大きな体でワラをむしゃむしゃ。ニホンザルは、寄り添って毛づくろいだ。ライオンもカバもシセンレッサーパンダもまったりモード。160種900点の動物たちはそれぞれ思い思いに過ごしている。
NYのブロンクス動物園ではトラやライオンの感染例もあり、飼育員らスタッフ36人は細心の注意で世話を続ける。経営管理課の湯浅健太さん(26)は「これだけ長い休園は通年営業開始の1966年以降初めて。今年はご自宅から、のんびりした日常を見てもらえたら」と、話した。公式ツイッター マルヤマン@円山動物園(@marudou_fan)では毎日厳選動画を配信中。GWのおうち時間にいかがですか?(ペン、カメラ・川上 大志)
報知新聞社
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