宮野拓也2022年12月4日 14時01分(2022年12月4日 15時52分更新) 4日午前11時18分ごろ、インドネシア・ジャワのスメル火山で大規模な噴火が発生した。日本の気象庁によると、噴煙は高さ約1万5千メートルに達した。 日本への津波の有無は気象庁が現在調査中。午後3時時点で、海外および国内の観測点で目立った潮位の変化は観測されていない。この噴火に伴って津波が発生して日本へ到達する場合、到達予想時刻は早いところ(宮古島・八重山地方)で午後2時半ごろだが、この時刻よりかなり遅れて津波が到達する場合もあるという。 また、気象衛星ひまわりの画像からも、噴火で発生した気圧波に伴う明確な変化はみられていない。(宮野拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
目も心もほっこり? カピバラのプールが「ミカン風呂」に
2022年12月4日 16時27分 【動画】目も心もほっこり? カピバラのプールが「ミカン風呂」に=戸村登撮影 愛知県蒲郡市の竹島水族館で4日、カピバラのプールに温泉の湯と特産品のミカンが加えられ、「ミカン風呂」になった。 カピバラは南米原産で、温暖な水辺にすむ動物。同園では、そら(メス、9歳)に温まってもらおうと、今年1月から週1回ほど近くの宿泊施設から温泉を分けてもらい、プールに入れている。 慣れてもらうため、今月1日に飲み水の容器にミカン2個を浮かべたところ、そらはびくっと驚くそぶりをみせたという。この日はバケツ1杯分のミカンがプールに入れられたが、そらはあまり気にせず、元気に泳ぎ回っていた。飼育担当の松井若奈さん(35)は「温泉はすごく楽しんでいる様子ですが、ミカンには興味がなさそうです」。 来年1月上旬まで週1回程度実施する。次回は8日の予定。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
那覇空港にドローンか 滑走路が一時閉鎖、離着陸7便に影響
高室杏子、宮野拓也2022年12月4日 23時40分 4日午後9時半ごろ、那覇空港(那覇市)でドローン(小型無人飛行機)のような飛行体の目撃情報があり、安全確認のため一時滑走路が閉鎖された。複数の便に遅れや到着地変更などの影響が出た。 那覇空港によると、空港の管制塔が午後9時半ごろ、ドローンのようなものが飛んでいるのを確認した。午後10時50分ごろまで滑走路が閉鎖され、到着3便が引き返したり行き先を変更したりした。また、到着3便と羽田への出発1便の計4便に遅れが出た。(高室杏子、宮野拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
部活も実験も満足にできず…コロナ禍の日々にあった「私のガクチカ」
学生時代に力を入れたこと、いわゆるガクチカ。コロナ禍で様々な活動が制限され、東京農工大3年の飯野杏(きょう)さん(22)はこの春、不安になっていた。 「ガクチカが不足しているかも。いったい何を書けばいいんだろう」 8月、就職・人事コンサルタント会社「ベクトル」(東京)の長期インターンシップに参加した。毎週8時間以上、企業の採用担当者に営業の電話をかける。100本を超える日もある。話も聞かずに切られたり、冷たくあしらわれたりすることも多い。だが、めげない。 何百件も電話をかけ、気づいたことがある。 「相手にプラスになる情報を、落ち着いた口調で説明することが大切。説明の仕方を工夫すれば、じっくり話を聞いてもらえることもある。営業の楽しさがわかってきました」 インターンを通じて出会った人たちとの会話から、もう一つ、大事な気付きがあった。 それは「ガクチカ」とは何か、ということ。そして思った。 「私にも、『ガクチカ』がちゃんとあった!」 高専で学び、大学に編入 コロナの直撃を受けたけれど 豪雪地帯で知られる新潟県南魚沼市の出身。中学を卒業して5年間、列車などを乗り継いで2時間かけて長岡工業高等専門学校に通った。雪で列車が止まったり遅れたりすることが多い冬は、学校の寮に入った。 高専では「友人が楽しそうに… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鹿児島で鳥インフル5例目 搬出制限は61農場の326万羽に拡大
鹿児島県は4日、出水市高尾野町の養鶏場で、県内今季5例目となる高病原性鳥インフルエンザが発生したと発表した。この農場は採卵鶏約3万4千羽を飼っており、4日朝から殺処分を始めた。 3日に農協を通じて県に連絡があり、簡易検査で陽性だった。PCR検査の結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザと判明した。農場の半径3キロ圏で鳥や卵の移動が、半径3~10キロ圏で搬出が制限される。 今季の県内の発生農場はいず… この記事は有料記事です。残り111文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
インドネシアの大規模噴火「目立った潮位変化なし」 気象庁なお調査
宮野拓也2022年12月4日 20時34分 4日午前11時18分ごろ、インドネシア・ジャワのスメル火山で発生した大規模噴火に関連し、日本の気象庁は、午後4時半時点で海外と日本国内の観測点で目立った潮位の変化は観測されていないと発表した。 気象庁によると、噴煙は高さ約1万5千メートルに達した。この噴火に伴って津波が発生して日本へ到達する場合は、到達予想時刻は早いところ(宮古島・八重山地方)で午後2時半ごろとしていたが、午後4時半時点で目立った潮位の変化は確認されていないという。ただ、この時刻よりかなり遅れて津波が到達する場合もあるとして、引き続き調査している。(宮野拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「考え直す機会」「税金の無駄」 品川区長再選挙、投票した有権者は
10月の区長選でどの候補者も法定得票数(有効投票総数の4分の1)に達しなかった東京都品川区で、区長選の再選挙の投票が4日、始まった。首長選の再選挙は全国7例目で、都内では初めて。10月同様に、今回も新顔6人による争い。再選挙で1回目よりも候補が減らなかったのは初めてで、過去に例のない再々選挙となる可能性も指摘される。 区選挙管理委員会によると、区長選1回の費用は約2億円。2カ月で2回目の区長選を、区民たちはどう受け止めたのか。 区役所そばにいた安達きみさん(82)に尋ねると、4日朝に投票を済ませていた。「投票所はすいていた。今回もあまり投票率は上がらないのでは」。再々選挙となることを心配する。「その分の税金は困っている区民のために使ってほしい」 投票所近くで、投票を終えた人に聞いた。 女性会社員(38)は「前回より投票率は下がるのではないかと思う」と話す。再選挙にあたって各候補者の訴えを改めて聞いたが、あまり代わり映えはしないと感じたという。「再選挙自体そんなにないことなので、さすがに再々選挙にはならないと思いたいが」 男子大学生(20)は、再選挙の仕組みにも意義があると考える。「再選挙になったのは、区民にとって『この人』という候補者がいなかったから。それならば、じっくり考え直す機会は必要だと思う」 区役所近くの公園を訪ねた。 子どもを遊ばせていた男性公… この記事は有料記事です。残り264文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
スメル火山噴火「日本への津波の影響なし」 気象庁が発表
宮野拓也2022年12月4日 18時34分 4日午前11時18分ごろ、インドネシア・ジャワのスメル火山で発生した大規模噴火に関連し、日本の気象庁は4日午後6時、日本への津波の影響はないと発表した。 気象庁によると、噴煙は高さ約1万5千メートルに達した。気象庁は一時、この噴火に伴って津波が発生して日本へ到達する場合、到達予想時刻は早いところ(宮古島・八重山地方)で4日午後2時半ごろとしていた。(宮野拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新生の福岡国際マラソン開催、沿道からは多くの声援
椎木慎太郎2022年12月4日 18時46分 世界のトップランナーが集まる福岡国際マラソン(日本陸上競技連盟、福岡国際マラソン実行委員会主催)が4日、福岡市内で開かれ、参加した73人の選手が市内を駆け抜けた。このうち53人が完走した。 世界記録が2回生まれるなど、多くの名勝負の舞台になった福岡国際マラソンは昨年、第75回を最後にその歴史に一度幕を閉じた。復活を望むファンの声を受け、今年からは県や日本陸上競技連盟などが主催している。 発着地点の平和台陸上競技場近くの舞鶴公園付近には世界のトップランナーを一目見ようと多くの観客が集まり、沿道から声援を送った。福岡市中央区の派遣社員田中美紀さん(48)は、30年ぶりの沿道での観戦を夫と息子と3人で楽しんだ。 小学生の頃からの福岡国際マラソンのファンで、結婚前までは、沿道で観戦するのが恒例だった。結婚して市内の南区に引っ越してからは足が遠のいていたが、昨年末、実家がある中央区に帰ってきた。久々に、選手たちが目の前を通るのを待つ間の胸の鼓動で、子どもの頃の気持ちがよみがえった。「息子にもマラソンの雰囲気を体感させることができてうれしい」 マラソンが趣味の同市早良区の会社員石野寿朗さん(53)は、ゴールに近づいても力強く走る選手たちを見て驚いた。「こんなペースで最後まで走るなんてすごい。自分も頑張らないと」と笑みをこぼした。(椎木慎太郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍元首相の関係政治団体、年1~2億の収入 残ったお金どうなる?
有料記事 柴田秀並、畑宗太郎、東郷隆2022年12月4日 14時00分 安倍晋三元首相の関係政治団体の2021年分の政治資金収支報告書が、11月29日までに公開された。憲政史上最も長く政権を担った安倍氏。最初に首相に就任した06年以降の収支報告書からは、パーティーを中心に年間2億円前後が安定的に集まっていた実態が見て取れる。一方、死去によって、残る資金はどうなるのだろうか。(柴田秀並、畑宗太郎、東郷隆) 総務相や山口県選挙管理委員会に届けられていた安倍氏の関係政治団体は6団体ある。 ピーク時には2億円超 自身が代表を務めていたのは資金管理団体「晋和会」と、政党支部「自由民主党山口県第4選挙区支部」。この2団体の収入が特に多かった。ほかの四つは、政治資金規正法の規定に従い、自身を支持・推薦する団体として安倍氏が認めていた「安倍晋三後援会」「山口晋友会」「山口政経研究会」「東京政経研究会」。21年当時、この4団体は秘書が代表で、いずれも「主たる事務所の所在地」の住所は山口県下関市にある安倍氏の地元事務所と同一だった。 朝日新聞は、6団体の06~21年分の収支報告書(公表時点分)を集計した。団体間のやり取りや安倍氏本人からの寄付を除くと、ほぼ毎年総額1億5千万~2億円超の収入があった。 第1次政権が発足した06年… この記事は有料記事です。残り1390文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル