山口県阿武町から誤って入金された4630万円のうち400万円を別の口座に振り替えたとして、山口県警が住民の無職田口翔容疑者(24)=同町福田下=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した事件で、田口容疑者の口座から出金された金のうち約3592万円がカジノサイトの決済代行業者とみられる1口座に振り替えられていたことがわかった。同容疑者の代理人弁護士が明らかにした。 弁護士によると、田口容疑者の口座に誤入金された当日の4月8日から11日にかけて、取引後すぐに口座から引き落とされるデビットカード決済による出金が複数回あり、4月10日から18日にかけて決済代行業者に約130万~約800万円の出金がほぼ連日あった。 決済代行業者は3社で、いずれも海外のカジノサイトとの取引があるとみられるという。出金はそのうちの1社に、誤入金額の約8割にあたる計約3592万円が集中した。1日で700万~800万円が振り替えられた日もあった。 県警は20日、田口容疑者を同容疑で山口地検に送検し、自宅を捜索した。調べに対し、誤入金の金を「ネットカジノで使った」と供述しているといい、県警は複数の出金先について捜査している。 町も田口容疑者の口座から金… この記事は有料会員記事です。残り532文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大型観光船「おーろら」運航を再開 運航会社社長「観光の灯消さぬ」
【動画】大型観光船「おーろら」が運航再開=戸田拓、佐野楓、迫和義撮影 小型観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故を受け、知床半島をめぐる観光船の運航自粛が続いていた北海道斜里町で、大型観光船「おーろら」が20日、今季の運航を始めた。当面、事故現場に近い知床岬までの長いコースではなく、手前で引き返す短いコースの運航となる。小型観光船各社は引き続き運航を見合わせており、今季の運航が始まる日程は決まっていない。 おーろらは旅客定員390人の大型船で、拠点はカズワンと同じウトロ漁港。運航初日は午前と午後の2便に計66人が乗り、海から垂直に岸壁が切り立つ眺めや、沿岸を歩くヒグマなどに見入った。 4月23日のカズワンの事故… この記事は有料会員記事です。残り325文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡・筑後川で3年ぶりに鵜飼い始まる 豪雨被害とコロナから復活
筑後川の鵜飼(うか)いが20日、福岡県朝倉市の原鶴温泉で3年ぶりに始まった。2017年の九州北部豪雨から5年となり、「復興のシンボルに」と関係者が協力して復活させた。 たそがれ時の川面で6羽の鵜が魚を追う。ぴょこんと潜って捕まえた魚を鵜匠(うしょう)が吐かせると、屋形船の客から拍手が起きた。鵜の手縄を引くのは臼井信郎さん(37)、笹(ささ)舟を操るのは梶原日出夫さん(66)。代々鵜匠を継ぐ2家が初めて共同で舟を出した。梶原さんは「鵜が少し野生化して心配だったけど、頑張ってくれた。伝統を残していきたい」と話した。 鵜飼いは例年5月20日~9月末だが、17年は7月の豪雨で中断した。18、19年も大雨で土砂が川に入って途中から舟が出せなくなり、川底のコケも土砂に覆われて魚も減った。さらにコロナ禍で20、21年は中止。先が見えない中、鵜匠3家のうち1家が廃業し、2家も担い手不足に悩む。 豪雨から5年の今年、原鶴温… この記事は有料会員記事です。残り199文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で新たに3万7438人感染 6日連続で前週の同じ曜日を下回る
新型コロナウイルスの国内感染者は20日午後7時半現在、全国で新たに3万7438人が確認された。1週間前の13日より2205人少なく、6日連続で前週の同じ曜日を下回った。 東京都では、新たに3573人が確認された。13日より536人少なく、7日連続で前週の同じ曜日を下回った。年代別の最多は20代の769人で、30代の688人、10歳未満の565人、40代の537人、10代の440人、50代の310人と続いた。65歳以上の高齢者は210人だった。 大阪府の新たな感染者は2991人。13日より219人少なかった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
給食用ごはんの精米工場、ハトのふんがあちこちに 市が納入停止
大阪府守口市が20日、市内13校の市立小学校の学校給食に米を提供していたJA北河内営農センター(枚方市)からの納入を停止したことがわかった。同センターの精米工場内にハトが入り込み、衛生状態が悪いことがわかったためという。同日から別業者に切り替えた。 市教育委員会保健給食課によると、PTAとの立ち入り調査で判明した。 調査に加わったPTA役員の… この記事は有料会員記事です。残り258文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋篠宮ご夫妻、JICA海外協力隊員と面会 「どうぞ気をつけて」
多田晃子2022年5月20日 19時03分 秋篠宮ご夫妻は20日、東京都新宿区のJICA市ケ谷ビルで、海外派遣前のJICA(国際協力機構)海外協力隊員と面会した。面会したのは、派遣前訓練に参加している隊員約70人で、訓練終了後の7~8月に海外25カ国に順次派遣されるという。隊員との懇談で、秋篠宮さまは「いろんな所で日本に関心を持ってもらえるとうれしいですね。どうぞ気をつけていってらっしゃい」、紀子さまは「協力しながらいい活動をされるよう願っています」などとねぎらった。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
入国上限を2万人に倍増 リスクで3グループに分け検疫 6月から
新型コロナウイルスの水際対策をめぐり、政府は20日、海外からの入国者に実施している入国時の検査や自宅待機について、一定条件で免除すると発表した。6月1日から実施し、1日あたりの入国者数の上限も現在の1万人から2万人まで倍増させる。 松野博一官房長官が20日の記者会見で明らかにした。出国時検査は引き続き求めたうえで、空港などの検疫措置を緩和する。 具体的には、各国・地域の感染状況などを総合的に検討し、「流入リスク」の高い順に「赤」「黄」「青」の3グループに分類。赤は、入国時検査をして検疫施設での3日間待機を求める。ワクチン3回接種者は入国時検査を実施し、3日間の自宅待機とする。黄は、入国時検査をして3日間の自宅待機も必要だが、ワクチン3回接種者は検査も待機も求めない。青は検査も待機も免除する。 それぞれの対象国や地域は… この記事は有料会員記事です。残り1906文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「その火を消すな。どんどん薪をくべろ」 葬儀で娘が語った勝元語録
12歳で経験した東京大空襲の被害を記録し、10日に90歳で亡くなった作家の早乙女勝元さんの葬儀が20日、東京都台東区であった。生涯を通じて市民の目線から空襲体験の記録と継承に尽くした早乙女さんに、ゆかりの人々から惜別の言葉が贈られた。 約200人が参列し、国内外から弔電が届いた。早乙女さんに案内されたことがきっかけで東京・柴又を映画「男はつらいよ」の舞台とし、長年交流があった山田洋次監督は「ほっそりとした体の中に、地球上に戦争がいつまでも絶えないことへの激しい怒りが渦巻いていた」と語り、「反戦で貫かれた見事な人生を心から称賛したい」と弔辞を述べた。 東京大空襲で家族6人を失い… この記事は有料会員記事です。残り382文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Pitching Ninja growing game one ‘filthy’ pitch at a time
Rob Friedman, a 55-year-old lawyer, was as surprised as anyone when Yu Darvish reached out to him for pitching advice. On the surface, Friedman is an unlikely candidate to have the ear of one of the world’s best pitchers. He has never pitched in MLB nor coached on that level. […]
奄美空港に米軍オスプレイが着陸 けが人なし
野崎健太2022年5月20日 14時38分 20日午前10時ごろ、鹿児島県奄美市の奄美空港に米軍の輸送機オスプレイ1機が着陸した。空港を管理する県によると、けが人や民間機の運航への影響は出ていない。空港の使用届は事前に出されておらず、午前9時47分に那覇空港を通じて奄美空港に着陸の連絡があった。県や九州防衛局は着陸の理由などについて情報収集している。(野崎健太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル