2021年8月5日 21時00分 近畿厚生局麻薬取締部は5日、職員が薬物事件の捜査で使ったビデオカメラと、撮影した映像を記録したSDカードを約2カ月間紛失していたと発表した。映像の外部への流出は確認されていないという。 麻薬取締部によると、職員は5月24日、住人の許可を得た上で、一般の住宅の部屋から捜査対象の場所や人の出入りを捜査用のビデオカメラで撮影したが、終了後、室内に置き忘れた。7月28日に紛失に気付き、捜していたところ、翌29日に住人からの連絡を受けて回収したという。記録用のSDカードには別の3事件の映像も含まれていた。 SDカードは利用後に返却しなければならなかったが、職員は手続きを怠っていたという。麻薬取締部は「管理がずさんだった。厳正に対処し、捜査機材を持ち出す前後に確認を確実に行うなど再発防止に努めたい」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡2日連続700人超 感染の勢い時短など対策上回る
福岡県内では5日、新型コロナウイルスの新規感染者が718人に上り、過去最多だった前日に続き2日連続で700人を超えた。飲食店への営業時間短縮要請など県の対策は今のところ効果が見えず、「第5波」の勢いが収まる兆しは感じられない。 福岡県はこの日、緊急事態宣言の適用を国に要請した。感染急拡大で医療逼迫(ひっぱく)を未然に防ぐ狙いがあるが、県内ではすでに宣言並みの対策が取られ、効果は不透明だ。実質的な対策強化よりも県民向けのメッセージの意味合いが強い。 服部誠太郎知事は5日の記者会見で「想定を超える、今まで経験したことのないような感染の急拡大が起こっている」と語り、感染力の強いデルタ株の影響で、第4波より約2倍の早さで感染が拡大していることに危機感をにじませた。 前日には政府でコロナ対策を担う西村康稔経済再生相と電話で協議し、「情報交換を密に行い、連携して感染を封じ込めていく」との方針で一致。県は7月28日に発動した県独自の「福岡コロナ警報」を「特別警報」に引き上げ、新たに県有施設を6日から順次閉館することを決めた。 だが、2日から県内への適用が始まった「まん延防止等重点措置」で、福岡市を含む福岡地域や北九州市、久留米市の飲食店に対する酒の提供停止や午後8時までの時短営業など強い要請は実施済み。重点措置の対象地域拡大も混乱回避のために見送ると、特別警報に伴って新たに打ち出せる対策はほぼなかった。 服部氏も会見で「緊急事態宣言の要請を一つのメッセージとして県民に受け止めて頂きたい。もう一段緊張感を持って感染に向き合って頂きたい」と語り、感染状況への危機感を強めるよう呼びかけた。 県内の新規感染者は4日までの3日間平均で540人、病床使用率が33・6%で、県は現状のまま推移すると病床使用率が9日には「ステージ4(感染爆発)」の基準の50%を超えると推計する。重症病床の使用率は5・4%にとどまるが、中等症患者が重症化すれば上昇する可能性がある。(神野勇人、藤山圭) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
殺人容疑認める供述 逮捕の元少年 神戸の高校2年刺殺
神戸市北区の路上で2010年10月、近くの私立神戸弘陵高校2年の堤将太さん(当時16)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された事件当時17歳だったパート従業員の男(28)が容疑を認める供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。 愛知県の自宅にいた男は4日、兵庫県警の任意同行に応じ、逮捕時には容疑を認めたという。 県警は5日、男を神戸地検へ送検した。 男は10年10月4日午後10時45分ごろ、神戸市北区筑紫が丘4丁目の路上で、堤さんの体を刃物のようなもので複数回刺すなどして殺害した疑いが持たれている。 捜査関係者によると、男は事件当時、神戸市北区に住んでいたとみられる。その後、愛知県に転居し、現在は商業施設のパート職員として、店舗の売り上げをまとめたり広報資料を作成したりする仕事をしていたという。 県警は事件当時、男が堤さんと面識があったかどうか詳しく調べている。 堤さんは事件直前、当時中学生だった女性と自動販売機付近に座って話していた。約10メートル離れていたところで座っていた男に突然刃物で襲われた。堤さんが逃げるよう指示したため女性は難を逃れたが、堤さんは約70メートル離れた横断歩道上で倒れている状態で見つかった。女性は当時、「知らない男だった」と話していたという。 堤さんと幼稚園から中学校まで同級生だったという大阪市の会社員、荻野僚馬さん(27)は「(犯人に)何でそうなったん、と聞きたい」と絞り出した。容疑者逮捕翌日の5日午後、仕事の合間に友人と事件現場を訪れ、コーラを供えてじっと手を合わせた。 荻野さんによると、堤さんは「明るく、少しやんちゃなムードメーカー」。ツーリング仲間で、一緒に何度も六甲山に行った。「コーラやサイダーといった炭酸が好きだった」という。 事件発生から11年近く。「仲間同士のもめ事ではないか」と、周りから事件への関与を疑われたこともあったという。荻野さんは「事件が世間からほとんど忘れられてしまった」と感じていた。 容疑者の逮捕を受け、「進展があったのは良かったが、(堤さんが)戻ってくるわけではない。毎年、9月や10月になると必ず事件を思い返していた」と荻野さんは話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自宅療養者向け訪問看護、大阪全域で 健康観察を強化
大阪府は5日、新型コロナウイルス感染者のうち自宅療養者に対する訪問看護を府内全域で実施すると発表した。感染の急拡大に伴い自宅療養者も増加しており、健康観察を強化するのが狙いだ。 府内の新規感染者は3~5日、3日続けて1千人を超えた。5日の府発表で、自宅で療養する無症状や軽症の人は4633人。「第4波」のピーク時には約1万5千人にのぼった。 保健所は自宅療養者への健康観察を電話などで行い、血中酸素飽和度を測るパルスオキシメーターも配布する。しかし、感染者の増加が続けば保健所業務は逼迫(ひっぱく)し、対応しきれなくなる可能性もある。 そこで府は7月から、和泉保健所管内などの訪問看護ステーションと連携し、保健所が必要だと判断した人について、本人の同意を得たうえで訪問看護を行う仕組みを広げてきた。府は医療用マスクやガウンなどを提供するほか、初期費用5万円、1回の訪問あたり2万円を支給する。 7月は保健所で対応できる状況だったため、この仕組みの利用実績はないが、6日から府内108の訪問看護ステーションと協力し、実施範囲を府内全域に広げる。 吉村洋文知事は5日、「感染者が増えてきたら保健所だけで健康観察を十分にやりきるのは難しい。自宅療養者の症状が急に悪くなることもある。早く治療し、早く治すことが、結果として病床確保にもつながる」と記者団に語った。(寺尾佳恵) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
放送中止のアニメ「東京BABYLON」制作費求め提訴
独自 田中恭太2021年8月5日 17時00分 4月に放送開始予定だったテレビアニメ「東京BABYLON(バビロン) 2021」の制作費用が支払われていないとして、下請け制作会社が講談社系のキングレコード(東京)に未払い分計約4億5千万円の支払いを求め、東京地裁に提訴した。この作品をめぐっては、キャラクターデザインの模写が指摘され、3月に放送が取りやめになっていた。 提訴したのは、テレビや劇場向けアニメの制作会社「GoHands(ゴーハンズ)」(GH社、本社・大阪市)。提訴は3日付。 訴状などによると、GH社は同作品の制作をキング社から請け負い、昨年11月下旬までに13話分を納品。制作費計3億1460万円が同12月~今年8月に分割払いされる予定だった。だが最初の支払い後の1月に一方的に契約を破棄されたと主張。残りの2億8160万円のほか、正式な契約書は取り交わしていないものの、キング社と合意して制作に着手していた14~21話分の費用1億7182万円の支払いを求めている。 作品をめぐっては、GH社が作画し、昨年11月に先行公開されたキャラクターデザインが、韓国のアイドルグループの衣装に似ているなどとネット上で指摘された。キング社などでつくる製作委員会は12月、模写があったと公表。「再発防止に努める」としていたが、今年3月になり、「制作会社との信頼関係の欠如」を理由に制作中止を発表した。 GH社側は、模写騒動後もキング社からはデザインの修正依頼があり、合意して放送に向けた作業を進めていたが、キング社の方針が一転し、残りの支払いを拒否されたと主張している。キング社は取材に「訴状が届いておりませんのでコメントは差し控えさせていただきます」としている。 原告側代理人の須郷知徳弁護士によると、アニメ制作では、実在するデザインを参考にすることは広く行われているが、描いた絵と参考にしたものを比べ、著作権法上の問題がないかなど確認をするという。今回、GH社でこの作業を担う担当者が急病で不在になり、確認が十分でなかったとしている。 須郷弁護士は「ミスがあったのは事実で、ファンには申し訳ない。ただ、依頼を受けて修正作業を進めていたところだった。キング社に比べてはるかに小さな企業で、大変大きな経済的打撃を受けている」と説明。下請法が禁じる支払い遅延にも当たると指摘している。(田中恭太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夏の花に囲まれるトーチカ 北海道・根室で大戦しのぶ
太平洋に面した北海道根室市桂木地区の一角に、旧日本陸軍の小型防御用陣地「トーチカ」が二つ、色とりどりに咲き競う夏の花々に囲まれて立っている。 トーチカは、太平洋戦争末期の1943(昭和18)年暮れ、警備大隊長として根室に赴任した大山柏少佐が建設の指揮を執った。少佐は元老、元帥の大山巌と、明治政府初の女子留学生の一人・山川捨松夫妻の息子で公爵だった。 大山少佐は赴任当時54歳で、予備役入りして考古学の研究に専念していたが、戦況悪化で再招集された。トーチカ建造の資材も資金も足らず、自身の家を抵当に入れて工面するなど労苦の多かった日々が、「応召日誌」や戦後の回想録に生々しく描かれている。 根室半島には各地にトーチカ… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:238文字/全文:550文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
五輪選手への中傷、津田大介さんが指摘した対策と責任
2021年8月5日 17時34分 朝日新聞デジタルで6月に始まった「コメントプラス」。最新のニュースや話題を伝える記事に続けて、専門的な知識や豊かな知見をもつコメンテーターのコメントを読むことができます。記事の見出し横にある吹き出しマークが目印。最近注目を集めたコメントの中身を紹介します。 「五輪選手へ相次ぐ中傷」の記事に津田大介さんと犬山紙子さんがコメントプラス 7月31日配信の記事「五輪選手へ相次ぐ中傷 人格否定、被爆地からかう言葉も」(https://www.asahi.com/articles/ASP7064BDP70UTIL011.html)には、ジャーナリストの津田大介さんがコメント。誹謗(ひぼう)中傷した匿名の投稿主を「特定」するための費用が裁判で全額認められるケースが増えていることや、今年の通常国会でプロバイダー責任制限法が改正され、発信者特定のプロセスが簡素化されたことを分かりやすく紹介。ただそれでも本質的解決にはならないとし、「SNSを運営するプラットフォーム事業者が自主的に取り組みを行うほかありません。五輪でアスリートや著名人への誹謗中傷問題が深刻化したいまだからこそ、プラットフォーム事業者にはより高い社会的責任、実効力のある対策を提示する責任が求められます」と指摘しました。 エッセイストの犬山紙子さんもコメント。「生涯を通じて5人に1人が心の病気になると言われる中、心の病への理解遅れは命に関わる問題」とし、自らの経験も踏まえ、「批判と誹謗中傷は違うものであること。そして誹謗中傷は『心の持ちよう』くらいで無効化することもできない。無効化できるということは、心を麻痺(まひ)させるということだからだ。アドバイスのつもりで『スルーしたら』という声もよくあがるがそれも相手を追い詰めてしまう言葉になる」 新型コロナウイルスの生活への影響を分析した「厚労白書」に関する記事に長島美紀さんと田中俊之さんがコメントプラス 7月30日の記事「仕事、家事…新型コロナで『女性に負荷偏る』 厚労白書」(https://www.asahi.com/articles/ASP7Z4HLHP7ZUTFL008.html)には、SDGs市民社会ネットワーク理事の長島美紀さんがコメント。「新型コロナによる経済的・社会的影響を大きく受けたのは女性でした。緊急事態宣言や海外のロックダウンによってシャドーパンデミックと呼ばれたDVの世界的な増加傾向や、失業や収入減などの経済的打撃を受けたのも女性であり、シーセッション(女性の不況)と呼ばれる状況を作り出しています」と警鐘を鳴らします。 さらに、男性学研究者の田中俊之さんは「日本ではフルタイムで働いている場合でさえ、男性の賃金を10とした場合、女性の賃金は7程度です。これだけの格差があれば、多くの家庭で育児休業を取ったり、時短勤務をしたりするのは女性というのが『合理的』な選択になってしまいます。平時から男女で大きな偏りがあった家事・育児の分担が、2020年4月の緊急事態宣言時に、とりわけ未就学児童や小学校低学年の子どものいるご家庭でより顕著になったのは、職業領域における女性差別を放置してきた当然の結果だと言えます。本気で『性差によって負担に偏りが生じない社会づくり』を目指すのであれば、まずは男女の賃金格差を解消する必要があります」と指摘しました。 コロナ禍の菅首相のメッセージについてプチ鹿島さんがコメントプラス 7月29日の記事「菅首相のメッセージ、逆効果か 『明るい話題』の危うさ」(https://www.asahi.com/articles/ASP7Y6WV5P7YUTFK00N.html)には、時事芸人のプチ鹿島さんがコメントしました。「以前から新聞各紙でも見かける言葉に『コロナ疲れ』『自粛疲れ』というのがあります。でもこの言葉、何か国民の責任みたいなニュアンスも感じてしまいます。正しく言えば菅首相による『説明されない疲れ』ではないでしょうか。政策も含めた『メッセージが無い疲れ』。私は以前からそう言い続けています」 ※コメントプラスでは、専門家と朝日新聞記者計約60人が日々コメントしています。有料会員登録していただくとすべてのコメントを読むことができるようになります。登録はこちら(https://digital.asahi.com/info/price/)。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
松井市長「河村さん、いちびり過ぎた」 金メダルかじり
添田樹紀2021年8月5日 18時00分 名古屋市の河村たかし市長が東京五輪ソフトボールで金メダルを獲得した後藤希友(みう)投手の表敬訪問を受けた際、メダルをかじったことについて、大阪市の松井一郎市長は5日の記者会見で、「河村さんはちょっといちびり(ふざけること)が過ぎた。河村さんが子どもで、メダリストの選手が大人だった」と批判した。 河村市長がメダルをかじった際、後藤投手は一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに笑顔で応じた。松井市長は「(後藤投手から)大人としての立ち振る舞いを勉強した方がいい」とチクリ。「選手がどういう気持ちなのかが一番大事」と指摘した。(添田樹紀) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
道頓堀に落として殺害容疑 ドミニカ共和国籍の男を逮捕
2021年8月5日 18時25分 大阪・ミナミの繁華街で2日夜、ベトナム人男性を川に落として殺害したとして、大阪府警は5日、ドミニカ共和国籍の無職、クルス・カブレラ・ブライアン・アルベルト容疑者(26)=住居不定=を殺人の疑いで逮捕し、発表した。「弁護士と話してからでないと話せない」と話しているという。 捜査1課によると、逮捕容疑は2日午後8時20分ごろ、大阪市中央区心斎橋筋2丁目の道頓堀川沿いの遊歩道で、ベトナム国籍の無職、チン・トゥ・アインさん(21)=同市西成区=の頭部を複数回蹴るなどの暴行を加え、川に落として殺害したというもの。アインさんは溺れたとみられ、死因は窒息だった。 2人は事件前、現場付近で他の数人と酒を飲む姿が目撃されており、府警はトラブルになったとみて調べている。防犯カメラ映像などからカブレラ容疑者が浮上し、府警は3日、同市西成区内のホテルにいたところを出入国管理法違反(不法残留)の疑いで現行犯逮捕していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
森保一監督、会見で涙 8月6日の3位決定戦にかける特別な思い
東京オリンピック(五輪)のサッカー男子で、日本は53年ぶりの銅メダルがかかる。メキシコとの3位決定戦の前日会見で、森保一監督(52)は目に涙を浮かべた。試合は8月6日。広島に原爆が落とされ、多くの命が奪われた日だからだ。人生の大半を被爆地の広島と長崎で過ごしてきた指揮官は「世界のみなさんと平和について考えるいい機会になる」と語った。 2大会ぶりに4強まで勝ち進んだからこそ、5日に埼玉スタジアムで会見が設定された。森保監督はこの舞台を待っていた。「いまもなお心の傷を負った多くの人が生活をしていることを、世界の人々と共有できれば幸いです」。時折、声を詰まらせながら訴えた。 長崎市出身。父からは、長崎に原爆が投下された1945年8月9日に自宅の窓ガラスが割れたという体験談を聞いていた。日本リーグのマツダ(現J1サンフレッチェ広島)で選手生活をスタートさせて、監督として広島をJ1で3度の優勝に導いた。 平和への思いを口にするようになったのは、2012年、43歳で広島の監督に就任してからだ。「(被爆の)経験者ではないし、分かったふうなことしか言っていない、と受け止められても仕方ない」とも言う。それでも話を聞いてもらえる立場になり、できることは何か、自問自答してきた。 広島での試合前には必ず平和記念公園で祈った。15年のクラブワールドカップに出場した際には、会見で「平和都市、広島」という言葉を何度も使った。「180カ国に中継されると聞いて意識した」 五輪監督の就任が17年秋に決まると、「平和の祭典」と呼ばれる理由を探った。オリンピズム(五輪憲章)を読み込み、その根本原則もそらんじる。「戦争や紛争が起こっている中では、自分の好きなことはできない。平和だからこそスポーツができる」と、憲章の意味を解釈している。 日本代表の選手には「好きなことができる幸せをかみ締めないといけない」と伝えてきた。 東京五輪は、世界が注目する一大イベントだ。「巡り合わせというか、運命というか。大げさに言うと、サッカーを通して、自分が平和の発信をするのは使命」と話していた。4強まで勝ち残れば、代表活動中に8月6日を迎えることができる。記者会見が設定されることも意識していた。 広島に原爆が落とされた8月6日午前8時15分、森保監督は今年も黙禱(もくとう)を捧げるという。「世界に平和が訪れて、人々が安全で安心な暮らしができるように、心穏やかに生活できるように」。平和への祈りは試合の日でも変わらない。(吉田純哉) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル