2021年6月18日 23時13分 さいたま市大宮区のインターネットカフェで男が20代の女性従業員を人質にして立てこもっていた事件で、埼玉県警は事件発生からおよそ33時間後の18日午後10時半すぎ、男の身柄を確保し、監禁の疑いで現行犯逮捕した。人質の女性も保護した。県警への取材でわかった。 県警は、言動などから男が何らかの凶器を所持しているとみて、女性を解放するよう慎重に説得を続けていた。県警は18日昼前には2人分の飲料水と軽食を差し入れし、男は受け取っていた。立てこもる間、男から金銭などの要求はなかった。 捜査関係者によると、捜査員は店内のインターホンを使って男らとやりとりしていた。県警は18日午後の時点で女性の無事は確認できていると説明。捜査員の質問に対して女性は「はい」「いいえ」など単語のみで応じていた。 現場は大宮駅西口から約200メートルの、大通りに面した雑居ビル内。県警は17日午後から周囲の道路を交通規制していた。ビル周辺の歩道には規制線が張られ、ビルへの立ち入りはできなくなっていた。 捜査関係者によると、男は40代くらい。ビル7階の鍵付きの個室ブース(広さ約3平方メートル)に立てこもっていた。窓がなく防音構造になっており、室内の様子が確認できるカメラはついていない。冷房は利いていたという。個室にトイレはついておらず、事件発生以降、男も女性もトイレには行っていなかったという。 県警によると、男は17日午前10時ごろに1人で入店。同日午後2時過ぎに女性従業員が男の個室を訪れたが戻らなかったため、午後4時過ぎに別の従業員が「女性従業員が客に呼ばれてブースに入って、それから応答がない」と110番通報した。この前後、店側はマスターキーを使って個室の扉を開けようとしたが、何らかの理由で開けられなかったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
LGBT法案提出されぬまま閉会 当事者ら抗議の会見
塩入彩2021年6月18日 23時33分 自民党がLGBTなど性的少数者をめぐる「理解増進」法案を提出しないまま、通常国会が閉会したことを受け、性的少数者に対する差別を禁止するための法整備を求めてきた当事者らが18日、東京都内で記者会見を開き、「いま一度、差別の実態、当事者の声に正面から向き合ってほしい」と訴えた。 法案をめぐっては5月、法律の目的と基本理念に「性的指向及び性自認を理由とする差別は許されないものであるとの認識の下」などの文言を加える形で与野党が修正合意。だが自民党の保守派の反発が強く、国会提出が見送られた。同党内の議論では性的少数者をめぐり、議員から「『種の保存』にあらがってやっている感じだ」などの差別発言も相次いだ。 会見で、性的少数者に関連する政策情報を発信する一般社団法人fair代表理事の松岡宗嗣さんは「『差別は許されない』ということさえ示せず、国会議員が繰り返し差別発言を行う国で、当事者がどんな希望を持って生きていけばいいのか」と怒りをあらわにした。 東京五輪・パラリンピックを前に、性的少数者に関する情報発信などを展開しようと始まったプロジェクト「プライドハウス東京」の代表、松中権(ごん)さんは「(五輪を目前にして)差別をなくす法律がないことに強い危機感を持っている」と述べた。(塩入彩) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】大宮の立てこもり 逮捕までの33時間
2021年6月18日 23時56分 さいたま市大宮区のインターネットカフェで男が20代の女性従業員を人質にして立てこもっていた事件で、埼玉県警は事件発生からおよそ33時間後の18日午後10時半すぎ、男の身柄を確保し、監禁の疑いで現行犯逮捕しました。 現場の状況を事件発生の日から順を追って、写真でお伝えします。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
出演した噺家がコロナ 大阪の寄席「繁昌亭」が臨時休館
2021年6月18日 19時58分 上方落語の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市)が18日、臨時休館した。出演した落語家の新型コロナウイルス感染が判明したためで、急きょ公演を取りやめて館内を消毒した。 上方落語協会などによると、感染したのは桂枝女太(しめた)さん(62)。16日に体調不良のため医療機関を受診してPCR検査を受けたが、体調が回復したとして17日の夜公演に出演。18日に陽性がわかった。観客やほかの出演者らに濃厚接触者は確認されていないという。 繁昌亭は21日から公演を再開する予定。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
辞表提出の学長解任、引き続き議論 旭川医大の選考会議
会員記事 本田大次郎、桑原紀彦2021年6月18日 20時00分 国立の旭川医科大学(北海道旭川市)の吉田晃敏学長が辞意を表明した問題で萩生田光一文部科学相は18日、吉田学長の辞任を認めるかどうかについては、旭川医大の学長選考会議の議論を待つ考えを示した。一方、吉田学長の不祥事を受け解任相当かどうかを議論してきた選考会議は18日、辞意表明後も議論を続け、解任に関する結論を今後示す方針を明らかにした。 吉田学長は17日、代理人弁護士を通じて辞意を表明し、萩生田文科相に辞表を提出したことを明らかにしている。萩生田文科相は18日の閣議後会見で、辞表が郵送で届いたことを明らかにしたうえで、「学長選考会議の見解を踏まえ、辞任届の扱いについて適切に判断したい」と述べた。 選考会議が吉田学長が解任相当かどうかについて結論を出すのを待ったうえで、文科相が任命権者として辞表の扱いを判断することになる。その判断が下るまで吉田氏は学長職にとどまり、辞表は宙に浮いた形になる。 吉田学長を巡っては昨年12… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:446文字/全文:863文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
土地規制法、廃止求める意見書を可決 沖縄・北谷町議会
2021年6月18日 20時15分 安全保障上の重要な施設周辺の土地利用を、国が規制する「土地規制法」が成立したことを受け、米軍嘉手納基地などがある沖縄県北谷町議会は18日、「基地周辺住民、沖縄県民の私権や財産権が脅かされる」として、法律の廃止を求める意見書を賛成多数で可決した。菅義偉首相らあて。 北谷町は、嘉手納基地やキャンプ瑞慶覧など町の面積の半分以上を、米軍基地が占める。意見書では、基地に関する事件事故が後を絶たず、日米両政府に抗議・要請をしても「根本的な解決に至っていない」と言及。その上で、土地規制法は「本来守られるべき国民は置き去り。本末転倒」などと指摘している。法案の概念や定義があいまいで「積み残した課題は多く、直ちに廃止することを強く求める」と訴えた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
« Il est possible de tirer des leçons générales de la trajectoire démographique japonaise »
Tribunes. La situation démographique du Japon est bien connue : depuis 2010, on y observe une baisse continue et absolue de la population. Celle-ci est aujourd’hui d’environ 125 millions (dont 2 millions de résidents étrangers, soit 1,6 % du total), contre 128 millions en 2010. Selon les estimations du gouvernement, cette baisse va s’accélérer dans les […]
Shohei Ohtani earns third win of year in latest two-way start
Anaheim, California – Shohei Ohtani earned his third win of the season after holding the Detroit Tigers to a run over six innings to help the Los Angeles Angels snap their three-game losing skid with a 7-5 win on Thursday. Ohtani (3-1) allowed five hits, a walk and hit a […]
夫婦別姓、合憲?違憲? 最高裁が23日に判断へ
2021年6月18日 17時20分 夫婦別姓を認めず、婚姻届を受理しないのは憲法に違反すると訴えた3件の家事審判で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は今月23日に決定を出すと決めた。大法廷は2015年の判決では夫婦同姓を定めた民法規定を「合憲」と判断したが、その後の社会情勢の変化などを踏まえ、今回改めて憲法判断を示すとみられる。 申立人は、東京都内に住む3組の事実婚の夫婦。18年に国分寺市、八王子市、世田谷区にそれぞれ婚姻届を出す際、夫婦別姓にするため、婚姻後の名字を答える項目で「夫」「妻」の両方に印を付け、不受理とされた。 3組は市長や区長に婚姻届を受理するよう求めて東京家裁と東京家裁立川支部に家事審判を申し立て、夫婦同姓を定める民法750条と婚姻届の手続きを定める戸籍法74条について、「法の下の平等や両性の本質的平等を定めた憲法に反する」と訴えた。 家裁と同立川支部は審判で、「家族の姓を一つに定めることは社会に定着しており合理性がある」とした15年の最高裁判決を引用。多くの夫婦が夫の名字を選ぶ現状は「民法が生んだ差別とはいえない」などと述べ、訴えを退けた。東京高裁も即時抗告を棄却した。 申立人らはそれぞれ最高裁に特別抗告し、「15年の最高裁判決から社会情勢は変化している」と主張。違憲と認めるよう求めた。 最高裁は昨年12月、長官と判事の15人全員がそろう大法廷で審理すると決めていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
隅田川花火大会が2年連続中止 コロナ収束難しいと判断
2019年の隅田川花火大会=2019年7月27日、朝日新聞社ヘリから、迫和義撮影 [PR] 東京都墨田区や台東区などでつくる「隅田川花火大会実行委員会」は18日、10月23日に予定していた花火大会を中止すると発表した。 江戸時代の両国の川開きにルーツがあり、約2万発を打ち上げる国内最大級の花火大会。例年約100万人が詰めかける夏の恒例行事だが、新型コロナウイルスの影響で2年連続の中止となった。 今年の大会は東京五輪・パラリンピックの開催時期を避け、コロナ禍の収束も織り込んで10月の開催を予定していたが、実行委は、秋までの収束は難しいと判断した。(抜井規泰) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル