酒井祥宏2021年6月10日 14時24分 千葉県の熊谷俊人知事は10日、東京五輪・パラリンピック期間中に千葉市美浜区の県立幕張海浜公園で計画していたパブリックビューイング(PV)を中止すると発表した。同日にオンラインで実施された全国知事会の後、報道陣の取材に明らかにした。 熊谷知事は「大会の感動や興奮を共有し、県の魅力を発信するのが目的だった。新型コロナウイルスの感染拡大の中で、目的を達成できないという観点と、費用抑制の観点からも早期決定が必要と判断した」と話した。 県によると、PVは五輪期間の7月31日と8月1日、パラリンピック期間の8月28、29日に公園の大芝生広場に液晶画面(190インチ)を設置し、テレビ中継を放映する予定だった。ステージでは、小中学生が合唱やダンスを披露し、隣接地で県内市町村のPRイベントも計画されていた。会場は3千人を収容できる広さを想定し、予算は9千万円を計上していた。(酒井祥宏) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Padres’ Yu Darvish takes loss despite seven strong innings against Cubs
San Diego – Right-hander Yu Darvish tossed seven strong innings but was tagged with the loss Wednesday after getting little offensive support in the San Diego Padres’ 3-1 defeat to the Chicago Cubs. In his 13th start this season, Darvish (6-2) struck out eight, while allowing two runs on three […]
Shun Yamaguchi set to restart career with Giants in Japan
Pitcher Shun Yamaguchi has reached an agreement to return to the Yomiuri Giants in NPB’s Central League after terminating his contract with a San Francisco Giants minor-league affiliate, a source with knowledge of the matter said Thursday. Yomiuri is expected to soon announce its signing of the 33-year-old right-hander, the […]
リコール「延長を」鈴木宗男氏に陳情 事務局長と高須氏
会員記事 村上潤治、山下寛久2021年6月10日 11時30分 愛知県の大村秀章知事に対するリコール署名の偽造事件で、運動団体事務局長の田中孝博容疑者(60)が、運動中盤の昨年9月下旬に国会議員を訪ね、署名集めの期限延長を陳情していたことがわかった。延長はできなかった。署名が成立数に届かないと田中容疑者が早い段階で考えていた可能性がある。 署名集めは昨年8月25日に始まった。田中容疑者は翌9月29日に上京。運動団体会長で美容外科経営の高須克弥氏(76)とともに、日本維新の会の鈴木宗男参院議員に議員会館で面会した。 田中氏は同党の衆院愛知5区支部長だった。 鈴木氏によると、田中容疑者と高須氏から「署名集めの期間を延長できないものか」と相談を受けた。 大半の自治体の期限は10月25日で、残り1カ月を切っていた。 鈴木氏は総務省の担当者に電話した上で、「延長はできない。ルールはどうにもならない」と伝えた。面会は15分ほどだったという。 地方自治法の施行令で、知事… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:424文字/全文:833文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ネットの安全訴え講演2千回 グリー社員が伝えたいこと
会員記事 文・鶴信吾 写真・角野貴之2021年6月10日 11時30分 ネットのトラブル防止のための講演を続ける 小木曽健さん(47) ネット企業「グリー」社員の小木曽健さんは、インターネットのトラブルを防止する方法について、学校や企業で講演している。説明の仕方が記憶に残る、と人気を集め、年間の講演数は300件以上にのぼることも。ネットは日常とは別の空間だという思い込みを正す「伝道師」として、今日も話し続ける。 ◇ 今までこなした無料の出張講演は約2千回になる。ネットゲーム大手グリーの社員として「インターネットで絶対失敗しない方法」をテーマに中高、大学や企業を訪ね、ネット掲示板やSNSで炎上やトラブルを防ぐすべを伝える。 原点は歌手をめざした青山学院大の学生時代。デモテープづくりでパソコンを使い始め、卒業後はIT企業を渡り歩いた。 2010年に転職したグリーでは、利用者がSNSのトラブルに巻き込まれる事案が頻発していた。任された仕事は、ネットパトロール。事件の温床になるような書き込みを目視と検知システムで探して警告と削除を繰り返す。1年で問題事案は一掃された。 このころから、「ネットの安… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:638文字/全文:1114文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
さよなら、ニャー駅長 愛され就任4年目、突然の事故死
寿柳聡2021年6月10日 11時40分 大分県竹田市会々のJR豊後竹田駅のマスコット、ネコの「ニャー駅長」が8日夜、交通事故で急死した。十数年前から駅に住み着いたメスのキジネコで、駅長就任4年目の別れ。世話をしてきた関係者は「駅の利用者みんなに愛された。幸せな人生、というかネコ生だったのではないでしょうか」と話している。 竹田市観光ツーリズム協会の藤野めぐみさん(48)によると、ニャー駅長は8日午後8時ごろ、駅近くの道路で車にひかれたとみられる。突然の悲報をうけ、9日午前には観光案内所や駅関係者のみで葬儀が営まれ、読経とともにキクの花が捧げられた。 年齢13歳ほどのおばあちゃんネコ。気が向いた時だけ駅舎で乗降客をもてなし、あとは駅舎内外をパトロールして回ったり、ごろんと寝たりして過ごしていた。藤野さんは「穏やかで優しいネコ。たくさんの人にかわいがられ、差し入れのキャットフードもよく届けられていました」と振り返る。 駅には9日、訪れた人が弔意を表せるようにと、記帳台が設置された。(寿柳聡) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪・御堂筋線が一部運転見合わせ 車両に揺れを感知
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京大で20年ぶり?の「五月祭」 卒業生は「記憶ない」
京都大法学部の学生たちが12、13日、かつて学部の先輩たちが開いていたという「五月(さつき)祭」を“復活”させる。新型コロナウイルスの影響で対面授業や課外活動の制限が続くなか、つながれる場を作ろうと有志が企画した。 五月祭は、5月の司法試験の受験生を慰労しようと、1964年ごろから2001年ごろまで続いたとされるイベントだ。これを知った今の2年生が中心となり、2月に実行委員会を作って準備している。コロナの影響で開催が延期され、五月祭なのに6月に開かれることになった。 「法学徒の主張」や「六法グランプリ」を開催 当日は、吉田キャンパスの時計台裏にステージを設け、音楽ライブやダンス、訴えを大声で叫ぶ「法学徒の主張」などを実施する。12日夜にはユーチューブの生配信も。その目玉は、テレビ番組「IPPONグランプリ」に倣った大喜利「六法グランプリ」。「『この弁護士ハズレだなぁ』 どうして?」「六法に向かってギリギリ許される悪口を」など、法学部らしいお題で盛り上げる。 運営資金は、近隣の飲食店から広告の協賛金を得たほか、卒業生からも支援を受けたという。実行委も、オリジナルのTシャツを販売した。 ただ、一つ大きな問題がある。かつての五月祭がどのような行事だったか、よく分からないのだ。 実行委員長で2年の梁瀬雄平… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:526文字/全文:1090文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ビニール傘を再利用 目指すは「将来なくなるブランド」
突然の雨で買ったビニール傘。捨てる方法が分からず、何本もため込んでいませんか――。廃棄予定のビニール傘を回収し、バッグや帽子などのファッションアイテムとして生まれ変わらせるブランドが注目を集めている。廃棄問題について考えるきっかけにしたいという狙いがあるが、将来的に目指すのは「10年後になくなるブランド」という。 リサイクル品の企画開発を手がける「モンドデザイン」(東京都港区)は昨年4月、ビニール傘を再利用したバッグを製造・販売するブランド「PLASTICITY(プラスティシティ)」を立ち上げた。同社の堀池洋平代表(40)は「どこでも手軽に買える一方で、雨や台風の後に路上に散乱するビニール傘がずっと気になっていた」と話す。 国内で消費されるビニール傘は年間約8千万本にのぼるという。同ブランドでは、駅や商業施設などで廃棄される予定だったビニール傘を回収。ビニール部分を取り外して洗浄し、4~6枚重ねて圧着したものを生地として使う。傘の分解や圧着、縫製作業はそれぞれ都内や関東地方の町工場の協力を得て、熟練した職人が担っている。生地に使わない骨組みも捨てずに別の回収業者らに持ち込み、再利用してもらっている。 製品は雨に強く、泥の上に置… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:551文字/全文:1076文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ワクチン接種、夜間・土日に近所で 「生野モデル」とは
細見卓司2021年6月9日 21時00分 新型コロナウイルスのワクチン接種で、平日夕方以降や週末に、住民の近所の会場で実施する取り組みが、大阪市生野区で14日に始まる。行政主導の集団接種とは異なり、住民から「便利な時間に打ちたい」「遠くの会場まで足を運べない」との声を受け、区内の病院に勤める医師が発案した。医師や看護師の通常診療以外の時間帯で、「打ち手」を確保しやすいというメリットもある。 当面は、今年度中に65歳以上になる高齢者向け接種を優先する。いずれは、平日日中に仕事を抱え、夕方以降や週末にしか接種を受けられないという64歳以下の住民のニーズもあるとみている。 「ワクチン受けにいくのプロジェクト」と称し、生野区の活性化をめざす一般社団法人いくのもりが取り組む。メンバーで医師の中村一仁さん(48)が、保健所とも相談し、発案した。「『もっと早く打って』などと、多くの人の声を聞いて、貢献したいと考えていた」と中村さん。どんな「プロジェクト」なのか。 接種場所は、区内の12カ所の「福祉会館」など。平日は午後6時半開始、土日は午前9時半または午後1時半開始の予定。中村さんに加え、医師5人と看護師4人がチームを組み、平日日中の通常診療以外の時間帯に、各会場を巡回する。 区内の医療機関の院長の協力で、ワクチンを確保するめども立った。住民は1回目の接種を受けた後、3週間後に同じ場所で2回目を受けることができる。 予約方法は、いくのもりが各地域の住民らに呼びかけ、どうするのが望ましいか考えてもらった。複数の地域で開かれた「予約相談会」の方法では、ボランティアが高齢者に対し、既に他の医療機関などで予約していないか聞き取った上で、当日の接種がスムーズにできるよう事前に予診票の記入を手伝った。医療機関では「予約を受けるだけでもマンパワーが足りない」(中村さん)ことから、医療従事者の予約受け付け業務の負担を軽減する狙いもある。すでに予約が埋まったところも、これから予約方法を検討するところもある。 中村さんは「主役は地域住民で、僕はツール。今までの行政主体ではないところに意義がある」と語る。いくのもり代表理事の木村和弘さん(53)は「地域からわき起こってきた課題を、町ぐるみで解決する象徴的なモデルになる」と強調する。 接種券を持つ区民が対象。問い合わせは、メール(ikunogurashi@gmail.com)で。(細見卓司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル