自民党の総裁選がきょう8日告示される。菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の3氏が争う構図になるとみられる。 事実上、安倍晋三総裁(首相)の後継者となる次の首相を決める選挙である。できるだけ開かれた方法で選ぶべきだ。だが、全国一斉の党員・党友投票は、政治空白を生むとして見送られた。中堅・若手議員や地方からの実施を求める声は聞き入れられなかった。 一方で主要派閥は水面下で動き、菅氏の正式な立候補表明もない段階で、われ先にと菅氏支持へ雪崩を打った。既に菅氏は、岸田氏や石破氏を抑えて優位に立つとされている。今後の政局を見据え、早くも派閥間の主導権争いが激しさを増しているという。かつての派閥政治の様相だ。 菅氏は立候補表明の会見で「安倍政権の取り組みをしっかり継承し、さらに前へ進める」と強調した。 麻生太郎副総理兼財務相や二階俊博幹事長と共に安倍政権を支えたのが菅氏である。継承するというのであれば、安倍政権が最後まで果たさなかった国民への説明責任も含めて引き継いでもらいたい。 森友学園への国有地値引き売却や加計学園の獣医学部新設、「桜を見る会」といった疑惑はうやむやのままだ。森友を巡っては、自殺した元近畿財務局職員の妻が真相解明を求めた訴訟が進行している。「既に結論が出た」と再調査に否定的な姿勢は許されない。 7年8カ月に及んだ長期政権の総括もなく、ひたすら継承へと突き進む動きは、安倍政権が残した「負の遺産」への反省が見られない。 ■ ■ 岸田氏は「われわれが求めるのは『分断から協調』だ」と決意を示し、石破氏も「国民の納得と共感が得られる自民党でありたい」と訴えた。 両氏がそれぞれ立候補に際し示した政治手法への考え方は、安倍政権への批判とも受け止めることができる。 経済政策についても「アベノミクスを引き継ぐ」とする菅氏に対し、岸田氏は「成長の果実が中小企業や地方に分配されていない」、石破氏は「東京一極集中の状況を変革し、地方に雇用と所得を生む」と考え方に差異がある。 新総裁が選出される14日の両院議員総会では、400票近くある国会議員の票で大勢が決まるとみられる。ただし各都道府県連も3票ずつの票があり、ほとんどの都道府県連が党員・党友による予備選を予定している。 活発な政策論争を通し、それぞれの違いを明確に示してほしい。目指す国の将来像もぜひ語ってもらいたい。 ■ ■ 沖縄にとっては、辺野古新基地問題をどうとらえているかに関心が集まる。 3氏とも米軍普天間飛行場の危険性を除去するには辺野古が唯一の選択肢ととらえているようだが、沖縄の民意とは大きく乖離(かいり)している。 新基地計画は軟弱地盤の改良工事などによって工期が12年も延び、事業費も9300億円も膨らむと試算されている。かかり過ぎる時間やコストには、自民党の中からも検証や見直しの提案が出ている。総裁選でも議論すべきだ。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
名古屋・港区で2人乗りバイク転倒 後部座席の20歳女性死亡(CBCテレビ)
CBCテレビ 名古屋市港区で20歳の男女2人が乗っていたバイクが転倒し、女性が死亡しました。 警察によりますと、7日午後10時45分ごろ港区の路上で同居している男女2人が乗っていたバイクが転倒しました。 運転していたのは緑区に住む金島功祐さん(20)で、軽いケガをしました。後部座席に乗っていた小坂彩さん(20)は投げ出されて全身を強く打ち、およそ2時間半後に病院で死亡しました。 現場はなだらかな右カーブで、警察は、バイクが前方を走っていた車を追い越した後曲がり切れずに転倒したとみて、事故の詳しい原因を調べています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】8日の天気 – 厳しい暑さと天気急変に注意 猛暑日の所も 熱中症に警戒(8日7時更新)(ウェザーマップ)
ウェザーマップ 台風10号はきょう(火)午前3時に中国大陸で温帯低気圧に変わりました。ただ、湿った空気の影響で不安定な天気が続きそうです。晴れ間の出る所が多いものの、東日本や北日本を中心に、急な雨や雷雨にお気をつけください。東海や関東南部は、午前中から局地的な強い雨に注意が必要です。全国的に厳しい暑さとなり、日本海側では猛暑日の続く所もあるでしょう。 きょうも台風から変わった低気圧に向かって、日本列島には南風が吹き込み、沿岸部ではやや強い風の吹く所があるでしょう。そして、高気圧の縁をまわって雨雲のもとになる湿った空気が流れ込むため、東日本や北日本を中心に大気の状態が非常に不安定となりそうです。 全国的に晴れ間の出る所が多いものの、東海や関東南部は朝から昼頃にかけて雨が降りやすく、晴れていても急な雨や雷雨に注意が必要です。局地的にザッと雨が強まる所もあり、東海では激しく降る所があるでしょう。東海ではこれまでの雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害に警戒してください。 西日本は晴れる所が多いでしょう。ただ、気温の上がる午後は、近畿から北海道にかけても、にわか雨や雷雨の所がありそうです。空模様の変化に注意が必要です。 南風の影響で、きょうも日本海側を中心に35℃以上の猛暑日となる所が多く、富山で37℃、山形で36℃など、体にこたえる暑さとなりそうです。 東京や札幌でも33℃、仙台も35℃まで上がり、全国的にも厳しい暑さになりそうです。 暑さを避けて、熱中症に警戒してください。 (気象予報士・及川藍) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
タイムラプス動画 今朝は富士山に笠雲・吊るし雲が出現 雨の前触れ(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 今日8日(火)朝は、富士山の山頂には「笠雲」が、さらに少し離れたところには「吊るし雲」と呼ばれる、不思議な雲が出現しました。 笠雲は、富士山の上に覆い被さって、笠を被っているように見えることからそう呼ばれています。 吊るし雲は、高い山の風下に現れます。上空の風に乗って流れる普通の雲と違い、いちど出現すると場所がほとんど動かず、「吊されて」いるように見えるので「吊るし雲」と呼ばれています。 山梨県富士吉田市から届いたタイムラプス動画を見ると、朝焼けに染まりながら富士山の手前に湧き上がる雲、富士山の斜面を滑り降りるような雲、そして山頂に見えてくる笠雲ができる様子など、ダイナミックに変化する富士山周辺の雲の様子がわかります。 【今日は急な強い雨に注意】 これらの雲は天気が崩れる前に見られることが多くなります。 今日は中国大陸で温帯低気圧に変わった元台風10号に向かって、暖かく湿った空気が南側から流れ込むことに加えて、太平洋高気圧のフチを回る風も合わさって、静岡県など東海地方では雨が降りやすくなります。一時的に強まることもあるので、降り方にも注意してください。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風10号、安否不明の4人捜索 商業施設、新幹線が再開(共同通信)
台風10号による土砂崩れで4人が安否不明となっている宮崎県椎葉村の現場で8日、警察や消防が早朝から捜索した。九州ではほか、2人が死亡し、多数が負傷するなど大きな被害が出た。臨時休業していた商業施設が営業を始め、九州新幹線も運転を再開。 宮崎県などによると、6日午後8時ごろ、椎葉村下福良で山の斜面が崩れ、建設会社「相生組」の事務所兼住宅を押し流した。会社を経営する70代男性の60代の妻と30代長男のほか、いずれも20代のベトナム人技能実習生2人が安否不明で、経営者の男性は肋骨を折るけがをした。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
世論も推す「菅氏」の気になる数字 支持層の47%「選び方よくない」 違いが出た「首相に求めるもの」(withnews)
「ポスト安倍」は「安倍政権の継承者」 自民党総裁選の構図が固まった後の9月2日~3日に行った朝日新聞の全国緊急世論調査(電話)では、「ポスト安倍」について、次のように聞きました。 ◇ Qあなたは、次の首相には、だれがふさわしいと思いますか。次の4つの中から1つだけ選んでください。(2020年9月2日~3日調査) ・菅義偉=全体(38%)/自民支持層(49%)/無党派層(31%) ・石破茂=全体(25%)/自民支持層(23%)/無党派層(22%) ・岸田文雄=全体(5%)/自民支持層(6%)/無党派層(4%) ・この中にはいない=全体(28%)/自民支持層(19%)/無党派層(36%) *その他・答えないは省略 ――*調査方法=コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、2日夕から3日夜にかけて全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した1028世帯から534人(回答率52%)、携帯は有権者につながった1096件のうち596人(同54%)、計1130人の有効回答を得た。 ◇ 菅、石破、岸田3氏を比べると、約7年8カ月続いた安倍政権で官房長官を務めてきた菅氏が全体、自民支持層、無党派層いずれもトップでした。 菅氏は総裁選の出馬会見で「安倍(自民党)総裁が全身全霊を傾けて進めてきた取り組みをしっかり継承し、さらに前に進める」と述べました。世論も「安倍政権の継承者」を宣言した菅氏を「ポスト安倍」に位置づけているようです。 2番手は石破氏。朝日新聞は2019年9月から今年6月の計4回、菅、石破、岸田3氏に小泉進次郎氏ら4氏を加えた7氏について「ポスト安倍」の質問をしています。この調査では、石破氏が19年12月以降、つねに全体と自民支持層でトップを走ってきました。かたや菅氏は19年9月の支持率が自民党支持層で12%だったほかは、1ケタにとどまっていました。 ところが今回は、選択肢が異なるので単純な比較はできませんが、石破氏は全体と自民支持層で菅氏に首位を明け渡し、「選挙の顔」をはかる指標の一つである無党派層の支持率でも菅氏を下回りました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
主役なきゴーン法廷、弁護側は反論へ「完全に適法」
日産のカルロス・ゴーン元会長が東京地検特捜部に電撃的に逮捕された事件の裁判が、15日に始まる。側近だったグレッグ・ケリー元代表取締役の初公判だ。ゴーン元会長は海外に逃亡し、「主役なき法廷」となるが、元会長自身の事件が問われる初の裁判となる。 ゴーン元会長は四つの事件で起訴された。巨額の役員報酬を隠したという金融商品取引法違反事件と、サウジアラビアやオマーンの友人に日産資金を不正送金したなどとする三つの会社法違反(特別背任)事件だ。ケリー元役員が共犯として起訴されたのは金商法違反事件だけで、特別背任事件は審理されない。 検察側は、ゴーン元会長の毎年度の報酬が20億円前後だったのに、有価証券報告書では10億円程度と開示し、残りの「未払い報酬」は隠したと主張している。争点はこの「未払い報酬」が存在したかどうかだ。 「未払い報酬」めぐる解釈争点 検察が重視するのは、報酬隠し… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「日産の報酬隠し、元COOらも提案」 検察側が主張へ
日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(66)が巨額の役員報酬を開示しなかったとされる事件で、検察側が、志賀俊之・元COO(最高執行責任者)や小枝至・元相談役らも報酬隠しとされる仕組みを提案していたと公判で主張することがわかった。 志賀氏「私は違法行為に加担していない」 東京地検特捜部は、同じく仕組みを考案したとみる元代表取締役グレッグ・ケリー被告(63)を起訴したが、志賀氏らは報酬隠しの実行行為には関わっていないとして刑事訴追を見送ったとみられる。 志賀氏は7日、朝日新聞の取材に「公判審議を尊重する立場からコメントは差し控えざるをえない。お尋ねの点は関係当局にも説明しており、言うまでもなく私は違法行為に加担していない」と答えた。日産は「コメントは差し控える」とした。 ゴーン元会長とケリー元役員は2018年11月に金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕された。ゴーン元会長が裁判を受けないまま19年末に海外に逃亡した一方、ケリー元役員と、法人として起訴された日産の初公判が東京地裁で15日に開かれる。元役員は無罪を主張し、日産は起訴内容を認める方針だ。 起訴内容は、ゴーン元会長の10~17年度の「総報酬」が計約170億円だったのに、「既払い」の約79億円だけを報告書に記載し、「未払い」の約91億円を隠したというもの。 地検が公判で立証を予定する内… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋元議員、再逮捕へ 「生涯面倒を見る」と別の買収容疑
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職に絡む証人買収事件で、衆院議員の秋元司容疑者(48)が贈賄側の別の関係者にも虚偽の証言を働きかけた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は9日にも、秋元議員を組織犯罪処罰法違反(証人買収)容疑で再逮捕する方針を固めた。秋元議員が証人買収を画策したとされる贈賄側は2人目。 IR汚職で贈賄罪に問われたのは、いずれも中国企業「500ドットコム」元顧問の紺野昌彦(49)、仲里勝憲(48)の両被告ら。秋元議員は紺野被告に対する証人買収事件で8月20日に逮捕され、容疑を否認している。 関係者によると、再逮捕容疑は仲里被告に対する買収事件のルート。秋元議員は知人の松浦大助容疑者(51)=証人買収容疑で逮捕=と複数回、連絡を取り、仲里被告の買収を依頼した。松浦容疑者は仲里被告と6月に会食した際に「生涯面倒を見る」と伝え、7月には松浦容疑者の知人の宮武和寛被告(49)が500万円を渡そうとした疑いがある。松浦容疑者は調べに対し、一連の経緯を認め「秋元議員から頼まれた」と供述しているという。 一方、紺野被告に対するルート… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風10号は温帯低気圧に変わりました(tenki.jp)
台風10号(ハイシェン)は、8日午前3時に中国東北区で温帯低気圧に変わりました。 台風10号 温帯低気圧に変わりました 9月1日午後9時に小笠原近海で発生した台風10号は、海面水温の高い海域を北上し、一時「大型」で「非常に強い」勢力まで発達しました。 台風10号は奄美地方を経て、九州地方に接近し、7日午後1時には朝鮮半島に上陸しましたが、8日午前3時に中国東北区で、温帯低気圧に変わりました。 姿を変えても油断せず 台風10号は温帯低気圧に変わりましたが、低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、日本付近は大気の状態が非常に不安定となっています。この後も局地的に非常に激しい雨や激しい雨の降るおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに注意・警戒が必要です。 日本気象協会 本社 日直主任 Source : 国内 – Yahoo!ニュース