千葉県富津市の富津岬付近の砂浜や海上に、大量の災害ごみがあふれている。神奈川県川崎市や東京都八王子市などの地名が入ったごみもあり、東京湾を越えて流れ着いたとみられる。地元の漁師らが撤去にあたっているが、先は見通せていない。 17日に現地を見た。富津岬の北側の海岸沿いには約2キロにわたって、木の枝や看板、タイヤ、サッカーボール、テレビなどが数メートルの幅で重なり合って漂着していた。近くの潮干狩り場や漁港には大量のごみが浮かび、海面が見えなかった。 ごみの中には「川崎市多摩川管理事務所」とあるゴルフ禁止の看板や、「相模大野店」と書かれた店の看板、不法投棄禁止を呼びかける八王子市からのものとみられる看板もあった。 富津漁業協同組合の平野秀夫副組合長(71)は、台風通過後の13日早朝、被害を確認しようと沖にでたところ、海上で漂流するごみに遭遇した。ごみは何十もの塊になってゆっくりと漂い、一部はのりの養殖場にひっかかっていた。「港には来ないでくれ」。平野さんは祈りながら港に戻ったが、その日の午後から漁港や砂浜にも漂着し、たまり始めたという。 漁協の組合員ら100人以上が… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
前日は結婚記念日、豪雨から戻らぬ夫 「奇跡」を願って
台風19号が上陸して19日で1週間。長野県佐久市と東御市で車ごと濁流にさらわれたとみられる男性2人はまだ見つかっていない。手がかりを求め、千曲川の沿岸ではきょうも捜索が続く。 「いま思えば、あの時止めておけば……」 佐久市入沢のタクシー運転手三石量正(かずまさ)さん(68)の妻、たか枝(え)さん(70)は悔やむ。 12日は、午前中から激しい雨が降っていた。自宅の前を走る道路は細く、脇を流れる千曲川の支流・谷川(やがわ)は増水していた。家の玄関周りに水が流れ込むのを防ごうと、三石さん夫妻は同居する息子らと土囊(どのう)やコンクリートのブロックを積んでいた。 夕方5時半過ぎ。量正さんが「土囊をもう少しもらってくる」と家を出ようとした。外はたたきつけるような雨だった。危険だと感じたたか枝さんは「せめて携帯電話は持って行って」と量正さんを追った。玄関を出たときにはもう、量正さんは軽トラックに乗って出かけていた。 土囊を配っていた小学校までは… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マラソン通学、都電運賃が浮いた 仲代達矢の「闘争心」
日本を代表する俳優、仲代達矢(86)が無名だった70年近く前、毎日のように走った道があるという。東京の真ん中で、戦後と昭和の残り香を探しに出た。 9月半ばの昼近く。仲代は東京・渋谷から六本木へ車で向かった。駆け出し時代から過ごした俳優座劇場を訪ねるためだ。 渋谷・忠犬ハチ公像から六本木へ 車窓から沿道のビルを見つめる。「この先に小林正樹監督が住んでました……」。そんな記憶もよみがえってきた。渋谷から六本木に至る主なルートは二つ。六本木通りは起伏があり、青山通りはなだらかだ。距離はどちらも3~4キロほど。 追憶の道だ。「こんなに走ったのか。若かったんだな、ハッハッ」 1952年。19歳の青年・仲代は、渋谷駅に降り立つと、忠犬ハチ公像の前からおもむろに走り出した。 空襲をくぐり抜けて終戦。定時制高校を出てアルバイトをしながら職を探すうち、俳優座養成所に合格した。家が貧しく、900円の月謝すら滞る。夜は工場など様々なところで働いた。 当時住んでいたのは東京郊外の… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関口宏、台風19号による甚大な被害に「15号は風。今回は広い範囲で水。これが何を我々に語りかけているか」(スポーツ報知)
20日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)で19日に上陸した台風19号による甚大な被害を受けた東日本各地の現状を報じた。 これまでに死者79人、行方不明11人、河川の決壊は71河川、130か所に及んだことを番組は報じた。今回の災害に司会の関口宏は「15号ね、千葉県で大きな被害が出た、あれは風でしたね。今回は本当に広い範囲で水だね今度は。これが何を我々に語りかけているかってことを私は感じてしまいますが」とコメントしていた。 さらに「恐らく、いろんなところでこういうことをおっしゃる方いるけど、年々激しくなっていくんじゃないかと。これはどうしても避けられないんだったら我々が何をしておくべきかということです」と指摘していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 ダブル台風、日本への影響は?(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 10月20日(日)、強い台風20号(ノグリー)は沖縄の南を、台風21号(ブアローイ)はトラック諸島近海を進んでいます。 台風20号は沖縄本島地方と大東島地方の間を進み、22日(火)頃の東日本の天気に影響を及ぼす可能性があります。台風21号は今後非常に強い勢力に発達し、小笠原諸島に近づくおそれがあります。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
〔東北道〕福島県内で事故 一部通行止め(20日8時15分現在)(レスキューナウニュース)
NEXCO東日本などによると、福島県二本松市の東北自動車道二本松IC付近で事故が発生し、20日08:02から、下り線(仙台・青森方面)の二本松IC→福島西IC間で通行止めとなっています。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース
二つの台風が列島へ 本州の南に延びる前線も北上(tenki.jp)
20号は明日21日に沖縄、奄美に接近する見通し。21号は25日頃に非常に強い勢力で小笠原近海へ進む見通し。 台風20号 暴風域を伴って沖縄、奄美地方に接近の恐れ 台風20号は午前6時現在、沖縄の南を時速20キロで北北東へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカルで「強い」勢力です。きょう20日(日)も北上を続け、あす21日(月)には沖縄と奄美に暴風域を伴って接近する恐れがあります。沖縄や奄美では強風や高波、大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに注意が必要です。 ※暴風域とは台風の周辺で、平均風速が25メートル以上の風が吹いているか、吹く可能性のある領域(地形の影響などがない場合に)のことです。通常、その範囲を円で示します。 【予想される風】あす21日(月)にかけて予想される最大瞬間風速は沖縄地方30メートル、奄美地方25メートル 【予想される波】あす21日(月)にかけて予想される波の高さは沖縄地方5メートル、奄美地方4メートル既に先島諸島ではシケており、波は本島地方で高く、大東島地方ではやや高くなっています。本島地方も今夜遅くからあす21日(月)にかけてシケとなる見込みです。大東島地方では今夜から波が高くなり、あす21日(月)の明け方からシケとなる見込みです。 【予想される雨の強さ】あす21日(月)にかけて沖縄の本島地方は1時間に40ミリの激しい雨バケツをひっくり返したように降り、道路が川のようになることがあるでしょう。 【予想される雨量】あす21日(月)の午前6時までの24時間に予想される雨量は(多い所で)沖縄地方100ミリ、奄美地方50から100ミリきょう20日(日)の昼過ぎから局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。 本州の南に停滞している前線 台風20号に押される形で北上 台風20号は沖縄や奄美へ接近した後も北東へ進む見通しです。台風の北上に伴って本州の南に停滞している前線も北上するでしょう。前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込みます。22日(火)は中国・四国から東北南部にかけての広い範囲で雨が降り、雨脚の強まる所があるでしょう。台風19号による豪雨の被災地も活発な雨雲がかかる恐れがあります。 台風21号 小笠原近海へ進む頃には非常に強い勢力に 台風21号は水温が平年より高い海域を進み、エネルギーを補給しながら、25日(金)頃には非常に強い勢力で小笠原近海へと進む見通しです。今後も最新の情報をこまめに確認してください。台風から離れていても湿った空気の流れ込みが続くため、前線周辺での雨雲の発達具合も注意が必要です。 日本気象協会 本社 相原 恵理子 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「報道されない被災地」田園調布に大量の“高級災害ゴミ” 都市開発で“隠された”地名の意味(AbemaTIMES)
東京都内屈指の高級住宅街、大田区の田園調布。実はこの地域も、台風19号で浸水被害を受けていた。 【映像】田園調布に大量の災害ゴミ 13日午前1時過ぎ、ボートに住民を乗せ救助活動にあたる警視庁の機動隊。田園調布の道路が完全に浸水し、水の高さは隊員の腰の高さに達していた。 地元の住民からは「うちの(家の)玄関は10cmくらいの水が入った。帰ってきたら草履が浮いていて。(台風被害は)70年近く住んでいるけど、はじめて」という声が聞かれる。大田区では、田園調布4丁目・5丁目を中心に590件の床上・床下浸水の被害が確認されたという。 浸水の影響で、田園調布には普段とは違う光景が広がっている。川沿いに置かれているのは、台風19号の影響で出た災害ゴミ。ゴルフバッグや自転車、冷蔵庫にマットレスなど、高級で大型のゴミが連なっている。 田園調布が位置する大田区は、多摩川に隣接している。その多摩川に合流する丸子川の右岸が氾濫したため、田園調布を中心に被害が広まったのではないかと区は説明している。 浸水被害に遭ったという女性宅では、1階はすべて浸水し、家具や家電などが使えなくなったという。「もう25年なんです。(家を)買う時は、そんな災害とか考えなかった。多摩川があって自然があって、年をとったらお散歩ができてとっても魅力、という感じ。年をとった時のことを考えて買ったはずなのに、こういう風になっちゃった」と女性は嘆いた。 想定外の被害に見舞われた田園調布だが、この周辺が地元だという『WIRED』日本版編集長の松島倫明氏は「東急沿線は開発されてたかだか100年くらいで、田園調布のこの辺りも元々の地名は「沼部」と呼ばれていたと言われている。「田園調布」は開発後に付けられた地名で、もともとの地名が土地の特徴を表していることが、大きな災害で改めてわかった。(浸水した)武蔵小杉などもこの数十年で一気に開発されて、メディアやディベロッパーがある種のブランドとして売り出すと、元の地形や土地の歴史が見えづらくなっていることを思い知らされた」と話す。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
松本零士さん、命の尊さ語る「人は死ぬために生まれてくるのではない」(西日本新聞)
旧日本陸軍大刀洗飛行場の歴史を伝える福岡県筑前町高田の大刀洗平和記念館で14日、同飛行場で父親が勤務していた漫画家・松本零士さん(81)のトークショーがあった。松本さんの記念館訪問は初めて。パイロットだった父・強さん(故人)から聞いた戦場の実態に触れながら「争いはすべきではない。人は死ぬために生まれてくるのではない。人は生きるために生まれてくるのだ」と語り、命の大切さや平和の尊さを訴えた。 【写真】世界で唯一の現存機である九七式戦闘機を見学する松本零士さん トークショーは飛行場開場100年と記念館開館10年の記念イベントの一環。記念館によると、松本さんが生まれた当時、強さんは同飛行場に駐屯していた飛行第四連隊に所属。太平洋戦争末期には第32教育飛行隊長としてフィリピンに赴任した。激烈な戦いを生き抜き、帰還したという。 松本さんは「敵機を撃ち落とそうとするとき、相手の家族のことを思い一瞬ためらったそうだ。撃墜するときは悪魔にならなきゃいけない、こういう争いは二度とやってはいけないというのが父の口癖だった」と回顧。戦後、強さんにはパイロットの誘いがあったが、亡くした多くの部下への思いもあり固辞し続けたという。一方で、洋上での夜間飛行を「まるで宇宙を飛んでいるようだった」とも語っていたことが、松本さんの作品の着想につながったことも明らかにした。 トークショーの前には、強さんらが乗っていた陸軍九七式戦闘機と対面した。松本さんは「大刀洗は命の古里であり、心の古里。いろんな体験が私の作品を支えてくれている」と感慨深げに語った。 (横山太郎) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
紅葉迎える観光地「寂しい秋に…」 交通網の復旧に期待
記録的な大雨をもたらした台風19号は、行楽シーズンさなかの観光地にも大きな影響を与えた。温泉地の旅館では、宿泊客の8割がキャンセルする事態に見舞われた。客足の遠のいた景勝地の関係者は、寸断された交通網の回復に期待をかける。 日本三名瀑(めいばく)のひとつに数えられる茨城県大子町の袋田の滝。11月の紅葉シーズンを中心に年間約60万人が訪れるが、町を南北に通るJR水郡線の鉄橋が久慈川の増水で流失。滝に向かう動線が失われたことで、周辺駅は閑散としている。列車の来ない駅の前で客待ちをしていたタクシー運転手の男性は「寂しい秋になる」とぼやいた。 滝の入り口に10軒ほど連なる土産物店街は、滝川の溢水(いっすい)で5軒ほどが浸水した。小室幸嗣さん(50)が営む店は被災は免れたが、「マイカーと比べて、鉄道やタクシーで来るお客さんは時間にゆとりがあるので、食事をしてもらえることが多い。影響は大きいと思う」と嘆く。 栃木・奥日光の戦場ケ原(日光市)では湯川の氾濫(はんらん)で木道が流され、13日から一部区間で立ち入りできない状況が続いている。200台が止められる赤沼自然情報センター前の駐車場も土砂が流入し、13日から使用不能になっていたが、18日に復旧した。 ラムサール条約の登録湿地の戦場ケ原はミズナラやブナ、草原の紅葉が広がり、観光客の人気も高い。日光市観光協会の福田栄仁事務局長は「台風直撃後から全国からの問い合わせが殺到している。これから紅葉のシーズンなのに一部が通行止めのところがあって残念」と話す。華厳の滝や日光東照宮には被害は出ていないという。 山梨県では首都圏とつながるJ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル