ラグビー・ワールドカップ(W杯)で熊本市で13日に試合をしたウルグアイ代表の選手2人が、試合翌日未明に熊本市内のクラブで従業員の男性に暴行し、店の備品を壊したとして、熊本県警から事情聴取を受けていたことが16日、県警への取材でわかった。大会組織委員会は事実と認め、15日に幹部が店を訪れて謝罪したという。 熊本中央署によると、熊本市中央区のクラブの従業員から14日未明に「酒に酔ったウルグアイの選手が暴れている」と110番通報があった。暴行を受けたという従業員から署員が話を聞き、壊された店の備品などを確認。従業員は「選手が暴れていて、タックルを受けた」と話したという。 男性従業員(34)によると、選手らは14日午前1時ごろ、酒に酔った状態で、同国のマスコミ関係者などと一緒に15人ほどのグループで来店。その1人が入り口付近で消火器を噴射する騒ぎを起こしたという。店の中では、選手の1人が酒が入ったカップを振り回して酒をまき散らし、約100万円相当のDJ用の機材が壊れた。選手らは、従業員からの注意を聞かずに大騒ぎを続けたという。店内には当時、約200人の客と7人の従業員がいた。 従業員らは営業を続けられないと判断し、通常よりも30分早い午前4時半ごろに閉店し、警察に通報。店内に選手らをとどめていたところ、その1人が従業員をタックルのように突き飛ばし、店外に出たという。店の防犯カメラにはこうした様子が録画されており、タックルした選手ら2人が警察の事情聴取を受けた。 男性従業員は「選手たちは国の代表としての自覚がないのではと思った」と、落胆した表情を見せた。 ウルグアイ代表は13日、熊本市東区の県民総合運動公園陸上競技場で1次リーグ最終戦をウェールズ代表と戦い、敗れていた。事情聴取を受けた2人を含むウルグアイ代表は15日までに離日したという。 大会組織委員会は「プライベートな時間とはいえ、代表選手がこのような行為を行ったことは非常に遺憾。チームと店の間に入って、事案の解決に向けて誠意をもって対応していく」とコメントした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
スケート小平奈緒、出身地の台風被災に寄り添い情報発信
スピードスケート女子の五輪金メダリストで長野県出身の小平奈緒選手(33)が、台風19号で大きな被害を受けた故郷の状況や生活情報を、自らのツイッターで積極的に発信している。 「りんごなどの果物農家が多く、収穫の時期でもあったため心が痛いです。被害に遭われた皆さん、一緒に乗り越えていきましょう」 未明に千曲川の堤防が決壊した13日、小平選手はこうつぶやいた。練習拠点である長野市のエムウェーブは、決壊現場から6キロほど。14日には「心は常に寄り添っていますが、情報を発信することが私の役目だと思っています」とつづった。 「温泉街が孤立している」「避難所に赤ちゃんのオムツが足りない」といった被災地からの切実な声のほか、ライフラインやボランティアの情報、避難所でできる体操など、被災者らから情報のシェアを募り、リツイート(転載)を続けている。これらを含めたつぶやき数は13日から16日までで100近くに上った。 「私は使命感に燃えているので、生活や練習も、大好きな信州に働きかけることも、自分の想いに従ってやっています。沢山やることがありますが、ひとつひとつやっていきましょうね」(津田六平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
五輪の首都高値上げ、意見が39通でも「理解得られた」
2020年東京五輪・パラリンピックの渋滞対策をめぐり、東京都は16日、都内の首都高速道路の料金を日中は1千円上乗せする「ロードプライシング」について、意見募集(パブリックコメント)をした結果を発表した。寄せられた意見は39通にとどまったが、賛成意見が反対を上回り「一定の理解が得られた」としている。 大会組織委員会と都は結果を踏まえ、五輪開会式の4日前から閉会式翌日までとパラ期間中、首都高の料金を、日中は都内全域で自家用車を対象に1千円上乗せし、深夜から未明は全線でETC搭載車について半額にする方針を固めた。大会関係車両は料金上乗せの対象から除外する。今後、関係自治体の議会の議決を得るなど、手続きを進めていく。 市民からの意見は、都が8月27日~9月26日、郵送やファクス、電子メールで募った。個人・団体などから39通が寄せられ、意見は99件あった。 賛成意見は26件で「世界ではロードプライシングは当たり前」「選手の移動のために料金を変える案に賛成」という声があった。一方、「国民生活に影響を与える施策を採用すべきではない」「オリンピックは都民にすでに十分な負担を強いている」などと、反対する意見は10件だった。 上乗せ料金額については、「オ… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
原付の大学生が車にはねられケガ…翌朝前部が壊れた車に乗りに現れた36歳男逮捕「飲酒の影響あった」(東海テレビ)
愛知県瀬戸市で、酒を飲んで車を運転し原付バイクの大学生をはねてケガをさせた上、そのまま逃げたとして、会社員の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、愛知県瀬戸市の会社員・山口幸男容疑者(36)です。 酒を飲んで乗用車を運転し、15日午後11時半過ぎ、瀬戸市山口町の交差点で原付バイクの男子大学生(23)をはねてケガをさせた上、そのまま逃げた疑いが持たれています。 男子大学生は、右足のふくらはぎを切る軽傷です。 警察が、現場からおよそ1.5キロ離れた集合住宅の駐車場で、フロント部分が壊れた乗用車を見つけ、翌朝、車に乗りに現れた山口容疑者に事情を聴いたところ、容疑を認めたということです。 調べに対し、山口容疑者は「飲酒の影響もあり、事故を起こし逃げたことは間違いない」と話しています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ドライバー突きつけ「刺すぞ」侵入した住宅で9万円余盗み住人を脅して逃走か 73歳男逮捕(東海テレビ)
今年7月、名古屋市南区の住宅に侵入して現金を盗んだ上、住人を脅して逃走したとして、16日、73歳の無職の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、住所不定・無職の山岸隆容疑者(73)です。 今年7月、名古屋市南区の住宅に侵入して現金およそ9万5000円を盗んだ上、山岸容疑者を見つけて追いかけた住人の男性(43)にドライバーを突きつけ、「刺すぞ」などと脅して自転車で逃げた疑いが持たれています。 男性にケガはありませんでした。 山岸容疑者は別の容疑で逮捕され、その後の取り調べで南区の事件への関与が明らかになりました。 調べに対し、山岸容疑者は「泥棒に入ったが脅迫はしてない」と、容疑を一部否認しているということです。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
市原の竜巻とみられる突風、風速55m 気象台が発表
千葉県市原市で12日に発生し、銚子地方気象台が竜巻と推定した突風について、同気象台は16日、被害状況などから推定される風速は約55メートルと発表した。 気象台によると、突風は台風19号が接近した12日午前8時10分ごろ発生し、被害は永吉、下野、潤井戸の3地区に及んだ。突風の強さを示す日本版改良藤田スケールは、6段階で4番目に強いJEF2(最強はJEF5)だった。担当者は「木造住宅が倒壊したが、被害程度は全半壊から屋根の変形、壁の損傷にとどまった家屋まで差があった」と説明。被害範囲のとりまとめ作業中という。 県と市原市のまとめによると、この突風で、横倒しになった車から見つかった男性(50)が死亡し、家屋の下敷きになるなどして9人がけがを負った。建物被害は全壊12棟、半壊23棟、一部損壊が54棟に上った。(熊井洋美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
リンゴを襲った濁流 「産地消えてしまう…」よぎる不安
台風19号による千曲(ちくま)川の堤防決壊で、長野県産リンゴの有数の産地は一帯が泥水につかった。収穫を控えたリンゴの多くが出荷できなくなり、農機具も被害を受けた。自宅の後片付けに追われる農家には「産地が消えてしまうのでは」と不安がよぎる。 「1年かけて育ててきたのに……」。リンゴ農家の西沢穂孝(ほたか)さん(38)=長野市赤沼=が泥だらけのリンゴを前に話した。100年以上続く「やまだい農園」の4代目。約1・5ヘクタールのリンゴ畑で、農薬にあまり頼らない栽培にこだわり、毎年約45トンを出荷してきた。 全体の7割を占める「サンふじ」が、もうすぐ収穫期だった。そんなリンゴを濁流が襲った。畑の木々には、2メートルを超す高さにまで泥が押し寄せた痕跡が残る。収穫などで使う高所作業車や肥料を散布する機械なども使えなくなった。まだ自宅の後片付けで手いっぱいで、畑の様子の確認もできていない。 堤防決壊現場の近くで1ヘクタールのリンゴ畑を営む土屋剛志さん(51)=同市穂保(ほやす)=は「台風と言えば風の被害。水のことはまったく警戒していなかった」と振り返った。 畑の土からは油の臭いが漂い、割れたガラスも混じる。14日に農園の様子を見に行くと、隣接する直売所は浸水し、めちゃくちゃになっていた。収穫したリンゴを積んだコンテナや、農作業に使うリヤカーはどこかに流されてしまった。「まずはごみ拾いから。そこから先はまだ考えられない」 県によると、この地域では19… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
陸自給水車、被災地到着も活動できず 県が派遣要請せず
台風19号の影響で断水した神奈川県山北町で13日、町の打診で陸上自衛隊の給水車が到着したものの、県からの正式な災害派遣要請がなかったために給水車が引き揚げる事態になった。災害派遣は自衛隊法で、「都道府県知事が要請できる」と定められている。 町によると、13日午前1時ごろ、約20キロ先の陸自駒門(こまかど)駐屯地(静岡県御殿場市)に、災害派遣要請を求める考えを伝えた。同6時ごろには出発できるとの返事があったため、町は午前6時半ごろ、県に申請のファクスを送った。だが、県は「自衛隊への要請は代替手段がないときにするもの。県も給水車を派遣できる」として、県の給水車を検討するよう求めた。 午前8時ごろ、陸自の給水車3台が町役場に到着したものの、正式な災害派遣要請がないために活動を始められず、午前9時前に水を積んだまま駐屯地に引き揚げた。 道路の渋滞もあり、県の給水車2台が町役場に着いたのは午後1時前だったという。湯川裕司町長は朝日新聞の取材に「町民の命と財産を守る最前線にいるのは町長。緊急時であり、時間的、距離的要因も考えて派遣を求めた判断を、県は重く受け止めてほしかった」と話した。黒岩祐治知事は16日、記者団に「自衛隊の給水車が来たことを直ちに確認できなかった。しっかりした情報があれば(自衛隊に)活動してもらった」と説明した。(茂木克信、豊平森) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
今年の女性に日本人2人 英BBC、石川さんら(共同通信)
【ロンドン共同】英BBC放送は16日、世界の人々に感動や影響を与えた「今年の100人の女性」に、ヒールのある靴の着用を義務付ける社会に異議を唱えた「#KuToo」運動を始めた女優でライターの石川優実さんと、立命館大相撲部で活躍する今日和さんの2人を選んだ。 石川さんは、アルバイト先でヒールの高さが5~7センチのパンプスの着用を求められ、足を痛めたことを機に、着用を強いる風潮を変えようとツイッターに投稿。「靴」と「苦痛」をかけた#KuToo運動を始めた。 今さんは、女子相撲の世界一を目指す姿を追った短編ドキュメンタリー映画に出演し、注目を集めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪でも教員間トラブル「いじめ」と女性教諭(産経新聞)
大阪府南部の府立特別支援学校に勤務する女性教諭(58)が、同僚の30代の男性教諭から何度も罵倒されるなどのいじめを受けたと訴えたにもかかわらず、適切な指導を行わなかったとして、支援学校を運営する大阪府などに対し、慰謝料など計600万円の支払いを求める訴訟を大阪地裁に起こしていたことが16日、わかった。 訴状によると、女性教諭は平成26年6月、男性教諭が、新任の教諭らを高圧的な態度で指導していたため注意したところ、「お前もそこらへんのおばはんと一緒やったのう。見てたらムカムカする。さっさと消えろ」などと怒鳴られた。別の日にも生徒への指導方針をめぐって、多数の教員の前で「俺に恥をかかせた」「謝れや」などと長時間にわたり罵倒されたとしている。女性教諭はその後、急性ストレス障害と診断され、約3カ月間休職した。 原告側によると、男性教諭はほかにも、扇風機を壊したり、机を蹴ったりするなど周囲に対して威圧的な言動を繰り返し、少なくとも同僚の教諭8人が睡眠障害などになった。また、同時期に複数の生徒の頭をたたくなどの体罰もあったと訴えている。 男性教諭への懲戒処分は行われておらず、現在、大阪府内の別の支援学校で勤務。産経新聞の取材に対し、府教育庁は「学校からの報告書をもとに、教諭に対しては適切に対応した」とコメント。原告の女性教諭は「神戸での教員いじめが問題となっているが、氷山の一角。見過ごされれば、新たな被害者が生まれかねない」と訴えている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース