JR東日本は12日、台風19号の接近に伴って順次計画運休している首都圏の在来線について、13日昼ごろと見込んでいる運転再開後も、通常より大幅に運転本数が減る予定だと発表した。 また、湘南新宿ライン、中央線・高尾―小淵沢間、青梅線・青梅―奥多摩間、烏山線、水戸線、水郡線は13日も終日運転を取りやめる。山形新幹線「つばさ」のほか、「スーパービュー踊り子」「あずさ」「ひたち」などの特急も同日の運転を中止する。(細沢礼輝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千葉・市原で竜巻か 住宅1軒が全壊、複数のけが人
12日午前8時10分ごろ、千葉県市原市永吉で、「家がつぶれ、子どもが家具の下敷きになっている」と110番通報があった。千葉県警や県によると、竜巻とみられる強風で、損壊している家が数軒あり、子どもを含む複数のけが人が出ているという。 消防などによると、7人世帯の住宅1棟が全壊し、3歳と7歳の男子、8歳女子、23歳男性の4人が下敷きになったという。全員が救助され、いずれも軽傷。この家では77歳女性が自力で外に避難し、軽いけがとみられる。 現場は民家や畑が点在。横なぐりの雨の中、複数の民家の屋根や外壁が飛ばされ、家の中がむき出しになっている。民家の前の車庫はつぶれ、止まっていた車は数十メートル先に飛ばされて横転。近くの電柱も傾いていた。 自宅や車が被害にあった男性(60)は家にいる時、シャッターや壁に物がぶつかるような音がしたという。「一瞬、バリバリバリという音が続き、何が起こったんだろうと思った」。静かになった後、外に出ると、周りの家の屋根が飛ばされ、電柱が折れていた。「台風がまだ来ていないのにどうなっているんだろう。これからが心配だ」 60代男性の自宅では屋根が吹き飛び、窓ガラスが割れた。「寝ていたら突然ゴーというすごい音で目が覚めた。雨は降っておらず、突然だったのでびっくりした」(佐藤瑞季、福冨旅史、小木雄太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】台風19号 東京の境川、氾濫危険水位に到達
大型の台風19号接近中 大型で非常に強い台風19号は、勢力を保ったまま12日夕方から夜にかけて東海から関東に上陸し、その後、東北へ進む見込みです。12~13日に広い範囲で記録的な暴風や大雨となる恐れがあります。台風情報について、タイムラインで逐一お伝えします。 11:00 JAL、13日の一部の便も欠航 日本航空は、羽田と成田の両空港を発着する一部の便を13日も欠航すると発表した。国内線で169便、国際線で17便。約3万2千人に影響が出るという。今後も欠航便は増える可能性がある。 11:00 京急電鉄も運転中止発表 京急電鉄は、正午ごろから運転本数を減らし、午後2時ごろまでには運転を取りやめると発表した。運転再開は13日昼ごろになる可能性があるという。 京急はあらかじめ運休を決める計画運休はせず、直前の気象条件で判断するとしていた。 11:00 自主避難の住民「近所の人いるし安心」 東京都足立区は区立小中学校を中心に30カ所の避難所を開設。区立大谷田小学校の体育館には22世帯33人が自主避難した。 区職員6人と地域のボランティア11人が駆けつけ、避難者に毛布やマット、水を配布した。避難した住民らはマットの上で横になったり、窓から外の様子をみたりして過ごしていた。伊沢萬紀子さん(73)は「一人暮らしなので、家にいると風の音が怖い。ここには近所の人もいるし安心する。早く去ってほしい」。 ボランティアの丸岡和夫さん(77)は「家が土手沿いにあり、川の増水が心配だが、皆さんの手助けになればと」駆けつけた。区福祉部地域包括ケア推進課の千ケ崎嘉彦さん(50)は「この地域は近くに川があり増水の危険が高い。安全に過ごしてもらえるように全力を尽くしたい」と話した。 11:00 中央道と圏央道で通行止め 中日本高速道路は、中央道と圏央道の新たな通行止め区間を発表した。 中央道:八王子インターチェンジ(IC)―一宮御坂IC(上下)、大月JCT―都留IC(上下) 圏央道:圏央厚木IC―あきる野IC(内外回り) 10:30 JR東、運転再開後も本数減 順次計画運休している首都圏の在来線について、JR東日本は、13日昼ごろと見込んでいる運転再開後も通常より大幅に運転本数が減る予定だと発表した。 湘南新宿ライン、中央線の高尾―小淵沢、青梅線の青梅―奥多摩、烏山線、水戸線、水郡線は13日も終日運転を取りやめる。山形新幹線「つばさ」のほか、「スーパービュー踊り子」「あずさ」「ひたち」などの特急も13日の運転を中止する。 10:00 静岡で住宅街冠水、住民「とても不安」 静岡市駿河区西島の住宅街では道路などが冠水した。黒田隆彦さん(52)宅付近は午前8時ごろに腰あたりまで水位が上がり、自宅は玄関から浸水、床が水浸しになった。 周辺はよく冠水する地域だが、ここまで水位が上がるのは初めてという。「この後台風が最接近すると聞いてとても不安。電気やガスのライフラインが止まらなければよいが」と話した。 10:00 ローソン、435店が休業 コンビニ大手は首都圏と東海地方を中心に一部店舗で休業する。ローソンは435店が休業や休業予定。ファミリーマートも午前10時時点で、東京都や神奈川県を中心に約660店が休業しているという。セブン―イレブン・ジャパンは約1千店が休業する見通し。 ファミマやローソンは12日夜から13日早朝にかけて弁当などの配達を中止する。ファミマは主に関東地方の6200店、ローソンは同地域の4400店が対象。前後の配送を強化するなどして対応する。ローソンはカップ麺や水などの発注を強化して品薄に対応している。 9:30 東京駅は閑散 計画運休で閑散としたJR東京駅。駅員によると、利用客は普段の20分の1ほどという。オーストラリアから家族4人で観光で訪れ、14日に帰国予定のケビン・マクガンさん(42)は大きなスーツケースを手に成田エクスプレスの乗り場をめざしていた。「空港周辺のホテルは満室でまだ寝床を確保できていない。空港で2泊するかな」と疲れた顔で話した。 9:00 境川が氾濫危険水位に到達 東京都は、境川が午前8時1分に氾濫(はんらん)危険水位に到達し、水位はさらに上昇する見込みと発表した。浸水に警戒するよう、流域住民に呼びかけている。 9:00 京王、終電は午後1時発 京王電鉄は12日の最終電車について、京王線は午後1時新宿発(京王八王子着と橋本着は午後1時50分)、井の頭線が午後1時渋谷発(吉祥寺着は午後1時28分)になると発表した。運転再開のめどは未定という。 9:00 東急全線、運転とりやめを繰り上げ 東急電鉄は、午前10時半ごろから全線で運転を順次とりやめると発表した。午前11時半ごろからの予定だったが、台風19号の接近で当初の想定より気象状況が悪化しているためだという。 8:30 イオンは営業時間を短縮 総合スーパー大手のイオンリテールは、関東と東北、東海の1都8県(東京、福島、千葉、神奈川、埼玉、群馬、栃木、茨城、静岡)で展開する「イオン」「イオンスタイル」など計128店舗について、営業時間を短縮する。 東京や千葉、神奈川、埼玉の店舗は正午か午後1時までの営業とし、その他の店舗も午後5時までには閉める。 広報担当者によると、停電の影響を受け、一部店舗では営業開始の午前9時に開店できていないという。 大型商業施設のイオンモールは、関東と東海の1都8県(東京、千葉、神奈川、埼玉、群馬、茨城、栃木、静岡、愛知)の48施設で12日を臨時休業する。 7:50 […]
台風19号の影響で首都圏在来線・新幹線は13日昼頃まで運転見合わせの見通し(FNN.jpプライムオンライン)
JR東日本は、台風19号接近による明日(10/13)の首都圏各線区の運転の見通しについて発表した。発表した内容は下記の通り。 【画像】台風19号最新の予想進路図 10月12日(土)から10月13日(日)にかけて台風19号の影響が見込まれるため、本日(10/12)首都圏エリアの在来線および新幹線は、昨日(10/11)お知らせしたとおり、列車の運転を取りやめます。なお、明日(10/13)については、台風が通過したのち安全を確認するため設備点検等を実施、必要により倒木・飛来物等の撤去、被災設備の修繕等を行い、その後順次列車を運行します。 そのため、明日(10/13)の首都圏在来線各線区(特急列車含む)および新幹線は少なくとも昼頃まで運転を見合わせます。 今回の台風19号は、大型で非常に強い台風であるため、甚大な被害が予想され、被害を受けた線区では長時間にわたり運転見合わせとなる可能性があります。 安全の確認がとれた線区から順次運転を再開いたします。運転再開後も通常より運転本数が大幅に減る予定です。 なお、下記の線区・列車は明日(10/13)終日運転を取りやめます。 なお、下記の線区・列車は明日(10/13)終日運転を取りやめます。 【10月13日(日)】○終日運転を取りやめる線区湘南新宿ライン、中央本線(高尾~小淵沢間)、青梅線(青梅~奥多摩間)、烏山線、水戸線、水郡線○終日運転を取りやめる列車山形新幹線「つばさ」東海道線特急「スーパービュー踊り子」、「踊り子」中央線特急「あずさ」、「かいじ」、「富士回遊」常磐線特急「ひたち」特急「わかしお」、「しおさい」、「新宿さざなみ」、「新宿わかしお」特急「日光」、「きぬがわ」、「スペーシアきぬがわ」特急「草津」、「あかぎ」武蔵野線「むさしの」、「しもうさ」 ※その他の列車についても、運転を取りやめる可能性があります。 当該時間帯に列車のご利用を予定されているお客さまにおかれましては、ご予定の変更等をご検討ください。運転再開直後は大変な混雑が見込まれますので、ご利用時間を遅らせるなど、混雑緩和へのご協力をお願いいたします。ご利用のお客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、今後の情報にご注意ください。 ※他会社への振替輸送は行いません。※運転計画は今後の天候次第で変更する場合があります。※最新の情報につきましては、JR東日本ホームページ(https://www.jreast.co.jp)でもご案内しております。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号夕方から夜に静岡県または関東に上陸へ 大雨特別警報発表のおそれも(ウェザーマップ)
大型で非常に強い台風19号は、きょう(土)夕方から夜には静岡県または関東地方に上陸する見込み。東日本を中心に広い範囲で猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなり、東日本では記録的な暴風や大雨、高潮のおそれがある。暴風や高波、高潮、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒が必要だ。 大型で非常に強い台風19号は、きょう午前10時には八丈島の西南西にあって、1時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心の東側370キロ以内と西側280キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。 台風は、次第に進路を北東に変えて、非常に強い勢力を保ったまま、きょう夕方から夜には静岡県または関東地方に上陸し、あす(日)にかけて温帯低気圧の性質を帯びつつ、速度を速めながら東日本から東北地方を北東に進む見込み。その後、あす夕方までには、北海道の南東海上で温帯低気圧に変わる見通し。 <暴風・高波> 東日本から西日本の太平洋側では、海上を中心に猛烈な風が吹き、うねりを伴った猛烈なしけとなっている。あすにかけて、北日本から西日本の太平洋側を中心に、広い範囲で猛烈な風や非常に強い風が吹き、海は猛烈なしけや大しけとなる見込みだ。暴風やうねりを伴った高波に厳重な警戒が必要だ。 <高潮> 台風の接近に伴い、あす明け方にかけて、北日本から西日本の広い範囲で潮位が高くなる見込みで。特に静岡県では、過去最高潮位を超える記録的な高潮となるおそれがある。台風が接近・上陸する静岡県や関東地方を中心に、沿岸施設では重大な災害のおそれがあるので、高潮や、高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重な警戒が必要だ。 <大雨・雷・突風> 西日本から東日本の太平洋側を中心に、台風本体や台風周辺の雨雲がかかって雷を伴った非常に激しい雨が降っている。あすにかけて、台風本体や台風周辺の発達した雨雲の影響で、西日本から東北地方の広い範囲で雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見通し。東日本を中心に総雨量が多くなって、記録的な大雨となるおそれもある。関東地方と東海地方では狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となるおそれがあり、大雨の状況によっては、大雨特別警報を発表する可能性もありそうだ。 狩野川台風とは昭和33年9月に伊豆半島や神奈川県、東京都を中心に甚大な被害をもたらした台風で、死者・行方不明者は1200人以上にのぼる。静岡県の伊豆半島を流れる「狩野川」が氾濫したため、この名がついているが、神奈川東部や東京都心でも、記録的な大雨となり、この時の日降水量の記録は、今も破られていない。 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒が必要だ。また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
神奈川・千葉の沿岸部 まもなく台風19号の暴風域に(tenki.jp)
きょう12日午前11時現在、東海地方が台風19号の暴風域に入っているとみられ、神奈川県や千葉県の沿岸部もまもなく暴風域に入ります。 近畿の一部や東海が暴風域に きょう12日、大型で非常に強い台風19号は、午前11時には八丈島の西南西にあって、1時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいます。近畿地方の一部と東海地方が風速25メートル以上の暴風域に入っているとみられ、神奈川県や千葉県の沿岸部もまもなく暴風域に入ります。 東海、関東甲信で予想される最大風速は45メートル、瞬間的には60メートルと、電柱や街灯で倒れるものがあるほどです。強い風で飛ばされた物が当たって窓ガラスが割れることも考えられます。 なお、台風はこのあとも北上を続け、きょう夕方から夜に静岡県または関東地方に上陸する見通しです。暴風や大雨、高波、高潮に厳重警戒し、最新の台風情報をこまめに確認してください。 日本気象協会 本社 日直主任 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号 夕方にも東海か関東上陸へ 鉄道各社で大規模計画運休(FNN.jpプライムオンライン)
FNNプライムオンライン 東日本に上陸する中で過去最強クラスの台風19号は、12日の夕方から夜にかけて、東海地方か関東地方に上陸するとみられる。 記録的な暴風や大雨となるおそれがあり、警戒が必要。 こうした中、鉄道各社の大規模な「計画運休」はすでに始まっていて、JR東海によると、東海道新幹線では、東京 – 名古屋駅間で12日朝から終日運転を取りやめている。 名古屋へ帰る予定だった女性は「きのう福島で、娘の結婚のことで行っていて、きょう朝バスでこちらに着いて、動いていないので、帰るのに困ったな」と話した。 東北・上越などの各新幹線は、上下線で午前11時以降から本数を減らして運行し、その後、運休する。 また、JR東日本の在来線でも、12日朝から終日運転見合わせの路線があるほか、山手線などは午後1時ごろから運転を取りやめ、東急や小田急などでも順次運転を取りやめる。 一方、空の便では、全日空と日本航空が、羽田と成田を発着する国内線と国際線の多くの便で欠航を決めている。 FNN 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号 関西の交通機関も運休や欠航(読売テレビ)
読売テレビ 台風19号の接近で、12日の交通機関にも影響が出ている。東海道・山陽新幹線は、現在、東京と岡山の間で全ての運転を取りやめている。また、JRの特急や在来線でも多くの列車が運休していて、午後からは、さらに数が増える見込み。 関西空港と伊丹空港では、多くの便が欠航していて、神戸空港では12日の全ての便の欠航が決まっている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「津波被害を受けた母校を残したい」…女子大学生の想いが実現へ【福島発】(FNN.jpプライムオンライン)
福島県浪江町。沿岸部から300mほど離れたところにある請戸(うけど)小学校。震災当時、この場所にも津波が押し寄せた。校舎にいた82人の児童は避難して全員無事だったが、浪江町では182人が死亡し、今も31人が行方不明のまま。震災当時、請戸小の6年生だった大学生の横山和佳奈さん(21)。 母校の姿は変わらないまま… 横山和佳奈さん;堤防から何軒先なのかがわからなくて、誰の家かわからないんですよね…誰だろう。 震災前まで浪江町で祖父母と両親、弟の6人で暮らしていたが、津波で自宅は流され祖父母が犠牲に。さらに町は一時、原発事故の避難区域に指定され、長い避難生活を余儀なくされた。 横山和佳奈さん;自宅はたぶん、ここの砂利になっているところから、堤防のあたりまでですかね。あんまり請戸に戻ってきている感じがしないというか、そういうのはあるので。本当にこの家(自宅)の場所がわからない…。 震災で一変した故郷の風景…。そんな中、横山さんが当時通っていた請戸小は、津波が押し寄せた当時の姿をとどめていた。原発事故で15歳未満の町への立ち入りが一時制限されたため、避難後、横山さんが再び学校を訪れたのは、震災から3年後のことだった。 校舎を訪れた高校生(当時)の横山さん;今はもう実感がわいてるんですけど、一番最初に学校に来た時には、自分がテレビを見てる感じです。見てるものすべてが…。 大切な故郷の記憶を残したい。2018年10月、横山さんは請戸小の保存を検討する委員会のメンバーに加わり、校舎を震災遺構として残そうと活動を続けてきた。 横山和佳奈さん;請戸に戻ってきたなと、唯一感じるのが請戸小。私は請戸小が壊されたら、もう請戸に戻ってくる意味はないと思うぐらい、私の中の請戸の象徴として建っているような建物なので、これがなくなったら本当に請戸じゃなくなっちゃう気がする。 横山さんが参加した検討委員会の提言を受け、浪江町は2019年3月に校舎を震災遺構として保存することを正式に決定。2020年度までには整備を終えたいとしている。 横山和佳奈さん;ここに学校があったよという事実ではなくて、学校があって、こんな被害があったんだよ、波ってこんなに怖いんだよっていうの直に感じてもらいたい…。 震災前まで2万人を超えていた町の人口は、2019年8月の時点で1126人、町民の帰還率はわずか5%に留まっている。請戸小を震災遺構として残すことは、県の内外で避難を続ける町民にとっても大きな意味があるという。 横山和佳奈さん;請戸小は姿形は何も変わらず残っている、唯一 自分の記憶を思い出させるものだし、帰ってきたと心の底から思える場所。県内外から訪れたいろんな人が覚えていてくれれば、地元の人も忘れないし、請戸という地域が消えなくてすむと思う。請戸を残すためにも、とりあえず覚えていてね、忘れないでねという思いが一番。決して色あせることのない故郷の記憶。請戸小は震災と原発事故の教訓を伝えながら、変わりゆく町の未来を見守り続ける。 (福島テレビ) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
1千万筆超のヒバクシャ署名、国連に提出 核全廃訴える
核兵器の全面廃絶を求める「ヒバクシャ国際署名」連絡会のメンバーが11日、米ニューヨークの国連本部を訪れ、1千万筆を超えた署名の目録を国連側に提出した。メンバーの一人で、広島で被爆した藤森俊希さん(75)=長野県在住=は提出後、「世界と協力し、核兵器をなくすという努力を続けていく」と決意を語った。 藤森さんは日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)事務局次長。この日、軍縮を担当する国連総会第1委員会議長のヨレンティ・ボリビア国連大使と、国連軍縮部門のトップの中満泉事務次長に署名の目録を手渡した。 連絡会によると、署名は2016年から世界各地で集め、先月末までに1051万筆に達した。1億筆以上をめざしている。 17年に国連総会で採択された核兵器禁止条約は核兵器の全廃を定める。だが、発効に必要な50カ国・地域にはまだ届いておらず、唯一の被爆国である日本も批准に後ろ向きだ。 藤森さんは「現政権と、核兵器をなくしたいという国民がちぐはぐになっている気がする。核全廃の機運をさらに高めていきたい」と話した。(ニューヨーク=藤原学思) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル