ふるさと納税の新制度から大阪府泉佐野市を除外した総務省の決定をめぐり、同市の千代松大耕(ひろやす)市長は11日、高市早苗総務相を相手取り、決定の取り消しを求めて大阪高裁に提訴すると正式に表明した。提訴は11月6日までに行う必要があり、千代松市長は記者会見で「日程は弁護士と調整したい」と述べた。 第三者機関「国地方係争処理委員会」が市の主張を認めた勧告に対し、同省は今月3日、除外を取り消さないとする再検討結果を発表している。係争委が勧告した案件で自治体が国を提訴するのは初めて。 千代松氏は会見で「係争委の勧告を事実上無視する総務省の対応は、地方自治の根幹を大きく揺るがす。多くの自治体が危機感と違和感を抱いており、司法の場でしっかり主張していきたい」と語った。 同市でふるさと納税を担当する阪上(さかがみ)博則・成長戦略担当理事は「再検討結果は勧告に対して論理的に反論せず、一方的に思っていることを言っている」と批判。市瀬義文・法務担当参事は「勧告は論理的で正しい。法廷でも勧告に沿った主張をしたい」と話した。 高市早苗総務相は11日、「詳細は承知していないが、提訴ということであれば、総務省として適切に対応したい」とのコメントを出した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
明美ちゃん基金 ミャンマーの医療 順調に術後管理のスキル向上(産経新聞)
国内外の心臓病の子供たちを救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)の医療団は先月22日から約1週間にわたりミャンマー・ヤンゴンの国立ヤンキン子供病院で、現地スタッフに日本の医療技術を伝えながら心臓病に苦しむ計46人の子供たちを治療した。今回は3人の看護師も帯同。現地の術後管理のスキル向上が確認された一方、さらなるレベルアップに向けた課題も浮かんだ。(吉国在、吉沢智美) 手術を終えた患者がケアを受ける集中治療室(ICU)。あるベッドでは、キン・キン・ラさん(13)が看護師とともにミャンマーの民族衣装を着た女性の絵を描いたり、風船を膨らませたりしていた。一般病床へ移るための遊びを兼ねたリハビリだ。 生まれつき4つの心臓病がある「ファロー四徴症」を患っていたキンさんは、昨年9月に別の海外医療チームの手術を受けたが完治しなかった。今回、医療団による手術で苦しさがなくなるまでに回復。キンさんも「息がしやすくなった」と笑顔を浮かべる。 今回医療団に参加したのは桜井真秀子(まほこ)、権守礼美(ごんのかみ・あやみ)、小岩井良子の各看護師。渡航中は現地看護師とともに術後管理などにあたった。 風船を使ったリハビリは現地看護師のアイデアだ。「呼吸の訓練に風船はいい試み」と初参加の桜井さん。小岩井さんも、「基本的な知識やスキルがあるだけでなく、患者の回復のためにできることを実践していた」と振り返る。 「呼吸器をつけているときの患者の体勢は?」「チューブが詰まったらどうしてるの」。ICUでは現地看護師から日本式の術後管理に質問が相次いだ。ミャ・スー・エー看護師(31)は「海外のチームから看護の方法を学び、現状に合うものを選んで実践している」と説明する。 課題もある。約50人を収容する心臓外科病棟で患者のケアにあたる看護師の数はわずか10人。慢性的な人手不足が続き、術後管理には粗さも目立つ。 その一つが、正常値にもかかわらず鳴り続けていた異常を知らせるモニターのアラームだ。重篤な患者はわずかな変化を見逃すと致命的になりかねず、より丁寧なケアが必要になる。 ただ、強引に変えても意味はない。大事なのは、本人たちの理解と納得だ。 「次のステップへ進む準備は整いつつある」と権守さん。「難しい症例の患者を受け入れ、必要性を本人たちが感じる中で術後管理のスキルを高めていってくれれば」と期待を込めた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号 関空でも警戒(産経新聞)
昨年9月の台風21号で高波が護岸を乗り越えて浸水した関西国際空港。昨年は、滑走路が閉鎖され、ターミナル地下の電源設備が損傷し停電も発生したほか、連絡橋が通行不能となり、利用客ら約8千人が一時取り残された。 空港を運営する関西エアポートは現在、護岸のかさ上げ工事を進めており、今年6月までに地下出入り口に止水板を設置。空港の機能喪失ごとの対応を具体化した新事業継続計画(BCP)を4月に策定し、訓練を重ねている。 台風19号の接近を受け、航空各社は12日の旅客便について、到着・出発合わせて109便(11日午後4時現在)の欠航を決めた。国内線だけでなく国際線でも軒並み欠航となっている。 関西エアの西尾裕専務執行役員は「関係機関との連携が一番大事」と話す。11日午後には空港内の30機関が参加する総合対策本部(本部長=山谷佳之社長)を参集し、情報交換を進めた。同社は「12日朝にも会合を開く」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Hawks close in on Japan Series berth with victory over Lions
Kodai Senga threw eight innings and Taisei Makihara had a hand in five runs as the SoftBank Hawks beat the Seibu Lions 7-0 in Game 3 of the Pacific League Climax Series Final Stage on Friday. The win in the six-game stage leaves the Hawks one win shy of reaching […]
“企画展”再開抗議の名古屋市長に…愛知県知事が謝罪要求「県の施設で政治的プロパガンダ」(東海テレビ)
芸術祭『あいちトリエンナーレ』の企画展「表現の不自由展・その後」の再開に抗議して会場近くで座り込みをした名古屋市の河村市長に対し、愛知県の大村知事が謝罪を求めました。 大村知事は11日、河村市長に対し公開質問状を出し、10月8日に愛知芸術文化センターの敷地内で座り込みをした行為などについて、施設の管理規程に違反したとして、謝罪と再発防止の確約を求めました。 施設の管理規定では、許可を得ずにプラカードなどを掲げたり、シュプレヒコールをあげたりすることなどが禁止されていて、大村知事は河村市長がこうした規定に違反したとしています。 大村知事は11日夕方記者会見し「県の施設で政治的プロパガンダ、ヘイトまがいのスピーチなどの活動をした。極めて遺憾で絶対にあってはならないこと」と河村市長を厳しく批判しました。 従軍慰安婦を象徴する少女像や昭和天皇の肖像が焼かれる映像などを展示する「表現の不自由展・その後」は、愛知県と企画展の実行委員会が協議して再開されましたが、河村市長は「公共事業としてふさわしくない」と反対しています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風19号で12日欠航1800便超、20万人影響 鉄道も計画運休(Aviation Wire)
大型で非常に強い台風19号が10月12日夕方以降、東日本に上陸する可能性が高まってきたことから、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社だけで、12日は両社の国内線と国際線計1325便の欠航が決定。影響者数は約20万人を超えた。LCCや海外の航空会社なども含めると、12日の欠航は1800便以上にのぼる。 気象庁によると、台風19号は11日午後9時の時点で東京都八丈島の南西約440キロを時速20キロの速さで北北西へ進んでいる。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から東側370キロ以内と西側280キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。 12日午前9時には、中心気圧935ヘクトパスカルで、八丈島の西南西約270キロに達する見込み。12日夕方から夜にかけて東海または関東地方に上陸する見込み。13日にかけて温帯低気圧の性質を帯びつつ、速度を速めながら東日本から東北地方を北東に進むとみられる。 鉄道会社でも、12日は計画運休を実施。13日も点検などの影響で、運転再開が昼ごろになる可能性もある。羽田へ乗り入れる京浜急行電鉄(9006)は、12日正午ごろから運転本数を減らし、午後4時ごろには運転を取りやめる可能性がある。13日も運転再開は昼ごろになる場合があるとしている。東海道新幹線は、12日は東京-名古屋間は運転を終日取りやめる。 ◆ANA ANAでは、11日は関西発福岡行きNH1709便など国内線3便と、豪パース発成田行きNH882便など国際線20便の計23便の欠航が決定。合わせて3500人に影響が出た。 12日は、国内線は羽田・成田発着全便をはじめ、伊丹や関空、中部の発着便など558便と、国際線131便の計689便が欠航する。羽田・成田発着の国際線は、一部の深夜早朝便を除いて欠航し、関空・中部発着の国際線は全便欠航が決まった。12日の影響者数は、国内線が約8万9400人、国際線が約2万700人で、あわせて約11万100人にのぼる。 13日も、国際線4便の欠航が決定。上海(浦東)と瀋陽、広州、武漢から成田へ向かう便が欠航する。 ◆JAL JALでは、11日は羽田発中部行きJL209便など国内線7便と、サンフランシスコ発羽田行きJL1便など国際線15便の、計22便が欠航。約4050人に影響が出た。 12日は、羽田と成田、伊丹、関西空港、中部発着を中心とする国内線542便と、成田発フランクフルト行きJL407便など国際線94便の計636便が欠航する。12日の影響者数は、国内線が約8万1550人、国際線が約1万5830人で、あわせて約9万7380人に達した。 13日は、伊丹発成田行きJL3004便など国内線3便と、成田発グアム行きJL941便など国際線13便の欠航が決定している。 グループで那覇を拠点とする日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)では、12日は中部発那覇行き全便など17便の欠航が決定。臨時便として石垣発那覇行きNU1626便と、宮古発那覇行きNU1574便を運航する。 ◆中堅4社 スカイマーク(SKY/BC)では、12日は120便の欠航が決定した。13日も51便が欠航する。 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)では、12日は羽田発着を中心に国内線57便と、国際線1便の計58便が欠航。約2800人に影響が出る見通し。13日の運航については、12日正午前後に判断し、ウェブサイトに掲載を予定している。 エア・ドゥ(ADO/HD)では、12日は羽田発着を中心に60便の欠航が決まった。13日の運航は、12日午前中に決定する見通し。 ソラシドエア(SNJ/6J)では、12日は羽田-宮崎線や熊本線など51便の欠航が決定。約4350人に影響が出る見込み。13日は羽田発宮崎行き6J51便など8便の欠航が決まり、約640人に影響が出る見通し。 ◆LCC ピーチ・アビエーション(APJ/MM)では、12日は国内線58便と国際線18便の計76便の欠航が決定。合わせて1万997人に影響が出る見通し。13日は国内線16便と国際線4便の計20便の欠航が決まっており、3134人に影響が出るとみられる。 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)では、11日は国内線9便が欠航し、1556人に影響が出た。12日は、国内線118便と国際線7便の計125便の欠航が決定し、1万6054人に影響が出る見通し。13日は国際線1便の欠航が決まった。 エアアジア・ジャパン(WAJ/DJ)では、12日は国内線8便と国際線1便の欠航が決定。13日の運航は、状況が分かり次第発表するという。 ◆外航 ユナイテッド航空(UAL/UA)は、12日に日本を発着する全便の欠航を決めた。 セブパシフィック航空(CEB/5J)は、マニラ-成田線とセブ-成田線合わせて6便の欠航を決めた。 このほかの航空会社でも、台風の進路によっては欠航や遅延の発生が予想され、各社では最新情報をウェブサイトなどで確認するよう、呼びかけている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大型で強い台風19号 12日夕方から夜遅くにかけて東海地方最接近へ 大雨や強風等に注意を(東海テレビ)
大型で強い台風19号は12日夕方から夜遅くにかけて東海地方に最も接近する見込みで、気象台は大雨や強風などに注意するよう呼びかけています。 大型で強い台風19号は11日午後9時現在、八丈島の南西の海上を時速20キロのスピードで北北西に進んでいて、東海地方には12日夕方から夜遅くにかけ最も接近する見込みです。 台風の接近にともない、愛知県田原市では午後7時すぎから雨と風が強まり始めました。 12日午後6時までの24時間で予想される雨の量は、いずれも多いところで三重で400ミリ、愛知で250ミリ、岐阜で180ミリとなっています。 また12日にかけて東海地方では、最大瞬間風速が陸上で秒速35メートル、海上で秒速60メートルと予想されています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Yusuke Oyama keeps Tigers alive in Climax Series with ninth-inning home run
Yusuke Oyama hit it high and he hit it far. The question was did he hit it far enough? After a wait that seemed far longer than it was, especially for the thousands clad in yellow and black in left field, everyone got their answer. The ball was gone, the […]
風速60メートルの世界とは?過去には240万戸停電も
台風19号について、気象庁は24時間雨量が東海で最大800ミリ、関東甲信で500ミリ、最大瞬間風速は60メートルに達するとの見通しを示している。過去に同じ程度の風雨に襲われた地域は、大規模な土砂崩れ、住宅地や地下街の浸水のほか、樹木が倒れ鉄骨の建造物も壊れるなど、大きな被害に見舞われた。厳重な警戒が必要だ。 記録的な大雨としては、2000年9月の「東海豪雨」では、名古屋市で24時間降水量が観測史上1位の534・5ミリに達した。河川の堤防が決壊し、地下街に多量の水が流れ込んで地下鉄が2日間不通になった。死者7人、2万2千棟が床上浸水した。 東京電機大の安田進・名誉教授(地盤工学)は、今回の19号について「特に関東地方は経験したことのない大雨になりそうで、排水が追いつかず市街地の建物が浸水する『内水氾濫(はんらん)』が心配だ。土砂災害は火山灰でできた斜面や急傾斜地、盛り土で造成した宅地も危険がある」と指摘する。 斜面や扇状地は土砂災害、堤防… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風時の過ごし方、沖縄の友人「外に出ない」徹底ぶり
9月の台風被害の傷が癒えない関東に、大型の台風19号が非常に強い勢力を維持したまま近づいている。記者は「台風銀座」とも呼ばれる沖縄に2008~09年と、15~18年の2回赴任。沖縄の台風はとにかくパワフル。最大風速54メートル以上の「猛烈な」勢力で直撃することも珍しくない。沖縄県民に、台風接近時の過ごし方を聞いてみた。 「それは、外に出ないことだよ」。那覇市に住む友人の答えはシンプルだった。「ラジオ用の電池とカップラーメンを買いだめして、生鮮品は先に食べてできるだけ冷蔵庫を空にしておくこと」だそうだ。 確かに一番の台風対策は、外に出ないことだろう。沖縄県民のすごさは、その徹底ぶりだ。 まず台風接近の前夜、スーパーやコンビニから食品が消える。停電しても傷まないパンやレトルト食品が人気だ。暴風警報が出ると路線バスが運休し、学校も、民間企業も、県庁や市役所ですら、災害対策の要員を除いて休みになる。 暴風中は、室外機に負荷がかかるためクーラーも極力使わない。 記者が一番驚いたのは、15年8月24日、「辺野古」をめぐる問題について協議するため官房副長官が沖縄を訪れた時のことだ。この日も台風が接近していたため県庁は臨時休業。副長官と副知事の会談は予定通り行われたが、クーラーが使えないため応接室は蒸し暑く、政府関係者や県職員たちはみな汗だくだった。 一部の店舗は営業するが、不意にドアが開くと突風が吹き込むため、自動ドアはスイッチを切って手動で開閉する。朝日新聞那覇総局の事務所が入るビルも、台風が来るたびに警備員がすべてのドアや窓を施錠し、内部からも勝手に開けられなくしていた。 植木鉢や自転車などは家の中に入れ、路上からは立て看板が消える。停電もしょっちゅう起きるため、台風接近前にお風呂や食事を済ませる……。 要するに、災害の時は不測の事態に備えつつ、安全な場所でじっとする、ということだ。自然の猛威を何度も目の当たりにしているからこそのシンプルな答え。ぜひ参考にしたいと思う。(上遠野郷) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル