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「故郷を壊さないで」 街路樹伐採に反対の住民が監査請求で意見陳述

 東京都の千代田区道「神田警察通り」の整備に伴う街路樹伐採をめぐり、伐採中止を求めた2件目の住民監査請求で、地元住民が10日、意見陳述をした。伐採の賛否が分かれたまま地域住民の間に亀裂が深まっているとして、「大切な故郷が壊されるのは許せない」と訴えた。 請求では、区議会は伐採を含む整備工事の契約議案を賛成多数で可決したが、判断の基になる区の説明は虚偽の内容もあると主張。「根拠を欠く議決は無効で、その議決に基づく契約は違法」と訴えている。住民は陳述で「伐採を知らされたのは議決の後。反対さえできなかった。保存を求める住民の声を聴かずに進めるのは、自治体としてあるまじき姿」と批判した。 区が街路樹を伐採する理由として「現在のイチョウを残すと歩道スペースが、政令で定める2メートルの幅を確保できない」と説明していることに対し、住民は、国土交通省による説明は「柔軟に対応できる」だったと反論。先行して整備された1期区間では2メートル未満の部分もあるとして、「反対を押し切って2メートルを確保する必要はない」と主張した。 伐採に反対する住民が徹夜で…この記事は有料会員記事です。残り547文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「ウソ発見器」のしくみは?

「『ウソ発見器』のしくみは?」兵庫県・原山るかさん(中3)からの質問ののちゃんのDo科学ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com ののちゃん 刑事ドラマで犯人役の人がウソ発見器にかけられているのを見たよ。なんだかあやしいけど、ほんとに使われてるのかな? 藤原先生 ポリグラフ検査のことね。全国の警察の研究所に検査の担当者がいて、機械を警察署に持ち運んで検査しているらしいよ。正確に言うと、「ウソをついているかどうか」ではなく、「知っているか知らないか」を判断する装置だね。 のの 何を調べて判断するの? 先生 からだにセンサーをつ…この記事は有料会員記事です。残り1008文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

「なぜこんな顔に」疾患嘆いた少年の20年後 背中押された大学生は

 生まれた時に顔に疾患があったシンガー・ソングライターの半生が演劇になった。脚本を手がけたのはライブを見にきた大学生。執筆に駆り立てた、その歌い手の生き様とは。 「1982年10月30日、両親の初めての子どもとして生まれた。しかし、顔の真ん中が裂けていた」 「両親にとって人生で一番喜ぶべき日が、人生で一番涙を流した日になった」 追手門学院大学(大阪府茨木市)の学生たちが演じる約1時間の劇は、こんなセリフから始まる。 タイトルは「鼻曲がりと言われた少年」で、6月に学内で3回上演される。大阪市のシンガー・ソングライター、YOUさん(39)の半生が題材で、内容のほぼ全てが実話に基づいている。あらすじはこうだ。家族の絆、音楽との出会い YOUさんには唇や上あごが裂けて生まれる「口唇口蓋裂(こうがいれつ)」という疾患があった。幼い頃は上の歯茎に穴が開き、サ行とタ行がうまく発音できなかった。 「小学校でいじめられないか…この記事は有料会員記事です。残り1253文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

復旧と備えを、NPO活動再開 九州北部豪雨5年、ボランティア募集

 2017年7月の九州北部豪雨から間もなく5年。被災地で災害ボランティアの活動を続けてきた福岡県大野城市のNPO法人「日本九援隊」は12日から、コロナ禍で停滞していた活動を本格的に再開させる。取り組むのは被害からの復旧と同時に、次なる大雨への「備え」だ。 九援隊が活動に入るのは、朝倉市の比良松地区。17年の豪雨で川が氾濫(はんらん)し、道路が冠水、土砂や流木は住宅に流れこんだ。九援隊は豪雨の直後からこの地域に入り、がれきの撤去など支援を続けてきた。 だが20年以降は新型コロナウイルスの感染拡大で、活動は何度も中断。5年間で生活再建のための復旧が進む一方、住民だけでは手が回らない水路などは今も、特に上流域で土砂がたまったままの所が少なくない。 比良松地区では、果樹園近く…この記事は有料会員記事です。残り354文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

JR九州、朝の通勤列車を削減へ 博多発着中心に9月から定員1割減

加藤裕則2022年6月11日 6時00分 JR九州は10日、西九州新幹線の開業に伴うダイヤ改定で、朝の通勤帯に博多駅を発着する列車を減便すると発表した。コロナ禍による乗客減に合わせた対応で、定員数で1割減る。9月23日から新ダイヤで運行する。 通勤帯の午前7時15分~8時45分の1時間半では、小倉方面からの博多駅着下り列車はこれまでの15本から13本となり、定員数は92%に減る。鳥栖方面から博多駅着の上り列車は16本から13本で、定員数は90%になる。 同時間帯で小倉方面からの折尾駅着の下り列車は9本と変わらないが、車両の変更などで定員数は93%になる。折尾方面から小倉駅着の上り列車は12本から11本に減らし、定員数は93%に減る。 今春と2019年春を比べると、朝の通勤時間帯の博多駅の利用者は約2割減っているという。(加藤裕則)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

秀吉の時代の伝統残す 京都・三条大橋の改修案決まる

 東海道の終点、京都・三条大橋のリニューアル案が10日、公表された。老朽化に伴い、住民や橋の専門家らが検討していた。来年度末の工事完了を目指す。 豊臣秀吉が架けた、日本初の石柱橋とされる。木製の欄干は、デザインを変えずにヒノキで新調。伝統的な色や模様を使った歩道や柵を新設するという。 工事には4億円以上かかる見…この記事は有料会員記事です。残り63文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

西九州新幹線のダイヤ発表 上下47本 朝夕は1時間あたり片道2本

 JR九州は10日、9月23日に開業する西九州新幹線(武雄温泉―長崎)と、乗り継ぎの在来線特急のダイヤを発表した。新幹線は武雄温泉―長崎が上下で1日44本、新大村―長崎を3本の計47本。同社は「朝方と夕方は1時間あたり片道で2本、日中は1本の運行」としている。 西九州新幹線の列車は6両編成で名称は「かもめ」。博多―長崎は最速1時間20分で、これまでより30分短くなる。 停車駅で3パターンを設定…この記事は有料会員記事です。残り389文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

訪日客再び 受け入れ準備進む観光地 マスクの着用は理解得られる?

 訪日外国人客(インバウンド)の受け入れ手続きが10日、約2年ぶりに再開された。当面は政府が新型コロナウイルスの感染リスクが低いと判断した国・地域からの添乗員付きツアー客に限られる。実際に来日が始まる6月下旬以降に向けて、受け入れ準備を進める観光地の期待は高まるが、日本の感染対策に理解を得られるか心配する声もある。 東京・浅草の仲見世通りは10日の日中、和服姿の女性や修学旅行の中学生らでにぎわっていた。仲見世商店街振興組合では全88店に、マスク着用や手洗いなどを呼びかける英文のポスターを配布。受け入れに向けて準備を進める。金子弘之理事長は「これがコロナ禍の『終わりの始まり』であってほしい」と期待した。 江戸時代から仲見世に店を構える「江戸趣味小玩具 助六」の木村可奈江さん(51)は「コロナ禍で売り上げがゼロだった日もあった」とこの間を振り返る。 インバウンドの増加に期待を寄せつつ、感染対策への心配も。親指サイズの人形などを販売するが、手に取って品定めする人も少なくないという。政府は、混み合った施設などでのマスク着用をうたう旅行会社向けの指針をつくっている。「マスクをしてください、触らないでくださいと、一人ひとり声をかけたい」 伊勢志摩観光の中心地、伊勢神宮(三重県伊勢市)周辺でも、参拝者増への期待が高まる。 市によると、今年5月までの参拝者数は前年同期比約1・7倍の267万6452人。回復基調にあるが、外国人とされる参拝者数はわずか0・16%の4230人にとどまる。海外からの旅行客が増えることで国内の感染状況は悪化しないのか。記事の後半では、感染症に詳しい専門家に見立てを聞きました。 内宮前の観光施設「おかげ横…この記事は有料会員記事です。残り2611文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

大阪・淀川で遺体発見 京都・宇治川で流された男児か

2022年6月11日 0時00分 10日午後4時10分ごろ、大阪府高槻市東上牧3丁目の淀川で、釣りをしていた男性から「うつぶせの水死体を見つけた」と110番通報があった。府警は、5日に京都市伏見区の宇治川の観月橋上流で流され、行方不明になっている男児(11)の可能性もあるとみて調べている。 府警枚方署によると、ズボンが男児の着用していたものと似ているという。宇治川の観月橋付近から発見場所までの距離は直線で約11キロ。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

沈没事故を教訓に…観光船の事業許可、5年ごとの更新制へ 国交省

 北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故を受け、国土交通省は10日、再発防止策を議論する有識者検討会で、小型観光船の事業許可を5年ごとの更新制とする方針を示した。更新時に国が安全対策や教育訓練などの計画をチェックし、安全意識の低い事業者は撤退させる考えだ。 方針は検討会でおおむね了承された。導入時期は今後、検討するという。 カズワンをめぐっては、昨年も2度、事故を起こし、運航会社が国の監査を受けていた。その後も運航管理者の対応や定点連絡といった安全対策が不十分だったとみられ、不適格な業者に対するチェックの強化が課題となっていた。 そのため国交省は、小型観光…この記事は有料会員記事です。残り367文字有料会員になると続きをお読みいただけます。Source : 社会 - 朝日新聞デジタル