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囲碁界の「ハンマー女子高生」 決勝前になぜ鬼ごっこ?

 男女が同じ土俵で戦うプロ棋戦で女性として最高の成績となる準優勝を果たした上野愛咲美(あさみ)女流棋聖(17)が11日、都内の日本記者クラブで会見した。囲碁棋士では過去、趙治勲名誉名人(63)、七冠を達成した井山裕太・現四冠(30)が会見しているが、女性は初。加えて17歳でこの場に招かれたのは、同クラブ50年の歴史で最年少という。快挙がかかる決勝前に「鬼ごっこ」をした理由や、「ハンマー」と評される棋風についてなど、終始にこやか、マイペースに語った。 ――第28期竜戦戦で準優勝が注目されました。まずはその気持ちを  竜星戦は予選でも一度も勝ったことがなく、女流タイトルを取れたことによってシードで出られた。何とか運よく本戦の決勝トーナメントに進むことができた。そこで私としては満足でした。そこから打ってもらえることが光栄な先生に対局してもらえて、幸運にも決勝に進出できてよかったです。 ――要因を挙げると?  一番よかったのは、運がよかったことです。 ――対局の時は緊張しないんですか?  碁盤を前にするとあまり緊張しなくなる気がします。囲碁棋士なので碁盤をよく見ているので、碁盤を見ると安心するのかなと思います。 ――対局の前に鬼ごっこしていたそうですが?  夜の対局は頭が回らないので運… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

アマゾンジャパンに行政指導 個人情報の漏洩で保護委

 政府の個人情報保護委員会は11日、アマゾンジャパンに行政指導をしたと発表した。9月下旬、アマゾンの一部の利用者の画面に他の利用者の氏名や住所、注文履歴などが誤表示されたことに対し、再発防止を求めた。保護委によると、約11万アカウントの利用者の個人情報がほかの利用者に表示された可能性があるという。  誤表示は9月26日に発覚し、その日のうちに解消された。同社は影響を受けた利用者に対して10月4日に個別に連絡したという。誤表示はアマゾン内のシステムの不具合によるもので、不正アクセスなどではないとしている。 Source : 社会 - 朝日新聞デジタル

台風19号 「強行遠足」強行できず 甲府一高の伝統行事(産経新聞)

 山梨県立甲府一高(甲府市)は、11~12日に予定していた伝統の長距離歩行行事「強行遠足」を台風19号の影響で中止した。 強行遠足は前身の旧制甲府中時代の大正13年に開始。コースや距離が変わり、現在は、男子は長野県小諸市までの104キロ、女子は山梨県北杜市から長野県小海町までの40キロ余りがコース。 90年余りの歴史の中で、終戦の昭和20年と伊勢湾台風の34年に中止になったことがあるという。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台風19号 東海・関東に上陸へ 大雨特別警報を発表する可能性も(ウェザーマップ)

 大型で非常に強い台風19号は、12日(土)夕方から夜にかけて東海地方または関東地方に上陸する見込みだ。東日本を中心に広い範囲で猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなり、東日本では記録的な暴風や大雨のおそれがある。暴風や高波、高潮、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒が必要だ。  台風19号は、11日(金)午後10時には八丈島の南西にあって、1時間に約20キロの速さで北北西へ進んでいる。中心付近の最大瞬間風速は65メートル。台風は、次第に進路を北北東に変えて、非常に強い勢力を保ったまま、12日夕方から夜にかけて、東海地方または関東地方に上陸し、13日(日)にかけて速度を速めながら東日本から東北地方を北東に進む見込み。その後、北海道の南東海上で温帯低気圧に変わる予想。 暴風・高波・高潮  東日本から西日本の太平洋側の海上では、非常に強い風が吹いている。12日には、北日本から西日本にかけての広い範囲で非常に強い風や猛烈な風が吹き、台風が接近・上陸する東海地方から関東地方を中心に記録的な暴風が吹く。  東日本の太平洋側から沖縄地方にかけては、うねりを伴い大しけとなっていて、伊豆諸島では猛烈なしけとなっている。12日には、東北地方から西日本の太平洋側では、猛烈なしけとなる所がある。また、北日本から西日本の広い範囲で、12日昼過ぎから13日にかけて、高潮のおそれがある。 その後、13日は北日本から東日本にかけて猛烈な風や非常に強い風が吹いて、猛烈なしけや大しけとなるおそれがある。東海地方や関東地方では、高潮や、高潮と重なり合った波浪による浸水、沿岸施設の損壊にも厳重な警戒が必要だ。 大雨・雷・突風  12日には、台風本体や台風周辺の発達した雨雲の影響で、西日本から東北地方の広い範囲で雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる。台風は13日にかけて東日本から東北地方に進み、東日本を中心に総雨量が多くなって、記録的な大雨となるおそれがある。関東地方と東海地方では狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となるおそれがあり、大雨の状況によっては、大雨特別警報を発表する可能性もある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するとともに、竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要だ。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

関電問題、大阪万博に波及も 財界200億円寄付集めに不透明感(産経新聞)

 関西電力経営幹部らによる金品受領の責任をとって経営陣が引責辞任した問題が、経済界にも波紋を広げている。退陣した八木誠前会長(69)は、関西経済連合会の副会長職も辞任。関経連は当面、副会長が1人少ない体制を余儀なくされる。関西では2025(令和7)年大阪・関西万博というビッグイベントを控える中、財界活動の牽引(けんいん)役が表舞台から去る緊急事態に陥った。■抜けた穴は埋めず 「関電が今後どのように社会貢献をするのか。関電が決めることだが、(財界活動に)協力はいただけると思っている」 関経連の松本正義会長(住友電気工業会長)は11日に京都市内で開かれた記者会見で、八木氏の副会長辞任の影響を問われ、こう答えた。関電が財界の要職から離れるのは極めて異例だが、企業として財界活動への協力を継続するよう呼びかけたものだ。 関電は過去に4人の関経連会長を輩出。事務局への職員派遣などでも貢献してきた。八木氏は平成29年5月に関経連副会長に就任。会長は副会長から昇格する慣例があり、八木氏は松本氏の後任の有力候補と目されてきた。 関電が金品受領問題を公表した当初、八木氏は関電会長を続投する姿勢を示したが、批判は高まる一方で、結局、9日午後の記者会見で辞任を発表した。その直前の同日午前、「財界にもご迷惑をおかけする」と関経連副会長を退く意向を電話で直接、松本会長に伝えた。辞任を予想していた松本氏は、詳しい経緯は聞かずに了承したという。 関経連副会長は13人いたが、当面は八木氏の抜けた穴を埋めず12人体制で活動していく。■「新体制で判断を」 最も影響が懸念されるのは、万博に向けた寄付金集めだ。約1250億円と試算される会場建設費を国、大阪府・市、民間で3分の1ずつ負担する計画で、民間の負担分は約400億円。このうち関西経済界は200億円の寄付金集めを目指しており、関電には15億円の寄付が期待されていた。 関電の岩根茂樹社長はこれまで「万博には積極的に協力していく」と前向きだった。しかし、金品受領問題を受けて9日、第三者委員会の調査報告を待って辞任すると発表。記者会見では、関電の万博への関わり方について「新しい経営体制で判断してほしい。私が申し上げる立場にない」と述べるなど、先行きには不透明感も出てきた。 松本氏は「八木さんに抜けられて痛いが、万博推進は他の副会長と一丸になって全力で取り組んでいく。悲観的には思っていない」と強調。大きな推進力を欠いた緊急事態を力を合わせて乗り切る構えを見せた。(安田奈緒美)Source : 国内 - Yahoo!ニュース

組本部の使用を制限 山口組分裂抗争激化で兵庫県警(産経新聞)

 指定暴力団山口組と神戸山口組の分裂抗争激化を受け、兵庫県警は11日、暴力団対策法に基づき、神戸市内にある両組織の組本部など、県内11カ所の暴力団事務所に対し、使用制限の仮命令を出した。捜査関係者への取材で分かった。山口組総本部の使用制限は初めて。 指定暴力団の対立抗争が起きた場合、暴対法に基づき都道府県の公安委員会は組事務所の使用を3カ月間禁止することができる。緊急時には警視総監や警察本部長が仮命令を出すことも可能。仮命令後に組側の意見を聴き、本命令を出すかどうかを決定する。 捜査関係者によると、県警は両組織の抗争が市民生活に重大な影響をもたらしていると判断。県警は11日夜、暴対法に基づき、山口組総本部や神戸山口組本拠事務所など県内11カ所の暴力団事務所に使用制限の仮命令を出したという。 神戸山口組は平成27年8月、山口組を離脱した勢力が結成。両組織をめぐっては、4月に神戸市の商店街で神戸山口組系組長が山口組系組員に刺され重傷を負う事件が発生。8月下旬には山口組直系「弘道会」系組員が銃撃されて重傷を負い、今月10日には神戸山口組直系「山健組」系組員2人が弘道会系幹部の男に射殺されるなど、抗争が激化している。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

泉佐野市長、総務相を提訴表明 ふるさと納税で除外取り消し訴え(産経新聞)

 ふるさと納税の新制度から大阪府泉佐野市を除外した総務省の決定をめぐり、同市の千代松大耕(ひろやす)市長は11日、高市早苗総務相を相手取り、決定の取り消しを求めて大阪高裁に提訴すると正式に表明した。提訴は11月6日までに行う必要があり、千代松市長は記者会見で「日程は弁護士と調整したい」と述べた。 第三者機関「国地方係争処理委員会」が市の主張を認めた勧告に対し、同省は今月3日、除外を取り消さないとする再検討結果を発表している。係争委が勧告した案件で自治体が国を提訴するのは初めて。 千代松氏は会見で「係争委の勧告を事実上無視する総務省の対応は、地方自治の根幹を大きく揺るがす。多くの自治体が危機感と違和感を抱いており、司法の場でしっかり主張していきたい」と語った。 同市でふるさと納税を担当する阪上(さかがみ)博則・成長戦略担当理事は「再検討結果は勧告に対して論理的に反論せず、一方的に思っていることを言っている」と批判。市瀬義文・法務担当参事は「勧告は論理的で正しい。法廷でも勧告に沿った主張をしたい」と話した。 高市早苗総務相は11日、「詳細は承知していないが、提訴ということであれば、総務省として適切に対応したい」とのコメントを出した。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

明美ちゃん基金 ミャンマーの医療 順調に術後管理のスキル向上(産経新聞)

 国内外の心臓病の子供たちを救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)の医療団は先月22日から約1週間にわたりミャンマー・ヤンゴンの国立ヤンキン子供病院で、現地スタッフに日本の医療技術を伝えながら心臓病に苦しむ計46人の子供たちを治療した。今回は3人の看護師も帯同。現地の術後管理のスキル向上が確認された一方、さらなるレベルアップに向けた課題も浮かんだ。(吉国在、吉沢智美) 手術を終えた患者がケアを受ける集中治療室(ICU)。あるベッドでは、キン・キン・ラさん(13)が看護師とともにミャンマーの民族衣装を着た女性の絵を描いたり、風船を膨らませたりしていた。一般病床へ移るための遊びを兼ねたリハビリだ。 生まれつき4つの心臓病がある「ファロー四徴症」を患っていたキンさんは、昨年9月に別の海外医療チームの手術を受けたが完治しなかった。今回、医療団による手術で苦しさがなくなるまでに回復。キンさんも「息がしやすくなった」と笑顔を浮かべる。 今回医療団に参加したのは桜井真秀子(まほこ)、権守礼美(ごんのかみ・あやみ)、小岩井良子の各看護師。渡航中は現地看護師とともに術後管理などにあたった。 風船を使ったリハビリは現地看護師のアイデアだ。「呼吸の訓練に風船はいい試み」と初参加の桜井さん。小岩井さんも、「基本的な知識やスキルがあるだけでなく、患者の回復のためにできることを実践していた」と振り返る。 「呼吸器をつけているときの患者の体勢は?」「チューブが詰まったらどうしてるの」。ICUでは現地看護師から日本式の術後管理に質問が相次いだ。ミャ・スー・エー看護師(31)は「海外のチームから看護の方法を学び、現状に合うものを選んで実践している」と説明する。 課題もある。約50人を収容する心臓外科病棟で患者のケアにあたる看護師の数はわずか10人。慢性的な人手不足が続き、術後管理には粗さも目立つ。 その一つが、正常値にもかかわらず鳴り続けていた異常を知らせるモニターのアラームだ。重篤な患者はわずかな変化を見逃すと致命的になりかねず、より丁寧なケアが必要になる。 ただ、強引に変えても意味はない。大事なのは、本人たちの理解と納得だ。 「次のステップへ進む準備は整いつつある」と権守さん。「難しい症例の患者を受け入れ、必要性を本人たちが感じる中で術後管理のスキルを高めていってくれれば」と期待を込めた。Source : 国内 - Yahoo!ニュース

台風19号 関空でも警戒(産経新聞)

 昨年9月の台風21号で高波が護岸を乗り越えて浸水した関西国際空港。昨年は、滑走路が閉鎖され、ターミナル地下の電源設備が損傷し停電も発生したほか、連絡橋が通行不能となり、利用客ら約8千人が一時取り残された。 空港を運営する関西エアポートは現在、護岸のかさ上げ工事を進めており、今年6月までに地下出入り口に止水板を設置。空港の機能喪失ごとの対応を具体化した新事業継続計画(BCP)を4月に策定し、訓練を重ねている。 台風19号の接近を受け、航空各社は12日の旅客便について、到着・出発合わせて109便(11日午後4時現在)の欠航を決めた。国内線だけでなく国際線でも軒並み欠航となっている。 関西エアの西尾裕専務執行役員は「関係機関との連携が一番大事」と話す。11日午後には空港内の30機関が参加する総合対策本部(本部長=山谷佳之社長)を参集し、情報交換を進めた。同社は「12日朝にも会合を開く」としている。 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース

“企画展”再開抗議の名古屋市長に…愛知県知事が謝罪要求「県の施設で政治的プロパガンダ」(東海テレビ)

 芸術祭『あいちトリエンナーレ』の企画展「表現の不自由展・その後」の再開に抗議して会場近くで座り込みをした名古屋市の河村市長に対し、愛知県の大村知事が謝罪を求めました。 大村知事は11日、河村市長に対し公開質問状を出し、10月8日に愛知芸術文化センターの敷地内で座り込みをした行為などについて、施設の管理規程に違反したとして、謝罪と再発防止の確約を求めました。 施設の管理規定では、許可を得ずにプラカードなどを掲げたり、シュプレヒコールをあげたりすることなどが禁止されていて、大村知事は河村市長がこうした規定に違反したとしています。 大村知事は11日夕方記者会見し「県の施設で政治的プロパガンダ、ヘイトまがいのスピーチなどの活動をした。極めて遺憾で絶対にあってはならないこと」と河村市長を厳しく批判しました。 従軍慰安婦を象徴する少女像や昭和天皇の肖像が焼かれる映像などを展示する「表現の不自由展・その後」は、愛知県と企画展の実行委員会が協議して再開されましたが、河村市長は「公共事業としてふさわしくない」と反対しています。東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 - Yahoo!ニュース